工場やプラント施設等の定期補修の際に配管の脱着、回転機の分解・整備・清掃を行い、組立・据え付けまでの仕上げ工事を担当しています。そのほか仕事を遂行する上で必要な現場での足場の組立などの軽作業が伴うこともあります。決められた時間内に必要な作業を確実に行わなければならないので、その場での判断力や実行力もある程度必要になってくるのですね。
　私たちの仕事は昼夜休みなく動き続けている設備機器のコンディションを保ち、次の定期補修機関まで安定して稼働できるように見守ってあげることなのです。

実際に工業地帯で稼働している機械類に触れる機会は作業員でもない限りめったにあるものではありません。モノづくりや機械いじりが好きな人、黙々と仕事に没頭する方が性に合っている人にはこの仕事はぴったりかもしれませんね。きれいに掃除をして元通りに組み上げて新品のように輝きを取り戻した機械を見上げる時の達成感は感慨深いものがありますし、「次来る時まで頑張れよ」と心の中で呟いていたりします。
この仕事を通じて様々な機械類に接し、分解・組立を繰り返していくうちに機械たちのコンディションを肌で感じられるようになり、まるで自分がホームドクターにでもなったかのような気にさえなってくるのです。自分たちがこのプラントを支えている、そんな実感が沸く瞬間です。

未経験の方でも道具の使い方や現場での作業手順など一からひとつひとつ丁寧に指導しますのでご安心ください。わからないことはベテランの先輩社員がすべて教えてくれますし、中には講習や資格を取らないとできない作業もありますので、必要になったときに取得していただくことになります。その際は会社が全面的にフォローしますのでこちらも心配はいりません。
ある程度の経験を積んだのちには国家資格などを取得する条件が整いますので、それまではしっかりと知識を広げ、腕を磨き、自己鍛錬に励みましょう。できることがひとつづつ増えるたび、楽しみもまたひとつ増えることになるのですから。

ひとつの現場は4～5人程度のグループで活動しています。30代から40代のメンバーが中心ですので、みな和気あいあいと楽しくやっています。現場では決められた時間内に必要な作業をこなしていかなければなりません。仕事はひとりではできませんのでお互いに認め合い、協力しながら進めないとうまくいかないことを分かっているのですね。
現場に入れば数週間にわたって作業が続くこともあります。たまには一緒に食事に行ったり、お酒を飲んだり、好きな趣味の話で盛り上がったり。そうやってグッとまた人間関係が良くなり仕事のやりがいにもつながっていくのです。