営業職に転職したいと思っていても、未経験だと転職しにくいのではないかと思う方もいますよね。

未経験の業界に転職することに興味があっても、抵抗がある方は多いです。

そこで今回の記事では未経験で営業職に転職する方法や営業職の種類について解説します。

これから未経験で営業職に転職したいと思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

営業職におすすめの転職サイト・転職エージェント10選！

営業職の仕事内容を簡単に解説

まずは営業職の仕事内容について簡単に解説します。

営業職の仕事内容は、「顧客層」「サービス」「アプローチ方法」によって、大きく異なってきます。

それぞれの要素で、仕事内容を確認してみましょう。

顧客によって異なる営業職

営業職の顧客は、大きく二つに分けられます。

法人か個人かです。

法人営業であればBtoB、個人営業であればBtoCといった呼び方もします。

それぞれの違いを確認してみましょう。

法人営業

法人営業とは、企業相手に営業をおこなう営業職のことを言います。

BtoBのビジネスということですね。

企業の業務が円滑に進むようになるシステムやサービスを企業に営業し、購入してもらうことを目的としています。

基本的に営業をすんなりと聞き入れる企業は少ないので、ビジネスコミュニケーションが必須です。

最近ではコンサルティングやＩＴシステムの法人営業が多い傾向にあります。

企業相手に営業をかけるため、単価が高くなるのが特徴的です。

インセンティブを導入している企業に転職して、ガッツリ稼ぎたいと考えている方には法人営業がおすすめです。

個人営業

個人営業とは、企業以外の個人顧客を対象に営業をおこなっています。

個人ユーザーに直接販売するため、コミュニケーション能力が必須です。

個人営業をしている企業に転職する場合にも、コミュニケーション能力や人柄が重視されていることが多いので、転職するためにも必須だと覚えておきましょう。

また個人営業の主な業種は保険や不動産、ウォーターサーバーなど様々な商材があります。

法人営業よりも単価は低いですが、件数を求められる仕事だと覚えておいてくださいね。

サービスによって異なる営業職

営業職では、何を営業するかによっても仕事内容が変わってきます。

営業する商品・サービスは、「無形商材」と「有形商材」に分けられます。

無形商材

広告や保険など、カタチがない商品・サービスの営業です。

顧客にマッチするサービスであることをアピールしたり、顧客の課題がどこにあるのかをヒアリングする力が求められます。

目に見えないものを売らなければいけない分、個人の営業力がより必要になるともいえるのが特徴です。

またサービスを提供する場合、長期間の付き合いとなる顧客も多いです。

顧客との関係性の強さも、無形商材ならではといえるでしょう。

最初の関係性の構築だけでなく、継続的な関係性作りも求められるわけですね。

有形商材

有形商材は、文字通りカタチのある商品・サービスのことを指します。

実在する物体を営業することになるため、開発費や材料費が絡んでくることが大きな特徴。

生産の納期も重要な要素といえます。

有形商材の営業では、企画段階からかかわるケースも多いです。

売り込む商材の知識が深ければ深いほど、より魅力も伝えられるようになっていきます。

アプローチ方法によって異なる営業職

営業先が、新規か既存かでも大きく異なってきます。

開拓していくのか、継続的な関係性を作っていくのか、それぞれの営業職の違いを確認してみましょう。

新規開拓営業

これまで取引したことがない、新規の顧客を相手にする営業です。

まずはアポイントの営業をする必要があり、数をこなしていくことが重要になってきます。

自らの力で開拓していくため、やりがいを感じやすいのが特徴的。

新規開拓営業をしている企業は事業拡大の真っ最中とも言えますから、企業にとっての貢献度も大きくなりやすいわけですね。

新規開拓営業の場合、リストの作成やKPIの設定など、スピーディーな行動力が成果に結びついていきます。

自分でPDCAサイクルを回せる方が向いているといえるでしょう。

ルート営業

すでに取引実績のある顧客に営業することを、ルート営業といいます。

既存の顧客へのフォローが中心であり、決まった顧客を回ることからルートというわけですね。

飛び込み営業やテレアポをすることはなく、既存顧客の契約更新や追加契約獲得が目的となってきます。

