国土交通省のデータによると、60歳以上の技能者は全体の約4分の1(25.7%)を占めており、10年後にはその大半が引退することが見込まれるといった結果が出ています。
一方これからの建設業を支える29歳以下の割合は全体の約12%程度であり、特に若手不足が指摘されています。

参照:年齢階層別の建設技能者数
現場仕事には、建設・設備・物流・管理など幅広い職種があり、「給料が高い」「未経験でも始めやすい」「体力負担が少ない」など、仕事ごとに特徴が大きく異なります。
そのため、自分に合った現場仕事を選ぶことが、長く安定して働くための重要なポイントです。
本記事では、おすすめの現場仕事を理由別(高収入・肉体労働が少ない・未経験OK)に分類し、それぞれの仕事内容や向いている人の特徴を分かりやすく解説します。
さらに、現場仕事に向いている人・向いていない人の傾向や効率よく仕事を探せる方法も紹介するため、これから現場仕事への転職・就職を考えている方はぜひ参考にしてください。
| 年収 | 仕事内容 | 関連資格 | |
|---|---|---|---|
| 左官職人 | 400〜700万円 | 壁や床をモルタル・漆喰などで仕上げる仕事 |
|
| 配管工 | 380〜650万円 | 建物内の給排水・ガス・空調設備などの配管工事 |
|
| 建設補助作業員 | 350〜550万円 | 建設現場で資材運搬や清掃、職人のサポートなどを行う仕事 |
|
| ビル管理 | 300〜500万円 | オフィスビルや商業施設の設備点検や簡単なメンテナンス、巡回業務など |
|
| 電気工事補助 | 350〜500万円 | 住宅・オフィス・商業施設などで行われる電気配線工事のサポート |
|
| 警備員 | 約300〜450万円 | 施設警備・交通整備・イベントでの群衆整理など |
|
| 土木作業員 | 350〜550万円 | 道路や橋、上下水道など社会インフラを支える仕事 |
|
| とび職 | 400〜650万円 | 建設現場で足場の組立・解体を担う仕事 |
|
| 解体作業員 | 400〜600万円 | 住宅やビル、工場などの建物を安全に取り壊す作業 |
|
- おすすめの現場仕事(高収入・肉体労働少なめ・未経験OK)
- 現場仕事に向いてる人・向いていない人の特徴

「体力に自信がある」「現場仕事を探している」といった方はGATEN職がおすすめです。
GATEN職では建設・土木・運送といったガテン系職種に特化した求人を多数掲載しています。
また職種も鳶職、解体、運送、配管工、電気工事士、内装工、設備施工など、資格や技能を要する専門職に絞られるため、他では見つからない求人が見つかる可能性が高いです。
20代におすすめの現場仕事
20代は技術を身につけて将来性を伸ばせる現場仕事を選ぶことでキャリアアップにつながります。
パーソル研究所によると、20代が仕事を選ぶ上で重視することについて年収やライフワークバランスのほかにも、知識やスキルを得られるかを重視していることがわかりました。
![20代が仕事を選ぶ上で重視すること(会社員[正社員])](https://gaten.info/media/wp-content/uploads/2025/12/スクリーンショット-2026-01-19-131841-1-e1768796464975.png)
参照:パーソル研究所|20代が仕事を選ぶ上で重視すること(会社員[正社員])
ここでは、20代におすすめの現場仕事について紹介します。
電気通信工事(通信・ネットワーク工事)
電気通信工事は、スマホ基地局、光回線、LAN配線などを設置・保守する仕事です。
社会のデジタル化が進む中、通信インフラは生活や企業活動に不可欠で、需要が非常に安定しています。
作業は高所や屋内が中心で、重機作業は比較的少なめなので体力に自信がない人でも続けやすいでしょう。
電気通信工事は未経験から入社し、先輩の補助をしながら技術を覚える育成型の企業が多いのが特徴です。
さらに資格取得により対応範囲が広がり、20代でも年収500万円以上を目指せます。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜700万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
空調設備工(ダクト・エアコン設置)
空調設備工は、オフィス・商業施設・住宅などでエアコンや換気設備を設置・点検する仕事です。
空調は建物に必須の設備であり、修理・更新需要が途切れません。
作業はチーム制が基本で、未経験者は資材運びや簡単な施工補助からスタートします。
空調設備工の年収は平均で350万~450万円程度ですが、経験・スキル・資格(管工事施工管理技士など)、会社規模、地域により上がっていく仕組みです。
未経験の300万円前後からはじめベテラン・管理職で700万円~1000万円以上まで大きく変動し、技術力と資格で高収入を目指せます。
