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サイボウズへ転職(中途採用)は可能か?年収はどの程度?

サイボウズ 大企業への転職

転職活動が初めての人の場合、まず何から始めるべきなのかわからないかもしれません。

求人の見方や情報の仕入れ先、選考の対策方法など不明な点はいくつも出てきます。

特に、ここで紹介するサイボウズという会社は主に法人向けの企業となっているため、一般的なユーザーにとってはどのような会社なのかわからない点も多くあります。

そのため、今回はサイボウズに関する基本的な情報や口コミなど、転職活動中の企業研究に役立つ内容を紹介します。

サイボウズの企業概要

サイボウズ株式会社は1997年創業のソフトウェア開発会社です。

2006年にはグループウェア事業で国内シェア1位を取るほど勢いのある企業となっています。

また、クラウド事業を始めとしたITの最先端技術にも取り組んでいる企業です。

事業内容

サイボウズはソフトウェア開発を中心とした事業に取り組んでいます。

IT関連の知識・スキルを持っている人や、興味・関心のある人は具体的にどのような事業が展開されているのか、チェックしておきましょう。

ここからは、サイボウズの代表的な事業について紹介します。

グループウェア事業

グループウェア事業はサイボウズが創業以来20年間続けている事業で、企業や地方自治体、病院などの情報共有ツールを提供しています。

スケジュール管理や顧客情報の管理といった、ビジネスにおいて必要なグループウェアが開発され、800万人を超えるユーザーをサポートします。

具体的なグループウェアとしては、サイボウズOficeやcybozuLIVEなどがあります。

チームワーク事業

チームワーク事業は、企業内に構成されているチームをサポートするためのソフトウェアを開発・販売しています。

文献研究などを行い、チームワークなどのノウハウを世界へ広めていけるような事業です。

また、学生たちへ向けて、チームワークとは何かを教える講座も開かれています。

その他の事業

サイボウズでは、チームワークを啓蒙することや、日本人の企業での働き方を変える取り組みも行っています。

具体的には、地域クラウド交流会やNPOプログラムなどがあります。

地域クラウド交流会は、地域活性化のために金融機関や行政、地域の人々など垣根を越えて交流会を設ける取り組みです。

そして、NPOプログラムは非営利団体の活動を応援するために、サイボウズのサービスが利用できるライセンスを発行しています。

トップのメッセージ、企業理念

サイボウズの理念は「チームワークあふれる社会を創る」こと。

私たちはその理念に沿ってチームワークを支えるソフトウェアを開発し続けてきました。

現在では、中小企業から大企業まで業種を問わず幅広くご利用いただけるようになり、販売実績は6万社を超えています。

また、2011年に開始したクラウドサービス「cybozu.com」は順調に発展しており、今ではグループ売上の過半を占めるまでになりました。

しかし、私たちの活動はソフトウェアだけではありません。

チームワークあふれる社会を創るために、働き方改革を推進したり、自社メディアで情報を発信したり、地方創生を支援したり、お客様やパートナー様をつなげたり、ありとあらゆる手段を尽くし、社会のチームワーク向上に努めていきます。

サイボウズはこれからもチームワークあふれる社会を創るため、メンバー一丸となって活動していきます。

どうぞご支援・ご指導のほどよろしくお願いいたします。

会社概要

会社名 サイボウズ株式会社
所在地 〒103-6028 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階
資本金 613百万円(2017年12月末時点)
事業内容 グループウェアの開発、販売、運用
従業員数 586名(2017年12月末 連結)、414名(2017年12月末 単体)

サイボウズの採用職種・仕事内容

サイボウズではIT関連だけでなく、営業や経理といった知識を持つ人も募集されています。

職種の種類は豊富にあるため、自分の興味のある仕事を見つけてみましょう。

志望動機を用意するためにも、それぞれ詳しくチェックしておくことが大切です。

Webアプリケーションエンジニア

Webアプリケーションエンジニアは他のチームのエンジニアと協力しながら製品に関する設計や実装を行ったり、運用中のサービスの障害や性能劣化に対処したりしていくことが仕事です。

