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転職回数が多い20代は就職が不利?転職回数が就職に与える影響を解説

転職回数が多い20代は不利? 転職コラム

自分に合った会社に出会えず、転職を繰り返していると「次の職場もダメだったらどうしよう」「転職回数が多いと希望の会社に就職できない?」そんな不安な気持ちになりますよね。

やはり、短期間で転職をしていると「うちに入社してもすぐにやめるかも」「どうしてこの会社に入社しようと思ったんだろう」とマイナスな印象を与えてのスタートになりがちです。

なぜなら、実際に私が採用担当として面接や書類選考をしてきた中で、上に書いたようなマイナスなイメージを持ってから選考することが何度もあったからです。

この記事では、20代のうちに転職を多くしてしまうリスク・転職を複数回していても転職できるのかについてを詳しくご紹介しています。

早速ですが、先に結論を言うと転職回数が多くても転職できます。

転職が多いことにネガティブなイメージを持つ人は多くいますが「転職が多い場合の転職の仕方」をポイントごとに押さえておけば問題ありません。

記事の後半に具体的な方法を書いているので、まずは回数が多いと生じるリスクについて触れていきましょう。

転職面接の定番「転職回数が多いようですがそれはなぜ?」を聞かれたときの正しい答え方

転職回数が多い20代の転職が難しい理由4選

転職回数が多い20代の転職が難しい理由

はじめに、転職回数が多いと採用する側にどんなイメージを持たれてしまうのか解説します。

転職回数が多いと外資系企業への転職は不利なのか?

①すぐに辞めると思われる

単純明快ですね。

「嫌なことや苦手なことへの耐性が弱いのでは?」などすぐに退職されてしまうと、コストをかけて採用しても無駄になってしまいます。

②計画性のなさを疑われる

就職は本来「何がしたくてその会社に入るのか」「会社側は採用することでどんなメリットがあるのか」など可能な限り自分が採用されたあとに、どんな風になっているのか、どんな風になりたいのかを明確にして挑むのが基本です。

こういった計画性がはっきりしていないと、採用しても「仕事をダラダラしそう」などのマイナスなイメージを与えてしまい、書類選考や面接で落とされてしまう可能性が高くなります。

③継続力がないと思われる

転職の回数が多いのは、目的がはっきりしていればマイナスに捉えられることばかりではないですが、転職の間隔が短いのは中々プラスに説明するのが難しく、継続力がないと判断されがちです。

また、仕事上でトラブル(人間関係・業務上のミスが多い・やる気がない)が原因で
転職を繰り返していると判断する採用担当者も中にはいます。

④嫌なことをすぐ投げ出す性格と思われる

転職回数が多い=すぐに投げ出す性格と判断されてしまうことも多いです。

③と同じように転職する間隔が短いと、嫌なことから逃げるために転職を繰り返しているかもしれないとマイナスに捉えられてしまう可能性をあげてしまいます。

20代に対して企業が不安を感じる転職回数は3回

近年、転職回数を気にしない企業というのも出てきているようですが、多くの会社は転職の回数をシビアに見ています。

前述している通り、転職の理由が明確で計画性があると判断できる材料があれば良いですがそうでない場合、転職回数が少ないに越したことはありません。

また、一般的に20代のうちは2〜3回程度が転職回数の限度と言われています。

社会人3年目での転職は可能?転職する前に知っておきたい5つのポイントとは

転職回数が3回以上の20代は就職できる?

