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塗装工の平均年収は約409万円?仕事内容や独立に向いている人を解説します

塗装工の年収 ガテン系の転職

建築現場や板金工場などで活躍する塗装工ですが、年収はどのくらいなのでしょうか?

専門的な技術が求められるお仕事のため、塗装工は高い年収を稼いでいると考える人もいます。

とはいえ、イメージだけで塗装工の年収を想像しても具体的な金額はわかりませんよね。

この記事では塗装工の年収を、政府の調査結果をもとに解説していきます。

合わせて仕事内容や独立の際のポイントなども解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

建築板金工の平均年収は408万円?年収アップの方法やポイントを解説
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建設/土木/とび/土工工事/塗装/電気工事/管工事/大工/内装仕上/運送
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塗装工の平均年収

塗装工の平均年収はいくら?

早速塗装工の平均年収を見てみましょう。

この記事では、厚生労働省が毎年実施している「賃金構造基本統計調査」というリサーチを基に、塗装工の年収を考えていきます。

令和3年の賃金構造基本統計調査では、塗装工は「画工、塗装・看板制作従事者」という職種にカテゴライズされています。

それによると塗装工の平均年収は約409万円という結果でした。

出典:令和3年 賃金構造基本統計調査

全給与所得者の平均である約433万円と比較すると幾分少ない様にも見えますが、スキルや実績が充実している人のなかには平均以上の年収を稼いでいる人も多いです。

この記事ではさらに踏み込んで、以下のパターン別に塗装工の年収を解説します。

  • 塗装工の企業規模別の年収
  • 塗装工の年齢別の年収
  • 塗装工の平均ボーナス
左官工の年収は約432万円!年収アップのポイントや役立つ資格を解説します

