足場屋として独立開業するには?年収や必要な資格・手続きをわかりやすく解説

ガテン系の独立

足場工事は建設現場に欠かせない仕事であり、経験や技術があれば安定した収入を得られる職種です。

足場工事を含む「土木作業従事者」の有効求人倍率は5.67倍(2025年度)と、全職種の有効求人倍率1.26倍を大きく上回っており、経験豊富な足場職人は独立しても仕事を得られます。

実際に国土交通省の調査によると建設業従事者の15.6%が一人親方(個人事業主)として働いており、老朽化した建物やインフラの改修工事、災害復旧工事、リフォーム需要の拡大など今後も活躍できる場が多くあります。

足場屋として独立するにはまず十分な現場経験と安全知識を身につけることが前提となります。

一般的には見習いからスタートし、足場の組立・解体作業、安全管理、図面の理解などを学び、3~5年程度で一人前として独立を目指すケースが多いです。

職長や現場責任者の経験があると、独立後も仕事を受注しやすくなります。

また、元請けや工務店、塗装会社との人脈づくりも欠かせません。

本記事では、独立を目指す人が抱える「独立に資格は必須?」「手続きは難しい?」といった不安を解消できるよう、年収た必要資格、手続きの流れを解説します。

また建設業の求人に特化した求人サイト「GATEN職」では、独立をサポートしてくれる独立支援企業の求人も多数掲載しているのでぜひご活用ください!

  • 株式会社だいち電気 代表 加藤大智

    「資格があれば食いっぱぐれる心配も少ない」

    職種

    電気工事士

    勤務地

    東京都小平市

    給与

    日給12,000円~

    独立までの目安年数

    3~5年

    独立を目指す若者へのメッセージ

    独立支援として、資格取得のサポートをバッチリ行います!参考書代、受験代など、何から何までサポートします。電気工事士は資格がないと独立は難しいので、学科の勉強はもちろん、実技試験は何度も練習しておかないと合格できないものもありますが、会社の材料や道具を使って一緒に練習しながら教えていきます。 書類関係についても、私が苦労した経験を活かして、必要書類の作成方法などを、実際の業務を通して教えていきます。3年ほどで当社の仕事を一通り覚え、独立できるようになると思います。独立後は当社からお仕事も出すので安心してください。一生懸命な方であれば誰でも歓迎しますよ。独立したいという夢を、当社で一緒に実現させましょう!

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  • 株式会社富商 代表 富澤雅樹

    「会社にいながら独立したように稼ぐという道も経験してみてほしい」

    職種

    アスベスト除去作業員

    勤務地

    東京都北区

    給与

    日給13,000円~18,000円+歩合給

    独立までの目安年数

    5年前後

    独立を目指す若者へのメッセージ

    まず、はっきり伝えておきたいのは、独立を悪いことだとは全く思っていません。ただ、今の時代、リスクを背負って独立するのは非常に難しいのが現実です。特に若くして独立しても、誰も仕事を取り扱ってくれないし社会保険や各種登録など、超えるべきハードルが高すぎます。 だからこそ、リスクを負わずに「会社にいながらにして、独立したように稼ぐ」という道も一度経験してみてほしいです。 うちでは、職長などになってもらえれば、月収60万円〜80万円程度の高収入を安定して稼いでいる社員も多くいます。、元請けさん水準の手厚い福利厚生も会社からもらえるため、「まだ自分の進む道に迷っている」という方や、「とにかく稼ぎたい」といった方がわざわざリスクを負うのは気の毒だと思う反面もあります。 もちろん、それでも「自分でやりたい」「独立をしたい」という熱意がある方に対しては、できる限りの応援は惜しみません。独立を考えている方は、まずはうちで働いて、高収入と安定、そして経験という基盤を手に入れてください。中卒・高卒の方も大歓迎ですよ。 「稼ぎたい」というあなたのその熱意を、当社で最大限に活かしてみませんか?

