ビルメンテナンスの仕事内容とは?やりがいや役立つ資格もご紹介

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  • ビルメンテナンスとは、建物の安全性や快適性を保つために、日常的に行われる保守・管理業務
  • ビルメンテナンスの仕事内容には、主に「清掃管理」「保守・設備管理」「警備・防災管理」の3つがある
  • 役立つ資格として、「ビルメン4点セット」「ビルメン5点セット」「ビルメン3種の神器」がおすすめ

ビルメンテナンスとは、ビルや商業施設、オフィスビルなどの建物を対象として、施設や設備の維持管理をする仕事です。

地区本部別 ビルメンテナンス業の悩みごと

ビルメンテナンス情報年鑑2023によると、89.7%の経営者が「従業員が集まりにくい」と答えるなど、需要も大変高い仕事となります。(引用:公益社団法人全国ビルメンテナンス協会 ビルメンテナンス情報年鑑2023

ビルメンテナンスの仕事は、未経験者でも仕事に就きやすく、経験を積んだり資格を取得することで、より待遇の良い職場へステップアップするのも可能です。

本記事では、ビルメンテナンスの仕事内容について詳しく解説します。

役立つ資格や仕事に就く方法も紹介するので、ビルメンテナンスの仕事に興味のある方はぜひ参考にしてください。

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ビルメンテナンスとは?

ビルメンテナンス(ビル管理)は、オフィスビルや商業施設などの建物を安全で快適に維持するための専門的な仕事です。

具体的には設備の点検・保守や清掃、衛生管理、警備・防災、事務など多岐にわたる業務を行い、建物の寿命を延ばし利用者の安全を守ります。

ビルメンテナンスの目的

  • 建物の劣化を防ぎ、寿命を延ばす
  • 利用者にとって快適な環境を提供する
  • トラブルや事故のリスクを最小限に抑える
  • 法令に基づいた点検・整備を行い、管理責任を果たす

例えば電気・空調・給排水設備の点検や保守、空調フィルターの交換・清掃、故障時の対応などが日常的な仕事内容です。

設備管理は建物の中核を支える重要な役割で、問題が起きれば迅速な対応が求められます。

市場規模も大きく、東洋ビルメンテナンス株式会社によるとビルメンテナンス業界は約4.5兆円規模の市場と言われ、安定した成長が期待されています。

ビル自体が減少しない限り需要が続くことから、ビルメンテナンスの仕事自体は長く働ける将来性のある分野としても注目されています。

またビルメンテナンス(ビルメン)は未経験でも就職可能ですが、電気・空調・消防設備等の保守点検業務には「ビルメン4点セット」(第二種電気工事士、危険物乙4、2級ボイラー、第三種冷凍機械責任者)が必要となります。

ビルメンテナンスは、建物の安全・清潔・安心を保ち続ける重要な仕事です。

ふだんは目立たない仕事ですが、私たちがビルや施設を安心して使えるのは、ビルメンテナンスの人たちがしっかり支えてくれているおかげと言えるでしょう。

ビルメンテナンスの具体的な仕事内容

ビルメンテナンスの仕事は多岐に渡りますが、大きく以下のものに分けられます。

環境衛生管理(清掃・衛生維持)

ビルメンテナンスの中でも最も代表的な仕事が環境衛生管理です。

建物を利用する人がいつでも清潔で気持ちよく過ごせるように、日常清掃・定期清掃・専門清掃を行う業務で、床・壁・トイレ・窓ガラスなどの清掃から、ゴミの回収・分別まで多岐にわたります。

ほかにも環境衛生を維持するために、空気の管理や貯水槽清掃、害虫防除などの衛生管理も含まれます。

単に「掃除をする」だけではなく、建物の素材や汚れの性質を理解して適切な清掃方法を選んだり、汚れの原因を予防する専門的な知識が必要です。

建物をきれいに保つことは、美観だけでなく、利用者の健康や快適性を守るために非常に重要な役割を果たします。

環境衛生管理業務ではビルクリーニング技能士や建築物環境衛生管理技術者(ビル管)の資格をもっていることで専門知識の証明となります。

ビルメンテナンスの環境衛生管理の仕事内容

  • ロビー、廊下、エレベーター、トイレなど、建物内外の清掃
  • 窓ガラスの清掃
  • 床のワックスがけ
  • カーペットの洗浄
  • 外壁清掃や害虫駆除・防除、空調ダクト清掃など
  • ごみの回収

