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無期雇用派遣という働き方とは?無期雇用派遣のメリット・デメリットはある?

無期雇用派遣という働き方とは? 派遣社員の基本情報

無期雇用派遣という働き方をご存知でしょうか。

無期雇用派遣とは、派遣会社との間に期限を定めることなく雇用契約を結び、派遣社員として働くという働き方です。

「派遣社員は期間が決められた働き方」

という固定概念を打ち破るかのような無期雇用派遣の働き方は、安定を求める派遣社員にピッタリです。

しかしどうやら、無期雇用派遣ならではのデメリットもあるようなので、無期雇用派遣という働き方ならではの注意点もしっかり抑えておきたいところです。

無期雇用派遣として働くことを検討している方は特に、今回の説明を参考にしてください。

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無期雇用派遣という働き方

無期雇用派遣という働き方について、まずは詳しく調べてみましょう。

雇用相手は「派遣会社」だが、雇用期間の定めなし

無期雇用派遣

無期雇用派遣も、登録型派遣と同じく派遣会社に雇用される働き方。

しかし、登録型派遣が「間接雇用」となるのに比べて、無期雇用派遣は派遣会社と「直接雇用」を行います。

この点で言えば、正社員と同じです。

直接雇用か間接雇用かの違いは大きいです。

無期雇用派遣が時折正社員と同等だと言われるのはここが大きいでしょう。

登録型派遣と同じく派遣社員を雇用して、派遣会社から給与の支払いや福利厚生制度を利用できるのは同じですが、派遣してない期間も雇用契約を結び、給与が発生するのが大きな違いでしょう。

POINT常用型派遣・特定派遣も「無期雇用派遣」と同義です。時期によって呼び方が変わりました。

派遣会社の選考をクリアしないと雇用されない

登録しておけば、担当者から登録者にあった仕事が割り振られる登録型派遣とは違い、無期雇用派遣は派遣会社の選考試験を受けて、その選考をクリアしなくてはいけないのです。

