秘書からの転職を考える人の多くは、より働きやすい環境や待遇の良い環境を求め、転職活動を決める人も多いです。
同じく秘書への転職なのか、それとも秘書から異業種に転職をするのか。
同じ秘書の転職でも目的に合ったサービスを活用しないと、なかなか転職活動がスムーズに進められず苦しむことになりかねません。
今回は秘書の転職活動におすすめの転職エージェント・サイトの紹介をはじめ、より転職活動をスムーズに進めるためのポイントなども併せて解説していきます。
秘書の転職におすすめのエージェントランキング
秘書の転職活動にもおすすめの転職エージェントをご紹介していきます。
マイナビエージェント
- 非公開求人数:多数あり
- 対応地域:全国
- 運営会社:株式会社マイナビ
マイナビエージェントは、20代~30代の若年層におすすめの転職エージェントです。
マイナビは新卒の就職支援に強いことから、同じ年代の転職支援のノウハウも充実。
コンサルタントからのサポート体制も評判が高く、初めての転職活動でも安心して活動に打ち込むことができます。
パソナキャリア
- 求人数:約10万件
- 非公開求人数:全体の8割
- 対応地域:全国
- 運営会社:株式会社パソナ
転職エージェントの中でも特に女性のキャリア支援に強い、パソナキャリアもおすすめです。
秘書の求人も他のエージェントと比較して多い傾向にあります。
パソナキャリアは元々派遣会としての実績もあることから、女性への転職支援にも強いと評判です。
また運営会社のパソナ自体も女性の活躍推進に力を入れていることから、キャリアアップを目指した転職活動にもノウハウがあります。
女性の転職支援に強いサービスを利用したい、という人には特におすすめのエージェントです。
リクルートエージェント
- 求人数:約20万件
- 非公開求人数:全体の6~7割
- 対応地域:全国
- 運営会社:株式会社リクルート
リクルートエージェントは、人材大手のリクルートが提供するエージェントです。
リクルートは転職サイトのリクナビNEXTを始め、リクルートドクターズキャリア(医者向けの転職サービス)、リクナビ薬剤師、リクナビ派遣など、業界ごとに特化したサービスも多く存在します。
総合転職はもちろんのこと、各ジャンルで培った実績があるため、大手から話題のベンチャーまで多くの企業とのパイプがあるのも魅力的です。
コンサルタントも各ジャンルに精通しているプロが在籍しているので、安心して任せられます。
また取り扱い求人数エージェントの中でも群を抜いて多いです。とにかくたくさんの求人をチェックしたい…!という方には、登録をして損はないでしょう。
dodaエージェントサービス
求人数 | 約260,000件 |
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対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
- 求人数:9万6000件
- 非公開求人数:全体の8~9割
- 対応地域:全国
- 運営会社:株式会社パーソルキャリア
dodaエージェントサービスは転職サイトのdodaが提供するエージェントサービスです。
dodaエージェントサービスの他社との違いは、転職希望者一人当たりに対して、スタッフが2人体制でサポートを行うことです。
求人紹介や面接のアドバイスなどを行う自分専任のキャリアアドバイザーと、各企業に一人ずつ担当される採用プロジェクト担当がいます。
キャリアアドバイザーからは自分にあう求人の紹介や強みなどを引き出してもらえるでしょうう。
一方で採用プロジェクト担当からは、応募する企業のより詳細な情報などを教えてもらうことができることから、サポート体制が手厚いと利用者からの評判が非常に高い傾向にあります。
またdodaは求人の質も評判が高いです。大手や優良企業の求人も多く取り揃えているため、多くの企業をチェックできるでしょう。
サポートの手厚さ・求人の質、両方とも譲れない…!という方には特におすすめのサービスでしょう。
MS-Japan
- 求人数:約5000件
- 非公開求人数:約9割
- 対応地域:全国
- 運営会社:株式会社MS-Japan
MS-JAPANは管理部門の求人に特化した転職エージェントです。
秘書求人の他にも総務・人事など、いわゆるバックオフィスと呼ばれる業種の求人が豊富に取り扱われています。
管理部門に特化しているため、在籍しているキャリアアドバイザーも全員が管理部門に精通しています。
その中でも経理財務や経営企画など職種ごとにも担当が分かれているのも魅力の一つ。より希望する職種に詳しいアドバイザーから手厚いサポートを受けることができるの嬉しいポイントですね。
大手のエージェントでは各業界毎にアドバイザーがわかれているため、中には希望する業種に強いアドバイザーが埋まってしまっていることも。
しかしMS-JAPANは全員が管理部門のスペシャリストのため、安心して任せられます。
リブズキャリア
- 求人数:約2000件