またすでに取引している商品のアフターフォローも重要です。

継続的な関係性作りが求められるため、顧客の要望を正しくヒアリングし、潜在ニーズをつかむコミュニケーション能力が求められます。

最初から関係性がある相手となるため、比較的契約は取りやすく、営業未経験の方にもオススメです。

営業職への転職は未経験でもしやすい！理由を解説

営業職への転職は未経験でもしやすいです。

その理由は以下の通りです。

• 求人が多い
• 資格や経歴不問のことが多い
• 大量に採用している企業が多い

これらについてそれぞれ解説します。

求人が多い

営業職は求人数が多いです。

景気に左右されることがなく、物を売ることで利益を得られるため常に営業人材を募集している企業もあります。

営業をすることで企業の利益につながるので、企業にとっては必須の人材です。

そのため求人数が圧倒的に多いのが特徴ですね！

いろいろな分野の営業職を募集されているので、得意分野や行きたいと思っている分野でも営業職になれる可能性があります。

求人数が多く、人がそこまで集まらないからこそ営業職は未経験でも転職しやすいと覚えておきましょう。

資格や経歴不問のことが多い

営業職はコミュニケーション能力や人柄が良ければ仕事として成り立つことが多いです。

法人、個人にしてもコミュニケーションで商品を売ることができますからね。

そのため、必須の資格や経歴はないです。

求人をみて見ても、資格や経歴に制限をかけている企業は少ないですね。

もちろん、未経験者よりも経験者のほうが有利なことは間違いありません。

それでも未経験者を応募している企業はとても多いので、比較的転職しやすい業界・業種だと覚えておきましょう！

大量に採用している企業が多い

営業職はある程度きつい仕事ではあるため、離職者が多い傾向にあります。

そのため大量に人を雇って、生き残っている人を増やす戦法を取っている企業が多いです。

また営業職の研修はマニュアル化していることも多く、育成に多くのコストがかからないのも大量採用の要因です。

未経験者でも大量に雇っている企業が多いため、転職しやすい業種ですね！

営業職のやりがいは？

未経験で営業職にチャレンジするのであれば、やりがいも確認しておきましょう。

魅力を感じるやりがいがあれば、営業職を続けるモチベーションも生まれます。

顧客に喜んでもらえる

営業職の仕事内容によっては、自身のアイデアが反映されるケースもあります。

顧客の課題を解決すれば、営業先に喜んでもらえることも。

自分の仕事で顧客から直接喜びの声を聞けるのは、営業職のやりがいといえます。

成果が数字で表れやすい

営業職は、成果が数字で表れやすいです。

売上や契約数といった目に見えてわかる数字ですから、目標達成時の達成感も生まれやすいといえます。

成果を追って行動するモチベーションにもつながるでしょう。

営業の成果が出ていれば、年収UPにつながる可能性もありますね。

大きな稼ぎにつながることも

歩合給の形式であれば、収入を大きく増やせる可能性もあります。

営業をこなして成果を出すことで、インセンティブを手に入れられるわけですね。

もちろん楽な道のりではありませんが、努力してつかみ取る可能性が用意されているのは大きな魅力といえるでしょう。

営業職に向いている人の特徴

ではそもそも営業職はどんな人に向いているのでしょうか。

未経験で転職したいと思っていても、自分が向いているかどうかわからないと不安ですよね。

そこで営業職に向いている人の特徴について解説します。

具体的には以下の3つに当てはまっている方におすすめの仕事です。

• コミュニケーション能力が高い
• 自分で仕事の目標設定や管理ができる
• ひたすら努力できる

これらについてそれぞれ解説します。

コミュニケーション能力が高い

冒頭でも言いましたが、営業の仕事ではコミュニケーション能力が必須です。

人と人との関係性が重要な仕事になるため、コミュニケーションが取れなければ営業職は向いていません。

コミュニケーション能力が高ければ、人とのやり取りもうまいですよね。

営業をする相手の要望をしっかりとヒアリングすることも必要なので、相手の立場に立って考えられるコミュニケーション能力も必要です。

自分で仕事の目標設定や管理ができる

営業は1か月のノルマが与えられて、その目標を達成するために仕事をしていきます。

お客様との打ち合わせの日程調整やそれまでに作成する資料の用意など、やらなければいけないことがとても多いです。

日々、仕事に追われることになるため、目標設定や進捗管理が非常に重要です。

