「ITコンサルタントを目指すためにおすすめの転職サイトは？」

「ITコンサルタントの仕事内容ってどんな感じ？」

ITコンサルタントとして転職活動をする際は、転職サイトや転職エージェントを利用するのがオススメです。

しかし、数多くある転職サイトの選び方に迷っている方や、そもそも何から始めたら良いかわからない方も多いのではないでしょうか。

今回は、ITコンサルタントにオススメな転職サイト、転職エージェントを10つ解説します。

それぞれの強みや求人数などを比較して、自分にとって最適な転職サイトを見つけてみましょう。

記事の後半ではITコンサルタントにオススメの転職サイトを活用する際のポイントも解説しておりますので、是非参考にしてくださいね。

以下の記事では転職サイトの比較についてまとめています。興味がある方は、こちらにも目を通してみましょう。

ITコンサルタントとは？IT営業、ITエンジニアとの違いを解説

ITコンサルタントは、ITのプロとして顧客の課題に向き合い、最適な解決方法を提供する職種を指します。

ITコンサルタントは業界知識にとどまらず、クライアントとなる企業が属する業界の特性を理解した上で、ITを活用して最適なソリューションの提供が求められる職種です。

製造業や飲食業など幅広い業界における課題に対して、ITのプロとして解決策の提案や、顧客に向けての長期的なフォローアップが主な業務となります。

ITコンサルタントは、類似業種のIT営業職やITエンジニアと混同されがちです。

それぞれの職種の違いをまとめましたので、参考にしてみましょう。

職種	業務の目的
ITコンサルタント	顧客の抱える経営・ビジネス上の課題の解決
ITエンジニア	顧客が求めるシステムの構築
IT営業	顧客の抱える問題に対するヒアリング・提案など

ITコンサルタントとして転職する際は、ITの知見だけでなく経営やマーケティングに関する基礎知識を取り入れておきましょう。

ITコンサルタントは未経験からでも挑戦できる？

「ITコンサルタントは未経験からでも挑戦できるのか？」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ITコンサルタントは未経験からでも挑戦可能です。

