起業のきっかけは?
私が52歳の時でした。きっかけは、先代の高齢化に伴う事業承継です。
突然経営者になる事に不安は?
当時は会長が健在で、事業の継続性という点では不安はありませんでした。業務内容も大きく変わることはなく、スムーズな移行を想定しておりました。
経営者になってよかった事
経営における意思決定の自由度が高まったことは大きなメリットです。もちろん、すべての責任を負う立場ですので、その重みも同時に実感しております。
経営者になって大変だった事
3年前、私が57歳の時に会長が逝去しました。それ以降、経営者としての責任をより強く意識するようになりました。また、時代の変化に対応するため、会社組織の変革にも取り組んでおり、日々試行錯誤しております。

建設業で起業するメリット
建設業は技術習得の場であり、職人としての技を磨くことができる業種です。手に職をつけることで、生涯にわたるキャリア形成が可能になります。AI技術の進歩など、社会構造の変化が著しい現代においても、建設業で培った技術と経験は必ず活かせる強みになると思っています。
独立を目指す人(若者)に一言
当社は、社員一人ひとりの自主性を尊重し、新しい提案やアイデアを積極的に発信できる環境です。最後は私が責任を取る覚悟でいますので、のびのび思いきりやってほしいと思っています。
入社祝い金20万円の支給制度も行っておりますし、業務に必要な資格取得に関しては、会社として全面的にバックアップいたします。受験費用や講習期間中の日当の支給など、様々なサポート体制を整えていますよ。
更に強みで言うならば、大手ゼネコン会社の一次下請けとして長年お取引させていただいており、安定した受注を確保できております。そちらから案件をご紹介いただくこともあり、新規顧客の開拓にも繋がっております。小規模な案件に関しては、ゼネコンを通さず直接受注することもあります。
この強固な関係性は先代の頃より築き上げてきたものであり、当社の大きな強みとなっております。
社員からの相談にも耳を傾け個々の成長をサポートすることで、会社全体の成長にも繋げたいと考えております。独立を目指す方には、当社の経営理念に共感し、共に成長してくださる気持ちを求めています。