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うまい退職の切り出し方とは?円満退職までの道のり

うまい退職の切り出し方とは?円満退職までの道のり 退職希望

仕事を辞めたいから転職しよう!と思っている方は非常に多いのではないでしょうか。

それもそのはず。

とくに今の新入社員や20代に関しては耐えたり、我慢したりすることをNOとする世代が多いため、すぐに退職してしまいがちです。

とはいっても、「辞めます!」なんてなかなか言いだしづらく、それにともないストレスも増え体調まで壊してしまうはめになってしまいます。

そこで、ここではスムーズな退職の切り出し方とやってはいけないことをご紹介します。

LINEやメールで退職を伝える方法はどうなの?

退職を考えたときに思う方法としては、やはりLINEやメールで伝えること。

10年前までは考えられなかった方法ですが、スマートフォンの爆発的な普及によってLINEやメールでのやりとりが、どこの企業でも増えるようになりました。

もはや業務連絡も対面ではなく、LINEでなんてことも…

結局、退職を伝えるときもこのようにLINEやメールで伝えてしまう方が非常に多いのです。

いかに社内でコミュニケーションが取れていないのかがわかるシーンですよね。

当然ですが、このような方法は絶対におすすめしません

電話で退職を切り出すときは声を暗いトーンに

次に思い浮かぶのが電話での退職の切り出し方。

LINEやメールよりも良い方法といえます。

このような話は他の社員に聞かれたくないですし、対面では言いだしづらいので、まずは直属の上司に、電話で「お話があります。お時間よろしいでしょうか。」と一言だけでもいいので頑張ってみてください。

このときは自動的に暗い雰囲気で会話しているはずですので、上司も察してくれるはずです。

部下思いの上司であれば真剣に話を聞いてくれ、どうにかして仕事を続けてもらう方向にもっていかれるはず。

ですが、もうすでに退職を決意しているならそんな情に流されずにはっきりと自分の意思を伝えましょう。

電話するタイミングはいつがいいの?

電話する時間は業務開始前とかではなく、業務終了後がオススメです。

なぜなら、退職を仕事開始の朝に伝えた場合、少なくともその1日はソワソワしながら仕事をしてしまうことになります。

どうやって辞めるって伝えよう、いつ呼び出されるのか…引き止められるのか…

なんて考えながら仕事をしていては、まわりにも変に気付かれてしまいます。

業務終了後であれば、上司も時間が多少あるはずですので、そのまま話を聞いてくれることが多いです。

退職経験なしの新入社員がやりがちなミス

新入社員はとにかくマジメです。逆に社会経験がないため、何が正しいのか間違っているのかがわかりません。

そんななかで入社後に上司から「1社で最低3年働け」ということをいわれた方も多いのではないでしょうか。

マジメで一生懸命だからこそ嫌な職場だったとしても最低3年は頑張るわけですが、がむしゃらに頑張っても先が見えなさそうなら入社1年であっても2年であっても退職してもいいのです。

無理して体を壊して働けなくなるよりマシです。

でも、退職の切り出し方を間違ってはいけません。とくに新入社員がやりがちなミスとしては…

  • 同僚に相談する
  • 直属の上司にではなくさらに上の上司に伝える
  • 無断で退職する

この3つは最低でも実行しないようにしましょう。

仲のいい同僚に相談する

まずは気の知れた同期に相談、なんて思っていませんか?

仲のいい同期だから否定もされないし、気軽に聞いてもらえるはず。

でも待ってください。

同僚に相談した結果、実は私も…

なんてことになって結局同時に何人か退職したなんてこともあります。

こうなってしまうとそんな話を同僚にしてしまった最初の人に大きな責任が問われてしまいます。

下手したら損害賠償なんてことにも。

まずは必ず直属の上司に相談しましょう。

直属の上司を無視してさらに上の上司へ相談する

これも実際にやってしまいがちですが、直属の上司ではなく、さらにうえの上司に退職を伝える方法です。

一見問題なさそうにも見えますが、実はNG。

例えば上司が主任でさらに上の上司が課長だとします。

普通に考えれば主任より課長にいろいろ決定権があるので、まずは課長に…

なんて思ってしまいます。

これは順番を飛ばしてしまっているために起こるミスです。

わかりやすくいうと、あなたの親でもある主任を飛ばして、さらに上のおじいちゃん(課長)に退職を伝えたらどうでしょう。

面倒を見ている親としての責任がでてきますし立場がありません。

たとえものすごく嫌いな主任であっても、まずは直属の上司に報告することにしましょう。

無断退職をしてしまう方法

退職をなかなか切り出せず、何も言わずに突然いなくなる人は結構な割合で存在します。

とくに劣悪な環境のブラック企業であればあるほど。

職場では「飛んだ」とかよくいわれていますが、そう、無断退職です。

社会人以前に人としてやってはいけません。

上司が鬼軍曹で退職の意思をなかなか伝えられない状況もあることでしょう。

そういう会社であればあるほど退職する人は山のようにいるわけですから気にせず、自分の意思を伝えましょう。

それで終わりです。

逆に無断退職してしまうと、給料が振り込まれなかったり、退職手続きの書類を書くために会社に行かなければならなかったりするケースもあります。

どうでしょう。

その場の空間をイメージしてみてください。

史上最強に気まずい空気を吸うことでしょう。

そう考えると、無断退職という選択肢は必ず捨て去ってください。

退職をいつ切り出すべきか

なんでも嫌なことは後ろめたさがありますが、いつ伝えるのがベストなのでしょうか。

法律上では2週間前なら問題ない、といわれていますが、最低でも1ヵ月前には伝えるようにしましょう。

会社を辞める本人にはどうでもいい話ですが、会社にとっては1人減るわけですから、求人を募集しなければなりません。

また新しい人を雇うために求人をかけ沢山の求職者と面接をし、入社してもらうまでの流れを最低でも1ヵ月は必要と考えれば理解できることでしょう。

場合によっては引継ぎも発生します。

また、自分自身も転職活動をしないといけません。

退職後からスタートすることもできますが、収入がいきなりゼロになることを考えれば、前もって転職活動を行っておくべきでしょう。

まとめ

退職の切り出し方にもいろいろな方法があり、中には間違っているやり方があることも理解できましたか?

LINEやメールでのやりとりはなるべくやめ、直接上司に伝えるのが難しいのであれば、電話でまずは相談ということで報告するように心がけてください。

いつもとは違う暗いトーンで会話を切り出すことさえできれば、上司も気付いてくれますので、まずはそこをゴールにしてみてはいかがでしょうか。

それさえできれば、あとはすんなり退職できることがほとんどです。

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