起業のきっかけは?
19歳の頃からこの業界で働いていました。ただ、僕の名前は豊森で、会社名は上野ですよね。というのも実は会社を一から立ち上げたわけではなく、株式会社上野鉄工所は母方の祖父が経営していた会社なんです。その祖父が亡くなり、その跡を継ぐ形で私が代表となりました。
経営者になってよかった事
自分が多くの利益を得れることとかよりも、従業員に還元できる額を自分で決められる点ですね。中間管理職ではできないことだと思います。たとえば、「この人は本当に頑張ってくれたな」と感じたら、評価だけでなくしっかりとそれに見合う形で支払える。この責任と自由を持てるのはリーダーならではの特権だと思います。
経営者になって大変だった事
正直、大変だと思ったことはあまりなかったです。ただ、この業種は若い人が少ないので、28歳で跡を継いだ当初は「こんな若い奴に代表が務まるのか?」と足元を見られることもありました。そういうときは社長として振る舞うというより、職人としての自分をしっかり見せることを大切にしました。何か問題があれば自分で手を動かして解決し、淡々と仕事に集中してきました。
建設業で起業するメリット
メリットというよりは「やりがい」かもしれませんが、弊社の仕事は機械を使ったものづくりです。それゆえにものづくりが好きな方にとって、この業界はきっと楽しく、やりがいを感じられると思います。
独立を目指す人(若者)に一言
機械加工の仕事は、特別な資格が必要というわけではありませんが、大型の機械がどうしても必要なため、独立が難しい部分もあります。ですが、弊社では独立しても困らないよう、一人前の職人に育てることを目指しています。さらに、経理関係など将来に役立つことも知りたい方がいれば、何でも聞いてください。最初から「独立を目指して経験を積みたい!」という方も大歓迎です。まずは「どんな会社なのかな?」と気になる方も、ぜひお気軽にご連絡ください。一緒にものづくりの魅力を追求していきましょう。