転職回数が影響して就職できないというのはありません。

ここまでで紹介した通り、回数のみで判断してしまう会社もありますが「志望動機」「自己PR」など転職を3回繰り返している明確な理由が伝われば基本的に問題ありません。

また、明確な理由がない場合は、これまでの経験で次の仕事に活かせることがないかスキルの棚卸をしてみましょう。

持っているスキルを組み合わせることで、予想外にピッタリな志望動機が見つかることもあります。

転職を後悔した人達-それぞれのケースから学ぶ後悔をしないための対処法

転職回数の多い20代が就職するポイント

転職回数の多い20代が就職するポイント

各ポイントをしっかりと押さえることができれば、場合によっては転職が多いことを
自分の強みにすることができるかもしれません。

体系的にまとめているので、繰り返し確認してみてください。

採用担当者にどう答える?転職に成功するための退職理由と回答例

転職の目的と志望動機とを関連付けてアピールする

「これまでの会社では〇〇が納得いかず、何度か転職を繰り返しましたが、御社であれば、〇〇の制度があるため納得のいく働き方ができると思い応募しました」など経験をもとにした関連付けができていれば、採用担当者もプラスに捉えることができて好印象です。

ポテンシャル採用を狙う

ポテンシャル採用とは、中途採用のように「これまでの経験に基づいた評価」ではなく、採用する会社にとって「あなたの成長を見込んで」採用する方法を言います。

主に20〜25歳でポテンシャル採用に成功している人が多くいます。

応募理由が「〇〇業界の〇〇な部分を知り、それが仕事としてできることにとても魅力を感じています。未経験ですが、この業界と御社の発展のためにとにかくこの業界を盛り上げ、自分も成長していきたい」といった具合に、会社にとっても業界にとっても将来性が期待できると思わせることができれば、採用される可能性はかなり高いでしょう。

自分は当てはまるなという方は、そういった応募の仕方もあるので参考にしてみてください。

自分の強みを理解する

前述した「スキルの棚卸」に似ていますが、これまで経験したことで「できるようになった」ことや「応募する会社にとって自分がどれだけ相応しいか」といった部分が当てはまります。

例えば、IT系の会社を目指す時に「私はこれまでの会社でWEB関連の広報として様々なPRに関わってきました。そのため、どのように伝えればPRしたいことがお客様に伝わりやすいのかを考えるスキルを持っています」といった感じです。

さまざまな職場で得た経験をアピールする

応募する会社が求めるスキルの中に、あなたの経験で当てはまったり、繋げることができるものがあるときは、しっかりアピールしましょう。

うまくアピールできれば、採用後をイメージしやすくなり採用の確率を高めることができます。

また、繰り返しになりますが、当てはまるものがなくても、経験したことをかけ合わせてみることで、応募する会社にとってマッチするものがないか、必ず確認してください。

単体でみると当てはまらなくても、かけ合わせると意外と求めているスキルや経験につながることがあります。

大手企業への就職には慎重に

「他の会社だとできないことが、応募する会社はできる」「自分のこれまでの経験やスキルがこの会社であれば活かせる(活かしたい)」などあれば大手企業であっても挑戦してみるのはいいと思います。

ただ、中小企業とは違い採用する際のチェック項目はとても細かくありますし、大手企業ならではの特性があります。(高いスキルが求められる・意思決定スピードが遅い)

企業の大きさが違えば、前職と仕事の仕方が違うのは当たり前なので、そういった部分も含めて応募する会社を選択してください。

転職エージェントを活用する

無料であなたの転職活動をサポートしてくれるサービスです。

  • 応募するのに必要な手続きを代行してくれる
  • あなたにあった面接対策をしてくれる
  • 給与面の交渉をしてくれる など使わない手はありません。

転職回数が多い20代でも安心の転職エージェント3選

転職エージェントと一言で言っても、サービスごとに得意領域があります。

今回は、転職回数が多い方におすすめのサービスをご紹介します。

doda

doda_LP_PC
満足度★★★★★ 5
求人数 約260,000件
対応地域 全国47都道府県
料金 無料
公式サイト https://doda.jp/
運営会社 パーソルキャリア株式会社
プラン詳細を見る
特徴
業界最大級の求人数を誇る人気転職サイト 公開求人だけで22万件もある 幅広い業界・職種の求人を掲載

現役社員が口コミをする機能があるので、内部事情を知ってから応募できる。

転職回数をこれ以上増やしたくない方におすすめ。

dodaのエージェントは転職におススメのサービス!評判・口コミを徹底解説

ハタラクティブ

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ハタラクティブの特徴

  • 経歴に自信がなくても転職成功できる
  • アドバイザーのサポートが手厚い
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未経験OKの求人が多数あり。