さらに大手企業や独立開業、大規模案件に携わることで年収アップが期待できます。
体力仕事はありますが、段取り力や知識が評価されるため、年齢を重ねても続けやすい職種です。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜650万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
内装仕上げ工(軽天・ボード・床)
内装仕上げ工は、建物内部の壁・天井・床を仕上げる仕事です。
高所作業や重機使用が少なく、現場職の中では危険度が低い点が特徴です。寸法を正確に測り、仕上がりの美しさが求められるため、丁寧さと集中力が評価されます。
20代から始めると、軽天・床・クロスなどを複合的にこなす多能工として活躍でき、独立も視野に入ります。
内装仕上げ工の年収は、平均で約400万円~460万円前後ですが、経験、スキル、勤務先、地域によって大きく異なります。
経験を積んで「内装仕上げ施工技能士」などの資格を取れば、500万円〜800万円以上、独立すればさらに高収入(1000万円も可能)を目指せる実力重視の職種です。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
30代におすすめの現場仕事
30代は安定性と専門性を高められる職種を選ぶことで収入アップを目指せます。
30代の利用者が多いtype転職エージェントの調査によると、30代で転職する人の転職理由は「業務内容」「キャリアチェンジ」と職務を理由に挙げる方が全体の約77%を占める結果となりました。

参照: type転職エージェント
ここでは、30代におすすめの現場仕事についていくつかご紹介します。
施工管理補助
施工管理補助は、工程・安全・品質管理をサポートする仕事です。
直接作業よりも職人との調整や書類作成が中心となり、体力負担もそこまで大きくありません。
30代未経験でも「補助職」から入れる企業が多く、現場理解を深めながら管理職を目指せる点もおすすめできるポイント。
建設業界は慢性的な管理人材不足が続いており、経験を積めば年収アップが見込める点も魅力です。
経験やスキル、勤務先(ゼネコンやサブコンなど)、地域、保有資格(1級・2級施工管理技士)によって大きく変動し、管理職になれば年収800万円以上、大手企業では1000万円超えも目指せます。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜700万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
設備保全・メンテナンス職
設備保全・メンテナンス職の仕事内容は、工場や施設の機械・設備が常に安定稼働できるよう、点検・修理・保守・予防保全を行うことです。
具体的には、日常点検(清掃・給油・増し締め)、定期メンテナンス、故障時の緊急対応(事後保全)、異常の予兆検知(予知保全)、部品交換などが挙げられます。
さらに将来的な故障を防ぐための改善提案まで幅広く、生産ライン停止を防ぎ品質と効率を維持する重要な役割を担います。
設備・メンテナンス職の平均年収は400万円台〜650万円台前半が目安ですが、管理職クラスでは1000万円近くも可能です。
さらに電気工事士、冷凍機械責任者、危険物取扱者などの資格が有利に働くため、将来性もあります。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜650万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
塗装工(建築・工業塗装)
塗装業の仕事内容は、建物・自動車・家具などにペンキなどの塗料を塗布し、美観の向上と防水・防錆・紫外線防止などの機能性・耐久性の向上を図る仕事です。
建築塗装と板金塗装が主な分野で、足場組みや高所作業も伴い、単に色を塗るだけでなく、対象物の素材や環境に応じた専門知識と技術が求められることもあります。
塗装工の年収は経験やスキル、勤務先規模により異なりますが、平均は約350万〜500万円程度で、未経験者は250万〜350万円、経験を積むと400万〜600万円、独立・経営者層では1000万円以上も目指せます。
1級建築塗装技能士などの資格取得や大手企業への転職、職長(リーダー)への昇進で年収アップが見込めます。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜700万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
40代におすすめの現場仕事
40代は体力負担を抑え、経験を活かせる現場系ポジションを狙うことで長く働けます。
マイナビの調査によると、40代の転職率は2020年から緩やかに増加しており、2024年は過去最高値となり、40代でも転職を実現している方は少なくないことがわかります。

