起業のきっかけは?
独立のきっかけは、前の会社を辞めるタイミングで、お付き合いのあったお客様から「もし独立するなら仕事をお願いするよ」と声をかけていただいたことです。
そのお客様からの信頼がなければ、思い切って独立することはできなかったと思います。個人として仕事の腕を信頼していただいたことが、大きな一歩となりました。
経営者になってよかった事
独立してよかったと感じるのは、なんといっても頑張った分だけ結果が目に見えることです。会社員として働いていた時よりも収入は上がりましたし、やりがいも感じられます。時と場合によりますが、収入が何倍にもなることもあります。
独立した当時は、ちょうど前の会社を辞めるタイミングだった仲間と二人で始めました。一人で全てを背負うのではなく、信頼できる仲間とスタートできたことも、良かった点の一つです。
経営者になって大変だった事
独立して一番苦労したのは、やはり人材の確保です。せっかく雇った人がすぐに辞めてしまうこともあり、人手不足に悩まされました。人が足りない時は給料を上げたり、協力会社に手伝ってもらったりして、何とか現場を回してきました。

建設業で起業するメリット
建設業で起業するメリットは、頑張った分だけ収入が増えること、そして、AIに仕事を取られる心配がないことです。今はどの現場も人手不足が深刻で、仕事に困ることはまずありません。むしろ、仕事の方が多くて人手が足りない状況です。
また、私たちの業種は重機を使った作業が多いため、一日中体を動かす鳶職などに比べると比較的楽な部分も多いと思います。資格を取得すれば女性の方でも働きやすい仕事なので、様々な人にチャンスがあるのが魅力です。
独立を目指す人(若者)に一言
独立を考えている方は、まず現場で信頼を築くことが一番大事です。仕事の腕はもちろん、お客様や仲間との信頼関係を築くことが何よりも重要ですし、最初にその環境でいかに頑張るかというところが大事になってきます。
安易に独立して失敗する人がほとんどなのも事実です。大手ゼネコンと取引するような大きな会社を目指すなら、最低でも5年は役員としての経験を積み、全体では10年〜15年はキャリアを積む必要があるでしょう。まずは、しっかりと経験を積むことが成功への近道です。
当社では、独立を目指す方を全力でサポートします。仕事に必要な資格取得にかかる費用は全額会社が負担します。また、しっかりとした実績と信頼を築いた方には独立後もお仕事を発注させていただき、独立し立ての時でも困らないようにしたいと思います。