工場派遣の案件の中には、寮付きの求人があります。
工場での寮生活がどんな感じなのか、気になりますよね。
そこで今回は、工場の寮の良いところ・悪いところを含めて、寮生活の実態を徹底検証していきます!
これさえ読めば、「寮生活も悪くないかも」と思えるはず!
工場の寮生活の実態
早速結論からお伝えすると、最近の寮生活はとても快適と言えます。
「寮」と聞くと、築40年のボロボロ学生寮を思い出す人も多いかもしれませんが、工場派遣に提供される寮は、個人でワンルームを賃貸するのと大差ありません。
レオパレスなどの賃貸で1ルームを借りる時と同じように、普通の個室アパートに住めると思っていて大丈夫です!
家具・家電など備品付き
さらにありがたいことに、借りるお部屋には、家具・家電などの備品が完備されていることが多いのです。
超優良派遣会社の場合、
ベッド・机・椅子・テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・インターネット回線
これらの備品が全て完備されているという物件もあるほどです。
ご覧の通り、体一つで引っ越しすればすぐに生活が始められるレベルですよね!
アパートの賃貸なのに寮と呼ばれる理由
住む個室は、個人でお部屋を借りる時と遜色ないし、誰かと共有で使うわけでもないのに、なぜか「寮」という呼ばれ方をします。
その理由は、住む物件が派遣会社が契約している借り上げ住宅、もしくは会社が保有する自社寮だからです。
つまり、派遣会社側が住む場所を用意してくれているということ。
月々の家賃の支払いは、派遣会社から支払われる給料から天引きで支払うというスタイルが一般的に多いです。
寮の方が賃料は安い
工場勤務の寮生活の場合、あなた個人が不動産と契約するよりも安い家賃で住むことができるという嬉しいメリットが付いています。
その理由は、派遣会社が家賃を何割か補助してくれることがあるからです。
家賃補助という福利厚生を採用している派遣会社は、派遣社員からも人気で、安い場合なら、30,000円前後で、1ルームに1人で生活ができることもあります。
会社の自社寮の場合は、もっと安くて10,000前後で住める穴場案件もあります。
まるで学生寮の値段だから驚きです。
寮生活のメリット
ここからは寮生活のメリットとデメリットをご紹介します!
まずはメリットから!
<寮生活のメリット3つ>
- 貯金しやすい
- 通勤時間が短い
- 仕事以外の面で社員と仲良くなれる
貯金できる
一番のメリットといっても過言ではないのが、家賃が安いことです。
寮生活の場合、もともと賃料が安かったり、派遣会社が家賃の一部を補助してくれるので、毎月の生活費を安く抑えられます。
寮生活を始めたことで浮いたお金を貯金に回せば、派遣社員という働き方をしながらでも、少しずつ貯金ができます。
また、家賃は給料から天引きされることがほとんどなので、家賃支払いが滞るという心配もありません。
通勤時間が短い
寮のもう一つのメリットは通勤時間が短いことです。
せっかく寮に住むのに、「会社まで片道1時間」なんていうのはちょっと変ですよね。
基本的に、寮は工場の近くの物件が使われることが多いので、通勤時間が短いというメリットがあります。
また、徒歩や自転車で通える工場も多く、満員電車に揺られたり、通勤ラッシュの人混みに疲れることもありません。
通勤時間が長いとそれだけで疲労困憊してしまいますが、サッと工場に行けて、サッと帰れるのは、良いですよね。
会社保有の寮の場合だと、同じ敷地内に建物があったり、併設されているので、徒歩数分で職場にたどり着けたりします。
社員さんとの交流がある
他にも工場勤務の人が寮で生活していると、寮での時間も社員同士のコミュニケーションの時間になるので、他の社員さんと交流する機会が増えます。
知らない土地に赴任することになっても、職場の人が近くに住んでいれば、休日や仕事終わりの時間に一緒に遊んだりご飯を食べたりと、交流を深められますよね。
そこでコミュニケーションを取って、お互いのことをよく知れたら、職場でのやりとりもスムーズになり、仕事が円滑に進むという嬉しいメリットにつながります。
気の合う同僚を見つけて、楽しい寮生活が過ごせると良いですね!
寮生活のデメリット
次に寮生活のデメリットを見ていきます。
<寮生活のデメリット2つ>
- 相部屋の場合、同居人を選べない
- 騒音がうるさい
相部屋の場合、同居人を選べない
これまでは、個室利用を想定してお話を進めてきましたが、会社によっては相部屋の寮の場合があります。
仮に、相部屋だった場合、共同生活をする相手を自分で選べないことが、デメリットというか一つのリスクになります。
たまたま一緒の部屋になった相手がとても気が合う同僚だったらラッキーですが、生活リズムが合わなかったりすると、共同生活が大変かもしれません。
会社に相談できると思うので、1〜2ヶ月生活をしてみて、業務に支障が出るほど気が休まらない場合は、その旨を会社に相談してみても良いでしょう。
2人以上で共同生活をする場合、個室利用に比べて家賃が安くなるというメリットもあるので、どこででも誰とでも生活するのが苦じゃないという人には、相部屋生活もいいと思います。
騒音がうるさい
これは、寮生活だけでなく、どこの賃貸でも言えることですが、壁が薄く物音が響きやすい賃貸アパートには、騒音問題がつきものです。
隣の家の物音が気になったり、上の住人の物音が気になるということもしばしば。
まったく知らない人だったら、簡単に大家さんにクレームを言えるところが、会社の同僚やあまり面識がない先輩が住んでいる、などの場合、ちょっと気を使ってしまいますよね。
「隣に住んでいる先輩が、しょっちゅう友達を呼んで宴会を開いている。夜中まで騒いでいてうるさくて眠れない」
という経験をした人も実際にいます。
面識がある分、クレームが言いにくいという場面があるのは、寮生活のデメリットと言えます。
しかし、寮と言えども、勤務時間外はしっかり体を休める必要があるので、生活で困ったことがあれば、気兼ねなく会社に相談してくださいね。
予想以上に快適で楽しい工場派遣の寮生活
いかがしたか。
今回は、工場派遣の人の寮生活についてご紹介しました。
寮に入る一番のメリットは、家賃が安いことです。
家具・家電付きも多いので、一人暮らしの時みたいに備品を揃える手間もコストもおさえられて、かつ、家賃も補助してもらえるケースもあります。
通勤時間も短いし、仕事以外の時間をゆったり確保したい人にはおすすめです!
最近では、きれいな個室を提供してもらえる求人も多いので、仕事探しに困っている人は、住み込みの求人も視野にいれてみてはいかがでしょうか!
