現場仕事がきつい・しんどいと言われる理由!向いてる人・向いてない人の特徴も紹介

現場仕事がきつい・しんどいと言われる理由!向いてる人・向いてない人の特徴も紹介 ガテン系のコラム

厚生労働省のデータによると、現場仕事に含まれる建設業の離職率は入職率を上回る結果となりました。

年雇用動向調査結果の概況

参照:雇用動向調査結果の概況

現場仕事は「きつい・しんどい」と言われがちですが、その理由は体力面だけではありません。

たとえば暑さ寒さのある環境、人間関係、生活リズムなど、現場特有の要因が重なって負担を感じる人もいます。

一方で、同じ現場仕事でも「思ったより楽」「自分には合っている」と感じる人もいます。

重要なのは、現場仕事の大変さを正しく理解し、自分に合うかどうかを見極めることです。

本記事では、現場仕事がきついと言われる理由を整理したうえで、比較的体力的に楽な現場仕事や向いている人・向いていない人の特徴を分かりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 現場仕事がきつい・しんどいと言われる理由
  • 現場仕事の中でも体力的に楽な仕事

「体力に自信がある」「現場仕事を探している」といった方はGATEN職がおすすめです。

GATEN職では建設・土木・運送といったガテン系職種に特化した求人を多数掲載しています。

また職種も鳶職、解体、運送、配管工、電気工事士、内装工、設備施工など幅広く、自分に合った仕事や職場が見つかる可能性が高いです。

  1. 現場仕事がきつい・しんどいと言われる理由7選
    1. 体力的な負担が大きいから
    2. 暑さ・寒さなど作業環境が厳しいから
    3. 生活リズムが不規則になりやすいから
    4. 人間関係が上下関係中心になりやすいから
    5. ケガや事故のリスクがあるから
    6. 将来が見えにくいと感じる人がいるから
    7. 努力が評価されにくいと感じる場面があるから
  2. きついだけではない!現場仕事を続けるメリット
    1. 手に職がつき、年齢を重ねても働き続けやすい
    2. 人手不足業界のため仕事が途切れにくい
    3. 未経験からでも収入を伸ばしやすい
  3. きつさ・しんどさを避けたい人におすすめ!体力的にきつくない現場仕事
    1. ビル管理・設備点検スタッフ
    2. 警備員
    3. 工場作業員
    4. 清掃スタッフ
  4. 現場仕事に向いている人の特徴
    1. 体を動かすことに抵抗がなく、健康管理ができる人
    2. 指示を素直に聞き、チームで動ける人
    3. コツコツ継続することが得意な人
  5. 現場仕事に向いていない人の特徴
    1. 体力的な負担に強いストレスを感じやすい人
    2. 自分のペースや裁量を最優先したい人
    3. コミュニケーションをとるのが苦手な人
  6. 現場仕事のきつさ・しんどさを軽減させる方法
    1. 体力負担の少ない職種・工程へシフトする
    2. 勤務時間・現場数を見直してもらう
    3. 資格取得で管理側につく
    4. 休養・メンタルケアを受ける
  7. 現場仕事がきつい・しんどいなら自分に合った職種に転職するのもひとつ

現場仕事がきつい・しんどいと言われる理由7選

現場仕事がきつい・しんどいと言われる理由には以下のものが挙げられます。

体力的な負担が大きいから

現場仕事は、長時間の立ち作業・重量物の運搬・中腰姿勢など、身体への負荷が大きい作業が多くデスクワークの仕事に比べると「きつい」と感じやすい仕事です。

厚生労働省の「労働災害動向調査」でも、建設業や製造業は労働災害派生状況が高いことがわかります。

労働災害動向調査

参照:労働災害発生状況

特に未経験者は身体の使い方に慣れておらず、事故につながる可能性が高いです。

ただし、慣れや作業分担・機械化によって負担が軽減される現場も増えているため、すべての現場仕事に当てはまるというわけではありません。

暑さ・寒さなど作業環境が厳しいから

屋外作業や空調の効かない現場では、夏の猛暑や冬の寒さが直接体に影響します。

総務省の「熱中症による救急搬送状況」では住居に続き、道路工事現場・工場・作業所などの仕事場のほかに、公衆(屋外)の割合が高いことがわかります。

発生場所別の救急搬送人員

参照:熱中症による救急搬送状況(令和3年~令和7年)

