重量車両の利用が多い高速道路の路面や橋梁などは、小さな損傷に見えても走行に大きな影響を与えたり最悪の場合、事故につながるケースもあります。定期的な点検や補修工事を行うことでトラブルを未然に防ぎ、スムーズで快適な走行を確保することができるほか、ガードレールや遮音壁等の適切な設置により安全性の向上と周辺への悪影響を抑え、同時に生活環境も守る重要な役割があるのです。
そのほか落下物やゴミなどの回収、トンネル内、料金所、側溝、標識等の清掃業務、植栽の手入れや除草作業なども大切な仕事になります。

昼間勤務の場合は事務所に8時に集合して朝礼を行った後、現場へ移動してその日の作業スケジュールをこなします。通常、事務所へは17時ごろにもどり解散となります。また作業内容や場所によってはその勤務時間帯が夜間になる時もありますが、作業が終了次第解散になることが多いようです。
いずれにしてもチームでの作業になりますので、みんなで協力して効率よく安全に終わらせることが大切なんですね。

高速道路は現代社会にはなくてはならないインフラであり、同時に私たちの大切な資産でもあります。公共の施設や設備を守り、維持管理していく仕事は社会に直接貢献する大切な仕事でもあります。また高速道路はいろんな人や車が様々な目的で使用しています。個人的なドライブから観光旅行、出張や移動、物流など、産業活動や日々の生活に直結した高速道路を維持管理することは、社会的にもとても重要な役割を担っているのです。
あなたが高速道路を使う時、運転に支障がなかったり、不快な気持ちにならずに済むのは、こうした仕事を丁寧に行っている人たちがいるからにほかならないのですね。

一般的な土木系の知識や資格の取得を目指せるほか、特殊な環境下である高速道路の作業には専用の特殊な車両が使われていますので、それらの運転技能なども習得することができます。
当社では必要に応じてそれらの技能や資格・講習等の受講をサポートし、社員のスキル向上を目指しています。

この仕事は常にチームで協力しながら進めていきますが、休憩時間なども和気あいあいとにぎやかな会話が絶えることはありません。何よりもお互いの理解やコミュニケーション能力が、仕事の効率や仕上がりに少なからず影響することをみなよくわかっているのです。社員は普段からお互いにいろいろと声をかけながら、社内の雰囲気を作りチームワークを育んでいます。それが現場で一番の機動力に、そして安全対策につながっていることが当社の特長でもあるんですね。

入社初日は作業に関する基本的な説明や安全講習などを受けていただくことになります。その後、ベテランの社員と一緒に現場に向かい、ひとつひとつの仕事を覚えていただくことになります。通常は立ち入ることのない環境での作業に戸惑うこともあるかもしれませんが、安全を確保しながら徐々に仕事に慣れていっていただければ大丈夫です。わからないことや不安なことはどんどん聞いて理解を深めてください。仕事がわかりみんなと連携が取れるようになれば次第に面白みややりがい、充実感を味わうことができるようになります。あとはあなたのやる気次第で自分自身がみるみる上達していくのが実感できると思いますよ。