派遣社員を目指す人の中には、「少しでも時給が良いところで働きたい」と思っている人も多いですよね!
そんな人におすすめなのが工場派遣の仕事です!
工場と聞くと、体力仕事が多くて大変そうとイメージするかもしれませんが、工場での仕事は高時給の案件が多いのです!
今回は、工場派遣の給料について、解説していきます!
工場派遣は時給が高い
工場勤務には、箱詰め・梱包などの単純作業から、専門的な技術を必要とする技術職まで幅広い仕事があります。
特別な資格を持っていたり、高い技術を必要とする仕事ができる人は、工場勤務の中でも高い時給を設定してもらえることが多いです。
また、工場特有なのが、3交代制のシフトが多いこと。
夜勤や遅番になると、自動的に時給が割り増しになるので、同じ時間働いたとしても、工場勤務の方が、給料が高くなることがあるのです。
工場派遣の仕事=体力仕事が多くてしんどい…。
というイメージだけで候補から外すのは、もったいないかもしれませんよ!

工場派遣の時給の相場
工場派遣の時給は、平均して1,000円以上です。
中には、時給計算ではなく、日給計算の職場もありますが、日給の場合だと10,000円前後の仕事が多いです。
工場は、生産ラインのスケジュールが決まっている場合だと、決まった就業時間で終わることが多いですが、トラブルや生産数が増える時など、残業が多くなると、その分給料も高くなります。
できるだけ多く稼ぎたいという人は、工場の繁忙期を狙うと、給料をアップできる可能性が高くなりますよ。
高時給を狙いたいなら3交代勤務
残業の他にも、時給をアップできる方法があります。
それは、3交代制のシフトがある工場を選ぶことです。
24時間、生産ラインを稼働している工場の場合、3交代勤務(または2交代勤務)のシフトになります。
3交代制の場合、
- Aグループ:8時30分から17時30分
- Bグループ:17時から2時
- Cグループ:1時30分から9時
というように各グループが交代でシフトを回していきます。
3交代勤務の時給を計算<4h>
なぜ、高時給を狙いたいなら3交代がおすすめなのかというと、深夜(22時から翌5時まで)に働く場合、夜勤手当として時給が25%増しになるからです。
わかりやすいように、先ほどの例を元に、それぞれのグループの時給を計算してみます。
基本の時給が1,000円、夜勤手当が1,250円、各グループ休憩時間を1時間とします。
- Aグループ:8時30分から17時30分(勤務時間:8時間)
- Bグループ:17時から2時(勤務時間:8時間)
- Cグループ:1時から9時(勤務時間:7時間)
それぞれの勤務時間を元に、1日の給料を計算すると、
- Aグループ:8,000円
- Bグループ:9,000円(深夜時間4時間)
- Cグループ:8,000円(深夜時間4時間)
Cグループは、他のグループよりも勤務時間は1時間短いですが、夜勤手当で時給が25%アップするため、1日の給料は日中勤務と同じ金額になることがわかります。
このように、深夜の時間帯のシフトに入ることができれば、同じ勤務時間でも給料が高くなるのです。
3交代勤務で稼働している工場の場合、Aのシフトが◯日、Bのシフトが◯日、というように、それぞれの時間帯の勤務をバラけさせて振り分けてもらえます。
Cグループの人は、ずっと夜勤ばかりになるというわけではないので、ご安心ください。
工場派遣の給料をアップさせるコツは?
これまで、工場勤務の時給が高いというお話をしてきましたが、中には「今の給料や時給に満足できない!」という人も少なくないと思います。
そこで、ここからは、工場派遣の時給をアップさせるコツを3つご紹介します!
できるところから実践してみてください!
仕事内容を変える
工場派遣の中で、比較的時給が安いのは、梱包や箱詰め、検品作業などのルーティンワークです。
特別な資格が要らず、誰でもできる仕事が多いので、工場勤務の中でも給料が安くなります。
同じ仕事を続けていても、なかなか時給アップの交渉材料にするには足りないので、新しい業務を追加したり、作業の難易度を少し上げてみるなど、仕事内容を変えてみるといいですよ。
派遣社員は、派遣先企業と派遣会社の間で結ばれた契約内容に基づいて業務を進めるため、大幅に契約外のことをするのはNGですが、他の人の作業を手伝うなどのことから始めつつ、派遣先企業に「◯◯の仕事に挑戦したい」という意思を伝えて、業務範囲を増やしてもらえないか交渉するのは大いにアリです!
あなたの熱意も伝わって、派遣先企業への印象もよくなるかも。
専門的な資格を取る
もっと効果的に時給を上げたい人は、工場勤務で使える資格を取得するのも方法です。
業務内容によっては、募集できる条件に「◯◯の資格を保有していること」といった有資格者限定の仕事もあり、専門性が高い仕事は、時給が高い傾向にあります。
また、資格によっては、現場での実戦経験がある人しか受けられないものもあるので、工場派遣でキャリアを積みながら、資格取得を目指すのは、とても効率が良い賢い方法と言えます!
体力に自信がある人はハードワークにチャレンジ
少し荒療治な提案になりますが、体力に自信があるという人には、ハードワーク、いわゆる体力仕事を選ぶのも時給を上げる方法です。
最近では、工場で働く女性や50代以上の人も多く、椅子に座りながらできる仕事や、重いものを持たなくても良い軽作業の仕事がたくさんあります。
しんどくない仕事は、時給も相場並みのものが多いですが、体力がいる仕事は、仕事内容がハードな分、時給も高い傾向にあります。
体に鞭打ってまで働く必要はありませんが、体力には自信があるという方は、重い荷物を運ぶ場面や、屋外で働くことが多い仕事に挑戦してみるのも方法です。
ただし、絶対に無茶なことだけはしないでくださいね!
工場派遣でしっかり稼ごう
いかがでしたか。
今回は工場派遣の給料についてご紹介しました。
少し前までは、工場勤務=ハードワークというイメージが根強かったですが、最近ではクリーンで体力を使わなくてもできる工場の仕事もたくさん増えてきました。
工場勤務でもしっかり稼げる時代なので、時給が高い仕事を見つけて、安定収入を目指してみるのはいかがでしょうか!