建設・屋外作業従事者は熱中症リスクが高い職種に含まれています。

天候に左右される環境は精神的にも負担になりやすく、「毎日快適に働けない」点がしんどさにつながります。

近年は空調服や休憩管理の導入が進んでいますが、現場差が大きいのが実情です。

生活リズムが不規則になりやすいから

現場仕事は早朝集合・夜勤・繁忙期の残業などがあり、生活リズムが乱れやすい傾向があります。

建設業は早朝勤務・変則勤務の割合が高い業種とされています。

特に以下の時期は繁忙期とされており、忙しくなることが予想されます。

現場仕事の繁忙期

  • 12月~3月(年度末・決算期)
  • 9月(中間決算期)
  • 工事の開始前(乗り込み時)

睡眠不足や疲労回復の遅れは、身体的なしんどさだけでなく精神的なストレスにも直結します。

規則的な生活を重視する人にとっては、大きな負担に感じやすい要因です。

人間関係が上下関係中心になりやすいから

現場仕事はチーム作業が基本で、職人気質・年功序列の文化が残る職場も多くあります。

たとえば指示が強めだったり、言葉遣いが荒く感じられたりすることが「精神的にきつい」と言われることがあります。

厚生労働省の「労働者のメンタルヘルスに関する現状」でも仕事内容や事故を抑えて、パワハラなど人間関係は離職理由の上位に挙げられています。

厚生労働省の「労働者のメンタルヘルスに関する現状」

参照:精神障害の労災補償状況

ただし近年は若手定着のため、ハラスメント対策や職場改善に取り組む企業も増えています。

ケガや事故のリスクがあるから

現場仕事は高所作業・重機・工具を扱うため、常に一定の危険が伴います。

厚生労働省の労災統計では墜落や転落、はさまれ、崩壊、倒壊などが多く、建設業はそれらのリスクが高い仕事だといえます。

 事故の型別労働災害発生状況

参照:事故の型別労働災害発生状況

この「常に注意が必要な状態」が精神的な緊張を生み、しんどさにつながります。

ただし、安全教育や保護具の徹底により、事故発生率は年々減少傾向にあり、企業の安全意識による差も大きいです。

将来が見えにくいと感じる人がいるから

現場仕事は「体力勝負」「年齢を重ねると厳しい」というイメージから、将来不安を感じやすい仕事でもあります。

実際には、資格取得や管理職へのステップアップで長く働けるケースも多いですが、その仕組みを知らずに働くと「ずっときついまま」と感じやすくなります。

キャリアパスが明確でない職場ほど、精神的にしんどさを感じやすい傾向があります。

現場仕事は都市開発などで仕事が途切れないとされていますが、キャリアアップしたいなら以下の方法を試してみるのもひとつです。

現場仕事でキャリアアップする方法

  • 建設機械操作、施工管理などの資格取得で専門性を高める
  • 独立して高収入を目指す
  • 平均収入の高い(土木作業員など)現場仕事の職種につく

努力が評価されにくいと感じる場面があるから

現場仕事は成果が見えにくく、「頑張っても評価されない」と感じる人もいます。

特に下積み期間が長い職種では、給与や役割の変化を実感しにくく、モチベーションが下がりやすいです。

厚生労働省の「働く人の意識と社会の課題」によると、離職理由として「評価・賃金への不満」は一定割合を占めています。

働く人の意識と社会の課題

参照:働く人の意識と社会の課題

評価制度が整っていない現場ほど、働く期間が長くなればなるほどきつさを感じやすいと言えるでしょう。

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、現場仕事を含む建設業の平均月給は36万4,100円、1年に換算すると436万9,200円となっています。

