40代で転職を成功させるためには、転職サイトや転職エージェントの活用がおススメです。
一般的に転職は年齢を重ねるごとに難しくなる傾向があるため、独力のみで転職活動を進めると、想像以上に作業が難航しやすいのです。
とはいうものの、40代に適した転職エージェントや転職サイトといっても、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこでここでは、40代におススメの転職支援サービスをランキング形式で10社紹介します。
あわせて転職成功の秘訣やポイントも解説するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
40代の転職に強い転職サイト・転職エージェントランキングTOP10
早速本題に入りましょう!
この記事では、40代の転職に強い転職エージェントを以下の10社に厳選し、それぞれ詳しく解説します。
ぜひ活用してください。
40代の転職に強い転職エージェント・転職サイトランキングTOP10
- doda
- リクルートダイレクトスカウト
- ビズリーチ
- パソナキャリア
- マイナビミドルシニア
- JACリクルートメント
- ランスタッド
- ミドルの転職
- From40
- クライス&カンパニー
doda
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約9,400件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 | |
dodaの特徴
- 取り扱い求人数が約20万件
- エンジニア・技術職・営業の求人が多い
- 面接対策などのエージェントサービスも手厚い
- 年収査定やレジュメビルダーなど転職準備のコンテンツが充実
- 転職フェアなども豊富
「doda」は圧倒的な求人数を誇る総合型転職エージェントです。
さまざまな業種・職種の求人を保有しているので、選択肢を広げた転職活動ができますよ。
また、専任のエージェントによるサポート体制も整っており、求人探しや面接対策など転職活動のあらゆる作業を強力に支援してくれます。
幅広い年齢の求人に対応しており、40代向けのお仕事も豊富に用意されています!
求人数とサポート体制、どちらも欲しい人はぜひ活用してください。
リクルートダイレクトスカウト
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約6,200件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
リクルートダイレクトスカウトの特徴
- ヘッドハンターの質がいい
- コンサルティングのサポート体制も丁寧
- 無料で利用可能
- 自分でも求人検索が可能
ハイクラス転職を叶えたい場合は、こちらの「リクルートダイレクトスカウト」を活用しましょう。
スカウト型の転職サイトで、高年収やキャリアアップが狙えるお仕事が満載です。
在籍しているヘッドハンターは腕利きぞろいで、ミスマッチのないオファーを送ってくれるだけでなく、内定獲得に向けた心強いサポートもしてくれます。
さらに、自分自身での求人検索・応募も可能なので効率よく転職活動を進められますよ!
リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)の評判の真相は?サポートの充実性や口コミも解説
ビズリーチ
キーワードに「40代」を含む求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
ビズリーチの特徴
- スカウト型の転職エージェント
- 登録に審査がある
- 有料プランが用意されている
キャリアアップを狙う場合、「ビズリーチ」の活用も欠かせません。
ハイクラス転職に特化した転職サイトとして有名で、保有求人のじつに3分の1が年収1,000万円超えです。
登録さえ済ませれば、後はスカウトが届くのを待つだけという手軽さも、忙しい40代には嬉しい点ですね!
ヘッドハンターもオファーを送る利用者をシビアに見極めるので、ミスマッチの少ない転職が狙えます。
パソナキャリア
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約1,300 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
パソナキャリアの特徴
- 面接対策など丁寧なサポート体制が充実
- 求人の質がいいためより良い環境も期待できる
- 女性の転職サポート体制も整っている
- アドバイザ―のレスポンスが早い
- 年収アップ率も65%以上
パソナキャリアは、サポート体制や高い年収アップ率に定評のある転職エージェントです。
なかでも女性への転職サポートが高評価で、家庭と仕事を両立しやすい求人を多く紹介してくれます。
また、パソナキャリアには独自に「認定シニアコンサルタント」という制度が設けられています。
社内の厳しい評価をクリアしたエージェントにサポートしてもらうことで、より効率的に転職活動が進められますよ!
マイナビミドルシニア
キーワードに「40代」を含む求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
マイナビミドルシニアの特徴
- 40代、50代、60代の転職に特化
- 契約社員や派遣社員の求人にも対応
- 幅広い業種・職種を保有
「マイナビミドルシニア」は、40代や50代、60代といったいわゆる「ミドル世代・シニア世代」にフォーカスした転職サイトです。
転職支援サービス最大手の一つとして有名な「マイナビ」が運営するサービスで、知名度に恥じない求人数と、40代の転職に役立つコラムを数多く掲載しています。
加えて、正社員以外にも契約社員や派遣社員の求人にも対応しているので、ライフスタイルにあわせたお仕事を探せますよ!
JACリクルートメント
キーワードに「40代」を含む求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 全国・海外 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
- JACリクルートメントの特徴ハイクラス求人を多数保有
- 43万人以上の支援実績
- 幅広い業種・職種を網羅
「JACリクルートメント」は、じつに43万人以上もの転職支援実績を誇る、ハイクラス転職専門の転職エージェントです。
2022年度にJACリクルートメント経由で転職した40代は、全体の約3分の1を占めることからも、40代の転職に有益であることがわかりますね!
保有している求人の多くは高年収・ハイポジションなので、キャリアを存分に発揮したお仕事がしたい40代に特におススメです。
ミドルの転職
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約4,500件 |
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対象エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
- ミドルの転職の特徴求人数が豊富
- 登録者の平均年齢は45歳
- 年収1000万円超えの求人が充実
「ミドルの転職」は、ミドル世代の求人を中心に扱う転職サイトです。
利用者の平均年齢は45歳なので、まさに40代の転職にうってつけの転職エージェントといえます。
複数の転職支援サービスが保有している求人をまとめて掲載しており、多くの求人を一度に閲覧できるため非常に効率的です。
また、効果的な職務経歴書の作成や面接に役立つコラムが満載なので、ぜひチェックしてみましょう。
ランスタッド
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約2,800件 |
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対象エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
- ランスタッドの特徴世界各国に4,700件以上もの拠点がある
- 幅広い年齢層に対応
- 保有求人の多くが非公開求人
非公開求人を軸に転職先を探す場合、「ランスタッド」がおススメです。
取り扱っている求人の多くが非公開求人なので、見落としがちな求人もしっかりチェックできます。
また、派遣社員の求人も多く取り扱っているため、正社員以外のお仕事を探している40代にもおススメです。
さらに、女性向けの求人にも力を入れているので、男女ともに活用したい転職サイトといえます。
From40
キーワードに「40代」を含む求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 全国・海外 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
- FROM40の特徴25,000人以上もの会員数
- 40代向けの求人が満載
- スカウトサービスも完備
40代の人が求人を探す際、気になる求人を見つけても年齢制限に引っかかってしまうことも多いです。
「FROM40」は40代や50代専門の転職サイトなので、応募する際に年齢がネックになる求人はほとんどありません。
自分自身での求人検索・応募だけでなく、スカウトサービスも実装されているため、効率性を重視する40代に非常におススメです。
オファー率は約85%と非常に高確率なので、転職成功の見込みが高まりますよ!
