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富士フイルムへ転職(中途採用)は可能か?年収はどの程度?

富士フィルム 大企業への転職

富士フィルムのような大きな企業への転職を検討している方の場合、自分の持っているスキル・知識で本当に転職できるのか、どうすれば上手く転職活動を進められるのか、といった不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?

このような不安を抱えているときには、しっかり情報を集めて、具体的な転職活動の進め方をイメージしながら自信を就ける必要があります。

そこで今回は、富士フィルムに関する情報や、転職活動を進めるための転職サイト・エージェントの情報などを紹介します。

富士フイルムの企業概要

富士フィルム株式会社は、写真や映画フィルムの国産化を目指して創業された企業で、現在ではその技術を活かした様々な事業を展開し、大きな企業へと発展しています。

東京都内に2つの本社を持ち、連結会社を合わせた従業員数は30,000名を超えます。

事業内容

富士フィルムでは重点的に力を入れている事業が3つあります。

企業研究の一環として、事前に確認しておきましょう。

ここからそれぞれの事業に関して、具体的な情報を紹介します。

ヘルスケア

ヘルスケアは医療における予防・診断・治療をカバーするための機器や医薬品を開発する事業です。

例えば、診断の領域では、X線画像診断や内視鏡、超音波診断などを行う機器が開発されます。

それぞれの機器が高精度な診断をできるよう設計され、効率的な医療を目指せるようになっています。

高機能材料

高機能材料は富士フィルムがこれまでの経験で培った知識・技術を応用して様々な材料を開発する事業です。

開発される材料としては代表的な製品の一つである、液晶ディスプレイの偏光版保護フィルムが挙げられます。

他にも、市場が成長しているスマートフォンの領域においては、タッチパネル向けの材料を開発しています。

ドキュメント

ドキュメントでは、富士フィルムが抱える顧客の業務課題や経営課題を解決するための、ソリューションサービスを提供しています。

具体的には、販売準備業務(執筆・翻訳・印刷など)の支援や、経営業務(請求書・納品書などの保管)の支援が挙げられます。

トップのメッセージ、企業理念

技術、製品・サービスを通じて社会を豊かにする

企業の存在意義は、自社の技術や提供する製品・サービスを通じて、人々の生活に役立ち、社会を豊かにすること、つまり事業を通じて社会課題の解決に貢献することであると考えています。

当社は、一つの例として、長年写真フィルムの提供を通じて、人々の生活において人生の悦びや輝かしい思い出を記憶にとどめ、人々の幸せに貢献するという価値を社会に提供してきました。

デジタル化の進展により、写真フィルムの需要が激減し、会社存亡の危機を迎えましたが、自社で培ってきた技術を軸として事業構造転換を図り、乗り越えてきました。

それを支えたのは、経営の的確な判断、フィルムの研究・開発・製造で培った高い技術力であり、人材でした。

これらの力を合わせ、さまざまな分野で新たな事業展開を行い、継続的にキャッシュを創出できる体制を作り上げることができました。

一つの技術の役割が終われば、その会社の寿命は終わり、新しい技術を持つ会社に代われば良いとの考えもありますが、企業は優れた人材や組織、技術、企業文化などの経営資源を組み合わせることで、新しい価値を生み出し続けることができるのだと私は考えます。

そういう意味で企業は新しい価値を創出できる極めて合理的且つ能率的な組織だと言えます。

富士フイルムグループは、社会の変化を捉え、イノベーションを創出し、社会に新しい価値を提供し続けると共に、ゴーイングコンサーンで企業としても成長し続けてまいります。

会社概要

会社名 富士フイルム株式会社
所在地 〒107-0052東京都港区赤坂9-7-3
資本金 40,000 百万円(2018年3月31日現在)
事業内容 イメージング ソリューション(カラーフィルム、デジタルカメラ、写真プリント用カラーペーパー・サービス・機器など
従業員数 1,887名(2018年3月31日現在)※富士フイルム株式会社および関係会社の連結従業員数