一般労働者(短時間労働者以外の常用労働者)の賃金は約381万9,600円となっているので、建設業の平均賃金は一般労働者の平均賃金よりも高いことが分かります。

さらに高い年収を希望する場合、就職・転職活動時に待遇面や給与面を比較検討しておくことをおすすめします。

きついだけではない!現場仕事を続けるメリット

現場仕事に対してきつい・しんどいと感じる理由について紹介してきましたが、現場仕事を続けるメリットもあります。

ここでは、現場仕事を続けるメリットについて紹介します。

手に職がつき、年齢を重ねても働き続けやすい

現場仕事最大のメリットは、経験そのものがスキルとして蓄積される点です。

建設・設備・製造などの現場職は学歴よりも「実務経験」「現場対応力」が重視されるため、年齢が上がっても評価されやすい特徴があります。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、勤続年数が長いほど賃金が上昇する傾向が明確に確認されています。

雇用形態、性、年齢階級別賃金参照:賃金構造基本統計調査の概況

これは経験=生産性として見られている証拠です。

また、現場経験を積むことで、将来的に施工管理・職長・指導員など体力負担の少ない立場へ移行できる点も大きな強みです。

一度身につけた技能は転職時にも通用しやすく、「職を失いにくい」点は長期的な安心材料になります。

人手不足業界のため仕事が途切れにくい

現場仕事が集中する建設・物流・設備業界は、慢性的な人手不足が続いています。

国土交通省の発表では、建設業就業者数は1997年の685万人から2024年には約477万人まで減少しており、現場を回せる人材が不足しています。

建設業就業者の現状

参照:建設業就業者の現状

その結果、経験者は常に需要があり、「辞めなければ仕事がなくならない」状況が生まれています。

特に資格や経験を持つ人材は、転職市場でも即戦力として扱われやすく、条件交渉がしやすい傾向があります。

景気変動の影響を受けやすい職種もありますが、インフラ・保全・修繕系の現場は不況時でも需要が落ちにくいのが特徴です。

「安定して働き続けたい」「仕事がなくなる不安を減らしたい」人にとって、現場仕事は現実的な選択肢といえます。

未経験からでも収入を伸ばしやすい

現場仕事は、未経験スタートでも比較的早い段階で収入を上げやすい職種です。

理由は、資格取得・夜勤・技能手当・職長手当など、収入アップの仕組みが明確だからです。

建設技能職の平均年収は約400万~600万円前後とされており、未経験から数年で平均水準に到達するケースも珍しくありません。

また、資格(電気工事士、施工管理技士、フォークリフトなど)を取得すれば、同じ現場でも月数万円単位で手当が増えることもあります。

成果が「見える形」で評価されやすい点は、現場仕事ならではのメリットです。

年功序列ではなく、スキルや役割で収入が上がるため、努力が報われやすい仕事といえます。

現場仕事で重宝される資格

  • 施工管理技士
  • 建築士(1級・2級)
  • 建設機械施工技師
  • 測量士・測量士補
  • 電気工事士(1種・2種)

きつさ・しんどさを避けたい人におすすめ!体力的にきつくない現場仕事

現場仕事が体力的にきついと感じる人は、現場仕事の中でもそこまで体力が求められない仕事を選ぶのもひとつです。

ここでは、現場仕事の中でも体力的に楽な仕事についていくつかご紹介します。

ビル管理・設備点検スタッフ

ビル管理・設備点検スタッフは、現場仕事の中でも体力的負担が少ない代表的な職種です。

主な業務は、商業施設やオフィスビル内を巡回し、電気・空調・給排水設備などに異常がないかを点検すること。

重い資材を運ぶ作業や長時間の中腰作業は少なく、建設作業員や解体作業員と比べて腰痛や筋肉疲労のリスクが低いとされており、作業内容がルーティン化されているため、精神的な消耗も比較的少ない点が特徴です。

夜勤がある職場もありますが、その場合は待機時間が長く、実作業が少ないケースも多く、夜勤手当による収入アップも見込めます。

特徴
年収 300〜500万円
未経験からの就職難易度
正社員へのなりやすさ
必須の資格 とくになし
あると有利な資格
  • 第二種電気工事士
  • 2級ボイラー技士
  • 危険物取扱者乙種第4類
  • 第三種冷凍機械責任者
特におすすめな人の特徴
  • 責任感のある人
  • 安定志向の人