クライス&カンパニー
キーワードに「40代」を含む求人数 | 8件 |
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対象エリア | 全国・海外 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
クライス&カンパニーの特徴
- 面接日程の調整や年収交渉を代行してくれる
- 多くの転職支援サービスの賞を獲得
- ベンチャー企業の求人が豊富
「クライス&カンパニー」は、ミドルシニア世代の転職を得意とする転職エージェントです。
40代をキーワードに含む求人数は8件と一見少ないように思えますが、多くの非公開求人を保有していたり、腕利きのエージェントが求人を探してくれたりするので、実際は数多くの40代向け求人に出会えます。
給与交渉や入社日の調整など、自分では難しい作業も代行してくれる点も見逃せません。
【目的別】40代が使うべき転職サイト・転職エージェント
つづいて、特定の業種・業界に転職したい40代におススメの転職サイトや転職エージェントを紹介します。
転職したいお仕事のイメージが明確な場合、特定の業界に焦点を当てた「特化型」の転職支援サービスを活用しましょう。
この記事では、以下の3パターンについておススメの転職サイト・転職エージェントを紹介します。
【目的別】40代が使うべき転職サイト・転職エージェント
- IT業界に強い転職サイト・転職エージェント
- ハイクラス転職に強い転職サイト・転職エージェント
- 40代女性に強い転職サイト・転職エージェント
それぞれ見ていきましょう。
40代のIT業界転職に強い転職サイト・転職エージェント
まずはIT業界への転職に強い転職サイト・転職エージェントの紹介です。
以下の3つを見てみましょう。
40代のIT業界転職に強い転職サイト・転職エージェント
- ワークポート
- マイナビITエージェント
- レバテックキャリア
IT業界は専門的な知識やスキルが求められるため、40代の未経験者が挑戦するにはハードルが高い業界といえます。
しかし、長引く人材不足から未経験者でも応募できる求人も多いです。
IT業界未経験の40代が挑戦する場合には、まずはこれらの転職支援サービスを利用して、応募できる求人がないか調べてみましょう。
また、こちらの記事では未経験の40代がシステムエンジニアに転職するための秘訣を解説しています。
参考にしてください。
40代未経験でもSEに転職できる?転職成功の為のポイントやヒント集!
ワークポート
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約800件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
ワークポートの特徴
- IT・WEB分野に強い
- 紹介してもらえる求人量が多い
- コンサルタントの手厚いサポート
ワークポートは、IT系・WEB系の転職に強い転職エージェントです。
コンサルタントが業界に精通しているので、IT業界未経験者に役立つ情報を沢山提供してくれます。
IT系以外のお仕事も扱っているので、併用するサービスの一つとして活用するのもおススメですよ。
IT業界経験者であれば、それだけ紹介してもらえる求人も増えます。
マイナビITエージェント
キーワードに「40代」を含む求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
マイナビITエージェントの特徴
- 業界トップクラスの求人数
- 非公開求人が多い
- コンサルタントの手厚いサポート
未経験の40代がIT業界へ挑戦する場合、まずは「マイナビITエージェント」への登録がおススメです。
IT業界に限らず、40代の人が未経験の分野へ転職するのは非常に難しいですが、マイナビITエージェントは無資格・未経験者向けの求人を多く扱っているので、求人を紹介してもらえることがあります。
無料で利用できるので、気軽にエージェントに相談してみましょう!
レバテックキャリア
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約1,600件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
レバテックキャリアの特徴
- コンサルタントがエンジニア出身
- キャリアコンサルタントの徹底サポート
- 内定率が高い
IT業界の経験がある40代には、レバテックキャリアがおススメです。
経験者がIT業界でのキャリアアップを狙える求人が充実しているだけでなく、エンジニア経験のあるコンサルタントが、内定獲得までしっかりバックアップしてくれます。
また、高い年収率ほ誇る点にも注目です。
希望企業への転職成功率は96%と非常に高水準なので、転職を失敗できない40代にとってとても心強いパートナーになってくれますよ。
40代のハイクラス転職に転職サイト・転職エージェント
40代の転職場面では、キャリアアップや年収アップを狙ってよりハイレベルな企業に転職する例が多いです。
ここではそんな人のために、40代がハイクラス転職を叶える上で役立つ転職サイト・転職エージェントを3社紹介します。
40代のハイクラス転職に転職サイト・転職エージェント
- dodaX
- ロバートウォルターズ
- リクルートエージェント
それぞれ詳しく解説します。
こちらの記事もぜひ参照してください。
ベンチャーやスタートアップにおススメな転職エージェント・転職サイト22選
dodaX
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約1,100件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
dodaXの特徴
- ハイクラス転職特化型の転職支援サービス
- スカウトサービスに加え、自身での応募も可能
- 非公開求人多数
dodaXは、先ほど紹介した「doda」と同じく「パーソルキャリア」が展開する、ハイクラス転職に特化した転職サイトです。
熟練のヘッドハンターが、利用者の経歴や希望などを考慮して最適なオファーを届けてくれます。
それだけでなく、面接対策や年収交渉、履歴書・職務経歴書の添削などを丁寧に支援してくれるので、転職活動に自信がない場合でも安心です。
ロバートウォルターズ
キーワードに「40代」を含む求人数 | 該当なし |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
ロバートウォルターズの特徴
- 外資系企業の求人が多い
- ベンチャー企業の求人にも対応
- 確かな転職実績
ミドル層やシニア層の転職に絶大な支持を集めているのが「ロバートウォルターズ」です。
「40代」をキーワードに含む求人はないものの、実際には応募できる求人は豊富にあり、どれもがキャリアアップや年収アップが狙えるものばかりですよ。
イギリス発祥の転職エージェントということもあって、外資系企業の求人が充実しています。
語学力に自信のある40代の人は、ぜひ登録してみましょう!
リクルートエージェント
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約2,900件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
リクルートエージェントの特徴
- 豊富な求人数
- 幅広い年齢層に対応
- 大手の名に恥じない転職サポート
転職支援サービス最大手の一つとして知られる「リクルートエージェント」も40代の転職におススメです。
幅広い年齢の転職に対応しており、40代に対する転職支援にも定評があります。
また、転職支援サービス最大手のタイトルに恥じない求人数と支援体制が好評で内定獲得までのサポートはもちろん、内定後のサポート体制も整っています。
年収アップが期待できる求人もたくさんあるので、ぜひ登録してみましょう。
40代女性に強い転職サイト・転職エージェント
続いては、40代女性の転職に焦点を当てましょう。
以下に挙げる3つの転職支援サービスを見てください。
40代女性に強い転職サイト・転職エージェント
- マイナビエージェント
- Type女性の転職エージェント
- テンプスタッフ
40代の女性が転職を成功させるポイントは、以下の記事でもわかりやすく解説しているので、ぜひ目を通してみてくださいね!
40代女性が転職で成功するポイントは?未経験でも資格があれば大丈夫?
