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「仕事で培った経験値は裏切らない」

本田建設株式会社 代表 本田英樹

起業や独立のきっかけは?

独立ではなく、先代が独立・起業した会社を継いだ二代目です。
前職は、店舗設計のデザイナーの仕事をしていましたが、両親から家業を継ぐよう要望されたのが始まりです。バブル景気が終わりに近い時期ではありましたが、地元ではまだ継続するだろうと考えたことと、ちょうどハウステンボスの工事が始まるころで、前職を生かした仕事にも期待がありました。
25歳から型枠工事を始めて、5年目には現場を任されるようになり、自分の街の地図に残る多くの建築物を作ることが楽しかったです。しかし、バブル崩壊やリーマンショックで景気が悪くなり、それをきっかけに会社を立て直すために45歳で社長に就任しました。

経営者になってよかった

社長就任後、しばらくは懸命に会社を立て直すために頑張りました。同世代の同業者が倒れていく中、頑張って生き残りました。その頃に信用のある仲間に出会えたことでやっと息がつけたことが、よかったのかもしれないです。

経営者になって大変だった

事務仕事以外をすべてやることから始まったので大変でしたが、仲間や先代の助けもあって何とかなりました。

建設業で起業するメリット

専門工事業者であれば、これからの人材不足の中で最も重要な職種であるため、仕事量が不足することはないと思います。その分、頑張った分だけ収入につながるはずです。
また、型枠工事は専門業者としても高度な技術と経験値が求められ、誰もが簡単にできる仕事ではありません。また、構造物がある限りなくならない職種です。仕事で培った経験値は裏切らないと思います。

独立を目指す人(若者)に一言

独立するためには、あらゆる面で資格取得は必須です。仕事に必要な国家資格を取得するために、社員全員で応援します。

型枠大工はまず、道具や資材をたくさん覚えることから始まり、工事の流れを現場での作業の中で把握しながら、最低限必要な資格を取得するのに6ヶ月から8ヶ月かかります。その後、職人さんの補助などの作業を5年程度積む頃に、専門的な資格を取得します。5年経つと、職長さんの補助から晴れて現場を任される職長となります。職長として現場を経験することにより、1級型枠施工技能士を取得できます。その後も経験を積むことで、型枠基幹技能士や施工管理技術者の資格を取得し、独立を目指すことになります。ここまで最低10年はかかると思います。
自分に身についた技術や経験、取得した資格は一生の武器となり、支える家族は宝です。地道に努力し、人間関係を築き上げて独立につなげてほしいです。
 

本田建設株式会社

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