スリーブとは配管を通す穴を作る物で材質や形も様々で用途に応じて止水したもします。新築工事の現場では、コンクリートを流す前に、型枠やコンクリート等に図面通りの位置に墨出しと言われる測量をし、鉄筋の間や型枠にスリーブを取り付けます。各階層を縦につなぐ配管は、穴をあける箇所に寸分のズレも生じないよう、慎重に作業を行います。各現場によって、スリーブの配管周りにモルタル、グラスウール、ロックウール、などを詰めます。水の流れを止めるためにショーレジンと言われる材料で止水したり昔はヤーンと言われる縄で止水をしていたようです。様々な材質を扱うため、覚えることも多いです。

インサートとは、天井にダクトや配管を吊り下げるためのコンクリート内に埋設するものをいいます（全ネジと言われるネジを取り付けるためのもの）。インサート工事は、型枠のスラブと言われる床になる部分（下の階の天井になる）に墨出しを行い、それらインサートを設置する工事になります。デッキにインサートする場合は、電動工具で穴をあけて、そこにインサートを設置します。現場ごとの工程に合わせ、正確な作業を心がけております。

その他雑工事として、各種現場の手伝いや清掃、草刈りや看板撤去、搬入搬出（資材移動）などの作業も承っております。草刈りは一定周期でのメンテナンスが求められる作業です。ALC壁の穴あけも行ってます。
ALC（Autoclaved Lightweight aerated Concrete）とは、気泡の入った軽量のコンクリート建材のことで軽量且つ強度があり、遮音性にも優れています。ALCコア抜きは、ALCで造られた建造物に、配管を通すための穴を造る作業です。使用する工具は、ホルソーと呼ばれる円柱型の刃を持ったのこぎりで、コア抜きをする位置を正確にスケールと言われるメジャーの様な道具で寸法位置を確認してから、ミリ単位で誤差のないように水平に行います。鉄筋等がある場合は慎重にゆっくり押すようにするのがコツです。

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