中でも20〜30代の若手のうちは、企業によってはITあるいはコンサルタントとしての実務経験の有無を問わずに採用活動を行っているケースも珍しくありません。

しかし、30代後半で業界未経験の場合や、他の業種での転職回数が3回を超えている場合、未経験からのスタートはかなり厳しくなるのが事実です。

またITコンサルタントは経験や年齢、保有している資格によって入社後の待遇が大きく変わってくることも押さえておきましょう。

ITコンサルタントに求められるスキル5選

ITコンサルタントには、以下5つのスキルが求められます。

• ITに関する知識
• 管理能力
• クライアントの業界・企業に関する知識
• コミュニケーション能力
• 自ら進んで学習する姿勢

それぞれのスキルについて詳しく解説します。

ITに関する知識

ITコンサルタントに求められる一つ目のスキルは、ITに関する知識です。

ITコンサルタントは、ITに関する知見が足りず悩んでいるクライアントと、ITのプロ技術者の間に立って業務を行います。

クライアントとのやりとりを円滑に行うためにも、業界内で働く一員として最低限の知識を備えられるよう継続的に努力しましょう。

管理能力

ITコンサルタントに求められる二つ目のスキルは、管理能力です。

ITコンサルタントは、複数の案件の進捗やスケジュールの管理だけでなく、チームメンバーのフォローアップやマネジメントスキルも求められます。

自分自身の予定だけでなく、チームメンバーの状況の把握やプロジェクト全体の管理を行える視野の広さも、ITコンサルタントに欠かせないスキルです。

クライアントの業界・企業に関する知識

ITコンサルタントに求められる三つ目のスキルは、クライアントの業界・企業に関する知識です。

ITコンサルタントは案件によって、様々な業界とIT技術を掛け合わせたプロジェクトを担当します。

クライアントとなる企業の属している業界の知識の習得から、ITを掛け合わせた最適なソリューションの提案までが、ITコンサルタントに一貫して求められるスキルです。

コミュニケーション能力

ITコンサルタントに求められる四つ目のスキルは、コミュニケーション能力です。

ITコンサルタントは、クライアントや社内のメンバーと密にコミュニケーションを取る機会が多くなります。

話しやすさや積極的な姿勢だけでなく、会話の中から相手の意図や潜在的な課題を見つけ出す能力も、ITコンサルタントとして働いていく上で培っていきたいスキルです。

自ら進んで学習する姿勢

ITコンサルタントに求められる五つ目のスキルは、自ら進んで学習する姿勢です。

ITコンサルタントとして仕事を続けていくためには、業界での最新の話題に関する知識やインターネット・Web領域における最低限の知識の習得が欠かせません。

ITのプロとして幅広い業界におけるクライアントをサポートするためにも、常に新しい分野の知識の習得を積極的に行う姿勢を見せていきましょう。

ITコンサルタントにオススメの転職サイト15選

ITコンサルタントにオススメの転職サイトを15個、それぞれ解説します。

転職サイトはそれぞれ強みや求人の特徴が異なるので、事前にリサーチした上で自分の希望や職歴にマッチするかどうか判断しましょう。

それぞれの転職サイトの特徴や強みを見比べたうえで、自分にとって使いやすいサービスを選んで活用してくださいね。

それぞれの転職サイトの特徴や強みを見比べたうえで、自分にとって使いやすいサービスを選んで活用してくださいね。

type転職エージェント

運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
公開求人数	約10,000件
対応エリア	全国
利用料	無料
おすすめポイント	内定獲得まであらゆる作業をサポート

type転職エージェントは、大手有名企業からベンチャー企業まで幅広い求人案件を紹介しているサービスで、ITコンサルタントの求人も豊富です。

サービス自体にIT業界やエンジニアの求人が多く、同じ企業がコンサルタントと他の職種を別のページで募集しているケースがあります。

type転職エージェントは書類選考や面接対策のアドバイスをより的確に行ってくれるため、転職活動自体が初めての人にもオススメです。

type転職エージェントは会員になると非公開求人の閲覧・応募が可能となるので、自力ではなかなか出会えない求人に出会える確率もグッと上がります。

さらに、type転職エージェントは年収交渉にも強いため、内定後の給与や待遇の大幅アップも狙いやすいです。

しかし、type転職エージェントは年収交渉に強いという噂がある一方、未経験向けの求人が少ないという口コミも多くみられます。

IT業界またはコンサルタントとしての実務経験が一定年数ある人向けの転職エージェントと言って良いでしょう。

最短60秒で登録完了type転職エージェントの登録はこちら

レバテックキャリア

運営会社	レバテック株式会社
公開求人数	約17,000件
対応エリア	全国
利用料	無料
おすすめポイント	エンジニア出身のコンサルタント

『レバテックキャリア』は、コンサルタントを含むIT・Web業界に特化している転職エージェントです。

現役ITコンサルタントのキャリアアップだけでなく、ITエンジニアからITコンサルタントへの転身にも強みを持つサービスとして知られています。

プロの転職エージェントが企業の採用担当者と年間3,000回以上にわたるミーティングを行い、企業と長期的な信頼関係を築いているのが強みの一つです。

大手有名企業からスタートアップベンチャーまで幅広い企業におけるITコンサルタントの求人を保有しており、そのうちの8割の平均年収はなんと600万円にものぼります。

また、レバテックキャリアでは通常の求人媒体では非公開の求人も多数保有しているほか、フリーランス向けの案件も数多く揃っているのが特徴です。

レバテックキャリアに登録すると、職務経歴書や履歴書の添削や面接対策に加えて、最短2週間で内定獲得も実現できるほどスピード感のあるサービスを利用できます。

リクルートエージェント

運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	約350,000件
対応エリア	全国
利用料	無料
おすすめポイント	業界最大手の信頼と実績