- 非公開求人数:約9割
- 対応地域:全国
- 運営会社:株式会社リブ
秘書の転職時におけるエージェントの選び方
秘書の転職活動時におすすめの転職エージェントをご紹介していきましたが、実際にどのエージェントを活用していけばいいのか悩みますよね。
転職エージェントは、自分に合ったサービスを選ぶ必要があります。人気ランキングで上位だからと、必ずしも自分にあうかはわかりません。
そのため自分にはあわないエージェントで登録をして活動を進めていっても、「キャリアアドバイザーとなんかあわない」「自分にあう求人が紹介されない」などといったようなことが起こりうるのです。
そうなるとスムーズに転職活動を進めることが難しいでしょう。
そこでエージェントの利用時のミスマッチを防ぐために、秘書の転職活動時の状況別におすすめのエージェントの選び方をご紹介していきます。
今よりもキャリアアップを目指して転職
秘書としてさらにキャリアアップを目指したいので、秘書の転職にも強いエージェントを利用することが大切です。
女性の転職支援に強いパソナキャリアや、管理部門の求人に強いMS-JAPANなどの利用が良いでしょう。
- パソナキャリア
- MS-JAPAN
秘書から異業種に転職
秘書の経験を生かして異業種に転職を行う場合、大手人材エージェントが提供する転職エージェントの利用をしていきましょう。
求人も幅広い業種に対応しているため、新たな挑戦を目指すのにもピッタリなサービスです。
また大手人材エージェントでは、各業界毎の担当のスタッフがいます。異業種への転職活動でも手厚いサポートを受けることができるのも嬉しいポイントです。
- dodaエージェントサービス
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
とりあえずは複数のサービスに登録をする
キャリアップを目指す場合も、異業種への転職を目指すにしろ、まずは気になる転職エージェントに複数登録を行いましょう。
やはり実際にサービスを利用してみないとわからない上、同じエージェントの中でもアドバイザーが違うだけでも使いやすさは大きく変わってきます。
はじめのうちは気になるエージェントにいくつか登録を利用していき、その中で自分にあうなと感じるエージェント1本に絞って利用をしていきましょう。
エージェント側も利用者が他のエージェントを登録をしていることは分かっているので、そこまで心配をする必要はありません。
秘書への転職におすすめのサイト
秘書の転職エージェントと併せて、転職サイトの利用も行いましょう。
エージェントから紹介される求人だけに関わらず、自分でも求人サイトをチェックし、希望する市場の動向を把握しておくことも大切です。
「エージェントではこの企業を紹介されたけど、転職サイトではずっとこの求人が出ているな…ひとの入れ替わりが激しいのではないか?」と、紹介される求人に受け身になることなく、客観視ができるようになります。
紹介された求人をしっかりと見極めるためにも、自分でも定期的に求人検索を行っていきま翔。
ここでは上記で紹介した転職エージェントと併せて利用するのにおすすめの、転職サイトを紹介していきます。
- リクナビNEXT
- エン転職
リクナビNEXT
- 人材大手のリクルートが運営
- 毎週1000件以上の新着求が追加
- スカウト機能も充実
リクナビNEXTは、リクルートが運営する転職サイトです。
リクルートエージェントと同じく、取り扱い求人数は業界トップクラスを誇ります。新着求人は毎週1000件以上追加されるので、市場の動向をチェックするのにもピッタリのサービスでしょう。
リクナビNEXTだけの限定求人もチェックできるため、エージェントはリクルート以外を利用し、転職サイトだけリクナビNEXTを利用するのもおススメです。
エン転職
- 若手の求人に強い
- 求人の情報で現場の雰囲気までわかる
- 一人ひとりへのサポートが丁寧
- スカウトメールを受け取れる
エン転職は他社と比較して若手の求人が多い傾向にあります。
また求人一つ一つの情報量が豊富なのも特徴の一つ。
採用担当者からのコメントが掲載されていたり、エン転職のスタッフからのコメントもチェックできるなど求人に関する情報量はエン転職が一番と言っても過言ではありません。
スカウト機能もあるため、自己PRなどを登録しておくと、書類免除でいきなり面接の連絡が入ることも。登録だけしておいても十分活用ができます。
秘書への転職でエージェントをフル活用するコツ
秘書への転職の成功率を高めるためには、ただ受け身で利用をしても意味がありません。
うまく使いこなすポイントを押さえて、活動を進めていくことが大切。
ここではエージェントを利用する際に押さえておきたいポイントを解説していきます。
- 転職をする理由を明確にする
- 希望条件は妥協しない
- 転職の希望時期は早めで伝えておく
- これまでの経験やスキルはウソをつかない
- アドバイザーと合わないときは変更してもらう
- 複数のエージェントを利用する