ここでは、40代におすすめの現場仕事についていくつかご紹介します。
設備点検スタッフ
設備点検スタッフは建物や工場の電気・空調・給排水・消防設備などの正常な稼働を維持するために日常・定期点検、簡単なメンテナンス(部品交換・清掃)、不具合時の緊急対応・修理、記録・報告書作成を行う仕事です。
施設の安全と快適な環境を支える役割を担います。設備点検スタッフの年収は、平均で300万円台後半から500万円台前半が多く、経験・スキル・勤務先(規模や業種)により変動します。
資格保有者や管理職クラスでは高年収も目指せ、未経験からでも年収400万円台、経験を積めば年収600万円以上も可能で、特に消防設備士などの専門資格を持つと年収アップに繋がります。
40代の設備点検スタッフは未経験でも年齢不問で募集している求人が多く、ミドルシニア歓迎の求人も豊富にあるのでねらい目です。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜600万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
品質管理・安全管理スタッフ
品質管理・安全管理スタッフは製品や工事の検査・監査、マニュアル作成・運用、データ分析、工程改善、リスク防止措置、安全教育、災害原因調査と再発防止など多岐にわたります。
具体的には、寸法測定や試験による品質チェック、安全装置の点検、危険箇所の特定、安全ルールの徹底、そして不良品発生時や事故発生時の原因究明と改善策の立案・実行をおこないます。
品質管理・安全管理スタッフの年収は幅広く、平均は400万円台後半から600万円台程度。
経験・スキル・業界・企業規模で大きく変動し、大手メーカーや専門性の高い分野では800万円以上や1000万円近くに達するケースもあります。
工場や建設現場の巡回、製品の品質チェックなど、一日を通して立ち仕事や歩き回ることが多いですが、基本的に屋内での作業になるため現場仕事よりも体力的な負担は少なめです。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 450〜700万円 |
| 未経験からの就職難易度 | △ |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
清掃管理・現場責任者
清掃管理・現場責任者現場全体の指揮・監督(作業計画立案、人員配置、進捗管理、品質管理)、スタッフの教育・育成(技術指導、安全管理、労務管理)、顧客対応・折衝(要望・クレーム対応、報告書作成)、安全・衛生管理(ルール徹底、整理整頓、事故防止)を行う仕事です。
清掃作業だけでなく、チームマネジメント、顧客折衝、コンプライアンス遵守まで含んだ総合的な現場運営が求められます。
清掃管理・現場責任者の年収は経験や担当する物件の規模により幅がありますが、未経験からでも3年ほどで年収500万円を達成するケースもあり、中には700万円以上を目指せる求人も見られます。
ビルメンテナンス業界は人手不足で特に経験やマネジメント能力のある人材が求められており、 40代からのビルメンテナンス業界への転職は珍しくなく、未経験から目指す人も多くいます。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜600万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
高収入を目指せるおすすめの現場仕事
ここでは、給料がいいおすすめの現場仕事について年収や転職難易度・必要な資格・おすすめの人の特徴などについてご紹介します。
左官職人
左官職人は、壁や床をモルタル・漆喰などで仕上げる仕事です。
建物の見た目や質感を左右する重要な工程で、技術力がそのまま評価につながります。
未経験者は、材料づくりや道具の準備、簡単な塗り作業から始め、経験を積むことで高度な仕上げを任されるようになります。
さらに左官技能士の資格を取得すれば、収入アップや独立も可能です。
機械化されにくい職種のため、職人不足が続いており将来性も高めなので、黙々と作業するのが好きな人や、技術で勝負したい人におすすめです。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜700万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | 〇 |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
関連記事:左官職人の平均年収・給料・時給【稼げる?】年収1000万を目指すコツや経験年数別・年齢別の平均年収も解説
配管工
配管工は、建物内の給排水・ガス・空調設備などの配管工事を行う仕事です。
新築工事だけでなく、修理・交換といったメンテナンス需要も多く、景気に左右されにくい点が魅力です。