警備員

施設警備は、体力的に楽な現場仕事として非常に人気があります。

業務内容は、商業施設・病院・オフィスビルなどでの巡回、出入り管理、モニター監視などが中心です。

力仕事はほとんどなく、立哨(立って警備する)も短時間で交代制の場合が多いため、肉体的負担は限定的です。

特に施設警備は屋内勤務が多く、天候の影響を受けにくい点も体力的に楽とされる理由です。

また、仕事内容がマニュアル化されており、突発的な対応が少ないことから精神的な消耗も抑えられます。

中高年・未経験からの再就職先として選ばれる割合が高く、体力に自信がない人でも続けやすい仕事であることが分かります。

特徴
年収 約300〜450万円
未経験からの就職難易度
正社員へのなりやすさ
必須の資格 とくになし
あると有利な資格 交通誘導警備2級/施設警備2級
特におすすめな人の特徴
  • 18〜50代男女
  • ルールを守るのが得意な人

工場作業員

工場作業員の中でも、検品・梱包・軽組立といった工程は、体力的に比較的楽な現場仕事に分類されます。

近年の工場では自動化・機械化が進み、重い物を人力で扱う場面が大幅に減少しています。

作業はマニュアルに沿って行うため、身体を酷使する場面は少なく、一定のリズムで働ける点が魅力です。

立ち作業が中心ではあるものの、ライン速度や作業内容が調整されている職場も多く、体力に合わせた配置が可能なケースもあります。

また、空調完備の工場が多く、暑さ・寒さの影響を受けにくい点も体力的負担を軽減する要因です。

特徴
年収 300〜500万円
未経験からの就職難易度
正社員へのなりやすさ
必須の資格 とくになし
あると有利な資格
  • 危険物取扱者
特におすすめな人の特徴
  • ルーティン作業が得意な人

清掃スタッフ

清掃スタッフの中でも、オフィスビルや商業施設に常駐する日常清掃は、体力的に比較的楽な現場仕事です。

業務内容は、床清掃・トイレ清掃・ゴミ回収など決まったルーティン作業が中心で、重量物の運搬や無理な姿勢を長時間続けることは少なめです。

実際、年齢・性別を問わず働ける現場が多く、作業時間も短めに設定されているケースが多いです。

また、夜間清掃や早朝清掃であれば人と接する機会が少なく、精神的ストレスも軽減されます。

「無理なく長く続けられる現場仕事」を探している人にとって、非常に現実的な選択肢といえるでしょう。

特徴
年収 300〜400万円
未経験からの就職難易度
正社員へのなりやすさ
必須の資格 とくになし
あると有利な資格
  • ビルクリーニング技能士
特におすすめな人の特徴
  • マイペースな人
  • 几帳面・整理整頓が好きな人