正社員登用時と同じく、書類選考、面接を受けて、その試験をクリアした人のみ無期雇用派遣として採用されるのです。

特に重要な選考基準は「年齢」です。

派遣会社はなるべく長期的に派遣先企業への派遣を行いたい狙いがあるので、ある程度の年齢層をこえたかたは採用されにくくなります。

一つの年齢基準は「30歳」です。

30歳を超えた人の採用はかなり厳しくなるでしょう。

派遣会社としても、長期的に人材採用のリスクを負うことになるので、慎重に採用したい気持ちも納得です。

登録型派遣との違い

対して登録型派遣は、登録者と雇用契約を結ぶのは、派遣先企業へ派遣社員を派遣している間だけ。

契約期間が途切れ途切れとなってしまうのです。

待機期間は給与が発生しないので、この期間派遣社員として働く以外の方法で生活資金を調達しなくてはなりません。

「長期的なキャリアを描けない」のが、無期雇用派遣との違いでしょうか。

無期雇用派遣という働き方のメリット

無期雇用派遣という働き方のメリットを、もう少し具体的にみていきましょう。

収入が途切れない

やはり無期雇用派遣の一番のメリットはこの、「収入が途切れない」ことに尽きると思います。

登録型派遣は待機期間に収入が途切れてしまうのに対し、無期雇用派遣は派遣先企業へ派遣されてない時でも給与が支払われます。

しかし基本的に、無期雇用派遣には「待機期間」がありません。

どの会社でも、何もしてない社員に給与を支払いたいとは思いませんから、派遣会社から常に派遣先企業の紹介を受けることになります。

派遣先企業の紹介を常に受け続けることになるので、「働き口が途切れない」というのも一つのメリットになりえるでしょうか。

どうしても派遣先企業が見つからない場合は、無期雇用派遣なら雇用元の派遣会社で仕事することもあります。

給与は基本的に月給制

派遣会社が安定しないと言われる要因の一つが、給与が時給制であることです。

時給制の給与制度で働いていると、どうしてもその月の出勤日数や勤務時間で給与が上下します。

しかし月給制で給与が固定されていれば、月で月給が上下しません。

派遣社員は有給休暇が事前申請できないため、欠勤で給与が大幅に下がってしまうことも多いです。

無期雇用派遣なら、欠勤に対してビクビクしながら働く必要が無いのです。

ボーナスも支給される

登録型派遣で働く派遣社員ではまずもらうことができない「賞与」も、無期雇用派遣ならもらうことができます。

その他有給休暇が取れること、残業代も支払わえっることなどを考えると、なおさら正社員と同様という言葉に納得できます。

交通費も支給される

「派遣社員には交通費が支給されない」とは良く言われることです。

無期雇用派遣なら、給与と別に交通費が支給されます。

派遣会社の交通費支給制度にありがちな「一律500円」や「給与こみ」などの設定ではなく、きちんと全額交通費が支給されます。

1つの職場で長期間働くことができる

若年層のキャリア形成を邪魔しないため、という名目で派遣社員には「1つの職場で働けるのは3年まで」という制限があります。

無期雇用派遣なら、この制限を受けることもありません。

なるべく、1つの職場で長く働きたいと思っている派遣社員にはぜひ、無期雇用派遣として働くことをおすすめしたいです。

早くて半年程度、長くても3年間で一つのキャリアが途切れてしまうのが嫌な方はたくさんおられると思います。

無期雇用派遣という働き方のデメリット

無期雇用派遣という働き方には、良いところもあれば悪いところもあります。

無期雇用派で働くことのデメリットも、先に知っておきましょう。

確かに無期雇用派遣は、派遣会社との直接雇用契約を結ぶため、正社員と同等の権利を持っているといえるでしょう。

しかし無期雇用派遣は、正社員にも派遣社員にもなりきれない、「中途半端な存在」という見方ができる働き方です。

契約打ち切りの恐怖がつきまとう

無期雇用派遣とはいえ、雇用形態は「派遣社員」です。

契約による効力は、正社員雇用のほうがはるかに高いです。

無期雇用派遣だから、長期的に勤務できる!契約が打ち切られることはない!

とたかを括っていると、契約を打ち切られることで、働き口がなくなってしまう…なんてことも十分ありえます。

派遣社員として安定した働き口を求める方には良いですが、より安定した働き口を探している方はぜひ、無期雇用派遣より正社員の求人を探すことをおすすめします。

派遣社員は派遣先企業で長く働いていると、派遣先企業に「直接雇用」を持ちかけられることもありますが、直接雇用される人の割合はかなり少ないです。

それならはじめから、若者向けの転職エージェントに登録するなどして、「正社員の求人」を探したほうがはるかに正社員登用の近道です。

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採用試験に受からないと無期雇用派遣として働けない

無期雇用派遣は、派遣会社にエントリーして書類選考を受けて、その後面接、最終選考の後ようやく本採用されます。

この採用までの流れは言うまでもなく「就職活動」と同じ。

派遣会社に登録すれば自ずと派遣求人を紹介してもらえる「登録型派遣」とは結構違うな…と私なんかは思ってしまいます。

書類選考→面接→最終選考→採用

という正社員と同じ道筋を踏むなら、正社員求人に応募するほうが同じリソースを割くだけで済みますよね。

よほど派遣社員として働かないといけない条件でも無い限り、正社員の仕事探しを行うのが良いと思います。

あなたが今後どう働きたいのか

「派遣社員として責任のない仕事がしたい」
「登録型派遣より安定した仕事がしたい」

という2つのニーズは相容れないものです。

「自由な働き方ができる派遣社員か」
「責任は多少伴うが高給与で安定した正社員か」

ここできっぱり判断するのをおすすめします。

キャリアアップは難しい

安定した給与がもらえるのが無期雇用派遣の良いところですが、この安定した給与は実は「給与アップ」が難しいです。

派遣会社に言われるがままに働いていると、当然仕事は派遣会社の言うがまま、職場を選ぶことができないまま仕事することになります。

単調な事務のような仕事を延々と、または単調な派遣の仕事を転々とこなすことになります。

自分で派遣求人を選び、経験とキャリアを積み重ねた一般的な派遣社員は、派遣会社との給与交渉が比較的容易にできます。

対して派遣会社に無期雇用されている派遣社員は、どれだけ長く働いても給与は固定。

もっと高い給与で働きたいと思ったとしても、低い給与相場で長く働くことになるので、派遣社員として今後ステップアップを考えている方にとっては手痛い問題です。

正社員と派遣社員の悪いところの詰め合わせ?