また、開発している製品は長期的な運用ができる設計を行います。

長いものでは20年近く運用されている製品もあります。

給与

月給:経験/能力に応じて当社規定により決定します。

UX/UI デザイナー

UX/UI デザイナーはサイボウズの製品やクラウドサービスのUX/UIデザインを担当します。

ユーザーの使い心地を研究し、新しい製品やサービスを作り出しています。

また、これまでのデザイン領域にとどまらないような方法で他のチームと連携しながら製品開発が続けられます。

給与

月給:経験/能力に応じて当社規定により決定します。

QAエンジニア

QAエンジニアはWebアプリケーションのテストが主な仕事です。

サイボウズはクラウドサービスやパッケージ製品、モバイルアプリなどを開発しています。

これらを高い品質に保つため、この職種ではテスト実施に関わる全ての工程に参加します。

給与

月給:経験/能力に応じて当社規定により決定します。

ソリューション営業

ソリューション営業はパートナー営業とコンサルティング営業の二つの領域に仕事内容が分かれています。

パートナー営業は販売パートナーへ自社製品の営業企画を行うことが仕事です。

さらに、パートナーが販売している製品と、サイボウズが販売している製品を組み合わせて新たなソリューションを生み出せるような仕組みを作ることも重要な仕事となっています。

コンサルティング営業は、社内の情報共有に関する改善案を提供することが仕事です。

主に、1,000名以上の従業員を抱えている企業に向けて、チームワークが円滑になるような製品の営業活動を行います。

給与

月給:経験/能力に応じて当社規定により決定します。

人事(オフィスづくり)

人事(オフィスづくり)はサイボウズの社員がチームワークを向上できるようなインフラを整備していくことが仕事です。

具体的には、チームワークを最大化するために、新規オフィスの開設や既存オフィスの再設計、環境の整備などが挙げられます。

給与

月給:経験/能力に応じて当社規定により決定します。

感動課

感動課は他の企業にはなかなか無い職種で、社内にある感動の種を探して華を開かせることが仕事です。

具体的な仕事内容は、社内イベントの企画・運営や研修のサポート、社内企画に必要なアイテムなどの製作が挙げられます。

日々の仕事として、社内情報の収集や人脈の構築などもあります。

給与

月給:経験/能力に応じて当社規定により決定します。

サイボウズの給与・年収

サイボウズは企業としてまだまだ若い会社となっています。

そのため、転職を検討している場合、収入の面が安定するのかどうか心配する人もいるかもしれません。

そこで、ここからはサイボウズの給与や年収に関する情報を紹介します。

全体の平均年収

サイボウズの平均年収は、566.0万円(有価証券報告書より)となっています。

過去数年間の平均年収の推移を見ると、500~600万円台に留まってはいますが、毎年ばらつきがあるため安定しているとは言えません。

しかし、大きな変動が見られるわけでもないので、収入面に関しては大きな心配をする必要はないと思います。

年代別の年収

年齢 平均年収
20~24歳 431.4万円~461.4万円
25~29歳 468.9万円~518.9万円
30~34歳 483.0万円~583.0万円
35~39歳 548.9万円~652.9万円
40~44歳 578.6万円~699.6万円
45~49歳 589.2万円~711.2万円
50~54歳 612.9万円~722.9万円
55~59歳 583.7万円~693.7万円
60~65歳 372.2万円~693.7万円