マイナビエージェント
キーワードに「女性 40代」を含む求人数 | 非公開 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
マイナビエージェントの特徴
- キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
- 非公開求人が多い
- サービスが充実している
抜群の知名度を誇る「マイナビエージェント」も、40代女性の転職場面では非常に有益です。
キャリアアドバイザーの質が評判で、転職にかかわるさまざまな不安を丁寧にヒアリングしてくれます。
公開求人数・非公開求人数ともに非常に充実しているので、「とにかくたくさん求人をあつめたい!」と考える人はぜひ利用しましょう。
Type女性の転職エージェント
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約150件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
Type女性の転職エージェントの特徴
- 女性の転職に特化した転職エージェント
- 首都圏の求人に強い
- 女性の転職に役立つコラムが満載
「Type女性の転職エージェント」は2005年のサービス開始以来数多くの女性を転職成功に導いてきた転職エージェントです。
在籍しているキャリアアドバイザーのほとんどは女性なので、男性には相談しづらいことも気兼ねなく話せるうえ、内定獲得までのサポート体制も充実しています。
また、女性の転職に役立つコラムが多数掲載されており、それらにしっかりと目を通すことで転職成功のヒントがたくさん見つかりますよ!
テンプスタッフ
キーワードに「40代」を含む求人数 | 約37,000件 |
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対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 |
テンプスタッフのPOINT
- 福利厚生や研修制度がたくさん用意されている
- 仕事の悩みをすぐに相談できる環境が整っている
- スキルアップできる環境
派遣社員での活躍を考える女性には「テンプスタッフ」がおススメです。
事務職やテレマーケティング、調理師・栄養士といった女性に人気の求人を多く保有しています。
派遣社員の求人を得意としていますが正社員の求人も豊富なうえ、転職成功後も親身にサポートしてくれるので、転職直後の不安な時期も安心です。
40代の転職に強い転職サイト・転職エージェントの利用手順
ここまで40代の転職に強い転職サイトや転職エージェントの紹介をしてきましたが、なかにはこれらの転職支援サービスを使ったことがない人もいることでしょう。
そこでここでは、40代の転職に強い転職サイトや転職エージェントの利用手順を説明します。
前もって利用ステップを確認しておけば、いざ利用する際にも安心です。
無数に存在する転職サイト・転職エージェントですが、大まかな利用手順は共通しているので、ここで解説する内容を押さえればすぐにでも利用できますよ!
転職エージェントとは?どのエージェントを使えばいいのか?
40代向け転職サイト利用の流れ
まずは転職サイトの利用手順から見てみましょう。
後ほど紹介する「転職エージェント」と違い、転職サイトは内定獲得までを主に自分自身の力で進めます。
求人検索や面接対策を自力で行いますが、その分マイペースを維持して転職活動ができますよ。
また、転職サイトによってはスカウトサービスもあるので、ぜひ活用してください。
大まかなステップは以下の通りです。
転職サイト利用の流れ
- 登録
- 友人検索・スカウト対応
- 応募・面接対策
- 面接
順番に解説していきます!
登録
何をするにせよ、まずは登録手続きを終えなければ始まりません。
利用したい転職サイトが決まったら、ホームページの申込ページに進み、必要な情報を記入すれば登録完了です。
わずらわしい手続きではありませんが、記入内容に漏れや間違いがないか十分に注意しましょう。
求人検索・スカウト対応
登録が完了すれば、すぐに求人検索ができます。
こだわり条件や職種などを設定して、じっくり求人を探しましょう!
また、スカウトサービスのある転職サイトでは、利用者に興味を持った企業やヘッドハンターから面接のスカウトがくる場合もあります。
非常に心強いシステムですが、安易にスカウトに応じるのは禁物です。
労働条件や仕事内容を隅まで確認してください。
応募・面接対策
気になる求人がみつかったり、これはと思うスカウトがくれば応募しましょう。
応募の前には、募集要項や待遇・労働条件などをもう一度確認してください。
事前に作成した「WEB履歴書」をもとに書類選考がおこなわれる事も多いです。
履歴書の内容に誤りがないか、もう一度確認するのも大切ですよ!
応募が完了しても気は抜けません。
なるべく早いうちから面接対策を講じて、万全の体制を整えてください。
特に、志望動機や転職理由は面接の中でも非常に重要な要素です。
時間をかけてじっくり対策をねりましょう。
志望動機の対策は、こちらの記事も参照してください。
面接で「当社を希望した理由」を聞かれた時の正しい志望動機の答え方
面接
書類選考に通過すれば、いよいよ最後の関門「面接」に移ります。
あらかじめ練っておいた対策をもとに、有利に面接を進めてください。
とはいえ、転職サイトは転職エージェントと違い面接対策を独力のみでおこなわなければなりません。
なかには面接に対して強い苦手意識を持っている人もいることでしょう。
こちらの記事では、面接が苦手な人に役立つ情報をたくさん解説しています。
ぜひ参考にしてください!
「面接が苦手すぎる」のには理由があります!面接苦手を克服するための対処法
内定獲得・退職手続き
苦労したかいあって無事内定を獲得しました!
しかし、安心するのはまだ早いです。
内定を受諾する場合には、他に控えている面接の予定や保留している内定への回答を清算しなければいけません。
企業は多くの時間と労力、費用などをかけて面接や選考をおこないます。
内定を獲得したからといって、他の応募企業に礼を欠いた対応をするのは不誠実です。
事情を話し、それぞれの企業に面接や内定の辞退を忘れずに伝えましょう。
40代向け転職エージェント利用の流れ
つづいては、40代が転職エージェントを利用する場合のステップです。
転職エージェントは利用者と専任のエージェントが協力して内定獲得を目指すシステムです。
そのため、先ほど解説した転職サイトとは、利用の流れにも違いがあるので注意しましょう。
以下の流れを見てください。
40代向け転職エージェント利用の流れ
- 登録
- 面談日時設定
- 面談
- 求人紹介
- 応募書類作成・添削
- 応募・書類選考
- 面接対策・面接
- 内定獲得
それぞれの工程を詳しく解説します。
登録
転職サイトと同様に、まずは登録手続きをすませなければいけません。
転職エージェントの公式ページから、登録手続きをおこないましょう。
氏名や年齢、これまでの簡単な経歴など指定された項目に記入すれば登録できます。
内容に誤りが無いよう注意してください。
特に連絡先に誤りがあると、次に解説する「面談日時設定」の連絡が届きません。
連絡がこないと次のステップに進めないので、気を付けてくださいね!
面談日時設定
登録完了後しばらくすると、運営側から後日行う面談の日取りを決める連絡がはいります。
特に難しく考えず、確実に空いている日を申請すれば大丈夫です。
日にちは後ほど変更可能ですが、何度も変更を繰り返すと不信感をもたれかねないので気をつけてください。
また、面談がスムーズに進むように前もってスキル・キャリアの棚卸しや、転職先に望む条件などを見直してしておきましょう。
面談
エージェントとの面談では、利用者がもっているスキルや資格、これまでの経歴、希望の職場などの情報を共有し、今後の転職活動の方向性を定めます。
今後の土台を作り上げる重要な作業なので、手を抜かずにしっかり取り組みましょう。
また、自分の希望をしっかり伝えると同時に、エージェントの意見にもきちんと耳を貸すことが大切です。
転職のプロフェッショナルの意見を参考にすることで、自分では気づかなかった新たな可能性が見つかることもありますよ!