リクルートエージェントは、数多くある転職エージェントの中でも求人数No.1を誇るサービスです。

公開求人の数は2023年3月時点で3万件を超えており、サービスに登録すると5万件以上にもわたる非公開求人も見れます。

リクルートエージェントには専門のキャリアアドバイザーチームがあり、IT業界や転職の知識がない人でも安心してサービスを受けられるのが嬉しいポイントです。

企業の求人ページには給与や求める人材だけでなく、運営チームによる社員へのアドバイスが掲載されていることもあります。

転職活動自体が初めての人は、圧倒的な知名度と実績を誇るリクルートエージェントに登録してみてはいかがでしょうか。

リクルートダイレクトスカウト

運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	約418,000件
対応エリア	全国
利用料	無料
おすすめポイント	キャリアアップを狙いたい人向け

『リクルートダイレクトスカウト』は、リクルートが運営する転職サービスの中でも、ハイクラス人材に特化したヘッドハンティング型転職サイトです。

リクルートダイレクトスカウトに登録すると、ハイクラス人材の求人情報だけでなく専属のヘッドハンターへのキャリア相談も可能となります。

サービス内には専用のレジュメが掲載可能なため、内容を元にヘッドハンターがハイクラス向けの案件を厳選して紹介するといった仕組みです。

リクルートダイレクトスカウトの総求人数は10万件を超えており、ほぼ全ての企業の求める人材欄に明確な募集要項が記載されています。

また、リクルートダイレクトスカウトはレジュメ登録後、ヘッドハンターが資料を元に求人を探してくれるので、自分で求人を探す時間がない人にもオススメです。

現職で培った経験を最大限生かし、ITコンサルタントとして更なる高みを目指したい人にオススメの転職エージェントサービスです。

Geekly（ギークリー）

運営会社	株式会社Geekly
公開求人数	約19,000件
対応エリア	全国
利用料	無料
おすすめポイント	内定獲得までのスピードが速い

Geekly（ギークリー）は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

2023年3月時点での転職支援実績は8,500件以上にのぼり、転職成功者の約76%が同時に年収アップに成功しています。

GeeklyはITやWeb、ゲーム業界における営業からコンサルタント、エンジニアなど幅広い求人を取り扱っているので、ITコンサルタントを目指す人も注目するべきサービスです。

Geeklyでは、求職者の履歴書や職務経歴書の内容と企業のニーズがマッチした場合、書類選考なしで面接に進める一次面接確約サービスが高確率で提供されます。

IT業界での就労経験や、コンサルタントとしての実績がある方にとっては、書類選考で苦労せず面接対策に時間をかけられる場合もあるでしょう。

しかし、Geeklyは担当者や使い方によって求人に勝手に応募されるといった評判もあるので注意が必要です。

また、Geeklyに掲載されている求人はITやWeb業界の特徴上どうしても求人が首都圏エリアに固まっているため、希望次第では上京しての転職も視野に入れておきましょう。

マイナビエージェント

運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	非公開
対応エリア	全国
利用料	無料
おすすめポイント	若年層向けの求人に強い

『マイナビエージェント』は、株式会社マイナビが運営するITコンサルタントの転職にも活用しやすいサービスの一つです。

マイナビ転職エージェントは20〜30代向けの案件が豊富に揃っており、登録後はプロのスタッフが面接対策や書類の添削をサポートしてくれます。

ITコンサルタントの転職についても、ハイクラス人材として挑戦できる大手企業から、未経験から挑戦可能な案件を持つ企業まで幅広く存在しているのが特徴です。

ITコンサルタントとしての転職に関して不安のある方は、是非登録しておきたいエージェントサービスの一つであることは間違いないでしょう。

ITコンサルタント向けの転職エージェントを使いこなすためのポイント5選

ITコンサルタント向けの転職エージェントを使いこなすためのポイントは、以下5つです。

• 事前に自己分析を済ませておく
• 自分の情報は嘘をつかず正直に伝える
• エージェントとの連絡はマメにとる
• 実績やポートフォリオを見える化する
• ITに関する資格の取得に努める