派遣社員の悪いところは、「誰でもできる仕事」を任されることで、「仕事のやりがい」「責任ある仕事」ができないことでしょうか。

そして、雇用期間が決まっていることで不安定な仕事になること。

将来性が見いだせないことも、派遣社員のデメリットでしょうか。

正社員のデメリットとして思いつくのは、「仕事の融通の効かなさ」でしょうか。

責任あるやりがいのある仕事ができる代わりに、自分で仕事を選ぶことができず、休みも簡単に取ることができません。

そうした派遣社員と正社員の悪い部分を、無期雇用派遣は両方併せ持っています。

無期雇用派遣とはいえ、比較的給与の低い「非正規雇用」で、仕事を選ぶことができない融通の効かなさを併せ持っています。

無期雇用派遣として働く前に、きっぱりと「正社員」か「派遣社員」という両極端の働き方はできないか、一度考えてみてはいかがでしょう。

無期雇用派遣が向いている人の特徴

無期雇用派遣は確かに少し変わった働き方です。

それゆえ、無期雇用派遣として働くべき人の特徴もはっきりと出てきます。

悪くいうと「中途半端」ではあるものの、やはり無期雇用派遣ならではのメリットもあります。

派遣社員として働きたいが正社員になるほどではないと思っている人

派遣社員という肩書は、良くも悪くも「軽い」です。

正社員ほど責任ない仕事ですが、それゆえ気軽に仕事できるのもメリットです。

気軽故に継続的に働くことができる「安定性」に欠けるため、少し満足できない人も多いはず。

それなら、ほどよく仕事に安定感のある無期雇用派遣として働くのをおすすめします。

無期雇用派遣なら、遠い未来へ仕事の目測を立てることはできないものの、勤務期間が途切れ途切れになる登録型派遣よりある程度安定した仕事を続けることができるのです。

扶養内で仕事したい主婦

新たに「150万円」となった扶養控除の年収条件。

扶養内ではたらくには、この年収条件を考えながら仕事することを強いられるわけですが、無期雇用派遣は収入相場もそれほど高くないのであまり心配いりません。

配偶者の扶養内で、なるべく安定した仕事がしたいなら、無期雇用派遣はぴったりなのです。

給与や勤務環境の交渉をすべて丸投げしたい人

無期雇用派遣は、働き方、働く派遣先企業などすべてを派遣会社のいち人で行う働き方です。

給与が上がるかどうか、安定した仕事ができるかどうかなどはすべて、派遣会社の塩梅で決まります。

派遣先企業や派遣会社と余計なやり取りをシたくない方には特に、無期雇用派遣としての働き方をおすすめしています。

余計なことや、将来の心配を考えるのは最小限に、派遣社員としての仕事を粛々と行いたい方にぴったりの働き方です。

無期雇用派遣の求人を扱っている派遣会社

無期雇用派遣で働くには、無期雇用派遣を扱っている派遣会社に登録しなければなりません。

具体的に、無期雇用派遣の扱いに優れた派遣会社を具体的に調べてみましょう。

ミラエール

無期雇用派遣として仕事したい派遣社員におすすめしたいのは「ミラエール」です。

大手派遣会社「スタッフサービス」が運営する無期雇用派遣の派遣会社ということで、その安心感も抜群です。

3000件を超える就業実績も、利用者としては安心感が増す要因となります。

対応地域も多く、未経験から無期雇用派遣として働くのにも対応しているため、どこに登録すればいいかわからない方はまず「ミラエール」に登録してください。

特に地方都市で無期雇用派遣として働きたい方にはミラエールをおすすめします。

ファンタブル

ファンタブルは、東京23区内の無期雇用派遣会社。

ファンタブルが優れているのは、無期雇用派遣として勤務している派遣社員を、無期雇用派遣社員から正社員化への切り替えを推し進めてくれることです。

いずれ正社員として働くことを念頭において、無期雇用派遣社員として働きたいと思っている方はぜひファンタブルで仕事探しをおすすめします。

キャリアウィンク

キャリアウィンクを運営するのは人材最大手「リクルート」です。

リクルートならではの大企業とのつながりを活かして、有名企業への無期雇用派遣としての勤務が可能です。

キャリアウィンクの強みはほかにもあります。

他の無期雇用派遣会社ではまりお目にかかれない、長い「入社前研修」「入社後研修」がしっかり実施されていることです。

きちんとサポート体制が整っている無期雇用派遣会社で勤務したいなら、キャリアウィンクへ登録を!

無期雇用派遣か?登録型派遣か?正社員か?フリーランスか?自分の働き方を考えよう

無期雇用派遣として働くのか。

登録型派遣として派遣社員人生を送るのか。

正社員に着替えるのか。

フリーランスとして、会社に属さない働き方を選ぶのか。

自分にあった働き方を、自分の人生に合わせた働き方をしっかりと決めるべきです。

登録型派遣から無期雇用派遣に切り替えるタイミングが来る

有期雇用の派遣社員でも、勤務する期間がトータル5年を迎える派遣社員を対象に、派遣会社は「無期雇用派遣」へ切り替えます。

そのタイミングで、今後自分がどのように働いていくのか、しっかり考えていくことになります。

無期雇用派遣ならではの制約、無期雇用派遣特有の安定、その他条件を考慮した上で無期雇用派遣として働くのかどうかしっかり考えてください。

あなたが仕事に求めるもので働き方を考えるべき

あなたが主婦で、あくまで配偶者の収入+αが欲しいだけなのか。

それともしっかりと長期間のキャリアプランを思い描いた未来を考えているのか。

それによって、あなたの選ぶべき雇用形態は変わります。

どこまで自由を許容した働き方がベストなのか。

それにより派遣社員に向いているか否かが変わります。

無期雇用派遣まとめ

無期雇用派遣という働き方について、わかっていただけたでしょうか。

派遣社員にして、会社と直接雇用を行う無期雇用派遣社員という働き方は向き不向きがはっきりしてきます。

自分の考える働き方に向いているかどうか、もう一度よく考えてみてから、実際に働くことをおすすめします。

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