サイボウズの競合企業と平均年収比較

企業名 平均年収
サイボウズ 566万円
インテアHD 500万円
ユニリタ 671万円
日本通信 710万円
日本ラッド 474万円

サイボウズと競合企業4社の平均年収を比較すると、サイボウズはユニリタと日本通信よりも低い結果となりました。

サイボウズはグループウェアのシェア1位ですが、他の企業よりも展開している事業の幅が狭く、企業としての歴史も浅いです。

まだまだ成長段階な企業となっているため、利益の面から見ても他の2社より劣っており、年収も低くなっています。

しかし、IT化が進む世の中で今後の成長次第では年収が上がっていく可能性も秘めている企業です。

給与に関する口コミ・評判

正社員・派遣社員、どちらであっても給与は同じ業界の他企業よりも高いと思います。特に、大卒の初任給に関しては、かなり高い水準でした。

昇給は年に1度行われる査定によって決められます。個人的には、毎年確実に上がっているので嬉しいです。

給与は仕事における能力次第で確実に上がっていくので満足しています。正しく評価されていると感じるため、仕事へのやりがいも出てきます。

サイボウズの福利厚生制度

サイボウズでは社員が多様な働き方で仕事できるよう、様々な福利厚生制度が設けられています。

ここからは、代表的な制度を4つ紹介します。

用意されている制度が自分の求めるような待遇となっているかを確認し、転職を希望するかどうか判断しましょう。

選択型人事制度

選択型人事制度は社員のライフステージが変わることに対応した制度です。

育児や介護、副業など個人的な事情に応じて、勤務時間や勤務場所を変更することができます。

2018年の現在では9種類の中から働き方を選べるようになっています。

仕事Bar

仕事Barはサイボウズの社内に設けられたリラックスできるスペースで、真面目に仕事の話をする場を提供する制度です。

部署をまたぐ5人以上が対象となり、このスペースでの飲食費を支援してもらうことができます。一人あたり1,500円まで支給されます。

ウルトラワーク

ウルトラワークは在宅勤務や時差出勤などと同じように、選択した働き方の中から異なる働き方を単発で行うことができる制度です。

家庭の事情や仕事への向き合い方などに対応し、チーム・個人の生産性を向上させるために設けられています。

子連れ出勤制度

子供の預け先が決まっていない、学童保育に子供が行きたがらない、といった理由で出勤が難しくなる社員をサポートするために設けられたのが、子連れ出勤制度です。

子供と一緒に出勤し、社内で預けることができます。

チームの生産性を下げないことがルールとなっています。

緊急時の受け皿を目的に運用される制度です。

福利厚生に関する口コミ・評判

福利厚生制度は十分そろっている会社だと思います。社長自ら制度を積極的に利用しているので、他の社員も取りやすいです。

福利厚生の一環として、クラブ活動があります。そのため、普段は話さないような社員ともコミュニケーションが取れる、情報交換しやすくなっています。

IT業界の中でも福利厚生は特にしっかりしていると感じています。制度に関して満足している社員も多いです。

社員の状況に応じて柔軟な福利厚生制度があるのは面白いです。他の会社ではあまり見かけないような制度もあります。社員の居心地が良くなるような環境作りがなされていると思います。

勤務時間・休日休暇

この段落からはサイボウズの勤務時間と休日休暇制度に関して紹介します。

これらの情報は働きやすい環境かどうかを見定めるための重要なポイントです。

納得できる環境にあるかどうかをチェックしていきましょう。

勤務時間について

サイボウズの標準的な勤務時間は9:00~18:00です。

しかし、社員のプライベートな事情や希望の働き方などを考慮してフレキシブルに変更できる福利厚生制度があるため、勤務時間を自由に変更することができます。

また、プロジェクトの状況によっては残業が発生することもあります。

育児・介護休暇制度

子供が生まれた社員や要介護の家族がいる社員に対応したのが育児・介護休暇制度です。

最長で6年間、育児・介護を理由に休暇を取ることができます。

また、妊娠時から取得できる産前休暇や、子供の送り迎えや食事の支度などを理由に働く時間を短縮できる育児・介護短時間勤務制度も用意されています。

育自分休暇制度

育自分休暇制度は35歳以下の社員を対象に、自分を成長させるために長期的な休暇(一時的な退職)を取ることができる制度です。

転職や留学、環境を変えたいと考え退職を検討している社員は一時的に退職することができ、6年以内に会社へ復帰することができます。

その他の休暇、休日

サイボウズは完全週休2日制(土日祝が休み)が導入され、年間休日は121日です。

また、年次有給休暇やリフレッシュ休暇、夏季冬季の長期休暇など、様々な休暇制度も用意されています。

勤務時間・休日休暇に関する口コミ・評判

私のいる部署では残業することは多くありますが、その分残業代はしっかり支給されるので不満はありません。また、社員の状況に応じて出勤時間を変更できるのは助かっています。

残業時間が長いことは身体的に疲れることも多いですが、休暇制度が充実しているので休みは取れます。

いろいろな休暇制度が設けられているので、個人的にはうれしく思います。特に、子供がいる家庭の場合、急きょ休まなければならなかったり、出勤時間が遅くなったりすることもあるので助かります。