未経験者は、配管材の運搬やカット補助、清掃などからスタートし、徐々に配管の組み立てや接続を覚えていきます。
給水装置工事主任技術者などの資格を取得すると、責任あるポジションを任され、収入も大きく伸びます。
体力は必要ですが、精密さも求められるため、コツコツ作業が得意な人や安定した技術職を目指したい人に向いています。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 380〜650万円 |
| 未経験からの就職難易度 | 〇 |
| 正社員へのなりやすさ | ◎ |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
関連記事:配管工の平均年収・給料・時給【高い?】経験年数別・年齢別の平均年収や年収アップの方法を解説
建設補助作業員
建設補助作業員は、建設現場で資材運搬や清掃、職人のサポートなどを行う仕事です。
主な業務は資材の準備・運搬、工具の受け渡し、現場の整理整頓などで、専門的な資格や経験がなくても始めやすいのが特徴です。
仕事を通じて建設現場全体の流れを学べるため、未経験から職人を目指す人の入り口として人気があります。
また多くの会社で資格取得支援制度があり、玉掛けや職長教育などを取得することで、より責任のある仕事を任されるようになります。
現場経験を積みながら将来のキャリアを考えたい人や、段階的にスキルアップしたい人に最適な仕事です。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 350〜550万円 |
| 未経験からの就職難易度 | ◎ |
| 正社員へのなりやすさ | ◎ |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
肉体労働が少ないおすすめの現場仕事
ここでは、比較的肉体労働が少ないおすすめの現場仕事について年収や転職難易度・必要な資格・おすすめの人の特徴などについてご紹介します。
体力に自信がない方や長く働きたい方はぜひ以下の仕事をチェックしてみてください。
ビル管理
ビル管理は、オフィスビルや商業施設の設備点検や簡単なメンテナンス、巡回業務などを担当します。
空調や電気設備のチェック、トラブル時の一次対応などを行い、建物の安全・快適さを支える役割を担います。
ビル管理は未経験から始められるケースも多く、電気工事士や危険物取扱者などの資格を取得すれば、専門性が高まり収入アップにつながります。
建物がある限り需要が続くため、長期雇用が期待できる点も魅力です。
安定した収入を得たい方や責任感のある人に向いています。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 300〜500万円 |
| 未経験からの就職難易度 | ○ |
| 正社員へのなりやすさ | ◎ |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
電気工事補助
電気工事補助は、住宅・オフィス・商業施設などで行われる電気配線工事をサポートする仕事です。
主な業務は、資材運搬、工具準備、配線の補助、片付けなどで、未経験からでも始めやすいのが特徴です。
最初は先輩職人の指示に従いながら現場の流れや安全管理を学び、徐々に配線作業や機器設置に関わっていきます。
さらに第二種電気工事士を取得すると、単独作業が可能になり、年収アップや正社員登用につながりやすくなります。
電気はどの建物にも必要なため仕事が安定しており、将来的に独立も視野に入れられる「手に職系」の代表的な現場仕事といえます。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 350〜500万円 |
| 未経験からの就職難易度 | ◎ |
| 正社員へのなりやすさ | ◎ |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
警備員
警備員は比較的体力が自信がない人でも始めやすい仕事で、採用の間口が非常に広い職種です。
警備の仕事内容は、施設警備(ビル・商業施設で巡回・出入管理)、交通誘導(工事現場・イベントで車両・歩行者誘導)、雑踏警備(イベント会場などで群衆整理)、貴重品運搬警備(現金・美術品などを安全に輸送)、身辺警護(要人警護)など、多岐にわたり、犯罪や事故を未然に防ぎ、人々の生命・身体・財産を守ります。
研修制度が法律で義務づけられているため、未経験でも基礎から習得できます。
夜勤を入れると月収30〜35万円も可能で、生活を安定させたい人に向いています。
資格を取得すると給料が上がり、現場での責任者ポジションも狙えます。
体力に自信のある人、規則正しく働きたい人に最適です。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 約300〜450万円 |