それぞれのポイントを深掘りして解説します。

事前に自己分析を済ませておく

ITコンサルタント向けの転職サイトを使いこなすための一つ目のポイントは、事前に自己分析を済ませておくことです。

転職サイトに求人を掲載している企業は、業務内容のほかに待遇や福利厚生など様々な情報を公開しています。

企業の雰囲気や平均年齢などの情報を元に、自分が職場に求めるもの・求めたくないものは何かを頭の中で明確にしておきましょう。

自分の情報は嘘をつかず正直に伝える

ITコンサルタント向けの転職サイトを使いこなすための二つ目のポイントは、自分の情報は嘘をつかず正直に伝えることです。

多くの企業では面接時、転職理由や志望動機を問われます。

そこで自分の意見がはっきりと言えないと、採用担当者に対して良い印象を与えることができません。

たとえ前職の転職理由を言いづらい場合でも、実際に起きたことと今後の思いなどをしっかり採用担当者に伝えられるよう意見をまとめておきましょう。

エージェントとの連絡はマメにとる

ITコンサルタント向けの転職サイトを使いこなすための三つ目のポイントは、エージェントとの連絡はマメにとることです。

多くの転職サイトには、プロのスタッフが転職のサポートをしてくれるエージェントサービスがあり、基本的には誰でも無料で利用できます。

しかし、転職エージェントは日々多くの担当者を相手にしているため、連絡が遅ければ遅くなるほど相手の対応順位も下がってしまうので注意しましょう。

実績やポートフォリオを見える化する

ITコンサルタント向けの転職サイトを使いこなすための四つ目のポイントは、これまでの実績やポートフォリオを見える化することです。

中でもIT業界は自分が実際に取り組んできたことを、制作物によって一眼で見える化しやすく、企業に対してのアピールに繋がります。

営業や接客の経験がある方は、実績を可視化した上で、面接を通じて転職先でどう活躍していきたいかを言語化しましょう。

プログラミングやデザインの経験がある方は、今までの制作物や使用したツール、意識したポイントをまとめ、どの分野に強みを持つ人材であるかをアピールしてくださいね。

ITに関する資格の取得に努める

ITコンサルタント向けの転職サイトを使いこなすための五つ目のポイントは、ITに関する資格の取得に努めることです。

ITコンサルタントは最新の話題へのキャッチアップ（学習・追いつき）だけでなく、業界に関する基礎的な知識や最低限の資格を求められるケースも少なくありません。

中でも以下3つの資格は、IT業界での就労経験が浅い人にもオススメです。

• ITの入門資格と言われている『ITパスポート』
• 技術者やコンサルタントに求められることの多い『基本情報技術者試験』
• Excelを使った業務が不自由なく行えることを証明する『MOS Excel Expert』

2023年春期より、前年まで年2回しか受験機会のなかった基本情報技術者試験が一年を通して受験できるようになりました。

IT業界に関する知見が浅い人は、今後へ向けてチャレンジするのも良いかもしれません。

ITコンサルタントに求められるスキルや資格を押さえて転職活動を成功させよう

今回は、ITコンサルタントにオススメの転職サイトを紹介しました。

多くの業界ではAIやDX化が話題となっており、IT人材の需要は今後も続いていくと見られています。

中でもITコンサルタントは、情報処理やITに関する最新の話題に関する知見が求められるだけでなく、お客様や社内のメンバーとのコミュニケーション能力が必要不可欠です。

未経験からITコンサルタントに挑戦したい方、ITコンサルタント人材として市場価値を上げたい方は、プロのスタッフが在籍している転職サイトを活用しましょう。

多くの転職サイトでは、利用者一人ひとりに対してプロのスタッフが求人紹介や書類作成のサポートを行ってくれるエージェントサービスがあります。

自分ひとりの力で転職活動を行うのが不安な方は、エージェントの力を借りつつ自分にとって最適な企業を見つけてみてはいかがでしょうか。