建設業に入る前の職歴について
元々はフォークリフトを使った倉庫内作業をしていましたが、現在は型枠大工の会社を経営しています。会社の代表になってからは、今期で10年目を迎えます。
起業のきっかけは?
父がこの会社の代表だったのですが、亡くなってしまいまして…。もともと会社にいた弟や職人さんたちと相談して、自分が会社を継ぐことを決めました。以前からいつか継ぐつもりはありましたが、前の仕事を急に辞めるわけにもいかず、タイミングを逃していました。結果的にはこれが大きなきっかけとなりました。
異業種から建設業へ転職する際に不安だった事
父が代表者だったころにアルバイトとして現場に関わった経験があったので、その点での不安は全くありませんでした。
突然経営者になる事に不安は?
すべてが不安でした。お金のことや仕事のこと、どれも心配でした。ただ、技術についてはとにかく現場に出て見て覚えるという形でした。一番先頭に立っている立場なので、誰かに教えてもらうというよりは、自分で見て早く覚えることに全力を注ぎましたね。
経営者になってよかった事
自分でチームを作れることですね。人によって向き不向きがあると思いますが、僕は率先して動くのが好きなタイプなので、これはよかった点だと感じます。
経営者になって大変だった事
本当にたくさんあります。資金繰り、トラブル対応、人材と仕事の確保など…。それに起こることは全て自分の責任になるので、その点がやはり大変です。
建設業で起業するメリット
次のステップに進むための力をつけられることです。現状に満足している人には必要ないかもしれませんが、「もっと自分なら稼げる」「こうしたい」という不満を持っている人なら、努力次第でそれを実現できるのがメリットだと思います。
独立を目指す人(若者)に一言
資格取得支援はもちろん、独り立ちした後も通用する人材に育てることに力を入れています。さらに、独立後の仕事の保障も行います。
型枠大工の特徴として、手直しが基本的にできない工事が多いため、施工レベルが低いと後から赤字になる可能性があります。そのため、独立したばかりの人がいきなり工務店から仕事を請け負うのは難しいこともあります。
しかし、弊社では独立を目指す方が技術をしっかり身につけ、信頼されるレベルに達するまでサポートします。また、独立後も信頼関係を築いた上で仕事をお任せします。型枠大工として独立を考えている方にとって、このような支援が弊社の強みです。ぜひ一緒に未来を切り開いていきましょう!