塗装工の企業規模別の年収

同資料では、最も年収が高い企業規模は1000人以上の従業員を抱える企業で、平均年収はおよそ430万円でした。

逆に一番平均年収が低いのは従業員数100人〜999人規模の企業で、平均年収は約350万円という結果です。

ちなみに2番目に年収の高い企業規模は従業員数10人~99人で、平均年収は約380万円となっています。

塗装工の年齢別の年収

続いては塗装工の年齢別の平均年収を見てみましょう。

もっとも高年収を稼ぎ出している年齢は50歳~54歳で、最大約593万円の年収を得ています。

40代は技術や知識が充実するだけでなく、まだまだ体力もある時期です。

バリバリと仕事をこなして高い年収を稼ぎ出す人が多くいる年代と言えます。

逆にもっとも年収が低い年齢は19歳までとなっており、最高でも約276万円という結果でした。

入社したての塗装工は日当1万円以下のケースも少なくないため、高年収を目指すのは難しいです。

修業期間中にまず目指すのは高年収ではなく、技術の習得といえます。

塗装工の平均ボーナス

つづいて気になるボーナスについても見てみましょう。

塗装工のボーナスは60万円~70万円が平均となっています。

企業の規模が大きくなるほどボーナスが高額になる傾向があり、個人経営の小さな会社などではそもそもボーナスを支給しないケースも多いです。

塗装工の独立に向いている人4選

塗装工の独立に向いている人

塗装工の年収を上げる方法として独立が挙げられます。

しかし、塗装工としての腕前が優れているだけでは独立は難しいです。

親方として会社を経営するには、備えておくべきスキルや向き不向きがあります。

ここでは、独立に向いている塗装工を以下の4項目にまとめました。

塗装工の独立に向いている人4選

  1. コミュニケーション能力が高い人
  2. 経験や実績が充実している人
  3. 自身の強みを把握している人
  4. スキルアップに熱心な人

将来の独立を目指す塗装工は、ぜひ参考にしてください。

建築業界に向いている人とは?建築業界でもとめられるスキルや仕事内容

①コミュニケーション能力が高い人

独立して仕事を継続的に受注するには、コミュニケーション能力が不可欠です。

特に独立後間もない時期は、親方自身で営業活動をこなさなければいけません。

「職人は何よりも腕前が大事!」と考える人もいますが、独立して経営者となったからには技量だけでは経営は成り立ちません。

さまざまな人とパイプをつなげたり人脈を広げていくことで、受注につなげていくのです。

そのためにも、高いコミュニケーション能力は独立した塗装工には不可欠と言えます。

②経験や実績が充実している人

塗装工として独立するなら、当然経験や実績といったキャリアが求められます。

特に資格の取得は重要です。

独立自体には必須の資格はありません。

しかし、仕事を依頼する側としては塗装関連の資格を多く持っている企業の方が信頼できます。

数々の資格を取得して他社との差別化を図らなければ、仕事が他社に流れてしまうのです。

たとえ塗装工としての腕前に絶対の自信があっても、それを客観的に示さなければ説得力につながりません。

特に取得しておきたいのは危険物取扱者乙種4類、俗に言う「乙4」です。

塗装工のお仕事ではシンナーを日常的に使用します。

シンナーの取り扱いには危険物取扱者が必要なので、可能な限り早く取得しましょう。

後ほど塗装工関連の資格を紹介するので、ぜひ挑戦してください!

③自身の強みや弱みを把握している人

「自分がどのような作業を得意としているのか」「どのようなスキルがあるのか」といった、自身の強みの理解は大切です。

自身の強みを理解すれば興した会社の特色にも反映でき、他社との差別化に役立ちます。

同時に、自身の弱点にも目を向けてください。

いくら親方・社長といっても、全てを完璧にこなせるオールラウンダーは少ないです。

自分の弱みが明確になれば、それを補えるような人材を募集できます。

従業員や親方がお互いに弱点をカバーしあえる職場であれば、長期的な成長も見込めますよ!

④スキルアップに熱心な人

塗装工は専門的な技術や知識が要求されるお仕事です。

独立して親方となった後も、常に技術の向上や知識の習得を忘れない人は経営者としても優秀といえます。

なかでも忘れてはならないのは、関連資格の取得です。

大規模なお仕事の場合、高所作業車が必要なケースも少なくありません。

高所作業車の使用には講習を修了する必要があるので、将来のためにも受講をおすすめします。

また、技術を磨くだけでは不十分です。

建築業界の動向やトレンドにうとい人は、親方として会社を盛り立てていけません。

会社を取り巻く状況に常にアンテナを張っている人は、経営者に向いています。

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塗装工の年収アップが狙える資格2選

塗装工の年収アップが狙える資格

続いて、塗装工の年収アップが期待できる資格を2つ紹介します。

将来独立を考えている人はもちろん、企業の塗装工として活躍したい人もぜひ取得しましょう。

資格取得のサポート体制を整えている企業もあるので、上司に確認するのも忘れずに!

塗装工の年収アップが狙える資格2選

  1. 塗装技能士
  2. 外装劣化診断士
タイル工事の平均年収は約430万円!オススメの資格や仕事内容も解説します

①塗装技能士

「塗装技能士」は、塗装工事に関する知識や技術を証明できる国家資格です。

一口に塗装工事といっても、内容は多岐にわたります。

塗装する対象によっても使用する塗料が変わり、使う道具も様々です。

また、塗装は単に見栄えをよくするだけの作業ではなく、防水や防塵、防サビなどに不可欠な作業なのです。

塗装技能士試験では塗装に関わる幅広い知識や技術を問われ、1級~3級にレベル分けされています。

さらにそれぞれの級には「学科試験」と「実務試験」の2つの試験があり、両方に合格して晴れて資格取得となります。

級が上がるごとに専門的な内容を扱うだけでなく、受験資格も設けられているので注意しましょう。

3級は受験資格がなく、誰でも受験可能です。

2級は3級合格者であればすぐに受験できますが、そうでない場合は2年以上の実務経験が必要です。

1級は最長で7年以上の実務経験が必要になります。

また学歴によっても必要な実務経験が異なるので、受験前に必ず確認して下さい。

独立開業を目指すなら、ぜひ1級を取得しておきたいところです。

②外装劣化診断士

「外壁劣化診断士」とは、その名の通り外壁の劣化具合を診断する知識を証明する資格です。

補修だけでなく、診断の依頼者に対して最適な補修方法の提案などもおこないます。

リフォームの需要が高まっている現在、「外装のお医者さん」とも言える外装劣化診断士は、多くの塗装工が取得を目指す重要な資格なのです。

また、長い築年数が経過した建物のメンテナンスや補修にも役立つ資格といえます。

外装劣化診断士を所有していれば受注できる塗装工事の幅が大きく広がるので、独立を狙う人はぜひ挑戦しましょう!

