職人の未経験者は何から始めるべき?最初にやること・タイプ別おすすめ職種を紹介

職人の未経験者は何から始めるべき? ガテン系の転職

結論として、職人は職種によって未経験からでも始められます。

実際、近年は職人の高齢化や人材不足が続いており、未経験者を前提に採用・育成する職種も多く存在します。

未経験からでも始められる代表的な職人には、建設・土木作業員、鳶職(とび職)、型枠大工、解体工などがあります。

参照:jobtag「未経験でも比較的入りやすい職業

この記事では、職人未経験者が何から始めるべきかを3STEPで整理したうえで、タイプ別に始めやすい職人の仕事を紹介します。

未経験歓迎の職人向け求人を具体的に確認したい場合は、「GATEN職」で探すのが効率的です。

学歴・職歴不問の求人も多く、「見習いからスタートできる職種」を条件別に確認できます。

高収入が稼げる職人ランキング!高収入を目指すための求人の見極め方も解説

職人未経験は何から始める?最初にやること3STEP

職人未経験者が最初にやるべきことは、「職種選び→求人選定→応募」の順で段階的に進めることです。

いきなり求人に応募するのではなく、自分に合わない職種を先に除外することが、早期離職を防ぐ最大のポイントになります。
おすすめの現場仕事を理由別に紹介!向いてる人・向いていない人の特徴も解説

STEP1.自分に合う職種を絞り込む

まずは、「できそうな仕事」ではなく「続けられる仕事」を基準に職種を絞ることが重要です。

職人の仕事は職種によって、必要な体力・作業環境・評価されるスキルが大きく異なります。

■職種選びで確認すべき主な基準

判断軸 チェックポイント 職種(例)
体力 ・屋外作業か
・重量物の扱いが多いか
・鳶職
・建築塗装工
・解体工
作業特性 ・手作業中心か
・機械操作が多いか
・溶接工
・家具製造
・建具製造
人との関わり ・単独作業か
・対人対応があるか
・ハウスクリーニング
・調理人
将来像 ・資格取得
・独立の可能性があるか
・建築塗装工
・溶接工
・建築板金