異業種から転職を繰り返しているけどこれで最後の転職にしたい!でも、未経験だから不安・・・というあなたにピッタリ。

ハタラクティブ評判の真相とは?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底解説

リクナビNEXT

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リクナビNEXTの特徴

  • 求人数が多い
  • 若年層向けの求人に強い
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会員数が1000万人以上。

間違いなく日本一の就職エージェント。

圧倒的な規模だから大手のみではなく中小企業も多数求人あり。

これ以上転職回数を増やさないためにも、様々な会社の求人から厳選して応募したいというあなたにもってこいのサービス。

リクナビNEXTの口コミ・評判 サービス内容

マイナビエージェント

マイナビエージェントの特徴

  • キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
  • 非公開求人が多い
  • サービスが充実している
  • 20代など若者の転職に強い

キャリアアドバイザーの質が高く、採用が決まるまで無期限・無料で利用できる。

とにかく気になることは、すべて確認してから進めたい慎重派の方にピッタリ。

マイナビエージェントの使い勝手は?サポートの充実性は?

転職回数がネックになりにくいお仕事

ここまでの内容とは反対で、転職回数が多いと評価されるかもしれないお仕事を紹介します。

転職に失敗した後の「出戻り転職」はあり?出戻転職が成功する人の特徴

IT企業

元々、転職の回数を気にしない傾向が強い業界です。

むしろ、必要な経験を積むためであれば、転職は必要だと前向きに捉えられるケースのほうが多い業界なので、目的があっての転職であれば、むしろ歓迎されやすい傾向にあります。

ベンチャー企業・スタートアップ企業

業界的に、求められる人材として「変化に対応できる人」「成長することに面白さを感じられる人」などとにかく前を向いて、色々な状況を楽しめる人を欲している業界です。

特に経営者目線で物事を考えられる人や今後経営者になりたいと考えている人に向いています。

人材派遣会社

探究心旺盛で行動力のある方が向いている業界です。

人のお世話をすることが好きな方は、面白いと思える仕事が沢山あります。

転職回数が多くても転職すべきケース

転職回数が多くても転職すべきケース

最後に転職の回数を気にする必要のないケースを紹介します。

転職するべき人と現職に留まるべき人の違い

やりたい仕事が明確な場合

必要なスキルを得るために転職している場合など、自分のしていきたいことが明確で
次のステップに行くために必要なスキルが転職する先で身につくなど、ゴールや目的が明確な方は回数が多くなろうと転職すべきです。

ただ、転職する際の理由として、応募する会社で「〇〇というスキルが得られたら次の会社に行く」といったことが採用担当者に気づかれないよう注意しましょう。

今の仕事が明らかに不向きな場合

向き・不向きは一概にあなただけが原因で起こることではありません。

「応募した会社の研修体制に問題がある」「自分の上司についた人が全く合わなかった」など、精神的ストレスを感じる会社に居続ける必要はありません。

すぐに他の会社へ転職しましょう。

未経験の分野に挑戦したい場合

興味があってもその分野を経験したことがない。といったことはよくあります。

転職回数が多くても、行動力が強く学ぶことが得意な方は、回数にとらわれることなくどんどん挑戦していきましょう。

まとめ~転職回数が多い20代でも転職できる~

転職の多さが転職できない理由になることはありません。

ただ、計画性なく嫌なことが起こると転職を繰り返すという場合は、回数を重ねるごとに採用されにくくはなるでしょう。

また、人間関係が上手く行かなかった・仕事の難しさが自分には合わずついて行けなかったなど仕方なく会社を辞めている方もいると思います。

そういった方の場合、次の転職をする際は、とにかく条件にこだわって次の職場を探してください。

はじめの設計はとても重要です。

こだわらなかった結果、前の職場とさほど変わらない理由で退職するといったことになりかねません。

あなたの転職活動が必要最小限になることを願っています。

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