日本国籍を持っている人、建築業もしくは不動産業での3年以上の実務経験を持っているひとであれば受験可能です。

興味のある人は取得を目指してみましょう!

塗装工の仕事内容

記事を読んで塗装工に興味を持った人もいることでしょう。

ここでは塗装工の大まかな仕事内容について解説します。

塗装工とは看板や壁、板金などさまざまなものに塗料を塗るお仕事です。

着色だけでなく、防水材や防錆材を塗ることもあります。

板金塗装や建築塗装などさまざまな種類があるので、自分が興味のある分野に挑戦しやすいのも魅力の1つです。

屋外での作業は体力が要求されるうえ体に有害な薬品なども扱うため、緊張感を持った作業が欠かせません。

鳶(とび)職と大工の違いとは?特徴や仕事内容の違いを分かりやすく解説!

塗装工の年収アップが狙える転職サイト・転職エージェント3選

塗装工が年収アップを狙う場合、よりよい環境の職場へ転職するのも良い選択です。

ここでは塗装工の年収アップが期待できる転職サイト・転職エージェントを3つ紹介します。

塗装工の年収アップが狙える転職サイト・転職エージェント3選

  1. GATEN職
  2. 建職バンク
  3. リクナビNEXT

いずれも無料で利用できるので、ぜひ活用してください。

型枠大工の平均年収は410万円?年収を上げる秘訣4選を解説

GATEN職

GATEN職

  • GATEN職の特徴現場系のお仕事全般の求人を掲載している
  • 建築業界の求人だけで1,000件以上掲載されている
  • 正社員からアルバイトまで様々な雇用形態の求人を見つけられる
  • 希望条件を詳細まで絞って検索できる
  • 動画から求人を探すことができる
サイト名 GATEN職
利用料 無料
対応地域 全国
塗装工事業の求人数 約480件

塗装工の年収を上げる追い風になってくれるのが「GATEN職」です。

いわゆるガテン系の求人を専門に掲載している転職サイトで、建築関係の求人が特に充実しています。

もちろん塗装工の求人数も豊富なので、ぜひ目を通してみてください。

登録者のキャリアに興味を持った企業からオファーがかかる「スカウトサービス」も併用すれば、転職活動がスムーズに進みますよ!

建職バンク

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  • 建職バンクの特徴建設業界に特化した転職・求人サイト
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  • 建設業のプロによるサポートがある
  • 履歴書作成や面接もサポートしてもらえる
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「塗装」を含む公開求人数 約150件

建築業界に特化した転職エージェントを探しているなら「建職バンク」がおすすめです!

建築業界に精通したエージェントと二人三脚で転職活動を進められるので、一人での転職活動が不安な人にピッタリです。

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登録手続きが簡単なのも嬉しい点です。

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  • 求人数が多い
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「塗装」を含む公開求人数 約2,060件

テレビCMなどでもおなじみの転職大手「リクルート」が運営している「リクナビNEXT」も左官工の転職におすすめです。

若年層向けの求人を得意としているので、年収アップを狙う若い塗装工は活用しましょう。

求人の数も多く、大手の名に恥じないサポート体制にも定評があります。

転職経験者はもちろん、未経験者も使いやすい転職エージェントです。

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まとめ~塗装工の年収は資格取得や独立でアップが狙える~

この記事では塗装工の年収について、政府の調査結果をもとに年代別・企業規模別の平均年収を解説しました。

合わせて塗装工のボーナスについても触れています。

塗装工が年収を上げるには、独立開業を目指すのも1つの手です。

塗装工の独立後は適切なステップを経て焦らず年収アップを目指しましょう。

特に資格は、他社との差別化を図る意味でもぜひ取得してください。

また、塗装工が年収アップを図って転職する場合は転職サイト・転職エージェントの活用が不可欠です。

記事で解説した転職支援サービスを有効活用しつつ、高年収を目指しましょう!

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