[定時で帰れない]で調べると、「定時で帰っても嫌われない方法」とかでてくるのマジで意味わからんし飛び蹴りしたい。
あの巷で話題のTBSテレビの「わたし、定時で帰ります」が最終回を迎えましたね。
ニューヨークタイムズが記事にしたことにより、「日本がどれだけ定時で帰るという”あたりまえ”のことができていないのか」が知れ渡ってしまいましたが。
まあ個人的にはアメリカだって定時で帰れていないだろと思いますけどね(小声)。
そもそも定時で帰れない日本人は、定時退勤できないのに、このドラマを観ることができるのか?なんて思いながら毎週観ていました。
「日本人にとって定時は、もはや時報でしかなくて、終電まで残るのが当たり前」みたいになってますけど、”定時で帰れない”にもいくつかあると思うんですよ、いろいろ話を聞いてると。
ちょっといろいろ定時で帰れないことについて愚痴りますね。
わたし、なぜ定時で帰れなかったのか?
「定時に帰れない日本ヤバい」でバズってるけど、定時に帰れないは帰れないで、もっといろいろ帰れないワケがあると思うんですよ。
数回の職場で紆余曲折した私が、今まで揃いもそろって定時で帰れせてくれなかったことを思い返しながら「定時に帰れない理由」をつらつらのべます。
「みんなで同じ痛みを背負おう」#残業は美学
長時間会社に身も心も捧げることで、「アイツ頑張ってるじゃん」って評価につながるんですよね。
何か知らないけど時間かけたほうがいい的な。カレーかよみたいな。3日目あたりになると傷んで食べられませんよ!
長時間残業することが一流のビジネスマンだみたいな風潮。だるいですね。
ダラダラ仕事するより、スパッと短時間で仕事をこなすほうが、同じ時間でこな仕事量も歴然なのにね…。
外国人が空気ぶった切って定時で帰るのがウケる
CAREER転職センター担当になる前の某社OL時代。
複数人で膨大な作業があったときのこと。
職業柄タイトな納期対応のため、その期間中は有無を言わさず残業するみたいな流れだったことがあります。
もちろん、チームでやってるから全員で終わらせないといけない。
でも「残ってやりなさい」と明言化されているわけでもなく、今思えば”暗黙の了解”的な感じでもあったんです。
その当時、チームに配属されたばっかりの外国籍の社員が、いつも通りの作業途中、定時になった瞬間「皆さんまだ頑張るんですか?お疲れっす!お先!」と退勤していったことがありました。
上司が顔真っ赤にして切れ散らかしていましたが、私はげらげら笑いました。あとあと聞いてみると、そういう空気間が読めなかったとのこと。
定時で帰るには、時にはKYなフリも大切かもしれませんね。自分を守るためにも。
そもそも仕事量と業務時間が釣り合ってない
そもそも週40時間と割り振られた仕事量の比率がおかしい説ありますよね。
いやそれ今日中ですか?え?先日納期は半月後って言ってませんでしたっけ?的な。
そんな時もあれば、自分の仕事のスピードが遅いのか、はたまた仕事量に対する時間が釣り合っていないのか…。
まあ仕事のスピードを速める努力しても治らないなら、その仕事量がおかしいこともあるから転職を検討したほうがいいですよ。
でも仕事が無いのに残業して金稼いでるやつもいる
みんながみんな、仕事に追われていて残業しているわけじゃないんですよね。
基本給が安すぎて、残業代を入れないと生活していけない!なんてこともあるある。
やることも無いのにダラダラ会社に残って残業代を稼ぐ勢。挙句家みたいにするやつ。
↑こういうやつ。
昨今流行りのノー残業デーをやろうもんなら、反体勢力から一揆されかねません。悪質~。
異様なサービス精神
はい出たよ!お・も・て・な・し精神!!