社内の教育・研修制度

  • バリュー研修
  • 開発研修
  • 合宿研修
  • フォローアップ研修
  • 体験入部

サイボウズでは、新人でも各チームの一員として十分に働けるような教育・研修制度が用意されています。

特に、体験入部に関しては、本人の適性を見るために、いくつかの部署をローテーションで回りそれぞれの仕事を体験することができます。

また、新人以外でも、技術力を身に付けたいと考える社員が自由に参加できる研修もあります。

教育・研修制度に関する口コミ・評判

新人の頃にいくつかの研修を受けさせてもらえるので、仕事に入りやすかったと感じています。

入社して仕事をするようになると、OJTが始まるため、わからないことは気軽に先輩に質問することができました。不安なことも多かったので安心して仕事ができていたと思います。

仕事をするために必要最低限の研修を用意してくれているのはありがたいです。わからないことは新人のうちに解決することができました。

職場の雰囲気や社風

職場の雰囲気や社風は、社員が働きやすい環境を作っているかどうかを判断できる要素となります。

そのため、転職を検討する際はこれらについても、よくチェックすることが重要です。

ここからはサイボウズの社内の雰囲気や社風について紹介します。

社員の意見を受け入れる社風

サイボウズは社内で設けている制度を社員が活用しやすいよう、いくつかのルールと文化を設けています。

例えば、率先垂範の文化があります。これは、あらかじめ定めたルールをリーダーが率先して実践するというものです。

リーダーが実践することで、他の社員たちもついていきやすくなります。

福利厚生や休暇制度などでも、リーダーがルールの範囲内で活用することで、他の社員たちも積極的に制度を利用できるようになっています。

お互いに情報共有できる雰囲気

新人やベテランであっても、サイボウズの社内ではお互いに情報共有しやすい雰囲気があります。

具体的には、新人の場合、わからないことがあったとしても、周りにいる先輩に質問しやすくなっています。

一方で、ベテラン社員の場合は自分の知っている情報を共有することで、社員同士のコミュニケーションを活性化させ、良い人間関係を築くことができます。

職場の雰囲気や社風に関する口コミ・評判

社内には活気があると思います。自分が成長するために新しい仕事にチャレンジする社員もいて、モチベーションが高いです。自分のやりたい方法で仕事ができるため働きやすさも感じます。

仕事で困ったことがあれば何でも相談しやすい雰囲気があります。特に、新人の頃はよく助けられました。先輩であってもコミュニケーションが取りやすいので居心地の良い職場です。

先輩や上司などが積極的にフォローしてくれるので、安心して働くことができます。未経験の人であったとしても、短期間で仕事になれるのでは、と思います。

サイボウズへの転職で役立つ転職サイトorエージェント

転職活動を成功へ導くには、履歴書の書き方や面接におけるマナーなど、基本的なポイントを抑えることが大切です。

さらに、志望企業への効果的な対策なども知っておくことで、より採用される可能性を上げることができます。

これらを効率的に行うには、転職サイトや転職エージェントを利用する必要があります。

そこで、ここからはサイボウズへの転職で役に立つ転職サイト・エージェントの情報を紹介します。

レバテックキャリア

レバテックキャリアはエンジニアに特化した転職エージェントです。

これまでエンジニアの経験がある人の場合、応募者のスキルや経験に応じた求人を紹介してもらうことができます。

特に、首都圏や関西圏、福岡などにあるIT企業への転職に強くなっています。

これらの地域はサイボウズの支社も点在しているため、転職を希望する人は登録しておきましょう。

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パソナテックはITやモノづくりの分野に強い転職サイトです。

過去の経験やスキル、希望のキャリアに応じて求人を紹介してもらうことができます。

場合によってはキャリアアップも可能です。

また、専門のコンサルタントと面談を行い、事前の対策や悩み相談などもできます。

まとめ

サイボウズは若い社員も多く成長中の企業なので、数多くの求人を出しています。

そのため、職種によっては倍率が下がることもあるかもしれませんが、油断は禁物です。

転職サイトやエージェントを利用しつつ、採用されるためにできる準備はしっかりと行いましょう。

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