自分のキャパシティーを理解したうえで、目標設定や進捗管理をしっかりと決められる人に向いています。

もちろん、1つの営業先ではなく複数の営業先を抱えることになるので、複数の業務を同時に進めなければなりません。

目標設定や進捗管理ができる人に向いていると覚えておいてくださいね。

ひたすら努力できる

営業職は常にPDCAを回して、自分の業務をよくしていく必要があります。

目標を達成できなかった月があれば、なぜ達成できなかったのか、どうすれば次の月に達成できるようになるのかなど考えています。

もちろん月単位ではなく、週単位や1日単位でも目標設定をしてPDCAを回すことがほとんどですね。

ひたすら努力をして業務改善をするということは、厳しいと感じるかもしれません。

しかし毎日のように努力をしなければ、インセンティブを増やすことは難しいです。

営業職は大変な仕事をすることにはなりますが、その分リターンも大きいです。

年収を大幅に上げたい方や自分の実力を年収として繁栄してもらいたい方にとてもおすすめですよ！

営業職に未経験で転職する場合の志望動機を解説

続いては、営業職に未経験で転職する場合の志望動機を解説します。

志望動機で伝えるべきポイントは以下の通りです。

• コミュニケーション能力
• ヒアリング力
• 粘り強さ
• フットワークの軽さ
• 相手の立場で物事を考えられる

営業職では上記のポイントが求められているため、アピールできるところがあればアピールしましょう！

具体的には下記記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

営業職に転職するために！志望動機の書き方のポイントや例文を公開中

営業未経験の方におすすめの転職サイト・転職エージェント

最後に営業未経験の方におすすめの転職サイト・転職エージェントについて解説します。

具体的には以下の3社がおすすめです。

• doda
• マイナビエージェント
• ビズリーチ

これらについてそれぞれ解説します。

doda

dodaは求人数が10万件以上掲載されている、業界トップクラスの転職サイト・転職エージェントです。

dodaでは転職サイトと転職エージェントの両方を利用できるため、転職サポートを受けることもできますし、自分のペースで転職活動を進めることもできます。

dodaのキャリアアドバイザーの評判も良く、しっかりとしたサポートをしてもらえます。

dodaには営業職の求人も多く掲載されているので、とてもおすすめです！

20~40代までの営業職求人が掲載されているので、ぜひ利用してみてくださいね。

＼最短60秒で登録完了！／

dodaのエージェントは転職におススメのサービス！評判・口コミを徹底解説

マイナビエージェント

マイナビエージェントは大手人材企業のマイナビが運営している転職エージェントサービスです。

マイナビが運営しているため、信頼度が高いですね！

マイナビエージェントでは今後のキャリアに関する相談から、転職成功後のフォローアップ体制まで整っているので満足度が非常に高いです。

またマイナビエージェントに掲載されている求人数も非常に多く、未経験の営業職求人を探すのにもうってつけです！

特に20代向けの求人が多く掲載されている転職エージェントなので、20~30代の方は利用を検討してみてくださいね。

＼無資格・未経験でも転職可能！／

ビズリーチ

ビズリーチはスカウト型の転職サービスで、登録してスカウトされるのを待つだけで利用できます。

自分から行動する必要がないので、非常に楽な転職活動ができますね。

またビズリーチが取り扱っている求人はハイクラス向けのものが多いため、年収アップを目指している方はぜひ利用してみてください。

年収600万円以上の求人が多数あるため、年収アップを目指しているのであればぜひ利用してみてくださいね。

＼高年収を目指せる！／

ビズリーチの登録はこちら

ビズリーチの評判を徹底解説！メリットデメリットや口コミもご紹介

【まとめ】営業職は未経験でも転職しやすい！

この記事では未経験で営業職に転職できるのか、解説しました。

結論、営業職は未経験でも転職しやすい職種です。

また、営業職に向いている方の特徴をまとめておきます。

• コミュニケーション能力が高い
• 自分で仕事の目標設定や管理ができる
• ひたすら努力できる

これから転職したいと考えている方は、ぜひ転職サイト・転職エージェントを利用して営業職へ転職してみてくださいね。