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  • 合同会社ピックアップ 代表 濱田浩司

    「潰れることを怖がらないという気持ちも大切」

    職種

    夜間の送迎ドライバー

    勤務地

    東京都中野区

    給与

    日給10,000円~

    独立までの目安年数

    1年~

    独立を目指す若者へのメッセージ

    独立までの年数は、相手先を見つけられるかどうかにかかっています。お客様から信頼されれば、1年でも独立できるかもしれません。しかし、この業界は新店舗以外はすでに業者と契約していることがほとんどなので、タイミングも非常に重要です。あとは「潰れることを怖がらない」という気持ちも大切です。経費がほとんどかからないので、借金を背負うリスクは少ないでしょう。 独立を考えている方は、まず道を知ること、そしてマメになることです。地理を頭にインプットすることで、効率的に仕事ができますし、細かな連絡をこまめにとることで信頼関係を築くことができますよ。 当社では、長く働いてくれているベテランドライバーが多く、働きやすい環境を大切にしています。ドライバーの自宅方向を考慮したコース組みを徹底しており、「家と真逆の場所に送って、帰る方が時間がかかる」といった不満が出ないようにしています。そうした、働く人を第一に考える会社運営は、長く働いていただくことにも繋がっています。 経験を積んでいただく中でも、しっかり稼げる環境を用意しています。Wワークも可能なので、少し興味があるという方や短時間で稼ぎたいという方にピッタリだと思います。 まずは一度、皆さんの将来やりたいことを教えていただけたらと思います。

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足場屋とは

足場屋とは、建設現場で建物の外壁や屋根など高所での作業を安全に行うために、足場を組み立てたり解体したりする専門職人のことです。

住宅やビル、橋梁、高速道路、ダムなどの工事に伴う足場など仮設構造物の建て方、解体や重量物運搬などを行う。

引用:とび-職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)

足場は職人が安心して作業できる作業台のような役割を果たし、住宅、マンション、ビル、橋梁、工場などあらゆる現場で必要とされています。

仕事内容は、図面をもとに現場の広さや高さを確認し、鉄パイプやクランプなどの資材を使って足場を組み上げる作業です。

工事が終われば、安全確認を行いながら解体も担当します。

現場によっては、仮囲い設置や養生ネットの取り付けなどにも対応します。

足場屋は建設業の中でも工事の最初と最後を担う重要な職種であり、建設現場の安全を支える欠かせない存在です。

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独立開業した足場屋の仕事内容

独立開業した足場屋は、雇われていた頃のように足場の組立・解体だけでなく、現場管理や経営全般も自ら行う点が大きな特徴です

独立開業した足場屋の仕事の流れ
  1. 依頼主との打ち合わせ
  2. 建物の構造や工期、作業内容を確認する
  3. 見積書を作成
  4. 契約後は資材の手配や人員の確保、スケジュール管理をする
  5. 現場では自ら指揮をとって足場の設置・解体を進める
  6. 作業後には安全点検や清掃、撤去後の確認する

さらに、独立後は営業活動や請求書作成、経理処理などの事務業務も担当しなければなりません。

現場作業に加えて経営者としての判断力が求められるため、体力だけでなく計画性や交渉力も重要です。

足場屋の将来性

足場屋の将来性は、安定した需要と成長の余地が見込まれる分野です。

現在、建設業就業者は、55歳以上が33%、29歳以下が12%と高齢化が進行しており、若い世代の入職者が少ないことが課題となっています。

一方で、建物の老朽化による修繕や耐震補強、防災対策の需要が増加しており、足場工事の必要性は今後も続くと見込まれます。

また、2024年の法改正により「本足場」が義務化され、安全性の高い施工が求められるようになったことで、技術力の高い足場職人の価値が上昇しています。

令和6年4月1日以降、幅が 1メートル以上の箇所※において足場を使用するときは、原則として本足場を使用する必要があります。なお、幅が 1メートル未満の場合であっても、可能なり本足場を使用してください。

引用:足場からの墜落防止措置

人手不足の課題はあるものの、高い技能と安全管理力を持つ事業者は今後も安定して成長できる業界といえます。

足場屋の年収は約506万円

足場屋の年収は約506万円と、全職種の平均年収478万円より高い傾向にあります。

足場屋の平均年収と給料
足場屋の平均年収 約506万円
足場屋の平均給料 約30万5,000円

参照元:とび-職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)

年齢や経験年数が上がるにつれて、年収も高くなり、45〜49歳の年収平均は約727.6万円と高収入です。

足場屋の平均年収が高い理由は、専門性と労働環境の厳しさが関係しています。

足場工事は高所での危険作業が多く、体力・集中力・安全管理能力が求められるため、他の建設職種に比べて賃金水準が高く設定されています。

また、足場工事は建設現場の最初と最後に必ず必要な工程であり、住宅・ビル・橋梁・改修工事など幅広い現場で需要が途切れにくい点も収入安定の要因です。

安定した仕事量と需要の高さから、一人親方の年収も高い傾向にあります。

全建総連東京都連のデータによると、足場屋(土木に含まれる)の一人親方の1日あたりの賃金は20,652円です。

1ヶ月22日間働いと仮定すると、月の収入は454,344円となり、諸経費は必要となるものの雇用されている時よりも収入は増加します。

経験と技術力によって単価が上がる歩合制や請負制の現場が多く、熟練職人や独立した一人親方の場合、年収1000万円も現実的です。

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