関連記事:20代男性におすすめのきつくない仕事ランキング!精神的に楽な仕事や仕事がきつい時の対処法も紹介

現場仕事に向いている人の特徴

以下の特徴に当てはまる人は現場仕事に向いている可能性が高く、比較的きついと感じにくいでしょう。

体を動かすことに抵抗がなく、健康管理ができる人

現場仕事はデスクワークに比べて体を動かす時間が長く、歩く・運ぶ・立つといった動作が日常的に発生します。

そのため、運動が得意である必要はありませんが、「体を動かすこと自体が苦痛ではない人」は現場仕事に非常に向いています。

特に建設・設備・物流系の現場では、一定の体力を前提とした作業が多く、身体を使うことで集中力を保てるタイプの人は仕事の疲労感を感じにくい傾向があります。

特に体力的にきついとされる現場仕事

  • とび職
  • 鉄筋工
  • 解体工
  • 施工管理など

また、現場仕事を長く続けている人ほど、睡眠・食事・体調管理を意識しているケースが多いのも特徴です。

「体を使う仕事=きつい」というイメージではなく、「体を動かすことで調子が整うタイプ」の人にとって、現場仕事は非常に相性の良い働き方といえます。

指示を素直に聞き、チームで動ける人

多くの現場仕事は、個人プレーではなくチームワークが前提です。

建設現場や工場、設備点検などでは、工程・安全・役割分担が明確に決められており、指示に従って行動することが求められます。

自己流にこだわらず素直に上司の指示を聞く姿勢を持つ人は、未経験でも評価されやすい傾向があります。

特に現場では、安全確保が最優先事項であり、国土交通省のデータでも事故の多くは「コミュニケーション不足」に起因する作業手順の不備や独自の判断とされています。

現場仕事でよくある事故

  • 墜落・転落事故
  • 滑り
  • 踏み外し
  • 自分の動作の反動

人間関係がシンプルで上下関係が明確な現場も多いため、チームで同じ目標に向かって動くことにやりがいを感じる人には向いています。

コツコツ継続することが得意な人

現場仕事は、毎日劇的な変化がある仕事ではありません。

点検、清掃、組立、搬入など、同じ作業を正確に繰り返す業務も多く、「地道な積み重ね」が評価される世界です。

そのため、派手な成果よりも、安定した作業を継続できる人は現場仕事で重宝されます。

実際、工場作業員やビル管理、警備といった職種では、勤続年数が長い人ほど評価が高く、昇給や責任あるポジションにつながるケースが多いです。

ちなみに厚生労働省のデータによると、男女合計・全年齢における平均年齢は43.7歳で勤続年数は12.3年となっており、そのうち「建設業」に業種を絞った時の平均年齢は45.0歳で勤続年数は12.8年となっています

現場仕事で長く働くには

  • 会社の規模や経営状態
  • 職種
  • 会社の環境(教育制度・働きやすさ・待遇など)
  • 従業員の平均勤続年数の長さ

関連記事:現場仕事に向いてる人の特徴!現場で働くメリットも解説

現場仕事に向いていない人の特徴

反対に現場仕事に向いていない人の特徴は以下の通りです。

現場仕事に向いていない人の特徴に当てはまる人は別の仕事を検討するか、事務系の仕事をするのもおすすめです。

体力的な負担に強いストレスを感じやすい人

現場仕事は職種によって差はあるものの、立ち作業・屋外作業・移動が多いなど、一定の身体的負担が避けられません。

そのため、少し体を動かすだけで強い疲労感やストレスを感じてしまう人には、長期的に続けるのが難しい場合があります。

特に、腰痛・関節痛を抱えている人や体調の波が大きい人は、現場仕事が負担になりやすいので避けることをおすすめします。

体力が不安な人は、デスクワーク中心の仕事や、在宅勤務ができる職種を検討した方が、結果的に長く安定して働けるでしょう。

体力がない人におすすめの仕事

  • 事務職
  • 受付
  • 軽作業(座り仕事)
  • 経理
  • コールセンター など

自分のペースや裁量を最優先したい人

現場仕事は、工程・時間・役割があらかじめ決められており、「自分の好きなタイミングで作業する」ことは基本的にできません。

集合時間や作業順序、休憩時間も現場全体で統一されているため、自分のペースで働きたい人や一人の時間が欲しいといった方には向いていない可能性が高いです。

たとえばクリエイティブ職やフリーランス的な働き方に慣れている人は、現場特有のルールや上下関係にストレスを感じるケースがあります。

現場仕事は「全体最適」を重視する文化が強いため、個人裁量を最優先したい人は独立するのもひとつです。

独立しやすい現場仕事

  • 配管工
  • 大工
  • 塗装屋
  • クロス職人
  • ユニットバス職人

関連記事:独立しやすい仕事【建設業の職人編】おすすめ6選!一人親方として独立しやすい仕事の特徴も解説

コミュニケーションをとるのが苦手な人

現場仕事は黙々と作業するイメージを持たれがちですが、実際には作業の確認、安全確認、引き継ぎなど、口頭でのやり取りといったコミュニケーションが必須です。

そのため、人と話すこと自体を強く避けたい人やコミュニケーションが苦手な人にとっては負担になる場合があります。

特に建設・設備系の現場では、声かけや合図が安全確保に直結し、逆にコミュニケーションが不足すると事故にもつながります。

ほかにも現場仕事は天候・工程・人員配置などによって日々状況が変わったり、予定変更や急な対応が発生することもあり、環境の変化に弱い人はストレスを感じやすい傾向にあります。