富士フイルムの採用職種・仕事内容

富士フィルムではあらゆる分野における人材を募集しているため、自身の経験やスキルに見合った職種があるかどうか、確認してみましょう。

画像技術‐医療分野

画像技術‐医療分野では、医療現場の手術におけるリスクを軽減させることや、医療の質を向上させるための製品開発などが行われます。

また、画像処理技術開発では、診断目的に沿った画像処理を行うための製品を医療施設へ提供するなど、コンピュータによる診断の支援を行うための製品を開発しています。

給与

当社規定による。経験・能力を考慮の上、優遇

オンラインプリントサービスの商品開発

この職種では、スマートフォン等の端末で撮影され保管されている写真を活用した写真用のアクセサリーを提供するなど、日常生活の中へ溶け込んでいくようなプリントシステムが開発されています。

担当する業務としては、オンラインプリントサービスの商品化や、新規サービスの企画・開発などが挙げられます。

給与

当社規定による。経験・能力を考慮の上、優遇

デジタルカメラ設計開発(メカ・エレキ・ソフト)

写真フィルムの開発で培った技術を駆使して、業界でもトップクラスの高画質となるデジタルカメラやレンズを開発するのが、デジタルカメラ設計開発です。

富士フィルム独自の新技術やアイデアを取り入れた商品を開発することを目指した職種となっています。

具体的な仕事内容として、デジタルカメラ筐体や交換レンズ鏡胴の設計、ソフトウェア開発などがあります。

給与

当社規定による。経験・能力を考慮の上、優遇

海外マーケティング/事業企画

富士フィルムは世界中の国と地域で事業を展開しているため、各地の市場状況やを把握し、現地のニーズに合った製品を提供する必要があります。

そこで、海外マーケティング/事業企画という職種は、現地の代理店と連携しつつ販売施策・計画をたてたり、新製品の市場導入をしたりするなど、海外で展開している事業を進めています。

給与

当社規定による。経験・能力を考慮の上、優遇

経理業務全般

経理業務全般は富士フィルムの経営や事業戦略を推進するために、各部門をサポートすることが仕事です。

具体的な担当業務としては、財務会計業務や管理会計業務、内部統制業務などなどが挙げられます。

給与

当社規定による。経験・能力を考慮の上、優遇

デザイナー・プロダクトデザイン

デザイナー・プロダクトデザインはコンシューマー分野からプロシューマー分野まで、幅広り領域であらゆる部門と関わりながら、商品・サービスをデザインすることが仕事です。

具体的には、デジタルカメラ「Xシリーズ」の外観デザイン開発や医療分野(X線、体外診断装置など)の外観デザイン開発、産業用機器の外観デザイン開発などがあります。

給与

当社規定による。経験・能力を考慮の上、優遇

富士フイルムの給与・年収

ここからは富士フィルムの給与・年収に関する情報を紹介します。

納得のいく転職になるように、前職での年収・給与と比較しながらチェックしましょう。

全体の平均年収

富士フィルムの平均年収は1,068万円(有価証券報告書によると)となっていました。

日本を代表する精密化学メーカーなだけあり、過去の年収の推移を見ても、高額な年収を維持しています。

年代別の年収

年代 平均年収
20~24歳 307.6万円~337.6万円
25~29歳 778.1万円~828.1万円
30~34歳 849.6万円~949.6万円
35~39歳 878.7万円~982.7万円
40~44歳 983.2万円~1104.2万円
45~49歳 1114.7万円~1236.7万円
50~54歳 1215.0万円~1325.0万円
55~59歳 1204.0万円~1314.0万円
60~65歳 794.4万円~1314.0万円

