どんな現場でも真っ先に入り、後の作業ができるように足場を組んでいくのが鳶職人（足場鳶）です。みな同じように見える建築足場でもラインが真っ直ぐに揃っているか、シートがきれいに張れているかなど、その見栄えはずいぶんと違ってきます。
また見栄えだけでなく、壁からのわずかな距離の違いや階段などの設置位置によって、安全性や作業性に影響を与える場合があります。設置作業は常に後作業のことを頭に入れながら行う必要があるんですね。

最初は段取りもわからず、やみくもに体を動かしていることも多かったりしますが、全体の流れが分かってくると気持ちの余裕ができて無駄な動きが無くなったり、作業の良し悪しを見極める目が養われていくのがよくわかります。一通りの業務を覚えて使いやすい足場を組めるようになれば、また次の現場でも声をかけてもらえたりするので、自分の成長や仕事の評価がとても分かりやすい仕事ですね。明日はもっとうまくなれる、そんなやりがいのある仕事です。

若いメンバーが多いこともあって、休憩時間はとてもにぎやかになります。はじめの内は慣れない仕事で不安になったりすることもありますが、気心の知れた仲のいいメンバーばかりなのですぐに打ち解けて楽しくなってきますよ。みんな分け隔てなくつきあえるアットホームな雰囲気の会社なので、わからないことや気になることなど、何でも気兼ねなく聞いてくださいね。