求人紹介
面談が終われば、得られた結果をもとにエージェントが理想に近い求人探しを始めてくれます。
面談が終了した時点でいくつか求人を紹介されることもありますが、後日改めて紹介されるのが基本です。
よほど良い求人でない限り、面談当日に紹介された求人に応募するのはおススメできません。
今後エージェントが求人を探す中で、よりよいお仕事が見つかる可能性もあるからです。
焦らずじっくり腰を据えて、求人紹介を待ちましょう。
また、求人探しをエージェント任せにするのは考えものです。
自分自身でも求人検索に励むことで、集められる求人数に大きな差が出ます。
転職活動を成功させるためには、なるべく多くの求人集めが大切です。
応募書類作成・添削
良い求人を紹介してもらえたら、応募に向けて応募書類を作成しましょう。
転職エージェント経由で応募する場合、まずはWEB上で履歴書や職務経歴書を作成することがほとんどです。
記入する内容は実際の書面とほとんど変わりませんが、完成度の高い内容に仕上げるために何度も練り直しましょう。
面接の前に書類選考を設けている企業も少なくありません。
そうした場合、いかに採用担当者の目を引く応募書類を作成できるかが内定獲得の大きなポイントになります。
志望動機や退職理由など、重要な項目は特に重点的に時間をかけてください。
また、多くの転職エージェントは応募書類の添削にも対応しています。
プロの指導を受けながら、まずは書類面接を突破できる内容を目指しましょう。
応募・書類選考
応募書類が完成したら、早速応募です!
労働条件や待遇、業務内容などをもう一度よく確認してから応募してください。
応募に際しては、担当のエージェントが企業に「推薦状」を送付することがあります。
「推薦状」とは、応募書類だけでは伝えきれない利用者の魅力をエージェントの視点から企業に強力にアピールしてくれる心強いアイテムです。
内定獲得を強く後押ししてくれますよ!
ただし、エージェントの経験や技量によっては推薦状の内容が非常に薄い場合もあります。
なかには、単に職務経歴書を丸写ししただけの推薦状を送付するエージェントも…。
推薦状が送付される場合には、必ず内容を確認させてもらいましょう。
内容に不備や不満、間違いなどがあれば訂正してもらうようお願いしてください。
応募が完了すれば、書類選考の結果を待って次の対応に移ります。
面接対策・面接
応募が完了し次第、すぐに面接対策に移ります。
いくら完成度の高い応募書類を送っても、面接がうまくいかなければ意味がありません。
予想される質問への回答を用意したり、印象の良い話し方などを練り直したりと、やることはたくさんあります。
心強いことに、エージェントサービスのつかない転職サイトと違い、転職エージェントはプロのサポートを受けられます。
担当のエージェントと力を合わせて、万全の対策を練ってください。
転職エージェントのなかには模擬面接にも対応しているものもあります。
これらのサービスをフル活用して、スキのない対策をたてましょう!
当日を迎えれば、いよいよ企業との直接対決ともいえる「面談」です。
当日は5分前行動を心がけ、絶対に遅刻のないように気を付けてください。
新型コロナウイルスの影響で、WEB面接を導入している企業も多くあります。
WEB面接をおこなう場合には、PCの状態や通信環境などを事前にチェックすることも忘れないでください。
40代で転職する場合、「WEB面接は初めてで、何に気をつければ良いのかわからない…。」という人も多いです。
こちらの記事でWEB面接について詳細に解説しているので、参考にしてください。
はじめてのWEB面接!WEB面接のやり方は?基本的なマナーも解説
内定獲得
おめでとうございます!
数々の対策が功を奏し、無事内定を獲得しました!
内定獲得後には、担当のエージェントに報告とお礼を述べるのを忘れないでください。
また、職場を気持ちよく退職するために、やるべきことをしっかり済ませましょう。
上司や仕事仲間への報告や業務の引継ぎを滞りなく行って、自分と会社の双方が気持ちよくお別れできるよう心がけてください。
なかには、「転職するからには今の会社との縁は切れるから、円満に退職する必要はない」と考える人もいます。
しかし、転職先の企業と退職する企業が将来ビジネス上重要な関係を築く可能性も考えられるのです。
わだかまりを残して退職すると、こうした事態になった場合非常に気まずい思いをすることになります。
先々のことも考え、社会人として最低限の節度をもって職場を去ってくださいね!
とはいえ、会社に退職を切り出すのは非常に気を遣います。
退職の切り出し方や円満退職に向けた情報は、こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてください。
40代が転職サイト・転職エージェントを使うメリット4選
40代が転職サイトや転職エージェントを利用する上では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
「なんとなく転職が有利になる気がするけど、詳しいメリットはよくわからない…。」という人もなかにはいることでしょう。
ここでは、40代が転職サイトや転職エージェントを活用するメリットを紹介します。
以下に特に注目したいメリットを4つ挙げました。
40代が転職サイト・転職エージェントを使うメリット4選
- 時間と体力を節約できる
- プロのバックアップを受けられる
- 自分の市場価値を理解できる
- 非公開求人や独占求人に応募できる
それぞれの利点をしっかり押さえてください。
順番にみていきましょう。
①時間と体力を節約できる
後ほど詳しく解説するように、転職活動は在職中に進めるのが基本中の基本です。
とはいえ、仕事をこなしつつ空き時間に転職活動を進めるのは非常に困難と言えます。
多くの転職サイトが提供している「スカウトサービス」を活用すれば、時間の有効活用に非常に効果的です。
WEB履歴書やWEB職務経歴書さえ作成してしまえば、あとは企業やヘッドハンターからのスカウトを待つだけなので、手間がかかりません。
また、オファーをくれた企業をしっかりとチェックすることで、自分の市場価値の把握にも役立ちます。
転職エージェントを利用した場合も、時間・体力を大きく節約できます。
転職活動を経験した人のなかには、求人探しに特に時間がかかったという人もいることでしょう。
40代ともなると、部下の監督やプロジェクトの管理などこなすべき業務が膨大になりがちで、求人検索に十分な時間を割けられないケースも多いです。
転職エージェントを利用すれば、自分が仕事に励んでいる最中にもプロのエージェントが求人探しを進めてくれます。
時間の有効活用や体力の節約の為に、転職サイトや転職エージェントの活用は必須なのです。
②プロのバックアップを受けられる
転職エージェントを活用すれば、エージェントの強力なバックアップが受けられる点も見逃せません。
転職エージェントは、転職におけるプロフェッショナルです。
求人紹介はもちろん、スキル・強みの再確認や面接対策など内定獲得までの一連の作業を丁寧にサポートしてくれるので、転職活動に不安がある人にとって非常に頼れるパートナーになってくれます。
特に面接対策や応募書類の作成などは、独力のみでの完結が困難な作業です。
転職活動のノウハウを知り尽くしたエージェントと力を合わせれば、こうした作業も安心ですよね。
転職が初めての人にはもちろん、転職を経験している人にとっても転職エージェントは頼れる味方なのです。
「特化型」の転職エージェントであれば、業界の動向や業務内容などについても充実した内容を提供してくれますよ!