富士フイルムの競合企業と平均年収比較

企業名 平均年収
富士フイルム 1068万円
キヤノン 769万円
シャープ 728万円
リコー 838万円
京セラ 668万円

富士フィルムと他の競合企業の平均年収を比較した結果、富士フィルムが最も高い年収となっていました。

海外への事業展開や、独自の最新技術を用いた業界内でもトップクラスの製品を販売していることで良い業績を維持しているため、この結果となっているようです。

給与に関する口コミ・評判

会社としては業績が良いのでボーナスと年収が高く、満足しています。

他の競合企業に比べて給与が高くなっているのは嬉しいです。こんな企業で働けていることが、一つのモチベーションになっています。

ボーナスが高いので年収も高くなっていますが、業績に左右されるのは少し不安です。このまま安定して業績を維持して欲しいと思います。

残業が少ないわりに高い給与を維持できているので、給与面に関しての不満はありません。

富士フイルムの福利厚生制度

富士フィルムには、社員の様々なライフスタイルに合わせられるような福利厚生制度が揃っています。

どのような制度が揃っているのか、この段落で代表的なものを4つ紹介します。

施設

富士フィルムでは社員の住宅や、プライベートで利用する施設などを提供しています。

家族を持つ社員には社宅が用意され、独身者の場合は独身寮に住むことができます。

さらに、旅行の際に利用できる保養所も各地に設置されています。

出産育児一時金

出産育児一時金は妊娠12週以上を経過した出産に関して、子ども一人につき一時金が支給される制度です。

早産や死産、人工妊娠中絶などであったとしても支給の対象になります。

支給額は産科医療補償制度の加算対象出産の場合は420,000円となっています。

スポーツクラブ

富士フィルムは各地にあるスポーツクラブと法人契約しているため、社員であれば入会金と年会費不要でスポーツクラブを利用することができます。

利用料金のみ支払わなければならないため、各施設の料金表をチェックしておかなければなりません。

具体的な利用できる施設としては、コナミスポーツクラブやセントラルスポーツ、ティップネスなどがあります。

検診費用補助

様々な病気を予防するために、富士フィルムでは各種検診にかかる費用に補助費を支給しています。

例えば、人間ドックや婦人科がん検診、インフルエンザ予防接種、禁煙サポートなどの検診を社員が受診する際に、かかった費用を補助してもらえます。

福利厚生に関する口コミ・評判

私は会社が提携している宿泊施設を家族で良く利用するので、旅行の際には助かっています。

他にも、専用グラウンドや体育館なども利用できるので、これら施設に関しては満足です。

厚生施設が充実しているのは、嬉しいポイントとなっています。休日のリフレッシュに利用できます。

独身寮を利用できるのは嬉しく思います。他にも、住宅手当なども用意されているので、家賃は安く済みます。

勤務時間・休日休暇

この段落では、富士フィルムの勤務時間や休日休暇に関して紹介します。

働きやすい環境かどうかを自分で判断するためにも、確認しておきましょう。

勤務時間

富士フィルムの標準的な勤務時間は、本社の場合9:00~17:40(コアタイムは10:30~15:10)で7時間40分の労働時間となっています。

そして、工場や研究所では8:10~16:50(コアタイムは10:10~14:50)で労働時間が7時間55分です。

また、フレックスタイム制を導入しているため、コアタイム内で出勤すれば問題ありません。

残業時間

プロジェクトの内容や部署内の忙しさなどにもよりますが、残業が発生することはあります。

しかし、法定で定められた範囲内となっています。

また、週に2回ノー残業デーが設定されているため、プライベートな時間を確保しやすい環境です。

休日について

富士フィルムは完全週休2日(土曜・日曜が休み)が設定され、夏休みや年末年始の長期休暇を含めると年間休日は123日となっています。

しかし、事業所により異なることがあるので、働きたい場所がある場合は事前に確認しておきましょう。

用意されている休暇制度

富士フィルムの休暇制度は、一般的な企業でも導入されている年次有給休暇に加えて、ストック休暇や育児休暇、介護休暇などが用意されています。

中でも、育児休暇と介護休暇は個人のライフスタイルに合わせられる休暇制度となっているため、人気のある休暇制度です。

勤務時間・休日休暇に関する口コミ・評判

完全週休2日制である他、祝日や長期連休も用意されているので、満足しています。しかし、平日に仕事が終わらない場合は休日出勤も発生します。

残業は発生しますが、体の負担が大きい長時間の残業はあまりありません。さらに、ノー残業デーも設けられているので、個人的には働きやすい環境です。

夏休みは帰省ラッシュとズラすように設定されているため、毎年帰省する際には助かっています。

休日休暇に関しては充分休める日数をもらっているので、体への負担はあまり感じません。また、勤務時間に関してはパソコンで厳しく管理されていることで、長い時間の残業ができないようになっています。