設備管理(電気・空調・給排水)

設備管理はビル内の機械や設備を安全かつ正常に稼働させる仕事です。

具体的には、照明・配電盤などの電気設備、エアコンや換気設備の空調設備、トイレや洗面所などの給排水設備、さらに高層ビルで使われるエレベーターやエスカレーターの点検、火災報知器などの消防設備のチェックなどをおこないます。

これら設備を日常的に点検・保守・修理することで、故障や事故を未然に防ぎます。

また、異常が発生した際には原因を調べて応急対応や専門業者の手配・立ち会いをすることもあります。

設備管理では第二種電気工事士、ボイラー技士、危険物取扱者などが役立ち、技術力を活かして高度な作業にも対応できるようになります。

ビルメンテナンスの設備管理の仕事内容

  • 電気設備(照明、コンセント)
  • 空調設備(エアコン、換気)
  • 給排水設備(トイレ、洗面所)
  • 消防設備(火災報知器、消火器)
  • 昇降機(エレベーター、エスカレーター)
  • 飲料水貯水槽の清掃
  • 水質検査
  • 工事の立ち合い
  • 専門業者の手配 など

警備・防災管理(安全確保)

ビルメンテナンスの警備・防災管理の仕事は、建物内外の安全を守る役割を担っています。

日中や夜間にわたり、施設の巡回・出入管理・監視カメラのチェックなどで不審者や事故の兆候を見逃さないようにします。

また、火災や地震などの災害に備え、防災設備(消火器、火災報知器など)の点検・維持や避難訓練の実施も行われます。

さらに災害や緊急事態が発生したときは、迅速な判断や避難誘導が求められ、法律や規則(警備業法・消防法)に基づく知識が必要です。

警備員指導教育責任者や防災センター要員、自衛消防技術認定などの資格を持っておくと自信をもって仕事ができるでしょう。

ビルメンテナンスの警備・防災管理の仕事内容

  • 施設内の巡回
  • 出入管理
  • 防災センターでの監視カメラ映像チェック
  • 災害・緊急事態発生時の迅速な判断や避難誘導
  • 避難誘導訓練の実施
  • 消防用設備(消火設備、警報装置など)の点検・維持管理 など

管理サービス(受付・事務・調整)

ビルメンテナンスの管理サービス業務は、建物の運営全般を円滑に行うための調整・接客・事務処理をおこないます。

たとえばビルの受付で来訪者を案内したり、電話応対で利用者やテナントの問い合わせに対応したりします。

ほかにも、テナントや建物のオーナーからの要望・クレーム対応、修繕の手配や他部門(清掃・設備・警備)との連携・調整、管理記録の作成と整理など、裏方で細かいサポートを行うケースもあります。

ビルメンテナンスの管理サービス業務は資格必須ではありませんが、コミュニケーション能力や基本的なPCスキル、臨機応変な対応力などが求められます。

ビルメンテナンスの管理サービスの仕事

  • 電気設備(照明、コンセント)
  • 空調設備(エアコン、換気)
  • 給排水設備(トイレ、洗面所)
  • 消防設備(火災報知器、消火器)
  • 昇降機(エレベーター、エスカレーター)
  • 飲料水貯水槽の清掃
  • 水質検査
  • 工事の立ち合い
  • 専門業者の手配 など

エネルギー管理(省エネ・コスト削減)