ここからはそれぞれのポイントをもう少し詳しく解説していきます。
転職をする理由を明確にする
なぜ今回転職活動を行うのか、転職の目的・理由を明確にしましょう。
キャリアアップをしたいのか、もっと良い労働環境が良いところに転職をしたいのか、環境を変えたいのかなど、具体的な理由が定まっていないと、転職活動の軸が定まりません。
結果として、入社後に「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔をしてしまいかねなくなります。
今回の転職の理由を明確にして、転職活動に取り組みましょう。
希望条件は妥協しない
転職をする理由を明確にした後は、その軸を元に転職活動をスタートさせます。
その際に転職先に求める条件は優先順位をつけておき、それに妥協しないように進めていくのも大切。
中にはエージェントの進めることに乗ってしまい選択をしたとしても、やはりその後働くのは自分です。あの時は勧められていいなと思ったけど、やっぱり自分の希望条件とは違った…と後悔してしまいかねなくなってしまいます。
初めのうちに自分の軸を定めるという意味でも条件を明確にした後はしっかりと優先順位をつけておき、できるだけ妥協せずに転職活動進めていきましょう。
転職の希望時期は早めで伝えておく
エージェントでの転職活動を進めるにあたり、転職の希望時期をヒアリングされます。
その際はできるだけ早めに転職を考えていることを伝えるようにしましょう。
特に良い待遇が期待できる求人は、非公開求人で取り扱われます。
エージェントのサイトからも求人検索を行うことができず、すでに利用者の中で優秀な人に優先して紹介が行われます。
この優秀な人の定義は、もちろん経験やスキルなども加味されますが、それと同じくらい「転職への熱意」もチェックがされます。
「特に急いでいないけど、まあいい求人があれば受けてもいいかな~」くらいのテンションの人に紹介をしても、辞退をされてしまう可能性が高いからです。
そのため「すぐにでも転職を考えていて、転職への熱意がある人」に良い求人を優先して紹介する傾向があります。
少しでも良い求人を優先的に紹介をしてもらうためにも、転職希望時期は早めに伝えるようにしましょう。
これまでの経験やスキルはウソをつかない
これまでの経験やスキルは正直に申告するようにしましょう。
少しでも良い求人を紹介してもらいたいからと、見栄を張ってしまうこともあるかもしれません。しかし実際に内定後に働くのは自分自身です。
嘘の経験やスキルが飼われて入社できたとしても、後々苦しい思いをしてしまうのも自分自身です。
また場合によっては虚偽の申告をしていたことが発覚した時点で内定の取り消しとなってしまいます。エージェントからも登録も解除されてしまうこともあるでしょう。
面倒なことになってしまいかねないため、正直に申告するようにしましょう。自信がなかったとしても担当のアドバイザーが面談を通してきちんとキャリアの棚卸しをしてもらえます。
アドバイザーと合わないときは変更してもらう
転職エージェントでの成功は担当のアドバイザーとの相性が占めると言っても過言ではありません。
担当のアドバイザーとの相性が合わないだけで、なかなか転職活動がスムーズに進まないこともあります。
仮にエージェントが良い求人を保有していてもアドバイザーが上手く提案できないなんてことになりかねません。
もし自分の担当のアドバイザーとなんか合わないなと感じるのであれば、担当者変更を依頼しましょう。
エージェント通しても他社に顧客が取られてしまうよりも、自社のアドバイザーを変更することで問題が解決するのであれば、担当の変更にも応じてもらえます。
納得のいくの転職活動となるようにするためにも、合わないと感じる時はきちんと変更を依頼するようにしましょう。
複数のエージェントを利用する
転職エージェントの利用を最大限活かすためには、複数のエージェントを利用することが大切です。
外のエージェントに絞って活動するのももちろん悪いことではありませんが、そうなるとその一社のアドバイザーの意見だけを取り入れることになってしまいます。
できれば複数のエージェントを利用しそれぞれのアドバイザーからの意見を取り入れることで、より客観視できるようになるだけでなく多角的な意見を取り入れることができます。
希望する業界の市場を知るという意味でも非常に重要のポイントと言えるでしょう。
使っていく中で自分に合うエンシェントに絞っていけばよいです。
初めのうちは自分が気になるエージェントにとりあえず登録をしていきましょう。
秘書の転職エージェントは自分に合ったサービスの利用が大切!
秘書の転職活動時には、自分に合ったエージェントを選ぶことが大切です。
キャリアアップを目指すのか、秘書から異業種に転職するのかを明確にし、それぞれに合ったエージェントを選択しましょう。
またエージェント任せにするのではなく、転職サイトを利用して業界の動向を調査したり、エージェントを使いこなすた目にポイントを押さえることも大切です。
納得のいく転職活動となるように、万全の体制で臨みましょう!