③自分の市場価値を理解できる
いくら自分の経歴やスキルに自信があっても、転職市場でどれ程活きるかを把握しなければ意味がありません。
転職サイトや転職エージェントを活用は、自分の市場価値の理解に大きく助けてくれます。
自分自身について理解を深めるいわゆる「自己分析」は、主観的な面からのみ考察しても役立つ結果を得られにくいです。
プロの目から見てどのような職場が適しているかを客観的に判断してもらえば、自分でも気づかなかった強みが見つかるケースもあります。
また、自分にはどのような職場や業務が向いているのか、新たな気付きを得られることも。
結果的にミスマッチの少ない転職や、キャリアアップが狙える転職に役立つのです。
スカウトサービスを活用する場合でも同様に、寄せられたオファーから自分の市場価値を分析できます。
業務内容や企業の特色などの傾向を読み取れば、自分がどのような企業から必要とされているのか考察できるのです。
的外れな転職活動にならないためにも、自分の市場価値の理解は欠かせません。
④非公開求人や独占求人に応募できる
「非公開求人」や「独占求人」という言葉をきいたことがある人も多いことでしょう。
「非公開求人」とは、様々な理由から一般には公開されていない求人のことで求人が掲載されている転職エージェント・転職サイトからのみ閲覧・応募が可能です。
企業がわざわざ求人を非公開にする背景には、主に以下の理由があります。
企業が求人を非公開にする理由
- 重要なプロジェクトに関わる求人のため、競合他社に自社の採用活動を知られたくない。
- 採用活動が自社の社員に発覚すると、余計な不安感を抱かせてしまうため。
- 早期の人員確保を狙い、募集人数を絞って採用にかける時間を節約するため。
いずれにせよ転職を考える40代にとってはねらい目であることがわかりますね。
一方「独占求人」とは、特定の転職サイト・転職エージェントのみが保有している非常にレアな求人のことです。
非公開求人よりもさらに質が高いものも多いので、要チェックです。
どちらの求人も独力のみでの転職活動では決して応募できないので、転職支援サービスを活用する際には必ず確認しましょう!
40代に強い転職エージェント・転職サイトの活用法5選
せっかく40代に強い転職エージェントや転職サイトに登録しても、十分に活用できなければもったいないですよね。
ここでは転職支援サービスのメリットを十分に引き出すための活用法を5つ解説します。
それぞれしっかり押さえて、活用に役立ててください。
40代に強い転職エージェント・転職サイトの活用法5選
- 複数の転職サイト・転職エージェントを併用する
- すぐにでも転職したい姿勢をアピールする
- 担当者の質が悪いときは替えてもらう
- エージェントと密に連絡を取り合う
- 事前にキャリアやスキルの棚卸しをしておく
こちらの記事では、転職エージェントの活用術をより詳細に解説しています。
あわせて確認しましょう!
①複数の転職サイト・転職エージェントを併用する
まず絶対に押さえておきたい活用法が、「複数の転職サイト・転職エージェントを併用する」という点です。
転職支援サービスは、特定の業界や年代に特化しているものもあれば、幅広い年代や業界に対応しているものもあるなど、それぞれ異なる特色をもっています。
一社のみのサービスを利用する場合、思うように求人数が確保できなかったり、求人の内容に偏りが出たりするのです。
また、先ほど解説した「非公開求人」や「独占求人」を多く集める為にも非常に役立ちます。
一つのみの転職エージェント・転職サイトを利用するだけでは、十分な非公開求人や独占求人を集められません。
複数併用することで、より多くの求人集めが可能なのです。
そうはいっても、管理が困難になるほどの数を併用するのは逆効果なので注意してください。
初めは2~3社の併用から始め、転職活動の状況や余裕などを考慮して併用の数を増やしましょう。
転職エージェントの併用に関しては、こちらの記事でより詳細に解説しています。
目を通してみてください!
②すぐにでも転職したい姿勢をアピールする
転職エージェントを利用する場合、担当のエージェントに転職への前向きな態度を意識的にアピールしましょう。
エージェントは1人でも多くの内定獲得を狙っているので、転職の意欲が低いとみなした利用者の対応を後回しにする場合があるからです。
エージェントからの優先度をあげてもらうためにも、「すぐにでも転職したい」と伝えてください。
転職エージェントへの登録や面談の際には、転職希望時期についての確認がなされます。
その際「具体的には決めていない」、「あまり急いでいない」と答えると、優良求人を早期転職を検討している人に優先的に紹介されがちなのです。
「良い求人さえあればすぐに転職したい」と答えれば、エージェントも優先的にサポートしてくれますよ。
③担当者の質が悪いときは替えてもらう
エージェントと相性が合わなかったり、望むようなサポートを受けられない場合には交代の申請が可能なので覚えておきましょう。
転職エージェントは、転職や内定獲得に精通した転職のプロフェッショナルです。
自分一人では心細い転職活動も、エージェントのサポートがあれば乗り越えられる場面も少なくありません。
一方で、どんなに豊富な成功実績を誇るエージェントも、利用者と同じ人間です。
人間同士のやり取りである以上、利用者との相性が合わない場合もあります。
また、業務ノルマ達成のために理想とは程遠い求人を薦めるエージェントもなかにはいるのです。
このような場合、充実したサポートはもちろん満足度の高い転職は困難になります。
せっかく転職エージェントに登録しても、サポート体制に不備があっては逆効果ですよね。
エージェントに直接交代をお願いすることもできますが、公式ページのお問い合わせフォームからの申請が角が立たずおススメです。
④エージェントと密に連絡を取り合う
転職活動の状況を共有するためにも、エージェントとの密な連絡を意識しましょう。
他の転職支援サービスの利用状況、求人集めの進展などを共有しあうことで、エージェントとの転職活動により一体感が生まれます。
担当のエージェントは、転職成功に向けた大切な相棒です。
利用者との間に温度差や情報の共有漏れがあると、思うように足並みがそろいません。
二人三脚で内定獲得を目指す以上、チームワークを良好に保つ必要があるのです。
そのためにも、エージェントとは緊密な連絡を心がけてください。
最低でも1週間に1回は連絡を取り合うことをおススメします。
➄事前にキャリアやスキルの棚卸しをしておく
転職サイトや転職エージェントに登録する前に、あらかじめ自身のキャリアやスキルを洗い直しておきましょう。
自分についての理解を深めることで、求人探しやエージェントとの面談がよりスムーズに進みます。
スカウトサービスを利用する場合には特に重要です。
企業やヘッドハンターは利用者のレジュメを見てオファーを送るかどうか検討します。
当然レジュメが充実しているほどオファーはもらいやすいです。
キャリアやスキルに見落しがあると、本来であればもらえたはずのオファーを取り逃がしてしまう可能性もあります。
経歴や強みの洗い出しは、転職エージェントを利用する際にも重要です。
エージェントが利用者に求人を紹介する際には、利用者の希望だけでなく強みや経歴も考慮します。
キャリアについて十分見直しができていない場合、エージェントもどのような企業が適切かを判断しづらいのです。
エージェントに自分自身をより理解してもらうためにも、自己分析を入念におこなってください。
40代の転職は厳しい?-リアルな転職事情-
つづいては、40代が転職する上で知っておきたい転職事情について解説します。
リアルな転職事情に目を向けることで、40代の転職成功に必要な要素がおのずと浮かび上がってきます。
それぞれしっかり押さえてください。
ここでは、以下の3つの要素について解説します。
40代のリアルな転職事情
- 未経験の仕事は難しい
- 年齢相応の実績が求められる
- 上司や先輩が年下ばかり
40代という年齢での転職は、今後の人生にも大きく影響する非常に重要なターニングポイントです。
理想ばかりを追い求めず、こうしたリアルな情報にも触れてくださいね!
