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設備職人ってどんな仕事？職人の種類や特徴などを解説！

設備職人ってどんな仕事？職人の種類や特徴などを解説！

最終更新日：2024/06/03

設備職人とは、住宅やマンションの新築・リフォーム・修理等において、生活に必要な設備全般の工事をする職人のことです。

たとえば電気の配線工事や、水道の配管工事といった仕事があります。

設備職人が活躍する現場は非常に幅が広く、将来性もあると言われている仕事です。

また、専門性が高い仕事なので、手に職を付けたい方にもおすすめとなっています。

しかし設備職人が具体的にどんな仕事をしているのかは、一般的にあまり知られていません。

ガテ美

今回は、設備職人の仕事の流れや向いている人の特徴、必要な資格などについて徹底解説します。

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設備職人の種類と
仕事内容

設備職人とは、建物で人が生活するために必要な、電気、ガス、水道、空調、通信、防災・消火などの設備を整える職人のことです。

一般住宅から大規模な商業施設まで、あらゆるタイプの建物で活躍しています。

マンションやビルを建てても、電気や水道などの設備を導入しなければ、人が使える状態にはなりません。

ライフラインと直結するインフラの設置やメンテナンスを行い、快適性・安全性を確保するのが、設備職人の仕事です。

一口に設備職人と言っても、設備工事の種類は多岐に渡ります。

設備工事の種類によっては、専門的な資格が必要です。

複数のスキルを持つ設備職人もいますが、一般的には「電気工事だけを担当する職人」「管工事に特化した職人」という風に、専門分野が分かれています。

これから設備職人になりたい方は、各分野の仕事内容や特徴をよく調べて、興味があるものを選択してください。

設備職人の
1日の流れ

次に、設備職人の1日の流れを見てみましょう。

たとえば電気設備工事を担当する職人さんの場合、次のようなスケジュールです。

設備職人は、1日の多くを現場で過ごします。

朝は現場へ直行し、1日の仕事の流れを確認してから、作業開始です。

割り振られた持ち場で作業をおこないます。

午前と午後に1回ずつ、昼休憩とは別の小休憩があります。

身体を休めて次の作業に備えましょう。

夕方には片付けをして、作業終了です。

工事が遅れている場合、残業しなければならないこともあります。

しかし逆に、担当している仕事が早く終われば、早上がりが可能な場合もあります。

会社によっては直帰も可能です。

設備職人に
求められる要素・スキル4選

続いて、設備職人に求められる要素を見ていきましょう。

具体的には以下の通りです。

1	機械が好きな人
2	細かい作業に没頭できる人
3	チームで仕事をするのが好きな人
4	身体を動かすのが好きな人

1機械が好きな人

設備職人に向いているのは、機械が好きな人です。

設備職人が担当する仕事の中には、仕組みが複雑な機械の構造・機能を理解しなければならないものもあります。

機械をいじったり、部品を組み立てたりするのが好きな人は、興味を持って設備職人の仕事に取り組めるでしょう。

2細かい作業に没頭できる人

細かい作業が好きで、注意力と集中力を長時間維持できる人も、設備職人に向いています。

設備工事職人は、精密な作業を要求されることが多いです。

少しのミスが大きな問題を引き起こす可能性があるため、細かい作業を丁寧にこなす能力が求められます。

3チームで仕事をするのが好きな人

現場では、複数の設備職人が協力して作業を行ないます。

そのため、チームワークが大切です。

周囲とコミュニケーションを取りながら、複数人でひとつのものを作り上げるのが好きな人に向いています。

4身体を動かすのが好きな人

設備工事職人は、身体を動かす仕事です。

立ったりしゃがんだり、重い機材を持ち運んだり、狭い場所で作業を行ったりします。

体力と健康が求められる職種です。

したがって、身体を動かすのが好き、運動を楽しめるという人に向いています。

設備職人についての
あれこれ

設備職人は、将来性がある仕事です。

理由としては、次の4点が挙げられます。

・携われる建築物の幅が広い
・設備は建物に欠かせない
・業務によっては資格が必要で専門性が高い
・修理やリフォームの案件もある

設備職人は一般住宅、集合住宅、公共施設、工場、ビル、事務所といった、ありとあらゆる建築物で活躍しています。

また設備職人がいなければ、建物は人が使える状態に仕上がりません。

活躍の場が広く、重要性も高い仕事なので、時代の流れで仕事がなくなるとは考えにくいです。