 

社内の教育・研修制度

  • 新入社員研修
  • 現場実習
  • 基盤スキル強化プログラム
  • 専門技術系研修
  • キャリアライフデザイン研修

富士フィルムの社員としてスキルと知識を蓄え、充分に働けるような研修・教育制度がこの会社には揃っています。

用意されている研修・教育プログラムは段階に応じて受講できるようになっているため、キャリアアップも目指せるような内容です。

教育・研修制度に関する口コミ・評判

キャリアアップできるような研修・教育が揃っているので、成長するための環境としては良いと思います。

社員のスキルや知識などの段階に応じて研修・教育を受けられるので、今の自分の実力を客観的に見つめ直すことができて、目標を立てやすい環境でした。

社内には技術研修センターが設置され、それぞれの業務に応じた研修が受けられるのは素晴らしいと思っています。業務内容に直結するので、すぐに活かすことができます。

成長したあとの成果は正しく評価してもらうことができ、それがモチベーションにも繋がっているため、さらなる成長を目指す社員は多くいます。

職場の雰囲気や社風

富士フィルムの社内では、それぞれの社員が働きやすいように雰囲気や社風を良い状態に保つ取り組みがなされています。

具体的にどのような雰囲気・社風になっているのか、どのような取り組みが行われているのかを紹介します。

社員同士の交流があり雰囲気の良い職場

富士フィルムでは子会社への転職や希望退職面談などが行われるため、人の出入りの多くなっていますが、居心地の悪さを感じるような雰囲気はなく、社員同士の仲は良い状態です。

また、社員同士の交流を深めるために、様々な球技大会が開かれ、より絆を深めるような取り組みがなされています。

新人も積極的に仕事へ取り組む

新人であっても責任ある仕事へ携わることができる富士フィルム。

各部門において、人員は最小限に保たれていることで、新人に任せられる仕事の幅が広くなっています。

また、仕事を任せられた新人が不安を抱えないように3年間は指導員がつき、フォローできる体制が整った職場です。

職場の雰囲気や社風に関する口コミ・評判

事業所や部署によって違いはあるかもしれませんが、私のいる部署や回りの部署の社員は仲が良いです。毎月飲み会が開かれ、お互いにコミュニケーションを積極的にとっています。

新人であっても色々な仕事を任せられるのは、大変なことも多いですがやりがいを感じます。また、指導員の方がついた状態で仕事ができるので、安心感はあります。

社内で開かれる交流会に参加していると、同じ部署以外の方ともコミュニケーションが取れるため、仕事の打ち合わせや質問などもスムーズにできるようになっています。

富士フイルムへの転職で役立つ転職サイトorエージェント

富士フィルムは給与や福利厚生など待遇面から、転職希望先として人気の高い企業の一つです。

そのため、転職時のハードルは高い傾向があります。

そこで、少しでも転職を成功させる確立を上げるために、転職サイト・エージェントを利用して、有利な転職活動を行いましょう。

ここからは、富士フィルムへの転職にも役に立つ転職サイト・エージェントを紹介します。

BizReach

BizReachは年収アップを狙った転職希望者に人気の高い転職サイトです。

掲載されている求人には年収800万円を超える企業の求人もあります。

各業界のトップクラスの求人が集まっているため、富士フィルムのような大きな企業へ転職を検討している場合は登録しておくべきサイトです。

また、転職支援サービスの一つとしてオファー機能があり、自身のプロフィールを見て企業側からスカウトされます。

希望する職種へ就くためのツールとして利用してみましょう。

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まとめ

富士フィルムは企業としての規模が大きく、業界内でも優良企業として数えられます。

給与や福利厚生など待遇面においての評価も高く、キャリアアップを目指す転職希望者が多く応募します。

つまり、転職時の倍率は高くなっているので、事前に十分な準備を整えて選考に挑む必要があります。

準備をしっかり整えるためにも、独自で行う企業研究だけでなく、転職サイトやエージェントを利用してより有益な情報を仕入れることが大切です。

特に、転職に自信がない方は、これらのサービスを利用してコンサルタントと相談しながら、上手に転職活動を行っていきましょう。

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