また、こちらの記事も40代の転職シーンで押さえるべき情報が満載です。
あわせてチェックしましょう。
未経験の仕事は難しい
40代が未経験の仕事に挑戦するのは非常にリスキーです。
仕事を覚えるスピードや体力など考えると、一般的に転職市場で歓迎されがちな若年層と比較した場合、40代という年齢は敬遠されることがあります。
未経験へのお仕事に挑戦するケースでは、この傾向がより顕著です。
未経験者への作業指導は、莫大なコストがかかります。
長期的な活躍が見込める若年層に対してはある程度のコストもかけられますが、40代の未経験者の場合は、一人前に育て上げても活躍の期間は定年までのわずかな間しかありません。
そのため、未経験のお仕事への挑戦は基本的に年齢とともに難しくなるのが現実です。
ただし、施設警備員やタクシードライバーなど経験や年齢がネックになりにくいお仕事もたくさんあるので、自分の状況とよく照らし合わせてくださいね!
年齢相応の実績が求められる
40代は社内での地位やそれまでの成功体験など、若年者よりも高い実績が求められます。
40代の人が転職する場合、企業によっては応募条件に関連業務の経験年数やプロジェクトリーダーの経験などを設けている場合もあります。
特に大企業や有名企業へ転職する場合には、管理職の経験、業績アップの具体的な実例など、年齢相応のキャリアが不可欠です。
キャリアに自信がない40代の場合、転職エージェントを軸にした転職活動がおススメです。
キャリアに対するエージェントの見解と自分の希望とを照らし合わせることで、自分のキャリアで挑戦できる最適なお仕事が見つかりやすくなります。
逆にキャリアに自信がある場合は、スカウトサービスを活用したりハイクラス転職に特化した転職エージェントを活用したりして、積極的にキャリアアップを狙いましょう!
上司や先輩が年下ばかり
40代の人が転職した場合、上司や先輩が年下になるケースも多いです。
特にベンチャー企業やスタートアップ企業のような創立から間もない企業は、働いている人の平均年齢も低い傾向にあります。
前職では管理職として部下にさまざまな指示を下していた人も、場合によっては大きく年下の上司からの指示を受ける可能性もあるのです。
年功序列を重んじる職場で働いていた場合には、こうした状況を苦痛に感じる場合もあるので注意しましょう。
また、仕事の進め方や価値観などにジェネレーションギャップを感じることもあります。
いわゆる「Z世代」と呼ばれる若年層の社員は、業務の効率化を目指す傾向が強いです。
「営業は足で稼ぐ」、「飲み会も仕事のうち」といった考え方は特に敬遠されやすく、40代の人が当たり前と思っていた仕事観が「時代遅れ」と思われることもしばしばあります。
転職先の平均年齢が低い場合には、若年層の仕事観への理解が欠かせません。
もし若年層と自分の仕事観とに大きな乖離を感じる場合には、転職先の平均年齢に特に注意してください。
20代の仕事観を理解するためには、こちらの記事も目を通すことをおススメします。
役立つ情報が満載ですよ!
40代が転職を成功させるポイント5選
一般的に、転職活動は年齢を重ねるほど難しくなると言われます。
では40代の人が転職を成功させるには、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか?
ここでは40代の転職者が特に押さえるべきポイントを5つ解説します。
転職エージェントや転職サイトの活用だけでなく、こうした要点にも気を配ることでより転職成功率をアップさせてください。
40代が転職を成功させるポイント5選
- 転職活動は在職中に進める
- 転職の理由を見つめ直す
- 前職の経歴を活かせるお仕事を探す
- 早めの行動を心がける
- 企業のニーズを把握する
40代の人が転職を成功させる秘訣については、こちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしましょう。
40代の男性が転職を成功させるポイントは?未経験でも失敗しないコツ
①転職活動は在職中に進める
「転職活動に集中したい」という理由で退職してから転職活動を始める人がいますが、この方法は非常に危険です。
退職してからの転職活動は非常にリスキーで、理想の転職が大きく遠のいてしまいます。
転職活動は当初の予定より長引く場合も多いため、もし退職してから転職活動をすすめると空白期間が想像以上に大きくなるケースもあるのです。
また、収入がないことへの焦りから必要以上に妥協し、理想とは程遠い職場に転職する恐れもあります。
特に40代の人が安易に職を手放すのは危険が大きすぎます。
応募先の企業やエージェントから計画性のなさを疑われるばかりでなく、家族からも大きな不信感を抱かれかねません。
退職は内定を獲得してからでも十分間に合います。
安易な気持ちから退職のタイミングを間違えないよう、十分気を付けましょう。
②転職の理由を見つめ直す
転職先の条件や理想の職場を考える前に、「40代になってなぜ転職を決意したのか」という根本的な要素を考え直しましょう。
40代は会社での地位も確立し、年収や待遇も入社時と比べて大きく変わっているはずです。
そうした地位を捨ててまで転職を決意したからには、相応の理由があることでしょう。
企業も年齢を重ねた人の転職理由は非常に気になる部分です。
40代は今後のキャリアを左右する重要な年代でもあります。
そうした時期に、安直な理由で転職を考える40代を採用したい企業はありません。
40代の人が自己分析をする上で、年代的に見ても転職理由は非常に大きな要素です。
じっくりと時間をかけて見つめ直してください。
こちらの記事では、転職を考える40代の人が押さえるべき内容を詳しく解説しています。
じっくり目を通してください。
③前職の経歴を活かせるお仕事を探す
40代という年齢を考えると、前職と関連性の薄いお仕事に挑むのは考えものです。
先ほども解説した通り、年齢を重ねた人材の採用には企業は及び腰になりがちです。
未経験のお仕事ともなるとその傾向はより顕著で、内定獲得はおろか応募さえも難しい場合があります。
40代の人材に対しては、企業は即戦力としての活躍を期待しているのです。
また、たとえ未経験のお仕事に就けたとしてもキャリアアップまでに長い時間がかかり、昇進がかなっても定年まであまり時間が残りません。
40代の人が転職する場合、採用確率の向上やキャリアアップの観点から前職となるべく関連性・親和性の高い職場をメインに据えての求人探しがおススメです。
どうしても挑戦したい未経験のお仕事がある場合、転職後のプランを良く練りましょう。
また、家族からの同意を得るのも忘れずに。
④早めの行動を心がける
40代の人が転職をする上では、スピード感をもった行動が欠かせません。
転職活動に焦りは禁物ですが、あまりのんきに構えていると転職の好機を逃す危険があります。
政府が発表した「令和2年転職者実態調査の概況」では、40代の転職者のほとんどが離職から一か月以内、あるいは離職期間をつくらずに転職をしています。
裏を返せば、年齢的に見てもそれだけ早く転職をする必要があるということです。
多くの場合、転職活動は年齢を重ねるごとに難易度が高くなります。
必要以上に慎重になりすぎると転職の選択肢がせばまる事態にもつながるので、一度転職を決心したら早めの行動を意識してください。
また、転職活動は必ず在職中におこないましょう。
40代という年齢はすでに家庭を持ち、家族を養う立場になっていることが多いです。
子供の大学進学やマイホームのローン返済など、さまざまな場面でお金が必要になります。
もし退職をしてから転職活動をに着手すると、家族からの信頼を大きく失いかねません!