| 未経験からの就職難易度 | ◎ |
| 正社員へのなりやすさ | ○ |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 | 交通誘導警備2級/施設警備2級 |
| 特におすすめな人の特徴 |
|
未経験・資格なしでもチャレンジできるおすすめの現場仕事
現場仕事の中にも未経験・資格なしで始められるものはあり、未経験のほうが職歴や年齢にとらわれず採用されやすい傾向にあります。
ここでは、未経験・資格なしのおすすめの現場仕事について年収や転職難易度・必要な資格・おすすめの人の特徴などについてご紹介します。
土木作業員
土木作業員は、道路や橋、上下水道など社会インフラを支える仕事で、公共工事が多く安定性が高いのが特徴です。
屋外作業が中心で体力は必要ですが、未経験からでも始めやすく、正社員として長期的に働ける職場が多くあります。
年収は350〜550万円程度で、経験を積めば車両系建設機械や施工管理関連の資格取得が可能となり、業務の幅と年収アップにつながります。
チームで作業するため協調性が重視され、20〜50代まで幅広い年代が活躍しています。
特に地方では慢性的な人手不足が続いており、地域に貢献しながら安定した収入を得たい人に向いています。
体力仕事ではありますが、チーム作業が中心のため未経験でも馴染みやすく、長期的に安定して働きたい人に向いています。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 350〜550万円 |
| 未経験からの就職難易度 | ◎ |
| 正社員へのなりやすさ | ◎ |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
関連記事:土木作業員の仕事内容は?1日の流れや向いている人の特徴を未経験者に解説
とび職
とび職は、建設現場で足場の組立・解体を担う専門職で、建物の安全と作業効率を支える重要な存在です。
高所作業が多いため体力と集中力が求められますが、その分評価されやすく、年収400〜650万円と安定した収入を狙えます。
未経験からでもスタートでき、現場で経験を積みながら技術を身につけることで収入アップが可能です。
足場組立作業主任者などの資格を取得すれば、責任ある立場を任され、収入も大きく伸びていきます。
将来的には独立して親方として活躍する道もあり、手に職をつけたい職人志向の人に非常に向いている仕事です。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜650万円 |
| 未経験からの就職難易度 | ○ |
| 正社員へのなりやすさ | ◎ |
| 必須の資格 | とくになし |
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
解体作業員
解体作業員は、無資格・未経験からでも高収入を狙いやすい代表的な仕事です。
主な仕事内容は、住宅やビル、工場などの建物を安全に取り壊す作業で、内装解体・重機補助・資材の分別や搬出などを担当します。
解体作業員は、建物や構造物を安全に解体する仕事で、再開発や建て替え需要の増加により安定した需要があります。
重機操作や手作業を組み合わせた作業が多く、体力と安全意識が重要ですが、未経験からでも始めやすい点が特徴です。
危険を伴う分、安全対策や教育が徹底されており、給与水準は400万~600万円と比較的高め。
さらに経験を積み、解体工事施工技士などの資格を取得すれば、現場管理や指導役としてさらに高収入を目指すことができます。
| 特徴 | |
|---|---|
| 年収 | 400〜600万円 |
| 未経験からの就職難易度 | ◎ |
| 正社員へのなりやすさ | ◎ |
| 必須の資格 |
|
| あると有利な資格 |
|
| 特におすすめな人の特徴 |
|
現場仕事に向いている人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は現場仕事に向いています。
体を動かすことが苦にならない人
現場仕事は、立ち仕事や屋外作業、重い物を扱う場面が多く、一定の体力が求められます。
そのため、デスクワークよりも体を動かすほうが向いている人には適した仕事です。
スポーツ経験がある人や、長時間座っているより動いているほうが集中できる人は、現場仕事のリズムに馴染みやすい傾向があります。
体力は働きながら徐々に身につくケースも多く、日々の作業を通じて自然と健康的な生活リズムが整う点もメリットです。
体力のいる現場仕事
- 建設
- 土木作業員
- とび職
- 解体作業員など
指示を守り、チームで動ける人
多くの現場仕事は、複数人で役割分担をしながら進めるチーム作業です。
安全管理や工程管理の観点から、上司や職長の指示を正確に守る姿勢が求められます。
自己判断で動くよりも、報告・連絡・相談を徹底できる人は評価されやすく、信頼を得やすいでしょう。
協調性があり、周囲とコミュニケーションを取りながら仕事を進められる人は、未経験からでもスムーズに成長できます。
チームワークが求められる現場仕事
- 建設
- 土木
- 引っ越しスタッフ
- 警備など
手に職をつけて長く働きたい人
現場仕事の多くは、経験を積むほど技術力が向上し、収入や役職に反映されやすい特徴があります。
資格取得やスキルアップによって担当業務が広がり、将来的には現場責任者や独立を目指すことも可能です。
そのため、短期的な仕事ではなく、長期的に安定した職を求める人や、専門性を身につけたい人に向いています。
手に職を付けられる現場仕事
- 電気工事士
- 配管工
- 左官職人
- 解体作業員
- 塗装工事など
関連記事:現場仕事に向いてる人の特徴!現場で働くメリットも解説
現場仕事に向いていない人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は現場仕事には向いていない可能性が高く、ほかの仕事もしくは比較的肉体労働が少ない現場仕事がおすすめです。
体力的な負担を強く避けたい人
現場仕事は、季節や天候の影響を受けることが多く、暑さや寒さの中で作業を行う場合もあります。
体力的な負担がどうしても発生するため、無理なく室内で働きたい人や身体への負荷を極力避けたい人には不向きなケースがあります。
たとえば体調管理が苦手な人や立ち仕事が辛い人は、別の職種か比較的体力が必要ない現場仕事を検討した方が長く働きやすいでしょう。
体力に自信がない人におすすめの現場仕事
- 電気工事・施工管理の補助
- 軽作業(工場・倉庫)
- 清掃スタッフ
- 警備
- ビル管理など
自分のやり方で仕事をしたい人
現場仕事では、安全確保のために細かなルールや手順が定められています。
これを守らない行動は事故につながる可能性があるため、自己流で動きたい人やルールを軽視しがちな人には向いていません。
特に未経験のうちは、決められた手順を忠実に実行する姿勢が重要です。
自由度の高い働き方を求める人は、窮屈に感じる場合があります。
資格取得や独立できる現場仕事
- とび職
- 左官職人
- 塗装工事
- 電気工事士など
一人で黙々と働きたい人
一部の職種を除き、現場仕事は基本的に複数人で進める仕事です。
日々の打ち合わせや声掛け、安全確認など、コミュニケーションが欠かせません。
そのため、人と関わらず一人で完結する仕事を好む人や、対人関係に強いストレスを感じる人には向いていない可能性が高いです。
もし現場仕事につきたい場合、チームワークが求められる点を理解した上で選ぶことが重要です。
一人で黙々とできる現場仕事
- 警備員
- 配管工
- 電気工事士
- 配送ドライバーなど
現場仕事のキャリアパスの例
ここでは、現場仕事のキャリアパスの例について20代・30代・40代それぞれに分けて解説していきます。
20代は現場で技術・経験を固める
20代の現場仕事は、体力と吸収力を活かして現場経験を集中的に積む時期です。
未経験からスタートする人も多く、最初は補助作業や簡単な工程を担当しながら、道具の使い方・安全管理・作業手順を身につけていきます。
この時期に重要なのは「職種選び」と「資格取得の種まき」です。
現場仕事は単純労働から「一人で任される工程」が増える傾向にあるため20代で複数現場を経験し、基本資格を取得しておくことで30代以降の昇給・昇格・職種転換(管理職・専門職)がしやすくなります。
20代におすすめの資格
- 電気工事士
- 施工管理技士補
- 技能士
30代は専門性とキャリアプランの分かれ目
30代は専門性と経験がある分、現場仕事では以下のキャリアの分岐点に差し掛かります。
30代のキャリアパスの例
- 技術を極める「専門職・職人ルート」
- 現場をまとめる「施工管理・リーダールート」
「専門職・職人ルート」は特定の工種や工法における深い専門知識と豊富な経験を持つスペシャリストとして活躍することになり、高度な資格の取得や、新技術の研究開発への参画を視野に入れる方が一般的です。
「施工管理・リーダールート」は工事部長や支店の工事統括責任者などのポジションなどで、効率性や人材育成、組織づくり、経営戦略の立案にも携わることになります。
また30代は体力だけでなく段取り力・判断力・後輩指導が評価され始めます。
現場で信頼を得ている人は職長・班長・施工管理補助などにステップアップしやすく、年収も安定して上がります。
一方で、「現場作業がきつくなってきた」と感じ始める人も多いのが30代です。
その場合でも、設備保全・品質管理・安全管理など、現場経験を活かして負担を減らす職種へ移行できます。
30代は「辞める」ではなく「活かして動く」ことで、キャリアの幅を一気に広げられる時期です。
40代は体力勝負よりも経験勝負
40代の現場仕事は無理に若手と同じ働き方を続けるよりもこれまでの現場経験を活かし、管理・点検・指導・調整役へシフトするケースが一般的です。
具体的には、設備点検スタッフ、品質管理、安全管理、施工管理、清掃・現場責任者などが代表例です。
国土交通省の統計では、建設業就業者は55歳以上が35.5%40代は決して遅い年代ではありません。

むしろ40代のような現場を知っている人材は企業側から重宝され、若手育成やトラブル対応要員として評価されやすくなります。
資格(施工管理技士、消防設備士など)があれば、現場に常駐せずとも安定した収入を得ることも可能です。
40代のキャリアパスの鍵は、「体力を削らない働き方へ切り替えること」です。
経験を整理し、役割を変えることで、50代以降も無理なく働き続けられる現場キャリアを築けます。
自分に合った現場求人を見つける方法
現場仕事といっても様々な職種や条件の職場があります。
仕事選びでは自分に合った現場求人を見つけることが大事です。
ここでは、自分に合った現場求人の見つけ方について紹介します。
自分の「体力・年齢・将来像」を把握する
現場仕事は一括りにされがちですが、実際には体力負荷・勤務時間・将来の選択肢が職種や会社ごとに大きく異なります。
まず重要なのは、「今の自分」と「5年後・10年後の自分」を具体的に想定することです。
たとえば若いうちは体力勝負でも、将来は負担軽減が必要になるため、「将来どんなポジションに進めるか」を確認せずに入社するとミスマッチが起きやすくなることもあります。
求人を見る際は、年齢層(20代中心か、40代も在籍しているか)や、現場→管理→指導といったキャリアパスの記載があるかをチェックしましょう。
年齢に応じた働き方が用意されている現場ほど、長く働ける可能性が高いといえます。
自分に合った現場仕事の見つけ方
- 体力への負担
- 将来性
- 年齢層
- キャリアパス(自分がなりたい姿)
「未経験歓迎」の中身を具体的に確認する
「未経験歓迎」と書かれていても実態は会社によって大きく異なります。
本当に自分に合った求人を見つけるには、育成体制が具体的に書かれているかが重要です。
たとえば、OJTの有無、資格取得支援、先輩の同行期間などが明確な会社だと未経験でも安心です。
求人票では「研修あり」だけでなく、「最初の3か月は補助作業」「資格取得費用は会社負担」など、具体的な育成ステップが書かれているかを確認しましょう。
未経験歓迎の現場仕事の例
- 土木作業員
- 解体工
- 塗装工
- 内装工
- 電気工事士
- 配管工
- とび職(足場組立)
- 板金業
- 防水業(シーリング工事)
- 建設作業員
労働時間・休日を「平均」で見る
現場求人選びで失敗しやすいのが、「残業少なめ」「週休2日」という言葉だけを鵜呑みにすることです。重要なのは、実際の平均残業時間や年間休日数です。
国土交通省の調査によると、建設業の長時間労働は徐々に改善しているものの、会社間の差は非常に大きいとされています。

参照:建設業における休日の状況
週休2日制を導入している企業でも、現場次第で実質的に休日が取れないケースも存在します。
良い求人を見極めるには、「月平均残業時間」「有給取得実績」「休日取得率」など、数値で示されているかがポイントです。
これらが明示されている企業は、労務管理への意識が高く、ブラック化しにくい傾向があります。
業界特化型のサイト・エージェントを利用する
現場仕事は、一般的な求人サイトよりも、業界特化型サービスの方がミスマッチが少ない傾向があります。
理由は、業界特化型の方が総合型のサイトよりも仕事内容・危険性・働き方を正直に伝える求人が多いためです。
現場仕事の場合、建設・設備・警備などに特化した「GATEN職」や、現場理解のあるエージェントを活用すると、「思っていた仕事と違った」という失敗を防ぎやすくなります。
またいくつかのサイトを併用することでも選択肢を増やすきっかけになります。
業界特化型のサイトを利用するメリット
- 職場の内部事情に詳しい
- 職種の選択肢が多い
- エージェントが業界に精通している
現場仕事への転職・就職にはGATEN職がおすすめ

現場仕事は「きつい」「体力勝負」というイメージを持たれがちですが、実際には高収入を狙える仕事、肉体労働が少ない仕事、未経験・資格なしでも始められる仕事など多様な選択肢があります。
大切なのは、給与や条件だけでなく、自分の体力・性格・将来像に合った仕事を選ぶことです。
特に未経験から現場仕事に挑戦する場合は、教育体制や正社員登用の有無を重視すると失敗しにくくなります。
効率よく自分に合う現場仕事を見つけたい方は、現場仕事に特化した求人を多数掲載しているGATEN職の活用がおすすめです。
GATEN職では建設・土木・運送といったガテン系職種に特化した求人を多数掲載しています。
また職種も鳶職、解体、運送、配管工、電気工事士、内装工、設備施工など、資格や技能を要する専門職に絞られるため、他では見つからない求人が見つかる可能性が高いです。

