起業のきっかけは?
19歳で足場業界に飛び込んだんですが、3、4年働いてた会社が倒産しちゃって。その後、別の業界にも挑戦したんですけど、長続きしなくて。24歳の時、足場屋としてバリバリ働く従兄弟を見て、かっこいいな!「よ~し!」って感じで、弟子入りさせてもらったんです。そこで1年間みっちり修行させてもらって感謝してます。おかげで25歳で独立できました。
起業してよかった事
独立して一番良かったのは、従兄弟の会社と協力し合えたことですね。困った時は相談できるし、情報共有もスムーズで本当に感謝してます。お客さんと直接話せる機会も増えて、感謝の言葉をいただいたり、逆に厳しい意見をいただいたり。それも全部成長の糧になってます。社員ではなかなか経験できないような会合にも呼んでもらって色んな社長さんたちと出会えたのもありがたいですね。仕事の幅も広がったし、人脈も増えて世界がガラッと変わりました。
起業して大変だった事
やっぱり最初は苦労しましたよ。お金のことは常に心配でした。軌道に乗るまでは、従業員の給料や材料費の支払いで胃がキリキリしてましたね。リーマンショックの時は、仕事が全部なくなってしまって本当に大変でした。あの時は「もうダメか」と思いましたが、周りの人に助けられてなんとか乗り越えられました。本当に感謝してます。下請けに出したり、いろいろ工夫して、少しは収入を確保してましたけど、当時はそれでもギリギリでしたね。

建設業で起業するメリット
建設業、特に足場屋って、体力勝負の仕事なんです。だから自然と筋肉もつくし、体を動かしながら稼げるっていうのは魅力ですね。ジムに行く必要もないし(笑)あと、この業界はやる気さえあればどこまでも成長できるんです。感謝の気持ちと向上心を持って仕事に取り組めば、必ずいい結果がついてきます。人との出会いにも恵まれて、感謝できることがたくさんある、素晴らしい仕事だと思います。
独立を目指す人(若者)に一言
どんなに大変なことがあっても、諦めないで挑戦し続けることが大切です。当社は「みんなで楽しく仕事をしよう」をモットーにしており、人間1人の力は小さいけれど、みんなで力を合わせれば、大きな力になって、ビッグプロジェクトにも挑戦できると考えています。共に助け合い、感謝し合い、前に進んでいけるように、弊社の社名にも「アンド」と入れ「ハヤテアンド」としました。独立したては大変なことが多いのは分かっているので、様々なサポートもしていきます。一緒に助け合いながら、楽しく前に進んでいきましょう。