④企業のニーズを把握する
応募に際しては、企業が求めている人物像の把握が不可欠です。
特に40代の転職者に対しては、先ほど解説したように豊かなキャリアや確かな実績が求められます。
キャリアに自信がない人の場合は、応募要件を満たせない場合すらあるのです。
また、「未経験者歓迎」の言葉にも注意しましょう。
多くの場合、「未経験者歓迎」とはあくまでも実務経験が無いことを指します。
言い換えれば、「業務に関連する知見や資格はあるものの、実際には求人と同様の仕事をしたことがない」という意味です。
もし実務経験に加えてスキルや知識がない場合は不採用になる可能性が高いので、十分気をつけてください。
企業が40代の転職者に求めるもの3選
上では、企業のニーズを把握することの重要さを解説しました。
では具体的に企業は40代の転職者に対し、どのような要素を求めているのでしょうか?
ここでは特に求められることが多いものを3つ挙げて解説します。
企業が40代の転職者に求めるもの3選
- キャリア・実績
- スキル
- 謙虚な姿勢
順番に見ていきましょう。
40代の転職は資格がないと不利か?資格がなくても転職しやすいのは?
①キャリア・実績
40代の転職で多く求められるのが、それまで積み上げてきたキャリアや実績です。
20代や新卒者などの採用においては、やる気やモチベーション、伸びしろなどに期待する「ポテンシャル採用」を実施する例があります。
若年層は即戦力になれるだけの社会人経験をまだ積んでいないことから、将来性に重きを置くのです。
一方40代の場合は、これまで長い社会人経験を積んでいることを前提に話が進みます。
今まで培ってきたキャリアや具体的な実績を提示できない場合、転職先の候補が非常に狭まりかねません。
年齢を重ねた人が転職する際には、それまでの実績やキャリアを活かしやすい職場を探しましょう。
②スキル
即戦力となれるだけのスキルも、40代の転職に欠かせません。
20代や30代前半といった若年層の新入社員に対しては、充実した研修を施すために多大なコストを投じます。
年齢を考えると未だスキルが成熟していないことが多い反面、将来性に大きな期待ができることから、コストをかけるだけの意味があるとみなされるからです。
「新入社員に対する投資」とも言えますね。
一方40代に対しては、充実した研修を施すだけのコストはかけられません。
年齢的に考えて、すでに充実したスキルやビジネスノウハウが備わっていることが前提とされるからです。
そのため、関連するスキルがない40代の採用は非常に狭き門となります。
完全未経験のお仕事に挑戦するのは、非常にリスキーです。
自分が持っているスキルを十分に発揮できる職場を軸に、求人探しを進めましょう。
③謙虚な姿勢
忘れてはならないのが、謙虚な姿勢です。
たとえスキルや実績が豊かな40代であっても、横柄な態度を取る人は採用されません。
会社は全従業員が一丸となって成長させてゆくものであるため、職場の和やチームワークを乱す危険のある人は、敬遠されるからです。
面接の場では、築き上げた実績を積極的にアピールする姿勢が不可欠ですが、尊大な態度で臨むのはやめましょう。
40代が転職する上でのNG行為4選
転職をする際には、老若男女問わず絶対にしてはいけないNG行為があります。
転職活動の最中はもちろん、転職を叶えた後も同様です。
特に40代の転職シーンでは、若年層とは違った点にも注意を払わなければなりません。
ここでは、40代の転職者が絶対にしてはいけないNG行為を4つ解説します。
一つでも該当すると、転職活動や新しい職場での活躍に大きな支障が生まれるので気を付けてください。
過去の実績を鼻にかける
好待遇を求めすぎる
虚偽のキャリアを申告する
それぞれ注意深く見ていきましょう!
①横柄な態度をとる
40代は、社会人経験も人生経験も充実する年齢です。
しかし、それらを良いことに横柄な態度をとるのはやめましょう。
転職先の社員が年下ばかりの場合、これまでの経験を得意げに語ったり説教臭くなったりする人もなかにはいますが、こうした人に対する周りの視線は非常に冷ややかです。
また、転職エージェントを利用する際も気を付けてください。
担当のエージェントが年下の場合でも、転職に関するノウハウはエージェントの方が豊富です。
知ったかぶりや上から目線をする利用者に対して、熱心にサポートしたいエージェントはいません。
無意識に尊大な態度を取っていないか、意識して自分を見つめ直しましょう。
②過去の実績を鼻にかける
社会人経験の長い40代の人のなかには、これまでのキャリアや実績に自信がある人も多いことでしょう。
築き上げた実績を誇りに思うのはとても良い事ですが、鬼の首を取ったように振舞うのは絶対にNGです!
たとえ無事に転職が叶ったとしても、転職先の企業では新入社員です。
新しく入った社員がこれまでの自慢話ばかりしていたらどうでしょう?
多くの社員から疎まれてしまいますよね。
築き上げた実績は自慢するためのものではなく、新たな職場で活かすためのものです。
人間である以上、時には周囲に自慢したくなる時もあるかもしれませんが、そこは逆にグッとこらえて大人の余裕を見せつけてやりましょう!
③好待遇を求めすぎない
40代が転職を決意する理由の上位に君臨するのが、「待遇や労働条件への不満」です。
改善が見込める職場を探すのは重要ですが、好待遇をもとめるほど理想の求人を集めにくくなります。
若年層の転職シーンでも、待遇を求めすぎると失敗しやすいです。
いわゆる「ポテンシャル採用」が通用しない40代ともなるとなおさらで、理想に100%合致するお仕事はより見つかりにくくなります。
転職先に望む条件を効果的に設定するために、まずは希望の条件を思いつくまま書き出してみましょう。
ある程度出そろった時点で、絶対に譲れない条件と妥協可能な条件を振り分けます。
このような作業を繰り返し、転職先に本当に望む条件をあぶりだしてゆくのです。
転職活動で重要なのは、理想と現実の折り合いをうまくつけながら妥協点を模索する点です。
理想と完ぺきに一致するお仕事はそもそも見つからないものと割り切って、適度な条件設定を意識してください。
④虚偽のキャリアを申告する
何度か触れている通り、転職活動は年齢を重ねるほどに難しくなるのが一般的です。
そのため、40代という年齢での転職に大きな不安を抱くのはごく自然な事と言えます。
だからといって、転職サイトや転職エージェントの登録時に虚偽のキャリアを申告するのは絶対にやめてください!
転職エージェントが求人紹介で重視するのは、利用者の希望だけではありません。
利用者がこれまで培ってきたキャリアや実績、強みなどを考慮したうえで最適な求人を紹介するのです。
したがって、ありもしない架空のキャリアを申請すると、応募に際して「管理職経験のある人」「実務経験〇年以上」といったハイレベルな条件が設定されている求人ばかりを紹介される破目になりかねません。
加えて、スカウトサービスを利用する際にも問題があります。
企業やヘッドハンターはサイトに登録された情報をもとにオファーを送ります。
もし虚偽の経歴でオファーを受け内定を獲得すると、万が一虚偽が発覚した場合に経歴詐称で訴えられる事態も十分に考えられるのです。
虚偽のキャリア申請は、メリットどころかデメリットしかありません。
経歴に自信がない場合でも、正直に伝えましょう。
40代に多い転職理由4選
転職理由を考えることは転職において、特に40代の転職シーンでは必須の作業です。
自分が採用担当者だったらと考えてみてください。
自社に応募してきた40代の人が、これといった理由もなく採用面接に臨んできたらどうでしょうか?
