仕事内容
吹付工
モルタル吹付工、現場吹付法枠工、植生基材吹付工、種子散布工などホースから材料を噴出させて施工する工事。
親綱とライフラインと呼ばれる2本のロープで体を支えながら作業を行う工事で、高所作業になります。

鉄筋挿入工
法面に削孔機で削孔し、挿入した異形棒鋼をセメントミルクで地山に固定する工事。
主に作業足場を組み、足場上での作業になります。

グラウンドアンカー工
法面に削孔機で削孔し、挿入したアンカー体をセメントミルクで支持地盤に固定し、地表部の法枠や受圧板等とを緊張定着する工事。
主に足場を組み、足場上での作業になります。

法面保護工事なので主な工事現場が急斜面での高所作業です。
普通に作業をしていれば転落等の危険がありますが、確実な施工手順によって安全が作られた後に本作業に移行します。
自分たちの手で自分たちの安全を作り、災害を防ぐ構造物を作り、その周辺の安全が何十年にわたって保たれて行くのはとてもやりがいのある仕事だと思います。

今は工事で行う多くのいろいろな作業は講習を受講してある程度の技能を身に着けてからでないと行えない仕組みになっています。
働く人に講習を受けさせ、技能を身に着けさせるのは、安全に作業を行うための会社の責任です。

資格が無いと仕事内容によっては仕事に就けないことが有ります。
資格を取得するということは、会社にとっても個人にとっても、大きなステップアップになり、給料アップにもつながります。
例えば、現場の施工管理業務を行うには、土木施工管理技士の国家資格が必要になりますが、これらも会社が全面サポートしますので、是非頑張ってください。