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「建設業で独立するメリットは技術力そのものが営業力になること」

井上工業株式会社 代表 井上絢介

独立や起業のきっかけは?

きっかけというより、元々「社長になること」が夢だったんです。
私の性格的なものかもしれませんが、自分がまとめて指示を出すとか、チームを率いるという役割が性に合っていたんです。ですから、ずっと社員として誰かの下にいるという働き方は、正直考えていませんでしたね。

18歳でこの業界に入った時から、いつか自分のチームを作りたいという想いがずっとあり、その夢を叶えるために独立しました。最初に社員4人と、合計5人で始めたのもそうした「自分のチーム」へのこだわりからです。

独立してよかったことは?

やはり一番は人間関係ですね。

独立すると、良いも悪いも「縁」が繋がっていくことを実感します。苦労もしますが、その分、良い縁に恵まれたときの喜びや、長く信頼関係が続いていくことは、独立したからこそ経験できたことです。

独立当初から一緒に頑張ってくれた初期メンバーで言ったら、もう20年くらいの関係になりますからね!

独立して大変だったことは?

そうですね、これも人間関係に尽きるんじゃないでしょうか。
独立当初、仲間うちや先輩・後輩といった関係で始めたとはいえ、良好な関係を保ちながら会社を大きくしていくというのは、なかなか難しい面があります。

経営者になると、単なる技術者同士の関係ではなくなるので、そこは苦労しましたね。

解体業で起業するメリットとは?

全くの未経験の方に建設業で独立するメリットを伝えるとしたら、「技術力そのものが営業力になる」という点ですね。
我々の業界は、技術的なものがお客様に認められることで、次の仕事に繋がります。こちらから売り込みに行く前に、「あの人に個別に頼みたい」というオファーがかかることが多いんです。これが業界の一番下の段階でのリアルな仕事の取り方です。
そして、物作りを通じて最初から最後まで物語があるので、大きなやりがいがあります。ただ稼ぐだけでなく、仕事そのものに面白さを見いだせる。それが、建設業で起業する大きなメリットだと考えます。

独立を目指す人(若者)に一言

今、独立を夢見ている方は、まず「最低10年は捨てる覚悟」を持ってください。

SNSとかでは「独立すれば簡単に稼げる、社長に簡単になれる」って仰る方も多いですけれど、私は10年は苦労しないと、会社経営は続かないと思っています。建設業で会社を経営するなら、技術だけではダメなんです。

技術を極めるのは大前提ですが、そこに営業力や経営ノウハウも必要になってきます。技術だけでなく、それ以外の知識も身につけるのにはそれくらいの時間はかかるからです。

現に、うちからすでに何名も独立して会社を始めていますし、初期メンバーを含め、独立した方が作った協力会社とは今も20年近くの長い付き合いがあります。独立後も仕事の受発注などで繋がり続けることができる、前例と実績があることがアピールポイントだと思います。
弊社で本物の技術と経営に必要な全てを身につけ、「自分のチームを作りたい」というあなたの夢を現実にしてください!一緒に切磋琢磨できる方のご応募をお待ちしております!

井上工業株式会社

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