ビルメンテナンスのエネルギー管理は建物の運用コストや環境負荷を抑えるための仕事をおこないます。

電気・ガス・水道の使用状況を監視・分析し、無駄がないかを確認します。

例えば、空調や照明の稼働効率を見直したり、高効率設備への更新提案をしたりすることで、省エネルギー化を進めます。

また、建物全体の運用の最適化(「エコチューニング」など)によって、長期的には光熱費の削減と環境保全に貢献します。

エネルギー管理士やエコチューニング技術者の資格があると、技術的な分析や改善提案業務にも携わりやすくなります。

ビルメンテナンスのエネルギー管理の仕事

  • 電機・ガス・水道の使用状況の監視・分析
  • 空調・照明など設備運転の最適化
  • 高効率機器への更新提案
  • 「エコチューニング」(建物のエネルギー調整による無駄改善手法)の活用
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ビルメンテナンスの1日のスケジュール

ビルメンテナンスの1日の流れは、ビルの規模や施設の種類によって異なります。

たとえば企業によっては1つのビルに常駐する働き方や複数のビルを循環して管理するという働き方もあり、なかには日中の勤務だけでなく深夜に勤務することもあります。

これからビルメンテナンスの業界で働きたいという方は仕事内容だけでなく、働き方にも注目することが大事です。

ここでは、日中活動する場合の一般的なビルメンテナンスの1日のスケジュール例についてご紹介します。

日程
8:00 – 8:30
出勤
点検した箇所の確認や、前夜にトラブルが発生していないかなど前日の確認をします。
9:00 – 11:00
施設の巡回・点検
電気設備、空調設備、上下水道、エレベーターなどの異常がないか巡回し、点検します。
11:00 – 12:00
清掃作業
共用部分やエントランス、廊下、トイレなどの清掃作業を行います。
12:00 – 13:00
昼休憩
休憩室や食堂などで休憩をします。
13:00 – 15:00
設備・機器のメンテナンス
設備の故障やトラブルに対応し、修理や対策を行います。
15:00 – 16:00
安全確認・防災点検
防災や防火に関する設備の点検を行います。
16:00 – 17:00
報告書作成
1日の業務内容を報告し、何か問題点などがあればリーダーに報告します。
17:00 – 17:30

退勤・引継ぎ

1日の業務内容を報告し、次回の作業計画を立てます。

ビルメンテナンスの仕事はシフト制で分担をしながら行うことから配属先の職場によって差はあるものの、ほかの仕事と比較して残業時間が少ない傾向にあります。

残業が発生する場合は設備故障や不具合等の緊急対応であり、一般的に月10〜20時間程度またはそれ以下となることが多いです。

ビルメンテナンスのやりがいとは?

ビルメンテナンスの仕事は大変な面もありますが、現場の責任を担う緊張感と、確かな手ごたえを実感できるやりがいのある仕事です。

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担当している施設を安全に守っているという使命感

ビルメンテナンスは目立つ仕事ではありませんが、自分が施設を支えているという確かな使命感を持てる仕事です。

ビルメンテナンスは、利用者の安全・健康に直結する仕事であり、事故や災害などの万が一の事態を防ぐ役割を果たしているからです。

使命感を感じられる具体的な業務内容

  • 消防設備の点検:火災など万が一の事態に備え、命を守ることにつながる
  • 電気・空調などの設備管理:トラブルを未然に防ぎ、建物の安定運用を支えている
  • 水漏れや不具合の早期対応:問題拡大を防ぎ、信頼と安心を提供できる

誰かの感謝の言葉がなくても、何事もなく1日が終わることが仕事の成果だと実感できるのが、ビルメンテナンスの魅力と言えるでしょう。

難しい業務やトラブルなどを解決したとき

トラブル対応こそが、ビルメンテナンスの腕の見せどころです。

突発的な故障やクレームが発生した際に、迅速に状況を見極めて的確に対処することで、大きな被害や混乱を防ぐことができます。

ビルメンテナンスで対処が求められるトラブル

  • 水漏れ・詰まり
  • 空調やエレベーターなどの設備の不備
  • セキュリティ・防犯面のトラブル
  • 消防・防災設備の不備

現場では様々なトラブルが発生し、問題を一つずつ冷静に対応し無事に解決できたときには、自分の成長やスキルアップを実感でき達成感を強く味わえます。

ビルメンテナンスとしてトラブルを解決し、他のスタッフや利用者から「助かった」「ありがとう」といった声をもらえる場面は、何物にも代えがたい喜びにつながるでしょう。

専門知識や資格を活かした仕事ができる

ビルメンテナンスの仕事は、持っている資格や知識を直接活かせる職種です。

たとえば、以下のような資格が現場では活用できます。

ビルメンテナンスとして活かせる資格

  • 第二種電気工事士
  • 危険物取扱者(乙種4類など)
  • ボイラー技士
  • 建築物環境衛生管理技術者(ビル管)

資格を持っていると、担当できる業務の幅が広がり、現場での信頼も高まります。

また、資格取得によってキャリアアップや昇給のチャンスも増えるため、目標を持って働き続けられます。

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ビルメンテナンスの平均年収は300万~450万程度

地域や施設の規模や取得している資格によって異なるものの、一般的なビルメンテナンスの平均年収は300万円〜450万円程度です。

厚生労働省のデータによるとビル施設管理の平均年収は458万円、平均年齢は46.5歳と示されています。

ビルメンテナンスとして年収を上げるには経験を積んだり、電気工事士や建築物環境衛生管理技術者(ビル管)などの資格を取得するのが有効です。

ビルメンテナンスとして年収を上げるには

  • 「ビルメン4点セット」(第二種電気工事士、危険物取扱者乙種4類、2級ボイラー技士、第三種冷凍機械取扱者)や「三種の神器」(第三種電気主任技術者・建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)・エネルギー管理士)難関資格の取得
  • 夜勤・宿直のある現場を探す
  • 大手系列系企業へ転職

ビルメンテナンスに向いている人とは?

ビルメンテナンスの仕事は、ただ設備を点検・修理するだけではありません。

人とのやり取りや体を使った作業、継続的な学びが必要で、ビルメンテナンスの仕事にも向き不向きがあります。

コミュニケーション能力や協調性がある人

円滑なコミュニケーションがとれる人は、ビルメンテナンスの仕事に向いています。

現場では、管理会社の担当者やテナント、作業仲間など、さまざまな人と連携を取りながら仕事を進めなくてはならないからです。

次のような資質を持つ人は、ビルメンテナンスの現場で信頼されやすく、長く活躍できるでしょう。

ビルメンテナンスで信頼につながる資質

  • 相手の話をきちんと聞ける
  • 分かりやすく説明できる
  • チームで動くのが得意

ビルメンテナンスでは、現場の状況を正しく伝え、周囲と協力しながら対応する力が何よりも重要です。

話し上手である必要はありませんが、「丁寧に伝える」「しっかり聞く」姿勢を持つことが、信頼につながります。

学習意欲がある人

新しい知識や技術を前向きに学ぶ姿勢が、ビルメンテナンスの仕事では重要です。

ビルメンテナンスは、法律や設備の仕組み、機械の構造など、幅広い知識を必要とする仕事と言えます。

設備は日々進化し、法改正や新技術も定期的に出てくるため、現場で活躍し続けるには学び続ける姿勢が不可欠です。

ビルメンテナンスに求められる知識や技術

  • 設備・構造に関する基礎知識
  • 電気系統の知識と技術
  • 空調・給排水設備の知識と技術
  • 防火・防災・安全管理に関する知識
  • 法令・規則に関する知識
  • 書類作成スキル

また、資格を取得すれば任される仕事も増えるので、給与や手当の向上に繋がります。

「学ぶのが好き」「知らないことを調べるのが苦にならない」という人は、ビルメンテナンスの現場で着実に成長し、長く活躍できる人材になれるでしょう。

高所での作業に抵抗がない人

高い場所が苦手ではない人は、ビルメンテナンスの現場で有利です。

ビルの設備は屋上や外壁にも設置されているため、脚立やはしごを使っての作業や、屋上点検などの高所作業がつきものです。

高所への恐怖心が強いと、業務に支障が出る可能性があります。

ビルメンテナンスで想定される高所での作業

  • 屋上の空調設備や給水タンクの点検
  • 外壁の目視確認や照明交換
  • 高所での配線作業や点検業務

高所作業は、安全帯の装着やヘルメットの着用、作業前の点検など、万全な安全対策のもとで行われます。

しかし、高所が苦手という方にとって、ビルメンテナンスの仕事はプレッシャーが大きい場面も多いでしょう。

不衛生な環境が気にならない人

汚れやにおいに敏感な人には、ビルメンテナンスの仕事をつらく感じることが多いでしょう。

ビルメンテナンスの仕事では、常にきれいな場所だけを扱うわけではありません。

ゴミ置き場や排水溝、トイレなど、どうしても汚れや臭気のある場所での作業が発生します。

不衛生な環境でも冷静に作業ができるかどうかが、ビルメンテナンスの仕事を続けられるかどうかのカギになります。

不衛生な環境での主な業務

  • 排水溝・配管の清掃・つまり解消
  • トイレの清掃や異常への対応
  • ゴミ置き場の清掃・衛生確認
  • 貯水槽の点検・清掃立ち会い

もちろん、手袋・マスクなどを装着しての作業になりますが、「多少のにおいなら平気」「汚れたらあとでしっかり洗えばいい」と割り切って考えられる人の方が現場でのストレスも少なく、長く働ける傾向があります。

ビルメンテナンスに役立つ資格

ビルメンテナンス業界では、設備の点検・修理・管理など、幅広い業務に対応するための「資格」が非常に重要な武器になります。

中でも、採用担当者や現場で高く評価されるのが次の3つのセットです。

ビルメンテナンスに役立つ資格のセット

ビルメン4点セット

ビルメン4点セットは、ビルメンテナンス業界で基本かつ必須とされる4つの国家資格の組み合わせです。

資格名 概要 取得難易度
第二種電気工事士 600V以下の電気工事(配線・照明・コンセントなど)の施工・保守ができる ・難易度はやや易しい
・学科試験に加えて、技能試験あり
・学科試験合格率:55.9〜60.2%(※)
・技能試験合格率:68.8%〜70.1%(※)
危険物取扱者(乙類4類) ガソリンや灯油などの危険物の取扱い・管理ができる ・難易度は普通
・筆記試験のみ
・合格率30.3〜41.7%(※)
ボイラー技士2級 小規模ボイラーの運転・点検・整備ができる ・難易度は普通
・筆記試験に合格に加えて、実技講習の修了が必須
・合格率:51.0〜54.7%(※)
第三種冷凍機械責任者 小規模な冷凍・空調設備の運転・保守管理ができる ・難易度はやや難しい
・筆記試験(法令と保安管理技術)
・講習受講の場合、保安管理技術の試験が免除
・合格率:22.8%〜39.9%(※)

(※)直近3回の試験の合格率

ビルメン4点セットは、ビルメンテナンスで求められる基本的な知識や技術をカバーしており、基本的な資格のセットです。

ほとんどのビルや施設に電気設備があり、電気に関する工事をするのに必須となるので、まずは第二種電気工事士の資格取得を目指すのがおすすめです。

ビルメン5点セット

ビルメン5点セットは、ビルメン4点セットに消防設備士の資格を追加したものです。

資格 概要 取得難易度
消防設備士 消防設備(火災報知器・消火器・スプリンクラーなど)の設置・点検・整備ができる ・難易度:やや難しい
・筆記試験に加え、実技試験あり
・合格率:32.7〜38.5%(※)(乙種第6類の場合)

(※)直近3回の試験の合格率

消防設備士は、火災報知設備や消火設備などの消火設備を設置したり、点検したりできる資格で、施設管理において重要な資格のひとつです。

消防設備士の資格にも種類があり、資格によって携われる作業が異なります。

また、消防法により、大規模な商業施設やオフィスビルなど多くの人々が集まる施設では、消防設備士の選任が義務づけられているため、資格があると担当する施設の幅も広がります。

近年では二級ボイラー技士や第三種冷凍機械責任者よりも、消防設備士の需要が高まっているため、資格取得がおすすめです。

ビルメン3種の神器

ビルメン3種の神器は、より高年収・高待遇の職場で働くために役立つ、上位資格セットです。

資格 概要 取得難易度
第三種電気主任技術者 消事業用電気工作物(5万ボルト未満、出力5,000kW未満の発電所を除く)の保安監督ができる国家資格 ・難易度:非常に難しい
・理論・電力・機械・法規の4科目の筆記試験
・科目合格制度あり
・合格率:16.9〜21.2%(※)
建築物環境衛生監理技術者(ビル管理士) 延床面積3,000㎡以上の特定建築物で、衛生環境の維持管理を担う責任者 ・難易度:難しい
・受験するには、一定の実務経験が必要
・筆記試験は7つの科目で構成
・17.9〜23.2%(※)
エネルギー管理士 大規模な工場やビルでのエネルギー使用の最適化・省エネ推進を担う専門家 ・難易度:難しい
・筆記試験で、必須基礎区分と専門区分(熱分野と電気分野の選択)に分かれている
・科目合格制度あり
・合格率:33.9〜37.8%

(※)直近3回の試験の合格率

ビルメン3種の神器は、法定資格として企業に配置義務があるケースも多く、求人の応募条件になっている場合もあります。

特にビル管理士やエネルギー管理士は、年収アップにも直結する資格として人気です。

ビルメンテナンスに役立つ資格の取得を目指すならGATEN職がお勧め

ビルメンテナンスに役立つ資格を取得したい方には、GATEN職を利用して転職を検討するのもおすすめです。

GATEN職なら、「資格取得支援あり」の職場も検索できるので、ビルメンテナンスに役立つ資格を取得しやすい職場が見つけられます。

ビルメンテナンスとしてキャリアアップを目指したい方は、GATEN職を利用して転職を検討してみてください。

ビルメンテナンスの仕事に就く方法

ビルメンテナンスの仕事は、未経験者でもスタートしやすく、経験者ではキャリアアップが可能な仕事です。

ビルメンテナンスで転職を考えている場合、自分の状況に応じた転職の活動をするのがおすすめです。

未経験者なら経験不問の求人に応募する

ビルメンテナンスの仕事は未経験者でも挑戦しやすく、経験不問の求人に応募するのがおすすめです。

経験不問の求人であれば、見習いや補助作業からスタートできる場合が多く、現場経験を積みながら必要な知識を身につけられます。

未経験者でビルメンテナンスの仕事に就く場合、次のような求人に応募しましょう。

未経験者におすすめの求人

  • 「経験不問」「資格不問」と明記されている
  • 「研修あり」「資格取得支援制度あり」と記載されている
  • 清掃・巡回・簡易点検など軽作業がメインの職種

ビルメンテナンスの仕事は未経験だからといって不安になる必要はなく、やる気と継続力さえあれば、十分に活躍できるチャンスがある業界です。

経験者はキャリアアップできる求人に応募する

経験者の場合には、ビルメンテナンスとしてキャリアアップができる求人に応募しましょう。

ビルメンテナンスの経験者は業界内で非常に重宝されており、待遇面や役職アップを目指せる求人も数多くあるからです。

ビルメンテナンス経験者が、求人で注目すべきポイントは次の通りです。

ビルメンテナンス経験者が求人で注目すべきポイント

  • 資格の保有者を優遇している
  • サブリーダーや主任などのポジションでの募集
  • 今よりも高収入が見込める

これまでの経験やスキルをしっかりアピールできれば、現場の中核としての採用や、資格手当・役職手当などの待遇面でも優遇されやすくなります。

ビルメンテナンスの経験者で転職を考えている方は、条件を上げて転職することで、今よりも働きやすい環境や高収入を得られるチャンスが十分にあります。

ビル管理士(ビルメンテナンス)の平均年収は高い?低い?年収アップの方法も徹底解説

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運営会社 株式会社アール・エム
求人数 7,446件(2026年2月時点)
業種 建築業界中心
雇用形態 正社員・契約社員・アルバイト・業務委託
住所 〒541-0052
大阪府大阪市中央区安土町2-3-13 大阪国際ビルディング5F
厚生労働省事業者届出番号 51-募-000945

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