さらに設備職人は、専門性が高い仕事です。

どんな設備工事を担当するかにもよりますが、たとえば電気工事をするには、資格が必ず必要となります。

無資格の人がアルバイトで簡単にできるような、単純な業務ではありません。

加えて設備職人は、新築だけではなく、修理やリフォームの現場でも活躍します。

もし新築の住宅やマンションの需要が低下しても、水道メーターの交換やキッチンのリフォームなどの仕事はなくなりません。

以上の内容から設備職人は、手に職を付けて長期的に活躍したいと考えている人にも適しています。

設備職人って
独立しやすい？

設備職人は、いずれ独立も目指せる仕事です。

独立するためには、まず現場の作業員として経験を積みます。

並行して、自分の専門分野で求められている資格の取得を目指しましょう。

次に現場監督への昇格を目指します。

現場監督は、工事のスケジュールを管理し、作業員たちを監督するポジションです。

現場監督として培ったリーダーシップや人脈を活かして、一人親方と呼ばれる個人事業主になる、会社をつくるといった道があります。

まずは以下のステップで仕事を始めて、一人前の設備職人を目指しましょう。

設備職人について調べる

まずは設備職人について調べて、お仕事への理解を深めます。
設備職人の仕事内容や向いている人の特徴、年収、きついと言われる部分など、できるだけ多くの情報を集めましょう。
設備職人の求人を探す

求人サイト・転職サイトに登録して、設備職人のお仕事を探します。
設備職人のお仕事を探すなら、求人サイト「GATEN職」がおすすめです。
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面接を受ける

応募が完了すると、多くの企業ではまず書類選考が実施されます。
書類選考の後は、1〜2回ほどの面接です。
よく聞かれる質問は「なぜ設備職人の仕事に興味を持ったのか」「その中でもなぜ応募先企業を選んだのか」などです。
内定獲得&業務開始！

面接が終わると、合否の連絡が来ます。
設備職人の仕事は、資格を持っていないとできないものも多いので、入社後は補助的な業務から始めましょう。
継続的な努力を重ねれば、将来的に独立も可能です。

設備職人の現場で
役立つ資格5つ

続いて、設備職人に求められる要素やスキルを見ていきましょう。
具体的には以下の通りです。

1	電気工事士
2	電気工事施工管理技士
3	ガス主任技術者
4	給水装置工事主任技術者
5	管工事施工管理技士

積極的に取得して、設備職人としての腕を磨いていきましょう！

1電気工事士

電気工事士は、電気設備の施工、修理、保守が法的に認められる資格です。

電気に関する資格の中では、もっとも基本的なものとなっています。

照明器具の設置やエアコンの取り付けなどは無資格でできますが、壁の中まで関わる電気工事をするには、電気工事士の資格が必要だと考えていいでしょう。

電気工事士には、第一種と第二種があります。

・第一種電気工事士:大規模な電気工事を扱うことができます。
・第二種電気工事士：小規模な電気工事に関わる作業ができます。第一種に比べて取得がやや容易です。

受験資格は特に定められていません。

まずは第二種電気工事士の取得を目指すのがおすすめです。

2電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、電気工事における施工計画と施工図の作成・工程管理・安全管理などを行うために必要な資格です。

国土交通省が定める国家資格となっています。

3ガス主任技術者

ガスの工事やメンテナンスを行なう現場で活躍したいなら、ガス主任技術者の取得がおすすめです。

ガス事業者はガス事業法によって、ガス主任技術者に保安の監督をさせなければならないと定められています。

ガス工事そのものは、無資格でもガス主任技術者の監督下なら、限られた範囲内でおこなえます。

受験資格はありません。

4給水装置工事主任技術者

水道や排水などの配管工事をする方におすすめの国家資格です。

給水設備の工事現場で監督をおこなうために必要な資格となっています。

給水装置工事主任技術者の監督下なら、資格を持っていなくても、限られた範囲内での工事なら可能です。

この資格を取得するには、給水装置工事の実務経験が3年以上求められます。

5管工事施工管理技士

水道や空調などの管工事を管理するための、知識と技能が求められる資格です。

配管工事の施工計画の作成や、工程・安全・品質の管理などが行えます。

配管工としてステップアップしたい人におすすめの資格です。

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