玉掛けは建設現場や製造現場で重量物を安全に吊り上げるために欠かせない専門作業です。
クレーンのフックに資材を掛け外しする工程は一見シンプルに見えますが、実際には高度な判断力と安全管理が求められます。
わずかな手順の誤りが重大な事故につながる可能性があるため、国の定めた特定の資格取得が義務化されています。

引用:厚生労働省「クレーン・玉掛け作業の安全衛生」
この記事では玉掛けの仕事内容や必要資格、年収の目安について解説します。
- 玉掛けの基本情報
- 玉掛けの作業の流れ
- 玉掛けの作業に必要な資格
- 玉掛けに向いている人の特徴
玉掛け作業員や建設業の求人を探している方には、ガテン系求人に特化したGATEN職の活用がおすすめです!

未経験歓迎・学歴・年齢不問の求人も多数掲載していますので、まずは仕事内容や給与条件を確認してみましょう。
玉掛けの基本情報
玉掛けとは、クレーンなどで荷物を吊り上げる際に、ワイヤーロープやスリングを荷に掛け外しする作業のことです。
主な方法には1本で吊る「一本吊り」、2本以上でバランスを取る「二点吊り・四点吊り」、荷を包む「目通し吊り」、角度をつけて安定させる「あおり止め」などがあります。
荷の形状や重心、重量によって適切な方法を選ぶことが重要です。
使用する用具にはワイヤーロープやベルトスリングが代表的で、玉掛けで使用するワイヤロープは「クレーン等安全規則」の第213条により安全係数6以上と規定されています。
第213条
事業者は、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具であるワイヤロープの安全係数については、6以上でなければ使用してはならない。第219条
事業者は、エンドレスでないワイヤロープ又はチェーンについては、その両端にフック、シャックル、リング又はアイをそなえているものでなければ、クレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛用具として使用してはならない。
ほかにも、繊維スリング、チェーンスリング、シャックル、フック、安全ブロックなどがあり、荷の重量や材質に応じて適切な強度のものを選定します。
玉掛けはわずかな判断ミスが重大事故につながるため、正しい方法と用具の点検が不可欠です。
玉掛け資格(正式名称:玉掛け技能講習)は、1トン以上のクレーン等を用いて荷を吊り上げる作業に必要な国家資格です。
18歳以上であれば誰でも受講可能で、指定教習機関で約3日間(19時間・試験あり)の講習を受講し、修了試験に合格すれば取得できます。
| 玉掛けの基本ポイント | |
|---|---|
| 必要資格 | 玉掛け特別教育または玉掛け技能講習 |
| 主な現場 | 建設現場・製造工場・物流倉庫 |
| 必要スキル | 安全判断・技術・バランス調整力 |
- 玉掛けとはクレーンのフックに吊り荷を掛け外しする作業
- 玉掛けの由来
- 玉掛け作業者の年収は約336万円
玉掛けの由来
玉掛けの語源については明確な記録が残っていません。
有力な説として、掛け軸を掛ける際に宝石の「玉」を用いたことが由来となったと考えられています。
掛け軸をバランスよく掛ける行為と、資材を吊る際にバランスを取る玉掛けの共通点から生まれた名称だといわれています。
安全性を保つための繊細な調整が必要である点は、掛け軸の扱いと共通します。
名前の由来ポイント
- 掛け軸の「玉」由来説が有力
- 吊り作業のバランス調整と共通性がある
玉掛け作業者の平均年収は約350万円~550万円程度
玉掛け作業者の平均年収は、勤務先や経験年数、地域によって差はありますが、おおよそ350万~550万円程度が一般的です。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和元年)では、玉掛け作業者月給は約26万7400円、賞与を含む年間特別給は約15万5700円と示されています。
参考:e-Stat 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査 職種DB第1表 」
上記から玉掛け作業者の平均年収を算出すると約336万円となります。
| 玉掛け作業者の年収データ | |
|---|---|
| 平均月給 | 約26万7400円 |
| 年間特別給 | 約15万5700円 |
| 平均年収 | 約336万4,500円 |