ルーティン作業が好きな人におすすめの仕事

  • 一般事務
  • 軽作業
  • 工場作業員
  • ビルメンテナンス
  • 清掃
  • 配送ドライバー など

現場仕事のきつさ・しんどさを軽減させる方法

現場仕事に対してきつさ・しんどさを感じる原因は人によってさまざまです。

ここでは、現場仕事が「きつい」「しんどい」と感じた際の対処法についていくつかご紹介します。

体力負担の少ない職種・工程へシフトする

現場仕事のきつさの大半は「体力的負荷」によるものです。

そのため、同じ業界内でも重労働の工程から、点検・補助・管理寄りの業務へ移行することで負担を大きく軽減できます。

例えば、建設業でも「施工管理補助」「品質管理」「設備点検」「ビルメンテナンス」などは、力仕事が少なく、身体への負担が比較的軽い職種にあたります。

また国土交通省の建設業実態調査では、技能労働者よりも元請技術者の方が平均残業時間が短い傾向が示されています。

週休2日の確保に向けたアンケートの実施結果

参照:週休2日の確保に向けたアンケートの実施結果

現場経験を活かしつつ、役割を変えることで「辞めずに楽になる」選択が可能です。

勤務時間・現場数を見直してもらう

現場仕事がしんどく感じる原因として、「長時間労働」「複数現場の掛け持ち」が挙げられます。

厚生労働省の調査では、建設業の長時間労働者割合は全産業平均より高いとされており、疲労蓄積が問題視されています。

実労働時間及び出勤日数の推移(建設業と他産業の比較)

参照:実労働時間及び出勤日数の推移(建設業と他産業の比較)

対策としては担当現場数の調整、常駐から巡回型への変更、残業が少ない現場への配置転換を相談することが有効です。

「体力的に限界」ではなく、「品質・安全確保のため」という視点で相談すると、会社側も応じやすくなります。

資格取得で管理側につく

資格を取得することで、現場内での役割が変わり、肉体的負担を減らすことができます。

例えば、施工管理技士、電気工事士、危険物取扱者などは、作業者から管理・判断側へ移行しやすい資格です。

「資格=逃げ」ではなく、「長く働くための戦略」と捉えることが、現場仕事を続ける上で重要です。

管理側につくのに取得しておきたい資格

  • 施工管理技士(1級・2級)
  • 主任技術者
  • 監理技術者
  • 電気主任技術者
  • 測量士
  • 建築士(1級・2級)

休養・メンタルケアを受ける

慢性的な疲労状態では、同じ仕事でも「きつさ」が増幅します。

厚生労働省の「労働安全衛生調査(実態調査)」では、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業した労働者は建設業でも約11%程度いることがわかりました。

有給休暇の取得、連休の確保、定期的な休職・配置転換などは制度として認められた正当な対策です。

一時的に休むことで、復帰後のパフォーマンスが向上したケースも多く、「休む=逃げ」ではありません。

メンタルケアを受ける方法については以下のものが挙げられます。

メンタルケアを受ける方法

  • 医療機関(精神科・心療内科)を受ける
  • 公的相談窓口(保健所・精神保健福祉センターなど)に相談する
  • 民間のカウンセリングサービスを利用する

現場仕事がきつい・しんどいなら自分に合った職種に転職するのもひとつ

現場仕事がきつい・しんどいと言われる最大の理由は、「仕事内容そのもの」よりも環境や向き不向きのミスマッチにあります。

確かに体力を使う仕事は多いですが、全てが過酷なわけではなく、点検・管理・補助業務など比較的負担の少ない現場仕事も存在します。

また、体を動かすことが苦にならず、チームで働くのが好きな人にとっては、現場仕事は安定して長く続けられる仕事です。

大切なのは「現場仕事=きつい」と一括りにせず、自分の性格・体力・価値観に合った職種を選ぶことです。

もし建築関係の転職を検討しているのであれば、建設業界に特化した専門の求人サイト「GATEN職」の活用がおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました