「会社に雇われずに、独立して仕事がしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?
総務省統計局の調査(令和4年10月1日を調査期日として実施)によると、日本で本業がフリーランスの人数は、2020年時点で約209万人いると報告しています。
有業者のうち本業がフリーランスの数は209万人となっており、有業者に占める割合は3.1%となっています。男女別にみると、男性が146万人、女性が63万人となっています。
また、クラウドソーシングの大手であるランサーズの調べでは、2020年以降にフリーランスの人口が急増していることがわかりました。

引用:ランサーズ
新・フリーランス実態調査2021-2022年版
独立して仕事ができれば、より自由に仕事ができたり、努力次第で収入を増やせる可能性もあります。
しかし、すべての仕事が独立しやすいわけではありません。
仕事で独立して成功するためには、独立しやすい仕事を選ぶのが重要です。
本記事では独立しやすい仕事の特徴を解説します。
本記事の内容
- 独立しやすいおすすめの仕事ランキング
- 独立しやすい仕事の特徴
また国税庁の統計によれば、建設業の個人事業主は令和4年時点で67万1,748人おり、他業種と比べても最多となっています。
「GATEN職」では、個人事業主の特に多い業種である建設業で、独立を目指す方を応援する企業だけを集めた特集を紹介しています。

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- 独立しやすいおすすめの仕事ランキング
- 1位:Webライター
- 2位:Webデザイナー
- 3位:Webエンジニア
- 4位:動画編集者
- 5位:建設業
- 6位:フォトグラファー
- 7位:イラストレーター
- 8位:オンライン秘書
- 9位:せどり
- 10位:家事代行サービス
- 11位:家庭教師
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- 13位:コンサルタント
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- 15位:パーソナルトレーナー
- 16位:ブログ運営(アフィリエイター)
- 17位:SNS運用代行
- 18位:YouTuber
- 19位:ハンドメイド作家
- 20位:軽貨物配送業
- 21位:占い師
- 22位:フランチャイズ経営
- 23位:通訳・翻訳者
- 24位:美容師
- 25位:エステティシャン
- 26位:カウンセラー
- 27位:整体師
- 28位:士業(弁護士・税理士・行政書士)
- 29位:パン・菓子職人
- 30位:農家
- 独立しやすい自営業の特徴
- 独立しやすい自営業で成功するための流れ
- 独立・自営業・フリーランスで必要な会社的手続き・制度
- 開業届の提出(個人事業主として活動するための基本手続き)
- 青色申告承認申請書の提出(節税メリットのため)
- 業種ごとに必要な許可・登録・届出(建設業許可、電気工事業登録など)
- 国民健康保険への加入(会社の社会保険から切り替え)
- 国民年金への切り替え(第1号被保険者)
- 労災保険への加入(一人親方労災特別加入など)
- 雇用保険の脱退(会社員から独立する場合)
- 所得税・住民税の支払い準備(翌年から自己納付)
- 事業用の銀行口座の開設(プライベート資金との分離)
- 屋号の決定・屋号付き口座の作成(信用力向上のため)
- 帳簿作成・会計管理の準備(確定申告に備える)
- 請求書・領収書の発行体制の整備
- 賠償責任保険への加入(事故・トラブル対策)
- 各種独立支援制度・創業支援の情報確認(自治体・商工会など)
- 独立後、自営業が安定して仕事を得る方法
- 独立しやすい仕事への転職にはGATEN職がおすすめ
独立しやすいおすすめの仕事ランキング
おすすめの独立しやすい仕事は以下の通りです。
独立しやすいおすすめの仕事ランキング
- 1位:Webライター
- 2位:Webデザイナー
- 3位:Webエンジニア
- 4位:動画編集者
- 5位:建設業
- 6位:フォトグラファー
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- 8位:オンライン秘書
- 9位:せどり
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- 15位:パーソナルトレーナー
- 16位:ブログ運営(アフィリエイター)
- 17位:SNS運用代行
- 18位:YouTuber
- 19位:ハンドメイド作家
- 20位:軽貨物配送業
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- 22位:フランチャイズ経営
- 23位:通訳・翻訳者
- 24位:美容師
- 25位:エステティシャン
- 26位:カウンセラー
- 27位:整体師
- 28位:士業(弁護士・税理士・行政書士)
- 29位:パン・菓子職人
- 30位:農家
それぞれの仕事の詳細や、独立しやすい理由を詳しく解説します。
1位:Webライター
Webライターとは、インターネット上で公開される様々な文章のコンテンツを執筆する専門家です。
| Webライターの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 自分の専門知識や得意分野を活かしやすい |
| 需要の高さ | 需要は高く、仕事が獲得しやすい |
Webライターは参入障壁が低く、未経験者でも独立しやすい仕事です。
Webライターが未経験者でも独立しやすい理由
- 専門的な資格が不要
- 仕事に必要な知識が実務や独学で身につけられる
- クラウドソーシングサイトなどを通じて、未経験者でも仕事が受注できる
- パソコンやインターネット環境さえあれば始められる
- 自分の得意分野や趣味などを活かしやすい
- 副業から始められる
また、フリーランスとして活躍しているWebライターの平均年収は、260〜550万円だと言われています。
フリーランス白書によると、Webライターを含む文筆系フリーランスの約70%の方が年収600万円未満でした。

引用:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 フリーランス白書2019
フリーランスのWebライターの中には、副業として働いている方も多く、年収のばらつきが大きくなっていると考えられます。
実際に1,000万円以上稼いでいるWebライターも全体の約5%いるので、スキルさえ高めていけば高収入を目指すのも十分可能です。
Webライターに向いている人
- 文章を書くのが好き
- 情報収集が得意
- コツコツ地道に作業が続けられる
- 自己管理ができる
- コミュニケーション能力が高い
2位:Webデザイナー
Webデザイナーとは、Webサイトの視覚的・機能的なデザインを担当する専門家です。
| Webデザイナーの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | デザインスキルやコーディング・プログラミングスキルなど、多彩な専門スキルや知識が必要 |
| 需要の高さ | 需要は高いが、職業人口も増加傾向 |
厚生労働省が運営する職業情報サイトによると、Webデザイナーの就業形態として「自営、フリーランス」が最も多く62.3%にもなりました

引用:厚生労働省 Webデザイナー(Web制作会社) 職業情報提供サイトjob tag
多くのWebデザイナーが独立して活躍しているのには、以下のような理由が考えられます。
多くのWebデザイナーが独立して活躍している理由
- スキルさえあれば仕事が獲得できる
- 副業からスタートしやすい
- クラウドソーシングサイトやSNSで仕事を見つけやすい
- IT・Web業界の需要が拡大している
株式会社日本デザインの調査によると、独立しているWebデザイナーの約60%の方が、月収40万円未満でした。

引用:株式会社日本デザイン 【フリーランス103人にアンケート】月収いくらならフリーランスWebデザイナーに転身を検討する?4人に1人が「30万円〜40万円」と回答
月収100万円以上のWebデザイナーも10%程度いることから、スキルによっては独立して高収入を稼げる職業と言えるでしょう。
Webデザイナーに向いている人
- デザインに興味や関心がある
- トレンドに敏感
- 論理的な思考ができる
- 細かい部分に気が配れる
- コミュニケーション能力が高い
3位:Webエンジニア
Webエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションなどの設計・開発・運用・保守を担当する専門家です。
| Webエンジニアの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | プログラミングやデータベース・サーバー管理など幅広いスキルや知識が必要 |
| 需要の高さ | IT人材が圧倒的に不足しており、案件が豊富 |
Webエンジニアの仕事は比較的案件が豊富で、クラウドソーシングサイトなどで容易に仕事が獲得できます。
また経済産業省の報告によると、IT人材は2020年までに約37万人、2030年には約79万人に拡大するという報告もあり、Webエンジニアは将来的にも需要が大変高い仕事です。

引用:経済産業省(商務情報政策局情報処理振興課)「IT分野について」P1
Relanceが行った調査によると、専業のフリーランスエンジニアの平均年収は約576万円であり、500〜800万円の方が最も多いことがわかりました。

引用:Relance 【2023年版】フリーランスエンジニア白書 1000人に聞いた!フリーランスエンジニアの実態調査-2023年1月-
将来的にも需要が大変高いので、スキルや実績さえあれば、Webエンジニアとして独立して高収入を稼ぐのも夢ではありません。
Webエンジニアに向いている人
- ものづくりが好き
- 好奇心旺盛で、学習意欲が高い
- 問題解決能力がある
- 忍耐力がある
4位:動画編集者
動画編集者とは、撮影された映像を編集し、魅力的な動画に仕上げる専門家です。
| 動画編集者の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 高性能なパソコンが必要など、初期費用は少し高め |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 動画編集のソフトの使用法や映像理論に関する知識など、専門スキルや知識が必要 |
| 需要の高さ | 様々な種類の動画コンテンツがあり、需要は非常に高い |
動画編集者が独立に向いている最も大きな要因が、仕事の確保のしやすさです。
スマートフォンを中心に、動画広告の市場規模は急速に伸びてきており、フリーランスで働く動画編集者の需要も大きく増えています。
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引用:CREATIVE VILLAGE ショート動画やコネクテッドテレビの需要が急拡大。国内動画広告市場の課題と今後
また、フリーランス白書2020によると、年収400〜800万円の動画編集者が最も多いことがわかりました。

引用: 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 フリーランス白書2020
需要が高く、800万円以上の高収入を得ている人も一定数いるので、スキルさえ身につけば独立後も安定して働ける可能性の高い職業と言えるでしょう。
動画編集者が向いている人
- クリエイティブな思考力がある
- 細部まで手を抜かずにこだわれる
- コミュニケーション能力が高い
- 動画を見るのが好き
5位:建設業
独立している人数が最も多い業種は「建設業」です。
| 建築業の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 車両や工具、事務所等の費用が必要 |
| 仕事する場所 | 現場による |
| 専門スキルや知識の必要性 | 専任技術者の資格、建設業許可を取得することをおすすめ |
| 需要の高さ | 職人の高齢化が進んでおり若い担い手に需要がある |
建設業は職人や技術者が独立しやすい分野であり、大工や塗装工、電気工事士など、専門的なスキルを持つ人が個人で事業を展開するケースが多いです。
さらに、元請けや下請けの構造が複層的になっているため、小規模な事業者でも比較的仕事を確保しやすいのも特徴です。
国税庁の統計によると、建設業の個人事業主は67万1,748人と、他の業種と比較して圧倒的に多いことがわかります。
| 【業種別】個人事業主の人数 | |
|---|---|
| 業種 | 個人事業主の人数(人) |
| 建設業 | 671,748 |
| 農林水産業 | 328,736 |
| 弁護士・税理士・建築士等 | 168,448 |
| 医療保険業 | 164,611 |
| 不動産業 | 8,769 |
| 金融保険業 | 8,769 |
| 情報通信業 | 1,536 |
| 鉱業 | 112 |
参考:国税庁:国税庁統計年報、第148回 国税庁統計年報 令和4年版(2申告所得税、(4)所得種類別(業種別)人員、所得金額(合計))P136
全建総連東京都連の調べでは、建設業の中でも土木の年収が高く、平均で約700万円であることがわかりました。

引用:全建総連東京都連 2022年(R4年)賃金調査報告書 (1日あたりの賃金 × 240日で年収を計算)
建設業は職種によって年収が異なるので、高収入を目指したいのであれば、職種選びも重要です。
建設業が向いている人
- 安全意識が高い人
- 体力や持久力に自信がある人
- 社交的で円滑なコミュニケーションができる人
- 論理的思考力や計画性がある人
- 新しい技術や知識を学び続けられる人
建設業は職人が高齢化していることもあり、若い担い手の需要も高いです。
建設業への転職を考えている方は、建設業専門の求人サイト「GATEN職」で、未経験からスキルを身につけられる仕事、今よりも腕を磨きつつ独立に向けたスキルアップができる仕事を探してみてください!
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6位:フォトグラファー
フォトグラファーとは、写真撮影を専門とする職業です。
| フォトグラファーの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | カメラや編集用のパソコンなど、機材にかかる費用が多い |
| 仕事する場所 | クライアントのニーズや働き方に応じて多様 |
| 専門スキルや知識の必要性 | 撮影技術や編集技術など専門的なスキルに加え、ビジネススキルも求められる |
| 需要の高さ | 幅広い分野で需要が拡大している |
フォトグラファーはスタジオでの撮影だけではなく、コンテンツ販売や出張撮影など、多様な働き方ができるのが大きな特徴です。
フォトグラファーは働き方によって働く場所や初期費用、固定費が大きく異なります。
厚生労働省の調査によると、フォトグラファー全体の平均年収は521.2万円で、このうち85.5%が自営業やフリーランスになりました。(引用:厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag)
ただし、フォトグラファーの年収はスキルや実績、営業力などにより大きく異なります。
フォトグラファーに向いている人
- 写真を撮影するのが好き
- 撮影技術に対する探究心が強い
- 細部にこだわれる
- 体力やフットワークに自信がある
- コミュニケーション能力が高い
7位:イラストレーター
イラストレーターとは、依頼内容や媒体の趣旨に合ったイラストを作成・提供する仕事です。
| イラストレーターの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 比較的高性能なパソコンやイラストソフトなどが必要だが、固定費は比較的少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 高い画力やデザインの知識などが必要 |
| 需要の高さ | デジタルコンテンツの増加により、需要は高い |
イラストレーターは、デジタルコンテンツの増加に伴い、需要が大変高い仕事です。
たとえば、ゲーム業界や出版・広告業界など様々な分野で活躍できます。
厚生労働省の調査によると、イラストレーター全体の平均年収は521.2万円で、このうち88.7%が自営業やフリーランスになります。(引用:厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag)
絵を描くのが好きで「自分のスキルで自由に働きたい」と考える人にとって、イラストレーターは魅力的な仕事です。
イラストレーターに向いている人
- 絵を描くことが好きで、継続的に絵を描き続けられる
- オリジナルティーや独自の表現を追求できる
- 自己管理能力が高く、納期や品質を守れる
- コミュニケーション能力が高い
8位:オンライン秘書
オンライン秘書とは、企業や個人事業主などのクライアントに対して、リモート環境で各種事務・秘書業務を提供する職種です。
| オンライン秘書の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 事務処理能力に加え、ビジネスマナーやコミュニケーション能力が必要 |
| 需要の高さ | 中小企業や個人事業主を中心に需要は拡大している |
オンライン秘書は完全リモートで仕事ができ、フルタイムでなくても仕事ができるので、時間と場所の自由度が大変高い仕事です。
ただし、コミュニケーション能力が必要で、相手の意図を汲んで動ける人や、丁寧な言葉遣いができる人が重宝されやすいです。
近年の中小企業や個人事業主の増加に伴い、オンライン秘書の需要は着実に拡大しており、マッチングサービスなどを利用して案件を獲得できるケースも増えています。

引用:経済産業省 中小企業庁「中小企業・小規模事業者数の集計」
オンライン秘書に向いている人
- 自己管理能力がある
- 正確で丁寧な事務処理ができる
- ホスピタリティーがあり、相手の意図を先読みできる
- 信頼関係を守れる
9位:せどり
せどりとは、商品を安く仕入れ、仕入れ価格よりも高く販売して、その差額で利益を得る仕事です。
| せどりの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 仕入れ資金さえあれば、低コストで始められる |
| 仕事する場所 | 主に自宅で仕事できる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 参入障壁は低いが、安定して収益を得るためには、綿密な戦略や分析力が必要 |
| 需要の高さ | ネットショッピングの拡大に伴い、需要も高くなっている |
経済産業省の「令和3年度 電子商取引に関する市場調査」によると、2021年の日本国内の個人向けEC市場規模は約 20.7 兆円(前年比+7.35%)でした。
せどりは、特別な技術が不要で、参入障壁が低いのが魅力です。
しかし、せどりで独立して成功するためには、継続して利益を出すための戦略やスキルが必要となります。
せどりで成功するために必要なこと
- 売れる商品を見極めるための市場調査と分析力
- 効率的な仕入れと在庫管理
- 利益計算や、手数料や送料などのコスト管理
- 販売するプラットフォームの理解とルールの遵守
- アフターサービスなどの顧客対応力
「商品などをリサーチするのが好き」という方は、せどりで独立を目指してみてはいかがでしょうか。
せどりに向いている人
- コツコツと作業を継続できる
- 数字やデータに強い
- トレンドやニーズに敏感
- 商品などのリサーチが好き
10位:家事代行サービス
家事代行サービスとは、依頼者の自宅を訪問し、掃除・洗濯・料理など、日常的な家事全般を依頼者の代わりに行う仕事です。
| 家事代行サービスの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 依頼主の自宅 |
| 専門スキルや知識の必要性 | 専門資格は不要だが、家事全般のスキルが必要 |
| 需要の高さ | 需要は増加傾向 |
家事代行サービスの大きな特徴が、共働き世帯や高齢世帯の増加に伴い、需要が急増している点にあります。

引用:株式会社日本総合研究所「家事支援サービス業の実態把握・活用推進に係る調査 調査報告書 」
また、家事代行サービスは、1回で2〜3時間程度の仕事が多く、私生活が忙しい方にも独立しやすい仕事です。
特に主婦の方であれば、これまでの家事経験がそのまま強みになるので、家事代行サービスは非常に現実的な独立手段と言えるでしょう。
家事代行サービスに向いている人
- 普段から家事をしている主婦の方
- 家事が好き、日常的に家事をしている
- 人に喜んでもらうのにやりがいを感じる
- 他人のプライバシーに配慮できる
- 人と接するのが苦にならない
- 丁寧かつ誠実
11位:家庭教師
家庭教師とは、生徒の自宅を訪問するなどし、マンツーマンで学習を指導する仕事です。
| 家庭教師の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 生徒宅や、オンライン指導の場合は自宅など |
| 専門スキルや知識の必要性 | 資格は必要ないが、教育業務に関する一定のスキルや知識が必要 |
| 需要の高さ | 安定した需要がある |
家庭教師は「勉強を教えられる」というスキルがあれば始められる、独立にぴったりな仕事です。
最近では、ZoomやSkypeなどを利用して、オンライン上で家庭教師の仕事をすることも増えています。
家庭教師のトライやオンライン家庭教師のメガスタなど、家庭教師の紹介サイトやマッチングサイトも充実しています。
家庭教師に向いている人
- 人に教えるのが好き
- 生徒一人一人に柔軟に対応できる
- 信頼関係が築けるような誠実さがある
- 時間を守れる
- 教育に情熱を持ち、継続して学習・改善できる
12位:ネットショップオーナー
ネットショップオーナーとは、インターネット上で商品やサービスを販売する仕事です。
| ネットショップオーナーの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 実店舗と比べれば、初期費用・固定費ともに小さく抑えられる |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | マーケティングやデザイン、運営管理などのスキルが必要 |
| 需要の高さ | 市場規模が拡大しており、需要は高い |
ネットショップオーナーは、独立しやすい仕事として注目されています。
ネットショップオーナーが独立しやすい理由
- 初期費用が少ない
- 自宅で完結できる
- 無在庫販売などにより、失敗時のリスクが小さい
- 一人での運営が容易
ネットショップは副業からでも始められるので、いきなり独立する必要もありません。
ネットショップオーナーは、リスクを抑えて自分のペースで独立を目指せる仕事と言えます。
ネットショップオーナーに向いている人
- パソコンやスマホ操作が苦にならない
- 売れるものを探したり、分析するのが好き
- 地道にコツコツ作業ができる
13位:コンサルタント
コンサルタントとは、企業や個人が抱える課題や問題を明確にし、その解決策を提案・助言し、必要に応じて実行までサポートする仕事です。
| コンサルタントの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 資格は不要だが、専門分野の知識や実務経験が必須 |
| 需要の高さ | 需要が高く、今後も成長が見込まれる |
コンサルタントは、自分の過去のキャリアをそのまま商品にできる独立しやすい仕事になります。
コンサルタントは、独立に資格が必要なく、自由な働き方ができるのも大きな魅力です。
また、他の新規開業に比べても、コンサルティング職は自宅でもスタートできるのでハードルも低く始めやすいのもメリットと言えるでしょう。

引用:日本政策金融公庫総合研究所 「2024年度新規開業実態調査」
自分の知識や経験によりクライアントの悩みを解決できれば、コンサルタントとして独立できるでしょう。
コンサルタントに向いている人
- 論理的に物事を整理・説明するのが得意
- 実務経験をもとに、他社に的確なアドバイスができる
- 専門分野に対して、継続的に学習ができる
- 顧客の課題に耳を傾け、伴走できる誠実さがある
14位:ネイリスト
ネイリストとは、人の爪の手入れやデザインをして、指先を美しく見せることを専門とする仕事です。
| ネイリストの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 自宅で開業すれば、初期費用・固定費ともに抑えられる |
| 仕事する場所 | 自宅やテナント |
| 専門スキルや知識の必要性 | ネイリストとしてのスキルだけでなく、接客力やコミュニケーション能力も必要 |
| 需要の高さ | 市場規模は大きく、需要は高い |
ネイリストは需要の高く、独立に向いている仕事です。

ホットペッパービューティーの調査によると、2024年のネイルサロンの利用額は1,390億円と、過去5年間で最高になったことがわかりました。
市場の拡大とともに、男女問わずネイルケアへの関心は高まっており、ネイリストはますますチャンスが広がる可能性がある仕事と言えるでしょう。
ネイリストに向いている人
- 細かい作業が得意
- デザイン力に優れている
- 流行に敏感
- 明るく柔軟なコミュニケーションができる
- 衛生・安全意識が高く、自己管理が徹底できる
- SNSや口コミを利用して、顧客を増やす努力ができる
15位:パーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーとは、クライアントにマンツーマンでトレーニング指導などをする専門家です。
| パーソナルトレーナーの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 働き方によって初期費用や固定費に大きく差がある |
| 仕事する場所 | 自宅や顧客宅、レンタルジムなど多様 |
| 専門スキルや知識の必要性 | 幅広い知識やスキルが求められる |
| 需要の高さ | 健康志向の高まりにより、需要は増加傾向 |
パーソナルトレーナーには多様な働き方があります。
パーソナルトレーナーの働き方
- 自宅開業型:自宅の一室をジムにする
- レンタルジム型:レンタルジムを借りる
- 出張型:顧客の自宅に出向いて指導する
- オンライン型:ビデオ通話サービスなどを利用して指導する
初期投資や固定費を抑えて独立したいのなら、出張型やオンライン型がおすすめです。
トレーナーとして雇用されている年収の中央値は301~400万円。(J-Stage「第一回日本のトレーナー実態調査」)
独立すれば1,000万円以上稼ぐ人もいれば、うまく集客できなければ年収200万円未満になることもあります。
パーソナルトレーナーとして成功するためには、トレーニングスキルだけでなく、ビジネススキルやマーケティング能力も求められるでしょう。
パーソナルトレーナーに向いている人
- 体を動かすのが好き
- 他社へのサポートに喜びを感じられる
- 自己発信(SNSやブログなど)や営業ができる
- スキルの向上や最新知識の習得に前向き
- コミュニケーション能力が高い
16位:ブログ運営(アフィリエイター)
ブログ運営(アフィリエイター)とは、自分のブログやSNSに企業の広告を掲載し、その広告から商品やサービスが購入された場合に、成果報酬を得る職業です。
| ブログ運営(アフィリエイター)の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | SEOやWebライティング、マーケティングのスキルなど、複数のスキルが必要 |
| 需要の高さ | 需要はあるが、競争が激しい |
ブログ運営は、初期費用や固定費があまりかからないのが大きな魅力です。
パソコンがない場合でも、初期費用は10万円以内、月間の固定費は6,000円程度でブログ運営はできます。

引用:日本アフィリエイト協議会 アフィリエイト市場調査2023を発表 ~月3万円以上の収入割合は9.4%~
日本アフィリエイト協議会の調査によると、月収1万円未満の人が80%以上を占める一方で、月収が100万円を超える方も1.3%います。
ブログ運営で安定した収益を得るには、長期間の継続的な努力とスキルの習得が必要です。
ブログ(アフィリエイター)に向いている人
- 文章を書くのに抵抗がない
- 新しいことを学ぶ意欲が強い
- 地道な作業をコツコツできる
- 自分で分析・改善を繰り返せる
- 短期的な成果を求めない
17位:SNS運用代行
SNS運用代行とは、企業や個人のSNSアカウントの運用を専門的に請け負う仕事です。
| SNS運用代行の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 未経験でも始めやすいが、高単価案件を獲得するには専門知識や実績が必要 |
| 需要の高さ | SNSマーケティングの市場規模の拡大に伴い、需要が急速に高まっている |
「SNSを活用したいけど、時間やノウハウがない」という企業や個人事業主が増えており、SNS運用代行は急速に需要が高まっている仕事です。

引用:株式会社サイバー・バズ 【市場動向調査】2024年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆2,038億円、前年比113%の見通し。2029年には2024年比約1.8倍、2兆1,313億円に
株式会社サイバー・バズの調べでは、2024年のSNSアカウント運用支援の市場規模は283億円で、今後も拡大するものと予測されます。
SNS運用代行はスキルや資格がなくても始められますが、高単価な案件を獲得するには専門知識やスキルが不可欠です。
SNS運用代行はスキルを磨く必要はありますが、需要も高く、独立して安定して稼げる可能性のある仕事です。
SNS運用代行に向いている人
- トレンド感覚や発信力がある
- デザインやライティングに興味がある
- データを見て改善策を立てられるなど、分析力がある
- 自主的に情報を収集し、スキルを高められる
- コミュニケーション能力が高い
18位:YouTuber
YouTuberとは、YouTube上で動画を継続的に公開し、情報やエンターテインメントを発信する仕事です。
| YouTuberの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 基本的に自宅で完結するケースが多い |
| 専門スキルや知識の必要性 | 参入障壁は低く誰でも始められる |
| 需要の高さ | YouTubeは国内外で視聴者数が多く、需要は高い |
YouTuberで独立する最も大きなメリットは、参入障壁の低さです。
YouTuberが参入障壁が低い理由
- 初期費用が低い
- 資格などの特別なスキルが必要ない
- 活動場所を選ばず、自宅で作業が完結する
- 情報やノウハウが豊富に公開されている
YouTuberは、参入障壁が低いですが、独立して安定した収入を稼ぐのは難しい仕事です。

引用:ファストマーケティング YouTuberの平均月収は「5,000円~1万円未満」が最多
ファストマーケティングの調査によると、月収5万円未満の人が約75%と、安定して稼ぐのが難しいのがわかります。
一方で月収30万円以上稼ぐ方も約5%おり、YouTuberは生活レベルまで稼げる可能性のある、低リスクで独立できる仕事です。
YouTuberに向いている人
- 自己発信力がある
- 継続力がある
- 学習意欲が高い
- スケジュールなどの自己管理ができる
- 批判に耐性がある
19位:ハンドメイド作家
ハンドメイド作家とは、自分自身でデザイン・制作したオリジナルのハンドメイド作品を販売する仕事です。
| ハンドメイド作家の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 自宅が中心 |
| 専門スキルや知識の必要性 | モノづくりのスキルに加え、ブランディング力やマーケティング能力も必要 |
| 需要の高さ | ハンドメイド市場は国内外で拡大傾向 |
ハンドメイド作家は、自宅で自分のペースで作業できる上に、初期費用もほとんど不要で、主婦などにも独立しやすい仕事です。
最近では「BASE」や「minne」、「Creema」など、初心者でも出品できるネットショップも充実しています。
さらに、国内のハンドメイド市場規模は約339億円、潜在規模でいうと約3,133億円と推測されています。

引用:株式会社クリーマ「事業計画及び成長可能性に関する事項」
大量生産では得られない「オーダーメイド感」「一点もの」「手作りの温かみ」を求める層も増えているので、需要も拡大しています。
ハンドメイド作家は、モノづくりが好きな人におすすめの独立しやすい仕事です。
ハンドメイド作家に向いている人
- モノづくりが好き
- 地道に販売・宣伝活動が続けられる
- SNSやWebを活用して自分の作品を発信できる
- 市場や顧客のニーズを探求できる
20位:軽貨物配送業
軽貨物配送業とは、正式には貨物軽自動車運送事業と呼ばれ、軽自動車(軽トラックや軽バンなど)を使って荷物を運ぶ運送業です。
| 軽貨物配送業の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 車両購入費などが必要だが、初期投資・固定費ともに比較的少なめ |
| 仕事する場所 | 自分の車両や自宅を拠点に、指定された配達先に荷物を届ける |
| 専門スキルや知識の必要性 | 普通自動車運転免許が必須だが、特別な資格は不要 |
| 需要の高さ | 配送業界の成長が著しく、需要も高い |
軽貨物配送業は、普通自動車免許以外に必要な資格がなく、配送業の中でも独立しやすい配送サービスです。
また、Amazonや楽天などのネット通販の利用増加に伴い、軽貨物運送業は需要が高いのも大きな魅力と言えます。
令和5年度の宅配便取扱個数は、50 億733 万個で、前年度と比較して145 万個・約0.3%の増加となった。
引用:国土交通省「令和5年度 宅配便・メール便取扱実績について」
「独立して安定した収入を得たい」という方に、軽貨物運送業はおすすめです。
軽貨物配送業に向いている人
- 体力に自信がある
- スケジュール管理ができる
- 運転が苦にならない
- コミュニケーション能力が高い
21位:占い師
占い師とは、相談者の悩みや不安に対して、タロットカードや手相などの様々な占術を用いて運勢や未来を占い、アドバイスをする仕事です。
| 占い師の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 働く場所は自由に選べる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 独立するのに資格などは必要ないが、占術に対する知識や技術、相談者の心理を読み取る力が不可欠 |
| 需要の高さ | 占いの市場規模は大きく、需要は高い |
占い師は資格も不要で、場所を取らずに始められる、独立しやすい仕事になります。
2023年度の占いサービスの市場規模は997億円、スピリチュアル関連ビジネス市場規模は4兆2,418億円と増加傾向にあります。(株式会社矢野経済研究所「占い・スピリチュアル関連ビジネス市場に関する調査」)
特にオンライン占いやチャット占いの需要が拡大しており、自宅にいながら全国の相談者を相手にできるのが大きな強みです。
「人の悩みを聞くのが好き」という方にとって、占い師で独立するのは魅力的な選択肢でしょう。
占い師に向いている人
- 占いに興味がある
- 人の話をじっくり聞き、共感できる
- 占術の継続的な学習ができる
- 表現力やコミュニケーション能力がある
- 個人での営業やブランディング活動が苦にならない
22位:フランチャイズ経営
フランチャイズ経営とは、企業からサポートを受けながら、ブランドや商品を使用して事業を運営する仕事です。
| フランチャイズ経営の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 加盟金やロイヤルティの支払いが必要 |
| 仕事する場所 | 店舗が多いが、契約するフランチャイズにより違う |
| 専門スキルや知識の必要性 | 本部からマニュアルが提供されるので、資格やスキル、知識なしで始められる |
| 需要の高さ | ブランド力を利用できるので、需要は安定していることが多い |
フランチャイズ経営は、加盟金やロイヤルティーなどの対価を支払い、成功しているビジネスモデルを借りて経営する仕組みです。
フランチャイズ経営には以下のようなメリットやデメリットがあります。
| フランチャイズ経営のメリットやデメリット | |
|---|---|
| メリット |
|
| デメリット |
|
フランチャイズ経営は本部から様々なサポートを受けられる一方で、加盟金やロイヤルティなどを支払う必要があります。
加盟後は比較的長期間となる契約の期間中,本部の商標,商号等の使用,経営についての統制・指導・援助の対価として,加盟者は本部に対しロイヤルティを支払う必要がある等の特徴がある。
引用:公正取引委員会事務総局「フランチャイズ・チェーン本部との取引に関する調査報告書」
「自分ひとりの力で独立するのは不安」という方にとって、フランチャイズ経営は失敗しにくい独立方法の一つです。
フランチャイズ経営が向いている人
- 一人で独立するのが不安
- まとまったお金がある
- 本部の方針やルールを尊重できる
- 収益管理・人材管理・オペレーション能力がある
- プレシャーや課題に冷静に対応できる
23位:通訳・翻訳者
通訳・翻訳者とは、話し言葉をリアルタイムで別の言語に変換したり、書かれた文章を別の文章に訳す仕事です。
| 通訳・翻訳者の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は少ない |
| 仕事する場所 | 自宅が中心だが、通訳者の場合には現場に出向くことも多い |
| 専門スキルや知識の必要性 | 高い言語能力が求められる |
| 需要の高さ | グローバル化やインバウンド需要の拡大に伴い、安定した需要が存在する |
通訳・翻訳者は、語学スキルさえあればすぐに始められる独立向きの仕事です。
特に医療や法律、ITなどの専門分野に長けていれば、高単価な案件にも出会えやすいでしょう。
AIの自動音声通訳も台頭していますが、話し方や表情、ボディーランゲージなど感情表現が必要な場面もあり、今後も需要が期待できます。(厚生労働省「job tag・通訳者」)
これまで培った語学力を活かし、自分のペースで働きたい人に、通訳・翻訳者での独立はおすすめです。
通訳・翻訳者に向いている人
- 語学が好き
- 学習意欲が高い
- 異文化理解を持っている
- 納期や品質を重視できる
24位:美容師
美容師とは、髪のカットやカラー、パーマなどの施術を通じて、魅力的なヘアスタイルを提供する仕事です。
| 美容師の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 店舗で独立する場合には初期費用・固定費ともに高額だが、シェアサロンや訪問美容を選択すれば安く独立できる |
| 仕事する場所 | 店舗など |
| 専門スキルや知識の必要性 | 国家資格(美容師免許)が必要 |
| 需要の高さ | 安定した需要はあるが、競争が激しい |
美容師は資格さえあれば、独立できる仕事です。
店舗で独立する場合には、物件の取得や改装も必要なため、1,000万円程度の初期費用が必要です。
しかし、シェアサロンや出張美容にて独立すれば、初期費用を抑えて独立できます。
美容師は需要も高く、独立後に安定した収入を見込めやすい仕事です。
しかし、安定して経営するためには技術力だけではなく、集客・経営・接客全てにおいて努力や工夫が求められます。

引用:日本制作金融公庫「新たに美容業を始めるみなさまへ
創業の手引+」
美容師に向いている人
- スキルやを継続的に学べる意欲がある
- 顧客に丁寧に対応できる接客力がある
- 数字や経営管理にも関心を持てる
- トレンドに敏感
- コミュニケーション能力が高い
25位:エステティシャン
エステティシャンとは、美容やリラクゼーションを目的として、フェイシャルケアやボディケア、脱毛などの施術をする専門職です。
| エステティシャンの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用は比較的高い |
| 仕事する場所 | 施術スペース必要で仕事できる場所は限られる |
| 専門スキルや知識の必要性 | 資格は不要だが、信頼性や集客力向上のためには民間資格の取得が推奨される |
| 需要の高さ | 美容意識の高まりに伴い、安定した需要がある |
エステティシャンは、技術を身につけて自分の力で働ける、独立にぴったりな仕事です。
リピート率も高い仕事なので、技術や接客次第では、独立して安定した収益が目指せます。
エステティシャンで独立するためには、資格は必要ありません。
しかし、信頼性や集客力向上のためにも、認定エステティシャンなどの資格を習得するのがおすすめです。
施術時間や予約時間を管理できるので、子育て中の主婦の方や、週末だけ開業したい方にも
エステティシャンでの独立はおすすめです。
エステティシャンに向いている人
- 人と接するのが好き
- 美容や健康に関心がある
- 細かな気配りができる
- 体力に自信がある
- 技術向上に意欲がある
26位:カウンセラー
カウンセラーとは、相談者が抱える心の悩みや不安などを傾聴し、心理学的な知識や技法を用いて問題解決や心の健康回復をサポートする専門職です。
| カウンセラーの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 自宅やテナントで開業する場合にはある程度の初期費用はかかるが、オンライン専門であれば初期費用・固定費ともに少ない |
| 仕事する場所 | 自宅やテナントなど |
| 専門スキルや知識の必要性 | 国家資格などがなくても独立できるが、資格の取得が望ましい |
| 需要の高さ | メンタルヘルスの関心が高まっており、需要は着実に増加している |
心の悩みを抱える人も増えており、カウンセラーはニーズが高い仕事です。
カウンセラーとして独立するためには資格は必須ではありません。
しかし、顧客から信頼性や倫理性が強く問われる仕事であるためには、公認心理士などの資格の取得が望ましいでしょう。
カウンセリングに関連する資格には、臨床心理士、公認心理師などがあり、この仕事に従事している者はいずれかの資格を保有している場合がほとんどである。
引用:厚生労働省「job tag・カウンセラー(医療福祉分野)」
資格やスキルの取得には一定の時間が必要ですが、人の役に立てるやりがいのある仕事です。
カウンセラーに向いている人
- 相手の気持ちに寄り添える
- 秘密を守り、誠実で倫理観がある
- 継続的に学習できる
- 精神状態が安定しており、自己管理能力もある
- コミュニケーション能力が高い
27位:整体師
整体師とは、指圧などの手技を用いて、身体の歪みや筋肉の緊張を改善し、健康維持や機能回復をサポートする仕事です。
| 整体師の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用や固定費は高め |
| 仕事する場所 | テナントや自宅など |
| 専門スキルや知識の必要性 | 国家資格は不要だが、関連資格の習得や専門学校などで学習するなど、知識や技術が必要 |
| 需要の高さ | 健康志向の高まりに伴い、着実に需要は伸びている |
整体師は、未経験でも比較的早く独立が目指せる仕事です。
整体師を始めるには国家資格を取得する必要はないですが、整体ボディケアセラピストなどの民間資格を取ると、信頼が得やすくなるでしょう。
整体師は技術やお客様との信頼関係が収入に直結する仕事です。
しっかりと技術を身につけて信頼を築いていける人には、整体師としての独立はおすすめの選択肢と言えます。
整体師に向いている人
- 人と接する仕事が好き
- 体力に自信があり、長時間の接客に耐えられる
- 向上心があり、継続的な学習や技術向上に取り組める
- 自ら発信し、地域での認知を高める行動力がある
- コミュニケーション能力が高い
28位:士業(弁護士・税理士・行政書士)
士業とは、法律や会計などの専門的な知識や技能を持ち、国家資格などの公的な資格を取得して従事する職業の総称です。
| 士業(弁護士・税理士・行政書士)の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 事務所開設費用や登録料など、ある程度まとまった初期費用が必要 |
| 仕事する場所 | 事務所が中心 |
| 専門スキルや知識の必要性 | 国家資格が必要 |
| 需要の高さ | 安定した需要が見込める |
士業の特徴は、国家資格が必要で参入障壁が非常に高いですが、安定して稼げる可能性が高い点にあります。
たとえば、独立した弁護士の場合、一般的に年収1,000万円〜1,500万円が多いと言われています。

引用:日本弁護士連合会「弁護士の収入・所得」
将来的に安定した収入を目指し、専門性を武器に独立したい方に、士業は独立するのにおすすめの選択肢です。
士業に向いている人
- 継続的な学習意欲がある
- 責任感と倫理観を持ち、誠実に働ける
- 顧客との信頼関係を重視し、誠実に対応できる
- 営業や人脈の構築に意欲がある
29位:パン・菓子職人
パン・菓子職人とは、パンや菓子(スイーツ)の製造・販売をする仕事です。
| パン・菓子職人オーナーの特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 店舗や厨房機器がいるので、初期費用・固定費ともに高め |
| 仕事する場所 | 基本的には店舗を構える必要がある |
| 専門スキルや知識の必要性 | 製造技術だけでなく、食品衛生や経営、販売などの幅広い知識が必要 |
| 需要の高さ | 商品の需要は高いが、競争も激しい |
パン・菓子職人は基本的に店舗を構える必要があり、独立するには店舗や厨房機器など、多額な初期費用が必要です。
しかし、間借り店舗やシェアキッチンを利用するなど工夫すれば、初期費用を抑えて小規模に始められます。
パン・菓子職人は味や接客対応などが良ければ、固定客がつきやすくリピーターも増えやすいため、接客が苦にならない方にもおすすめです。
パン・菓子職人に向いている人
- 製パン・製菓が好き
- 早朝からの長時間労働に耐えられる
- 経営や接客に興味がある
- 自分の店を持ちたい
30位:農家
農家とは、農作物を育てて出荷・販売する仕事です。
| 農家の特徴 | |
|---|---|
| 初期費用や固定費 | 初期費用・固定費ともに高額になる |
| 仕事する場所 | 農地が必要不可欠 |
| 専門スキルや知識の必要性 | 農業に関する知識やスキルに加え、事業経営者としての視点が求められる |
| 需要の高さ | 安定した需要が見込める |
農業で独立して働くには、費用面・スキルや知識などの多くの面でハードルは低くありません。
しかし、49歳以下の人に対して農業次世代人材投資資金など、新規就農を支援してくれる制度が充実しているので、農業未経験から独立するのも決して夢ではありません。
農業は決して楽な仕事ではありませんが、自分の力で職を支える喜びがあります。
農業に向いている人
- 自然や農作業が好き
- 体力や忍耐力がある
- 地域社会や関係者と良好なコミュニケーションが築ける
- 新しい技術や知識を積極的に学べる
- 自己管理や経営判断ができる
独立しやすい自営業の特徴
独立しやすい仕事には以下の特徴があります。
独立しやすい職種の特徴
- 初期費用や固定費が少ない
- 仕事する場所が自由に選べる
- 専門スキルや知識を活かせる
- 需要が高い
比較的独立にしやすい仕事もあれば、そうでない仕事も中にはあります。
独立を考えるなら、なるべく独立しやすい仕事を選ぶ方が、独立後に成功する可能性も高くなります。
独立に向いているかを判断するためにも、独立しやすい仕事の特徴を把握しておきましょう。
初期費用や固定費が少ない
独立する場合、なるべく初期投資や固定費が少ない仕事を選ぶのが重要です。
以下のような理由で、初期投資や固定費が少ない仕事は独立に向いています。
初期費用や固定費が少ない仕事が独立に向いている理由
- 事業失敗時にリスクが少なく、再挑戦もしやすい
- 早期の収益化がしやすい
- 事業の方向性を柔軟に変えられる
- 独立までの期間を短縮できる
- 売上が不安定でも、ある程度の期間は耐えられる
- 金銭的なプレッシャーを減らせる
独立して失敗する最たる理由に、資金繰りの悪化が挙げられます。
日本政策金融公庫の調査によると、開業時に苦労したこととして、半数以上の方が「資金繰り、資金調達」を挙げていることがわかりました。

初期費用や固定費が大きい事業は資金繰りが悪化しやすく、失敗するリスクが非常に高くなるでしょう。
日本政策金融公庫の調査によると、開業資金が250万円未満のケースは増加傾向で、2022年には500万円未満で開業した人が全体の40%以上になりました。

独立してすぐに仕事が軌道に乗るとは限らないため、独立後の生活資金を用意するのも大切です。
初期費用や固定費があまりかからない仕事を選んで、資金に余裕を持って独立しましょう。
仕事する場所が自由に選べる
仕事する場所が自由に選べると、独立へのハードルを大きく下げられるでしょう。
仕事する場所が自由に選べると、以下のようなメリットがあります。
仕事する場所が自由に選べるメリット
- オフィスなどを借りる必要がなく、固定費を削減できる
- 通勤にかかる時間を短縮できる
- 仕事する時間が自由に選べる可能性が高く、副業からチャレンジできる
- 世界中のクライアントと繋がれる可能性があり、収入の可能性が広がる
フリーランスと企業のマッチングサービスを手がけるITプロパートナーズの調査によると、フリーランスとして独立した理由として「働き方の自由度を求めて」と答えた人が最も多く、全体の84.2%にものぼりました。

参考:ITプロパートナーズ
【調査結果】フリーランスになると本当に働き方の自由度は上がるの?
独立したいと考えたきっかけとして、「通勤することなく、好きな場所で働きたい」という人も多いです。
仕事する場所を自由に選べれば、働き方の自由への道が近づくだけでなく、費用や時間のコストを下げられるなどメリットが大きいです。
専門スキルや知識を活かせる
独立する際には、今持っている専門スキルや知識を活かせる仕事を選んでください。
専門スキルや知識を活かせる仕事を選ぶ理由
- すぐに受注しやすく、早期に収益があげられる
- 専門性が高いほど市場価値が高く、高単価な仕事に繋げやすい
- 独立までの期間を短縮できる
- 高いモチベーションを維持しやすい
専門スキルや知識を活かせる仕事で独立すると、特に収入に対するメリットが大きいです。
また、専門スキルや知識を必要とする仕事は、報酬額が大きい傾向にあります。
日本政策金融公庫の調査によると、現在の事業に決めた理由として「これまでの仕事の経験や技能を活かせるから」と答えた方が最も多く、40%以上になることがわかりました。

新しい仕事にチャレンジするのではなく、今まで積み上げてきたスキルや知識を活かして独立すると、成功する可能性が高くなるでしょう。
需要が高い
仕事の受注に困らないためにも、なるべく需要の高い仕事で独立するのがおすすめです。
需要の高い仕事には、以下のような特徴があります。
需要が高い仕事の特徴
- 市場が拡大する可能性が高い
- 社会の変化に適応できる
- 生活に不可欠で、安定したニーズがある
- 専門性が求められる
- 競争が少ないニッチな分野
具体的には、以下のような業界が需要が高いです。
需要が高い業界
- IT・デジタル業界
- Web広告業界
- クリエイティブ分野
- コンサルティング業界
- 医療・介護業界
需要が少ない仕事で独立しても、仕事が獲得できずにお金に困る可能性が高いです。
市場調査などを実施し、需要を見極めた上で、独立するようにしてください。
独立しやすい自営業で成功するための流れ
独立を成功させるためには、準備の順序を意識することが大切です。
安定した基盤を築くためには、段階を踏んで経験を積み重ねていく必要があります。
以下では、独立を目指す際に押さえておくべき流れを解説します。
独立しやすい仕事で成功するための流れ
- 独立しやすい仕事へ転職するか副業から始める
- 実務経験とスキルを獲得する
- 人脈を広げる・リピーターを増やす
- 独立資金と当面の生活費を貯金する
- 独立する
独立しやすい仕事へ転職するか副業から始める
いきなり退職して独立を目指すのはリスクが高いため、まずは副業や転職で経験を積むのが現実的です。
本業の収入を確保しながら挑戦することが、失敗を避ける大きなポイントです。
副業や転職から始めるメリット
- リスクを抑えて挑戦できる
- 経験やスキルを安全に積める
- 自分の適性を判断しやすい
副業であれば、小規模な案件からスタートして、自分に適性があるかを試せます。
転職の場合は、独立を見据えた職種を選ぶことで、将来のキャリアに直結する経験を積むことが可能です。
まずは収入源を確保しつつ、新しい挑戦をすることで安定した準備が進められます。
| 独立に向けての選択肢 | 副業として小さく始める/転職で実務経験を積む |
|---|---|
| メリット | 安定収入を確保しながら新しい挑戦が可能 |
| 注意点 | 独立を急ぎすぎず、経験値を積むことが重要 |
実務経験とスキルを獲得する
独立して選ばれる存在になるためには、顧客から「この人にお願いしたい」と思ってもらえるスキルが必要です。
経験不足のまま独立すると、信頼を得にくく継続的な受注につながりません。
特に建設業や飲食業のように競合が多い分野では、スキルの差が収入に直結します。
スキル獲得のポイント
- 資格を取得して専門性を高める
- 実務経験を積み信頼を獲得する
- 日々の業務から改善点を学ぶ
日々の業務で技術を磨くだけでなく、資格取得や研修参加などを通じて専門性を高めることも重要です。
継続して努力を重ねることで、独立後も安定した顧客獲得につながります。
| スキルアップの方法 | 資格取得・研修参加・現場経験 |
|---|---|
| 期待できる効果 | 顧客からの信頼獲得・リピート率向上 |
| 注意点 | 短期間での独立を目指さず準備期間を確保する |
人脈を広げる・リピーターを増やす
独立後に安定した収入を得るためには、人脈を広げることとリピーターを増やすことが重要です。
新規顧客だけに頼ると営業活動に多くの時間が取られてしまい、肝心のサービスや仕事の質が落ちかねません。
一度依頼をしてくれた顧客に満足してもらえれば、継続依頼や紹介につながり、営業コストを抑えつつ収益を安定させられます。
信頼される仕事を積み重ねることが、安定的に稼げる仕組みづくりの第一歩です。
また、SNSや口コミの活用で知名度を上げていくことも効果的です。
人脈・リピーター拡大のコツ
- 既存顧客の満足度を重視する
- 口コミや紹介で新規顧客を増やす
- SNSで実績を発信する
また、建設業界に特化した求人サイト「GATEN職」では、建設業で独立を目指す方を応援する企業だけを集めた特集を都道府県別に紹介しています。

気になる地域を選択することで、各独立支援企業の社長からのメッセージや、実際に独立経験のある親方の体験談等、独立に向けて参考になる体験談も無料で確認できます!
中には「独立後は協力会社としてこちらから仕事を回すなど支援をしたい」という社長からのメッセージ付きの求人もあります。
もちろん、掲載企業は全て求人募集中なので「この社長のもとで学びたい!」と思える企業が見つかればそのまま応募も可能です。
独立前の人脈づくりと同時に、独立に向けた手厚いサポートを受けながら働ける環境を見つけてください!
独立資金と当面の生活費を貯金する
独立後すぐに収入が安定するケースは少ないため、当面の生活費を貯めておくことが必要です。
業種にもよりますが、最低でも半年〜1年分の生活費を確保しておくと安心です。
さらに、事務所や備品購入、広告費など開業資金も必要になるため、計画的に資金を積み立てましょう。
たとえばライターやデザイナー、エンジニアIといったWEB系の仕事ならPC一台で始められるため、数万円からスタートできますし、飲食店や店舗型ビジネスは数百万円~数千万円の初期投資が必要となります。
自営業を検討している方はまずは固定費が少ない事業から始めることがおすすめです。
資金準備のポイント
- 半年〜1年分の生活費を確保
- 開業資金も含めて計画的に貯金
- 補助金や融資を活用する
生活費+事業費の両方を見積もることが、独立のリスクを減らす秘訣です。
補助金や融資などを上手に活用するのも有効な手段です。
| 必要な資金 | 生活費・開業資金・広告費など |
|---|---|
| 目安 | 半年〜1年分の生活費+数百万円程度の開業資金 |
| 補助制度 | 小規模事業者持続化補助金・新創業融資など |
独立する
必要な経験やスキルを積み、資金も準備できたらいよいよ独立です。
独立時には、これまで関わった会社や顧客との関係を良好に保つことが成功のカギになります。
独立したことを積極的に発信し、顧客に「これまで以上に良いサービスを提供する」と伝えることで信頼を得やすくなります。
前職で築いた人脈や信頼をそのまま独立後の武器にできるかどうかがポイントです。
また、SNSやWebサイトなどを通じて情報発信を継続すると、顧客からの認知度が高まりやすくなります。
| 独立のタイミング | 十分な経験・スキル・資金を確保できた時 |
|---|---|
| 独立後に重要なポイント | 前職や顧客との関係維持・積極的な情報発信 |
| 効果 | 信頼の確立・安定的な受注につながる |
独立・自営業・フリーランスで必要な会社的手続き・制度
独立はタイミングも重要ですが、保険や申請すべき手続きがあります。
手続きを怠ると思わぬリスクにつながるため、以下では事業計画の策定から資金調達、会社的手続きや法的手続き、制度についてくわしく解説します。
独立で必要な会社的手続き・制度
- 開業届の提出(個人事業主として活動するための基本手続き)
- 青色申告承認申請書の提出(節税メリットを受けるため)
- 業種ごとに必要な許可・登録・届出(建設業許可、電気工事業登録など)
- 国民健康保険への加入(会社の社会保険から切り替え)
- 国民年金への切り替え(第1号被保険者)
- 労災保険への加入(一人親方労災特別加入など)
- 雇用保険の脱退(会社員から独立する場合)
- 所得税・住民税の支払い準備(翌年から自己納付)
- 事業用の銀行口座の開設(プライベート資金との分離)
- 屋号の決定・屋号付き口座の作成(信用力向上のため)
- 帳簿作成・会計管理の準備(確定申告に備える)
- 請求書・領収書の発行体制の整備
- 賠償責任保険への加入(事故・トラブル対策)
- 各種独立支援制度・創業支援の情報確認(自治体・商工会など)
開業届の提出(個人事業主として活動するための基本手続き)
開業届(正式名称:個人事業の開業・廃業等届出書)は、個人事業主として事業を開始したことを税務署に届け出るための最初の手続きです。
提出期限は原則として開業から1か月以内ですが、多少遅れても罰則はありません。
開業届を出すことで正式に「事業者」として扱われ、屋号の使用や事業用口座の開設、青色申告の申請などが可能になります。
開業届の提出先
- 税務署窓口
- 郵送
- e-Tax(電子申請)のいずれか
事業内容・屋号・開業日などを記載するだけで、費用はかかりません。
青色申告承認申請書の提出(節税メリットのため)
青色申告承認申請書は、最大65万円の青色申告特別控除など、節税メリットを受けるために必要な書類です。
開業日から2か月以内、またはその年の3月15日までに提出しなければいけません。
青色申告では複式簿記による帳簿付けが求められますが、赤字の繰越(最大3年)や家族への給与計上など、大きな税務メリットがあります。
会計ソフトを使えば、簿記の知識がなくても対応可能なため、独立するなら原則として申請しておくことをおすすめします。
青色申告承認申請書の入手先
- 国税庁のホームページからダウンロードする
- 税務署の窓口でもらう
業種ごとに必要な許可・登録・届出(建設業許可、電気工事業登録など)
業種によっては、開業届だけでは事業を行えず、許可・登録・届出が必要になります。
たとえば建設業では「建設業許可」、電気工事では「電気工事業登録」、産業廃棄物収集運搬では自治体許可が必要です。
無許可営業は罰則の対象となるため、事前確認は必須です。
また要件には実務経験年数や資格、財産的基礎などが含まれることもあります。
事業開始前に、自身の業種が該当するかを必ず確認しましょう。
開業に許可が必要な業種・種類
- 飲食業(飲食店営業、食品製造): 保健所(食品衛生責任者の設置、施設基準など)
- 建設業(土木、建築など28種): 都道府県庁・国土交通省(建設業許可)
- 不動産業: 都道府県庁(宅地建物取引業免許)
- 古物商(リサイクルショップなど): 警察署(古物商許可)
- 人材紹介業・派遣業: 労働局(職業紹介事業許可)
- 美容業・理容業: 保健所(美容所・理容所開設届)
- 医療・福祉(病院、診療所、薬局): 都道府県知事・保健所(開設許可)
- 警備業: 都道府県公安委員会(警備業認定)
- 運送業(貨物、旅客): 国土交通省(運送事業許可)
- 酒類販売業: 税務署(酒類販売業免許)
- 産業廃棄物処理業: 都道府県(産業廃棄物処理業許可)
- 旅館・ホテル業(民泊含む): 保健所(旅館業営業許可)
国民健康保険への加入(会社の社会保険から切り替え)
会社員を辞めて独立する場合、健康保険は会社の社会保険から外れ、原則として国民健康保険へ加入しなけれまいけません。
退職日の翌日から14日以内に、市区町村役場で手続きを行います。
保険料は前年所得をもとに算定されるため、独立初年度でも負担が大きくなることがあります。
また場合によっては「任意継続被保険者制度」を選ぶ方が有利なケースもあるため、退職前に比較検討しておくことをおすすめします。
国民健康保険の手続き先
- 市区町村役場(国民健康保険窓口)
- 全国健康保険協会(任意継続制度)
国民年金への切り替え(第1号被保険者)
会社員時代は厚生年金(第2号被保険者)ですが、独立後は国民年金(第1号被保険者)へ切り替えが必要であり、退職後14日以内に市区町村役場または年金事務所で手続きを行わなければいけません。
さらに将来の年金額は厚生年金より少なくなるため、iDeCo(個人型確定拠出年金)や国民年金基金など、上乗せ制度の活用を検討すると安心です。
iDeCo(イデコ)のメリット
- 掛金全額が所得控除され所得税・住民税が安くなる
- 運用益が非課税、受け取り時も税制優遇(「退職所得控除」や「公的年金等控除」など)がある
- 国民年金基金と併用するとさらに大きな税制メリットが得られる
労災保険への加入(一人親方労災特別加入など)
個人事業主は原則として労災保険に加入できませんが、危険性の高い業種では「特別加入制度」を利用できます。
たとえば建設業や運送業などは一人親方労災に加入することで、業務中や通勤中の事故に対する補償を受けられます。
元請企業から加入を求められるケースも多く、実質必須といえる制度であり、加入は労働保険事務組合を通じて行います。
「特別加入制度」対象職種・業種
- 建設業: 大工、左官、とび、解体工、電気工事士、配管工など、土木・建築作業全般
- 林業: 造林、伐採などの事業
- 運送業: 個人タクシー、個人貨物運送業者、自転車・原付での配達員など
- 漁業: 漁船による水産動植物の採捕事業
- その他:船員、ITフリーランス、高年齢者雇用安定法に基づく事業を行うもの、産業廃棄物処理業、医薬品の配置販売事業など
雇用保険の脱退(会社員から独立する場合)
会社を退職して独立する場合、雇用保険は自動的に資格喪失となります。
独立後は雇用保険に加入できないため、失業給付は受けられないので注意が必要です。
ただし、一定の条件を満たせば、個人事業主になる際に「再就職手当」を受け取れる場合があります。
開業日と給付のタイミングを誤ると受給資格を失うため、退職前にハローワークで必ず相談しておきましょう。
再就職手当の対象
- 失業保険の受給資格決定後、待期期間満了後に開業届を提出し、1年を超えて事業を継続できる見込みがあることなどが条件
所得税・住民税の支払い準備(翌年から自己納付)
独立後は、所得税・住民税を自分で納付しなければいけません。
所得税は確定申告後に、住民税は翌年6月以降に自治体から通知され、会社員時代と異なり天引きされないため資金管理が重要です。
毎月一定額を税金用として積み立てておくことで、納税時の負担を軽減できるメリットがあります。
所得がある程度以上になると、その年の所得税の一部を前払いする予定納税の対象になる場合もあるため注意が必要です。
一方、住民税は前年の所得に基づいて金額が計算され、通常は翌年の6月頃に自治体から送付される納税通知書(納付書)を使って、年4回(6月、8月、10月、翌年1月)に分けて自分で納付します。
納税手続きを代行するなら税理士に依頼するのがおすすめ
- 納税申告書の作成
- 税務署への提出(税務代理)
- 税務調査への対応および税務相談といった一連の税務業務を代行
事業用の銀行口座の開設(プライベート資金との分離)
独立後は、事業用とプライベートの資金を明確に分けることが重要です。
屋号付きの事業用口座を開設することで、取引先からの信用向上にもつながります。
また会計管理がしやすくなり、確定申告時の手間も軽減されるメリットもあります。
銀行口座の開設には開業届の控えや本人確認書類が必要となるため、事前に準備しておきましょう。
銀行口座の開設に必要なもの
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- 開業届の控え
- 印鑑
- 屋号や事業の実態が確認できる書類(確定申告書控え、納税証明書、賃貸契約書、公共料金領収書など)
屋号の決定・屋号付き口座の作成(信用力向上のため)
屋号は個人事業主の「会社名」にあたる存在で、名刺・請求書・口座名義などに使用できます。
必須ではありませんが、取引先からの信頼性を高める効果があります。
開業届に記載することで正式に使用可能となり、屋号付き銀行口座の開設も可能になります。
屋号は事業内容が分かりやすく、覚えやすい名称を選ぶことがポイントです。
屋号を決めるポイント
- 事業内容がわかる言葉(○○屋、○○工房など)を入れる
- 短くシンプルで読み書きしやすいもの
- 独自性を持たせる
- ドメインが取得できるか確認しておくのがおすすめ(「会社」「法人」などの法的な名称は避けるのがベスト)
- 商標登録されていないか確認する
帳簿作成・会計管理の準備(確定申告に備える)
独立後は、自身で帳簿を作成し、確定申告を行わなければいけません。
青色申告の場合、日々の記帳が義務付けられますが、会計ソフトを使えば効率的に管理できます。
売上・経費・領収書の整理を日常的に行うことで、税務リスクを回避できるメリットがあります。
記帳を後回しにすると負担が一気に増えるため、早めの仕組み作りが重要です。
おすすめの会計ソフト
請求書・領収書の発行体制の整備
事業を行う上で、請求書・領収書の発行は必須であり、取引先によっては書式指定がある場合もあります。
インボイス制度への対応も今後重要になるため、登録事業者になるかどうかの検討も必要です。
電子発行・保存を行う場合は、電子帳簿保存法の要件を満たす必要があります。
電子帳簿保存の保存形式
- 電子取引のデータ保存: インボイスなど電子的にやり取りしたデータを電子データのまま保存
- 電子帳簿等保存: 仕訳帳、総勘定元帳、決算関係書類(損益計算書など)を電子データで保存
- スキャナ保存: 紙の請求書などをスキャンして電子保存(任意)
賠償責任保険への加入(事故・トラブル対策)
業務中の事故やトラブルに備え、賠償責任保険への加入は非常に重要です。
たとえば工事ミスによる損害、第三者へのケガなど、個人では負担しきれないリスクをカバーできます。
業種別に適した保険が用意されているため、仕事内容に合ったものを選ぶことがポイントです。
なかには取引条件として加入を求められるケースもあります。
賠償責任保険の種類
- 「請負業者賠償責任保険」(建設・工事業向け)
- 「PL保険(生産物賠償責任保険)」(飲食・製造・サービス業向け)
- 施設賠償責任保険(事務所や店舗を持つ個人事業主、美容室、飲食店など)
各種独立支援制度・創業支援の情報確認(自治体・商工会など)
国や自治体、商工会議所では、独立・創業者向けの補助金や融資、相談支援を行っています。
創業融資(日本政策金融公庫)や持続化補助金などを活用すれば、資金面の不安を軽減できます。
独立前後に情報収集を行い、利用できる制度を把握しておくことが成功への近道です。
国・自治体による主な公的支援制度
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 (ものづくり補助金)
- IT導入補助金
- 起業支援金
- 創業助成金
独立後、自営業が安定して仕事を得る方法
独立後は会社員と違い、自分て仕事を獲得しなければ収入につながりません。
ここでは、独立後、自営業が安定して仕事を得る方法について紹介します。
自営業が安定して仕事を得る方法
- 既存人脈(前職・取引先)からの受注
- 元請け・企業への直接営業
- マッチングサイト・クラウドソーシング
- SNS・ホームページからの集客
- 異業種交流会への参加
既存人脈(前職・取引先)からの受注
自営業が最も現実的で安定しやすい方法が前職の元請けや取引先から仕事を回してもらう形です。
メリットは信頼関係がすでにあるため受注確率が高く、営業コストがかからない点です。
単価交渉もしやすく、継続案件につながる可能性も高いです。
一方デメリットとしては依存リスクが挙げられ、1社に売上が集中すると関係悪化や発注減で一気に収入が不安定になります。
注意点としては独立前に「どれくらい回せるか」を具体的に確認することと円満退職を心がけることです。
また1社に限定するのではなく3社以上の取引先を持っておくと安心でしょう。
既存人脈(前職・取引先)から受注するメリット
- 信頼関係があるため契約が進みやすい
- 即戦力として使ってもらえるため、好条件での売り上げを見込める
- 営業コストを削減できる
元請け・企業への直接営業
独立後、工務店・制作会社・企業などに直接営業をかける方法もひとつです。
直接営業のメリットは継続契約につながれば中間マージンが少なく済むことから、安定収入になりやすい点です。
一方デメリットは営業活動に時間がかかることと、断られる可能性が高いことです。
たとえば実績やポートフォリオが弱いと相手にされにくいため注意が必要です。
「何ができるか」ではなく「相手の課題をどう解決できるか」を具体的に提示することで提案型営業が成功率を上げます。
直接営業する際のポイント
- 具体的な提案(「何か仕事があれば」ではなく「〇〇の課題を解決するサービス」を提案する)
- 連絡には迅速に対応する
- 自己紹介資料・ポートフォリオを作成してアピールする
- 営業は断られる前提で根気よく続ける
独立直後は基本的に「待っていても仕事は来ない」という意識を持ち、能動的に営業することが重要です。
マッチングサイト・クラウドソーシング
営業スキルが不足している場合や時間的余裕がない場合、ランサーズやマッチングサイトといったサービスを利用するのがおすすめです。
成果報酬型や固定報酬型など料金体系も多様で、自分のニーズに合ったサービスが選べます。
とくにライティング、デザイン、プログラミングといった分野の仕事が多いため、その分野で独立する方にはおすすめです。
デメリットは価格競争になりやすく、手数料が引かれることです。
上記のサービスを利用する場合、それをメインとするのではなくあくまで補助的に使い、最終的には直接契約に移行する流れを目指すのが理想です。
クラウドソーシングで高単価・案件数が多いジャンル
- ITエンジニア・アプリ開発
- Webデザイン・UI/UXデザイン
- 動画編集・映像制作
- Webマーケティング・SEO
- 専門的なライティング(医療・金融・法律関係などは特に需要が高い)
SNS・ホームページからの集客
自営業が安定して仕事を得る方法としてInstagram、X、YouTube、ブログなどで発信し、直接依頼を受けるものがあります。
メリットは中間マージンなしで高単価受注が可能な点と自分のブランドを作れることです。
デメリットは成果が出るまで時間がかかることと継続発信が必要で向き不向きがある点が挙げられます。
「実績・施工例・お客様の声」を具体的に見せることで、信頼度を上げることで受注につながるケースもあります。
各SNSの特徴とおすすめの活かし方
- Instagram:視覚訴求、個人ブランド構築。美容・飲食・イラストなどビジュアルをアピールするのに最適
- X (旧Twitter):拡散力、最新情報の発信、交流に役立つ。
- LinkedIn/Facebook:ビジネス層へのアプローチ、実績紹介におすすめ。士業やコンサルタントの独立向け
異業種交流会への参加
業種を超えた企業や個人事業主が集まる異業種交流会は自営業の方におすすめです。
費用は1,000円〜3,000円程度で参加できるものが多く、名刺交換からビジネスパートナー探し、新事業のアイデア獲得に有効です。
たとえば商工会議所や業界団体が主催する交流会では自身のサービスや技術を直接アピールできるだけでなく、参加者同士での協業の機会が生まれるメリットがあります。
ただし一方で情報交換や馴れ合いで終わるケースや営業目的ばかりで信頼できる案件に出会えない恐れ、高額な参加費・年会費といったコスパの悪さもあるため注意が必要です。
異業種交流会では定期的に参加することや、逆に相手のビジネスや課題に興味を持って質問するなど聞き上手な面をアピールすることで、向こうから話しかけてもらえる可能性が高くなります。
異業種交流会で好印象を残すコツ
- 目的を明確にしておく(名刺収集、提携先探し、情報収集など)
- 多めに名刺を持っていく
- 30秒〜1分間の自己紹介ができるようにする
- スーツやジャケットなど清潔感のある服装を心がける
独立しやすい仕事への転職にはGATEN職がおすすめ
仕事での独立を成功させるためには、独立しやすい仕事を事前に把握することが大切です。
独立しやすい仕事の特徴は以下の通りです。
独立しやすい職種の特徴
- 初期費用や固定費が少ない
- 仕事する場所が自由に選べる
- 専門スキルや知識を活かせる
- 需要が高い
仕事で独立すれば、収入が増える可能性があるだけでなく、自分らしく自由に働けます。
しかし、独立するためには職種に合った専門的な知識や、独立後に困らないレベルのスキルを身につけている必要があります。
未経験からまずは独立予定の職種に転職し、働きながらスキルを身につける、経験はあるが今よりスキルアップを目指せる職場へ転職するというのも、独立を成功させるための方法の一つです。
特に建設業への転職を考えている方は、建設業専門求人サイト「GATEN職」をぜひ活用してください。

| GATEN職の詳細 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アール・エム |
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