玉掛け作業者は建設現場や工場、港湾などでクレーン作業に従事し、経験を積むことで日給や月給が上がっていく傾向があります。
キャリアアップの道としてはまず実務経験を重ね、クレーン運転士免許(移動式クレーンなど)を取得することで操作側へステップアップする方法があります。
また、建設現場では職長や安全衛生責任者へ昇格することで管理業務を担いながら収入アップを目指すこともできます。
さらに、施工管理技士などの国家資格を取得すれば、現場監督としてのキャリアも開けます。
特に大型案件や特殊作業を任される現場では手当が付くこともあり、収入が増えるケースもあります。
玉掛け作業が必要な場所
玉掛け作業はクレーンを使用するあらゆる現場で必要となります。
代表的なのは建設現場で、鉄骨や足場材、型枠資材、コンクリート製品などの重量物を高所へ搬入する際に行われます。
また、土木工事現場では、橋梁部材や大型資材の設置時に不可欠です。
さらに、工場や物流倉庫、造船所、港湾施設などでも玉掛け作業は頻繁に行われます。
大型機械の据え付けや重量物の移動、コンテナの積み下ろしなど、1トン以上の荷物をクレーンで扱う場面では玉掛け技能が必要です。
特に高所作業や狭い場所では合図者との連携や安全確保のため、技能講習を修了した有資格者が作業を行うことが法律で義務付けられています。
玉掛け作業の就職先
- 建設業:足場資材、鉄骨、コンクリート製品などの移動の際
- 製造業: 製品、原材料、部品などのクレーンによる荷役
- 造船所: 巨大なブロックや部品の吊り上げ
玉掛けの作業の流れ
玉掛け作業では、荷物の重心やバランス、吊り角度を総合的に判断しながら一定の手順に従って作業を進めます。
クレーン運転者との連携や声掛けも重要となり、チームワークも安全の質を左右します。
玉掛け作業は工程ごとに注意点があるため、正しい手順の理解が不可欠です。
- 1 吊り荷にワイヤーロープを掛ける
- 2 クレーンを呼ぶ
- 3 フックに荷物を吊り下げる
- 4 安全を確認後クレーンを持ち上げる合図を出す
- 5 介錯ロープで誘導
- 6 吊り荷を下ろし荷解きする
1 吊り荷にワイヤーロープを掛ける
玉掛け作業の最初の工程は、吊り上げる荷物にワイヤーロープを適切に掛ける作業です。
荷物の重心を見極めたうえで、使用するロープの種類や掛け方を判断します。
安全に吊り上げるためには、重心と角度の判断が最重要となります。
判断を誤ると荷物が傾き、吊り上げ時に落下する危険性が高まります。
荷物の形状や重量に応じて最適な方法を選ぶことが求められます。
この工程のチェックポイント
- 荷物の重心を正確に予測する
- ワイヤロープの損傷有無を確認する
2 クレーンを呼ぶ
ロープ掛けが完了したら、クレーンを作業場所へ誘導します。
荷物の真上にフックが位置するように、運転者へ確実に合図を送らなければなりません。
大きな動作やホイッスルなどを用いて意思疎通を図ります。
周囲に作業員がいないか、障害物がないかの確認も同時に行います。
クレーン誘導は作業員同士の連携が安全を左右する重要な工程です。
誘導時の注意点
- フックが重心の真上に来る位置へ調整
- 周囲の安全確認を徹底
3 フックに荷物を吊り下げる
クレーンのフックにワイヤーロープを掛け、荷物を吊り下げる工程です。
フックから外れないよう確実に掛け、使用するロープの緩みやねじれを丁寧に確認します。
ロープに異常があると吊り上げ時に事故が発生するため、細部の点検が求められます。
作業後は荷物が安定した状態で保持されているかを確認します。
つり荷に掛ける方法
- 目掛け…荷物のつり手にワイヤロープのアイを掛ける方法。バランスの取れた荷物に適しているが、ワイヤロープが緩むと荷物が落下する恐れがある
- 半掛け…ワイヤロープを荷物に回して掛ける方法。扱いやすいが、つり角度が大きいとワイヤロープが中心に寄るため荷物が滑らないような工夫が必要
- 目通し(絞り)…ワイヤロープで荷物を目通しして絞る掛け方。つり荷とワイヤロープの滑りを防げるメリットがある一方、ワイヤロープが傷むと強度が失われるリスクもある
- あだ巻き掛け…荷物にワイヤロープを1回転させて巻きつける掛け方。長尺物の荷物に適しているが、荷物の下へワイヤロープを2回通す手間がかかる
4 安全を確認後クレーンを持ち上げる合図を出す
荷物の固定状態に問題がないことを確認できたら、クレーン運転者へ持ち上げの合図を出します。
吊り上げ直後は荷物が地面を離れる「地切り」の状態となるため、この段階でバランスが適切か必ず確認します。
荷物に傾きがあれば即座に停止し再調整が必要です。
その後問題がなければゆっくりと安全に巻き上げを進めます。
地切り時の確認は荷物の安定性を判断する最も重要な工程です。
巻き上げ時の注意点
- 地切り時に荷物の傾きを確認
- 合図は明確かつ統一された方法で伝える
5 介錯ロープで誘導
荷物の横移動や高さ調整を行う際には、介錯ロープを使って荷物を誘導します。
介錯ロープを使うことで荷物の振れを抑え、障害物との距離を確保できます。
誘導が不適切な場合、荷物が周囲に接触し事故につながる危険があります。
ロープを保持する位置や力加減も適切に調整する必要があります。
介錯ロープのポイント
- 荷振れを抑えるため常にロープを張る
- 移動方向を見ながら安全に誘導する
6 吊り荷を下ろし荷解きする
目的地に荷物が到達したら、巻き下げの合図を出して荷物をゆっくりと下ろします。
荷物が接地したらフックから外し、使用したロープや用具を丁寧に取り外します。
荷物の固定解除を焦ると危険があるため、状況を確認しながら慎重に進める必要があります。
作業後はロープの損傷や変形の有無も確認し、次回作業の安全性を確保します。
荷下ろしは作業の最終段階であり、安全確認を最後まで徹底する必要があります。
荷下ろし時の注意事項
- 荷物が完全に安定してからロープを外す
- 作業後に用具の点検を行う
引用:MHLWanzenvideo(厚生労働省)「【作業別安全衛生対策のポイント】玉掛け作業」
玉掛けの作業に必要な資格
玉掛け作業を行うためには、扱う荷物の重量に応じて必要な資格が異なります。
| 玉掛け資格の区分 | |
|---|---|
| 1トン未満 | 玉掛け特別教育の受講・修了が必要 |
| 1トン以上 | 玉掛け技能講習の受講・修了が必要 |
| 受講資格 | 18歳以上であれば受講可能 |
資格制度は作業員の安全を守るために設けられており、講習では学科と実技の両面から基礎を学びます。
重量物を扱う玉掛け作業では適切な判断が求められるため、資格を取得することで安全に作業できる能力が身につきます。
- 1トン未満の玉掛けは「玉掛け特別教育」
- 1トン以上の玉掛けは「玉掛け技能講習」
1トン未満の玉掛けは「玉掛け特別教育」
吊り上げ荷重が1トン未満の場合は「玉掛け特別教育」の受講・修了が必要です。
事業者は、つり上げ荷重が一トン未満のクレーン、移動式クレーン又はデリツクの玉掛けの業務に労働者をつかせるときは、当該労働者に対し、当該業務に関する安全のための特別の教育を行なわなければならない。
講習は学科5時間・実技4時間で構成され、合計9時間の受講で修了証が発行されます。
試験は課されていないため、講習を受ければ誰でも取得できる資格です。
講習料はテキスト込みで15,000円~が目安となり、全国の教習所や企業内講習で受講できます。
1トン未満の作業でも危険性があるため、特別教育で基礎を確実に身につける必要があります。
| 玉掛け特別教育の内容 | |
|---|---|
| 講習総時間 | 学科5時間+実技4時間(計9時間) |
| 試験 | 試験なし(受講で修了証発行) |
| 講習料 | テキスト込み15,000円~ |
1トン以上の玉掛けは「玉掛け技能講習」が必要
吊り上げ荷重が1トン以上の作業をするには「玉掛け技能講習」の受講・修了が義務付けられています。(参考:e-GOV法令検索「労働安全衛生法 クレーン等安全規則 第二百二十一条」)
講習は学科12時間・実技7時間の計19時間で構成され、修了後に修了証が発行されます。
技能講習は特別教育よりも内容が高度で、大型クレーンを扱う現場では必須の資格となります。
玉掛け特別教育やクレーン運転資格を保有している場合は、一部科目の免除が認められています。
| 玉掛け技能講習の内容 | |
|---|---|
| 講習総時間 | 学科12時間+実技7時間(計19時間) |
| 免除制度 | 特別教育修了者などは一部科目免除 |
| 講習料 | テキスト込み20,000円~ |
玉掛けと一緒に取得しておくといいおすすめの資格
必須ではありませんが、クレーン免許や資格を取っておくことで市場価値や収入アップにつながります。
ここでは玉掛けと一緒に取得しておくといいおすすめの資格について紹介します。
玉掛けと一緒に取得しておくといいおすすめの資格
- 移動式クレーン運転士(または小型移動式クレーン)
- 車両系建設機械(整地・解体など)
- 高所作業車運転技能講習
- 足場の組立て等作業主任者
移動式クレーン運転士(または小型移動式クレーン)と玉掛けを取得することで玉掛け+運転を一人で担当できる人材となり、現場での価値が大きく高まります。
特に小型移動式クレーン(5t未満)は技能講習で取得可能で、比較的難易度は高くありません。
国家資格である移動式クレーン運転士はやや難易度が上がりますがその分評価も高く、収入アップにつながりやすい資格です。
建設・土木現場ではクレーン作業と重機作業が併用されることが多く、車両系建設機械は対応できる業務範囲が広がるメリットがあります。
高所作業車運転技能講習は高所作業を伴う現場での需要が高く、足場や設備関連の現場に関わりたい方におすすめです。
足場の組立て等作業主任者は実務経験必須ですが、玉掛けと併せて取得することで管理側などより責任ある立場で現場に関われるようになります。
玉掛けに向いている人の特徴
玉掛け作業は重量物を扱うため、安全意識と丁寧な作業姿勢が求められます。
| 玉掛けに向いている人の特徴 | |
|---|---|
| 作業姿勢 | 丁寧で慎重に作業できる |
| 必要能力 | 判断力・安全意識・周囲確認 |
| 職場での役割 | 現場全体の安全確保に貢献 |
クレーン運転者や周囲の作業員との連携が前提となるため、現場全体を見渡しながら行動できる人が活躍しやすい仕事です。
危険を伴う工程が多く、判断力と状況把握能力が高いほど安全性が向上します。
確実な作業手順を守りつつ、細かな確認を積み重ねる姿勢も重要です。
玉掛け作業は高い安全意識と丁寧な動作を維持できる人に向いています。
- 慎重で丁寧な性格の人
- コミュニケーション力があり作業員と連携を図れる人
- 注意力・危険察知力が高い人
慎重で丁寧な性格の人
玉掛け作業では、慎重さと丁寧さが作業品質と安全性を支える重要な要素になります。
荷物の重心や吊り角度を誤ると荷振れや落下の危険があるため、常に確認を欠かさない人が活躍できます。
ロープの損傷確認や掛け方の調整など、細かいチェックを継続的に行う姿勢が必要です。
慎重な性格の人は焦らず確実に作業を進められるため、事故防止にも大きく貢献できます。
丁寧な行動を習慣化できる人は安全性と作業効率の両方を維持できるため玉掛け作業に向いています。
慎重な性格が活きる理由
- 小さな変化や異常に気づきやすい
- ロープや荷物の状態確認を徹底できる
コミュニケーション力があり作業員と連携を図れる人
玉掛け作業はクレーン運転者との連携が不可欠であり、合図や声掛けを確実に行えるコミュニケーション力が求められます。
作業者同士の意思疎通が乱れると、荷振れの発生や誤操作につながる危険があります。
現場では手信号・合図・無線など複数の方法でやり取りを行い、状況に応じた判断が必要です。
安全性を高めるためには、相手の動きを理解しながら適切なタイミングで情報共有する能力が欠かせません。
周囲と協力しながら作業を進められる人は玉掛け作業に向いています。
求められる連携力
- 合図や声掛けを明確に行える
- クレーン運転者と同じ状況認識を共有できる
建築業界の転職は難しい?未経験でも転職しやすい職種や転職成功のポイントを解説
注意力・危険察知力が高い人
玉掛け作業は少しのズレや緩みが重大事故に直結するため、注意深さが重要な資質となります。
吊り角度・重心・風の状況など、常に多くの要素を確認しながら作業を進める必要があります。
危険の兆候を早期に察知し、適切に対処できる人ほど安全な現場運営に貢献できます。
細かい点を見逃さず、日頃から用具の状態もチェックできる人に向いています。
注意力が求められる理由
- わずかな緩みが荷振れや落下につながる
- 状況変化を即座に判断する必要がある
玉掛けに関するよくある質問
クレーンとの関係性など、玉掛けの基本的な知識を理解することで安全意識が高まり、学習も進めやすくなります。
資格取得が義務化されていることからも、玉掛け作業の概要を把握しておくことは重要です。
作業の役割や必要スキルを理解することで仕事内容のイメージが明確になります。
玉掛けに関する基本的な疑問を解消し、資格取得や現場業務をスムーズに進めましょう。
| 玉掛けに関する基本情報 | |
|---|---|
| 関連作業 | クレーン操作・荷揚げ作業 |
| 必要資格 | 玉掛け特別教育・玉掛け技能講習 |
| 主な場所 | 建設現場・製造現場・物流倉庫 |
- 玉掛け作業に必要な資格は?
- 玉掛けとクレーンの違いは?
- 玉掛けの読み方は?
玉掛け作業に必要な資格は?
玉掛け作業を行うためには、扱う荷物の重量に応じて「玉掛け特別教育」または「玉掛け技能講習」の修了が必要になります。
吊り上げ荷重が1トン未満の作業には「玉掛け特別教育」の受講と修了が必須であり、学科と実技を合わせた講習を受けることで修了証が交付されます。
一方、吊り上げ荷重が1トン以上の作業には「玉掛け技能講習」の修了が義務付けられ、より高度な学科と実技のカリキュラムを通じて安全な作業方法を学びます。
いずれの講習も受講資格は18歳以上であり、学歴や職歴に関係なく受講できます。
玉掛け作業の従事者は重量条件に合った資格を取得していなければ現場で作業できません。
必要な資格区分
- 吊り上げ荷重1トン未満:玉掛け特別教育の修了が必要
- 吊り上げ荷重1トン以上:玉掛け技能講習の修了が必要
玉掛けとクレーンの違いは?
玉掛けはクレーンで荷物を吊り上げる際に必要となる、フックへの掛け外し作業を指します。
一方、クレーンは荷物自体を移動させるための機械であり、運転には専用の運転資格が必要です。
玉掛け作業者は荷物の重心やバランスを判断し、クレーン運転者へ指示を出しながら安全を確保します。
玉掛けは荷の掛け外し、クレーンは荷を動かす役割を担う点が明確な違いです。
両者の違い
- 玉掛け:吊り荷の掛け外しと安全確認を担当
- クレーン:荷物を持ち上げて移動させる機械
玉掛けの読み方は?
玉掛けの読み方は「たまかけ」です。
建設業界や製造業では一般的に使用される言葉であり、資格名称も同じ読み方で用いられています。
名称の起源には諸説ありますが、掛け軸に使用される装飾品の「玉」が由来とされる説が広く知られています。
読み方を正しく理解しておくことで、資格講習や現場でのコミュニケーションも円滑になります。
読み方のポイント
- 正式な読み方は「たまかけ」
- 資格名・作業名ともに同じ読み方を使用
玉掛けクレーン業務に欠かせない仕事
玉掛け作業は建設現場や製造現場で重量物を安全に移動させるために欠かせない専門業務です。
適切な吊り方や判断力が求められ、現場全体の安全性を左右する重要な役割を担います。
資格制度により安全基準が明確に定められているため、必要な講習を受けることで安全性と技術力を高めることができます。
作業者はクレーン運転者や他の作業員と連携しながら慎重に業務を進め、常に周囲の状況を判断する能力が求められます。
玉掛けは専門知識と高い安全意識を持つ人材によって支えられている不可欠な仕事です。
| 玉掛け作業のまとめ | |
|---|---|
| 役割 | 重量物を安全に吊り上げ現場の安全を確保 |
| 必要資格 | 1トン未満:玉掛け特別教育/1トン以上:玉掛け技能講習 |
| 求められる能力 | 判断力・危険察知力・状況把握力 |
玉掛けは現場の安全運営に欠かせない重要業務として今後も需要のある仕事といえます。
この記事のまとめ
- 玉掛けはクレーン作業に必須の専門技術
- 重量物を扱うため資格取得が必須
- 玉掛けは作業には注意力と連携力が求められる
玉掛け作業員や建設業の求人を探している方には、ガテン系求人に特化したGATEN職の活用がおすすめです!

| GATEN職の詳細 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アール・エム |
| 対応地域 | 全国 |
| 求人数 | 7,446件(2026年2月時点) |
| 業種 | 建設業界中心 |
| 未経験 | ○ |
| 雇用形態 | 正社員、契約社員、アルバイト、業務委託 |
| 特徴 | 会員登録なしで求人に応募可能 |
| 住所 | 〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町2-3-13 大阪国際ビルディング5F |
| 厚生労働省事業者届出番号 | 51-募-000945 |
GATEN職の特徴
- 建設業特化の求人サイト
- スキルアップや給与アップのチャンスがある職場も豊富
- 面倒な会員登録なし!すぐに求人へ応募可能
- 独立歓迎の求人も多数掲載
GATEN職は、建設現場で働く「ガテン系」の職種に特化した求人サイトで、土木・建築系の職人の求人7,000件以上を掲載しています。
未経験歓迎・学歴・年齢不問の求人も多数掲載していますので、まずは仕事内容や給与条件を確認してみてください!