残業強いられて、残業代が出るならまだしも会社によってはサービス残業なんてことになったら地獄ですよね。
身を削ってサービスするのが日本人だろ!みたいなところもありますよね。
個人的には某スマイル0円を謳うファーストフードも、定時で帰れない並みにブラックだなと感じますね。
なぜ従業員が対価なしでスマイル提供しないといけないんや。
まあ学生時代はそこでバイトしてましたが。
「休むのが悪」有給は当たり前に取り辛い
そもそも「休むのが悪」っていう考えがおかしいんですよ。
残業美学は押し付けるくせに、サービス残業の上に有給は取り辛い。
有給は渋るくせして上司は自分は我先に帰ったり率先して有給消化しがちという。
定時前に修正数100件の依頼
それはそれは、CAREER転職センター担当になる前、イベント会社で働いていた時のことです。
あるイベント担当時、納期も全てクリア済み、イベント前日だし今日こそは定時で帰ろうとルンルンで仕事をしていました。
しかしいつもなら退勤前に怒涛の電話コールがあるのに、今日はやけに静かだなと気づいてしまったんです。
怖いナ~怖いナ~と思いつつ、定時3分前、退勤準備をしていた時のことです。
「プルルルルル」
なんと前日にOKを貰って、業者に依頼していた制作物の修正依頼が来てしまったのです。
制作物は明日使うもの。
さすがにこの時間で無理だと言っても「仕事だろ!」「こっちは客だぞ!」の一点張り。
結局、定時退勤は闇に葬られ、数百件の制作物の修正を手作業で行いました…。
「事務職が定時でるんるんで帰っているのみると腹がたつ」
CAREER転職センターのお友達のブラックコンサルちゃんが、「自分はまだ普通に帰れないのに、事務職女がのうのうと定時退勤してるのマジでむかつく」と言っていたことを思い出しました。
分からんでもない…!が、自分も定時で帰ればいいのにね。日本人、マジで働きすぎなんですよ。
定時で帰れないのクソって思うけど定時で帰る奴にもクソと思っちゃう
CAREER転職センター担当は「定時で帰れないクソ派」ですが、そんな私にも定時退勤するやつを目の敵にしていることもありました。
退勤後にインスタなんて見ようもんなら、友達がストーリーに「退勤(乾杯絵文字)」なんてアップして3時間くらいたってるのが高確率であるんですよね。
そのままスマホを地面に投げたくなっちゃうね。的なね、羨まC。
「定時で帰れないなんてクソ」とおもいつつ、羨ましさの他にも「私はこんなに痛みを背負って頑張っているのに、あいつは何で同じように痛みを負わないのか」と思っている節がありましたね。
他人は関係ないのに、自分がネガティブな状況に陥っていると余計に他人が恨めしくなっちゃうんです。
定時で帰る方法ってなんだよ!!!!!
そこで定時で帰ることなんですよ。「定時で帰るとは…?」
定時は終わりの合図なんだよ!帰ろう!
定時で帰るて調べると、大体「定時で帰るコツ」みたいなのがヒットするんだよ。
そんなんして定時で帰れるなら苦労しないよ全く。
なにが定時で帰るコツだよ。
定時は定まる時間て書いて定時なんですよ!
定時で帰れないならもう蛍の光流して、定時退社を強行突破しましょう。
定時で帰れないなら、定時で帰れる仕事に転職すればいいじゃない
byマリーアント○ネット。
CAREER転職センターとして、どうしてもなにかしらご紹介しないといけないのでご容赦ください。
定時で帰れないなら思い切って転職しよう。よし。

せめてビール飲む余裕が出来るくらいには帰らせて
何卒って感じです。
帰って飯食って風呂入って寝るだけとか嫌ですよ。
せめてね、せめて明日もクオリティーの高い仕事をするためにも、大事です。
吉高由里子もそうしてたしね。
ワークライフバランス!ハイ!ワークライフバランス!
あわよくば向井理と一緒に退勤して、帰宅したら中丸がいてくれれば完璧なのにな~。なんて。
定時で帰れない会社に嘆きながら、明日もお仕事頑張りましょう。