とても採用したいとは思えませんよね。
転職理由をハッキリさせないことには転職活動は始まりません。
ここでは参考までに、40代の転職者に多い転職理由をみてみましょう。
自分のケースとよく照らし合わせてみてください。
40代に多い転職理由4選
- 労働条件への不満
- キャリアアップへの挑戦
- 人間関係の問題
- 経営方針や将来性に対する不安
順番に解説していきます。
将来が不安で仕方ない40代がこれからやるべきことは?退職、転職の判断はどこで行う?
①労働条件への不満
40代の転職理由の筆頭が、「年収や待遇などの労働条件への不満」です。
40代ともなると勤続年数や実績などが評価され、役職に就いたり年収があがったりするのが一般的ですが、企業によっては思うようにキャリアアップが叶わない場合もあります。
少し前までは日本の会社は年功序列が一般的でした。
ところは現在では実力主義・成果主義を採用する企業も増え、勤続年数が長いだけではキャリアアップが難しくなってきているのです。
政府が発表した「令和2年転職者実態調査」では、40代の転職理由に最も多いものが「労働条件が良くなかったから(年収以外)」という結果が出ています。
労働条件への不満が仕事に大きな影響を与えていることがよくわかりますね。
②キャリアアップへの挑戦
キャリアアップへの挑戦を目指して転職する40代も多いです。
40代は長い社会人経験の中でさまざまな出来事を体験し、実績やスキル、仕事の進め方などが確立されつつある年代です。
上昇志向の強い人であれば、こうした強みを活かしてより高みを目指そうと考えるのはごく自然なことと言えます。
特に年功序列を重んじる職場の場合、実績よりも勤続年数や年齢を重視する環境に息苦しさを感じるケースも多いです。
昔ながらの体制から抜け出して、より活躍の幅を広げようと考える40代も少なくありません。
実績やキャリアが充実していれば、キャリアアップを狙っての転職は応募先の企業でも歓迎されやすいです。
③人間関係の問題
「人間関係がうまくいかなかった」という理由も、40代の転職場面でよく見られます。
特にいわゆる「中間管理職」として働いている場合、上司と部下の板挟みに苦労するケースが多く、ストレスで体調を崩す場合もあるのです。
ただでさえ日々の業務が忙しいうえに人間関係で苦労するのは、だれでも苦痛ですよね。
先ほども触れた「令和2年転職者実態調査」によると、自己都合で退職した40代の内の約20%の人が人間関係を理由に退職しています。
企業は多くの社員が一丸となって成長させるものです。
良好でない人間関係は、仕事のモチベーションや業績に直結しうる重大な問題といえます。
④経営方針や将来性に対する不安
40代は、長い社会人経験の中でビジネスに関する知識やノウハウが成熟してくる年代です。
時には会社の経営方針や理念、方向性などに疑問を持つこともあります。
特に、会社の内部事情や営業成績に触れ続ける管理職に就いている場合、会社の将来性に大きな不安を抱きやすいです。
たびたび触れている厚生労働省の調査では、会社の将来性に不安を感じて転職した40代は「労働条件への不満」から退職した人に次いで2番目に多い結果となっています。
入社したての頃であれば、仕事を覚えることや社会人生活への期待と不安などから、会社の将来性についてじっくり考えない場合も多いです。
一方40代の場合、長く会社に勤めてきたからこそ会社の弱みや改善点などが見えやすいです。
終身雇用制度が崩壊しつつある現在では、不安の残る会社に見切りをつけて転職するケースも目立ちます。
40代の転職シーンに多い質問5選
最後に、40代の転職において多く見られる質問に回答していきます。
疑問点をしっかり解消したうえで、転職活動に励んでください。
以下に挙げる5つの質問をみてみましょう。
40代の転職シーンに多い質問5選
- 40代の平均年収はどのくらい?
- 40代が転職しやすい仕事は?
- 40代は転職エージェントの利用を断られるって本当?
- 40代の転職には資格は必須?
- どうしても転職先が見つからない時は?
一つ一つ回答していきます。
①40代の平均年収はどのくらい?
A.40代前半か後半、性別などによって開きがあります。
国税庁が発表した調査によると、40代の平均年収は以下のような結果が出ています。
男性:約584万円
女性:約324万円
男性:約630万円
女性:約504万円
男女ともに年齢を重ねるごとに給料は上昇しますが、女性よりも男性の方が役職に就くケースが多いため、性別による開きが生まれやすいです。
②40代が転職しやすい仕事は?
A.これまでの経験やスキルを発揮できるお仕事ほど、採用されやすいです。
年齢を重ねた人材に対して、企業は即戦力になれるだけのスキルや経験を求めています。
そのため、これまでの経験を活かしやすい職場を探すのがおススメです。
経験やキャリアによらない転職先としては、「タクシードライバー」「工場内作業員」「交通誘導員」などがあります。
③40代は転職エージェントの利用を断られるって本当?
A.紹介できる案件が無い場合、利用を断られる場合もあります。
転職者にとって非常に心強い存在の転職エージェントですが、運営側も決して慈善事業でサービスを提供しているわけではありません。
ビジネスである以上は、利益につながらない利用者に対してはサービスを提供する意味がないのです。
ただし、必要以上に不安にならなくても大丈夫です。
転職エージェントは無数に存在するので、利用を断られた場合は、他の転職エージェントを利用しましょう。
④40代の転職には資格は必須?
A.必須ではありません。
40代の転職シーンでは、何よりも実績やマネジメント能力が大切です。
そのため、資格がないと転職できないわけではありません。
一方、システムエンジニアやプログラマーのような、高度な専門的技術が要求されるお仕事では、資格が有利に働きます。
技術職の中には、関連する資格がない場合応募すらできないケースもあるので、十分注意しましょう。
➄どうしても転職先が見つからない時は?
A.現在の職場での部署移動や副業がおススメです。
40代での転職は不可能ではないものの、簡単ではなのも事実です。
良い求人が集まらず、転職をあきらめる人も少なくありません。
そうした場合、部署の移動を申請するのも一つの手です。
リスクを大きく軽減しつつ、労働環境の改善が見込めます。
また、年収に不満がある場合は副業への挑戦も視野に入れましょう。
まとめ~40代の転職成功には転職サイト・転職エージェントが不可欠
この記事では、40代の転職に役立つ転職サイトや転職エージェントの紹介をしてきました。
40代は、独力のみで転職を成功させるのが難しい年齢です。
この記事で紹介した転職支援サービス活用は、転職成功のためには必須と言えるほど重要なので、必ず活用しましょう。
また、内定獲得を目指すうえで押さえるべきポイントもたくさんあります。
ポテンシャル採用が期待できる若年層と違い、40代は一定以上のビジネスノウハウが備わっていることが前提とされるからです。
ひとつひとつしっかり意識して、ぜひ転職を成功させてください!