土工事職人ってどんな仕事？向いている人の特徴や稼げるかどうか解説！

続いて、土工事職人に求められる要素やスキルを見ていきましょう。

①体力

土工事職人に必要なものは、まず体力です。

土工事職人は体を動かす仕事であり、土を運ぶ、資材を運搬するなど、力を必要とする業務が発生します。

特に若手のうちは、さまざまな雑務を担当することが多いため、特に体力が重要です。

体力がある人は、土工事職人に向いているといえるでしょう。

「スポーツをしていた」「登山をしている」など、体力を自慢できるエピソードがあれば、書類選考や面接で有利に働く可能性があります。

②暑さや寒さに強い

作業を基本的に屋外で行う点も、土工事職人の仕事の特徴です。

炎天下でも凍りつくような寒さの中でも、体調を崩さずに働かなくてはなりません。

「暑さや寒さに強い」「体調を崩すことは少なく、健康に自信がある」といった強みがある人も、土工事職人に向いています。

③重機の操作への興味

ショベルカー、ブルドーザー、ロードローラーといった重機を操作するのも、土工事職人の仕事です。

しかしこれらの重機は、資格がないと運転できません。

「重機を運転してみたい」と思える人は、土工事職人に向いているといえます。

資格を取ることによって、より上のポジションや高い年収を目指すことも可能です。

このような資格取得の目標があれば、モチベーションを維持して働きやすいでしょう。

もちろん最初は、重機の免許がなくても構いません。

現場で経験を積みながら、資格取得を目指せます。

④注意力

土工事職人の仕事には、注意力も必要です。

現場には多くの危険が潜んでいます。

少しの油断が命取りになる可能性もあります。

自分や周囲のスタッフの安全に気を配りながら、慎重に作業を進められる人は、土工事職人の素質があるといえるでしょう。

⑤集中力

安全に注意すると同時に、集中力も発揮しながら働ける人は、土工事職人の素質があります。

土工事職人は、1日の中で、同じ作業をずっと続ける場合もある仕事です。

疲れてくると、ついついだらけてしまいたくなるかもしれません。

しかし集中力を切らしてしまうと、作業が雑になって道幅が不均一になったり、スケジュール通りに作業が進まなかったりといった弊害があります。

集中力を発揮し、目の前の仕事を黙々とこなせる人は、土工事職人の現場で重宝されるでしょう。

さらに、このような仕事に対して責任感がある真面目な人は、将来的に独立を目指す素質もあるといえます。