体力や性格に合わない職種を選ぶと、未経験以前に「続かない」リスクが高まります。

まずはタイプ別に職種を把握し、選択肢を3つ程度まで絞り込むのが現実的です。

後述で、タイプ別に未経験でも始めやすい職人の仕事を紹介しています。

職人が向いてる人(職人気質)の特徴!向いていない人の特徴・向いてる仕事も解説

STEP2.未経験歓迎の求人を探す

次に、「未経験を前提に育成する求人」を探します。

同じ職種でも、求人内容によって未経験者へのハードルは大きく異なります。

そのため、見習い期間の有無や教育体制が明記されているかを、求人で確認することが重要です。

未経験歓迎求人を見極めるポイント

  • 「見習い」「補助作業からスタート」などの記載がある
  • 教育期間・OJTについて明記されている
  • 必須資格が「入社後取得可」になっている

「未経験歓迎」と書かれていても即戦力前提の求人も存在するため、仕事内容の詳細確認は必須です。

STEP3.求人に申し込む

求人の条件をよく確認したうえで、実際に応募してみましょう。

確認必須な項目

  • 見習い期間中の給与・昇給の有無
  • 見習い期間の業務内容
  • 休日数・労働時間・残業の有無
  • 将来的な資格取得・キャリアパス

職人の採用では学歴や職歴よりも「継続して働く意思」が重視されるケースが多く、志望動機は簡潔で問題ありません。

なお、1社だけで判断すると、入社後に「想定と違った」というミスマッチが起こりやすいため、複数社に応募することを推奨します。

タイプ別|未経験からでも始めやすい職人の仕事

職人の仕事は一括りにされがちですが、実際は必要な体力・作業特性・向いている人のタイプが大きく異なります。

ここでは、jobtagの「未経験でも比較的入りやすい職業」をもとに、おすすめの職種をタイプ別に紹介します。

現場仕事(外仕事)とは?現場仕事の主な種類・タイプ別におすすめの現場仕事を解説

体力に自信がある人向け

体力に自信がある人は、鳶職・塗装工・型枠大工の3つがおすすめです。

屋外作業や重い資材を扱う仕事が多く、体を動かすことが苦にならない人ほど力を発揮しやすいです。

未経験者でも補助作業から入りやすく、現場経験を積みながら技術を身につけられます。

1.鳶職
仕事内容 建設現場で足場の組立・解体を行う
未経験から始めやすい理由 補助作業から段階的に覚えられる
年収の目安 約506万円
向いている人 ・体力がありチーム作業が得意な人
・高所が得意な人
>>>鳶職の詳細を見る
2.塗装工
仕事内容 建物の外壁・内装を塗装する
未経験から始めやすい理由 作業工程が比較的シンプル
年収の目安 約442万円
向いている人 コツコツ作業ができる人
>>>塗装工の詳細を見る
3.型枠大工
仕事内容 コンクリートを流し込むための型枠を組立・解体する
未経験から始めやすい理由 見習いとして現場補助から始められる
年収の目安 約506万円
向いている人 体力があり手順通り作業できる人
>>>型枠大工の詳細を見る
鳶(とび)職と大工の違いとは?それぞれの仕事内容や向いている人の特徴も解説

体力に自信がない人向け

体力に自信がない人には、防水工・家具職人・建築板金の3つがおすすめです。

長時間の重労働が少なく、屋内作業や軽作業が中心になります。

年齢が高めでも始めやすく、無理なく現場経験を積みたい人に向いています。

1.防水工
仕事内容 建物の屋上やベランダに防水加工を施す
未経験から始めやすい理由 小規模現場・屋内補助作業から学べる
年収の目安 約453万円
向いている人 高所での作業に抵抗が少ない人
>>>防水工の詳細を見る
2.家具職人
仕事内容 家具の製造・組立・仕上げを行う
未経験から始めやすい理由 工程分業で未経験から参加可能
年収の目安 約409万円
向いている人 体力より手作業重視の人
>>>家具職人の詳細を見る
3.建築板金
仕事内容 金属板を加工し、屋根や外壁に取り付ける
未経験から始めやすい理由 屋内作業や軽作業工程から始められる
年収の目安 約403万円
向いている人 重労働が不安な人

手先が器用・コツコツ型の人向け

手先が器用でコツコツした作業が好きな人は、溶接工・めっき工・組立作業員の3つがおすすめです。

精密作業や繰り返し作業が多く、経験を積むほど技術が評価されやすい点が特徴です。

黙々と作業するのが苦にならない人に向いています。

1.溶接工
仕事内容 金属部品を溶接して接合する
未経験から始めやすい理由 補助作業から技術を習得できる
年収の目安 約452万円
向いている人 手先が器用な人
2.めっき工
仕事内容 金属製品の表面処理を行う
未経験から始めやすい理由 作業工程が決まっておりOJT中心
年収の目安 約462万円
向いている人 ・正確さを重視できる人
3.組立作業員
仕事内容 部品を組み立てて製品を完成させる
(電子機器・光学機器・自動車等)
未経験から始めやすい理由 手順書が整備されている
年収の目安 約428~563万円
向いている人 単純作業を丁寧に続けられる人

人とのコミュニケーションが苦ではない人向け

人とのコミュニケーションが苦ではない人は、ビル施設管理・ハウスクリーニング・調理人の3つがおすすめです。

作業だけでなく、顧客や利用者とのやり取りが発生する点が特徴です。

技術と同時に対応力も求められるため、対人業務に抵抗がない人に向いています。

1.ビル施設管理
仕事内容 建物設備の点検・簡易修繕を行う
未経験から始めやすい理由 補助業務から経験を積める
年収の目安 約458万円
向いている人 調整役が得意な人
>>>ビル施設管理の詳細を見る
2.ハウスクリーニング
仕事内容 住宅の清掃・メンテナンスを行う
未経験から始めやすい理由 マニュアル化されており研修期間が短い
年収の目安 約399万円
向いている人 人対応が苦でない人
3.調理人
仕事内容 飲食店で調理・仕込み全般を担当
未経験から始めやすい理由 調理補助からスタートできる
年収の目安 約369万円
向いている人 接客も苦でない人

資格を取りながら安定を狙いたい人向け

資格を取りながら生活の安定を狙いたい人には、塗装工・ビル施設管理・溶接工の3つがおすすめです。

資格制度や技能検定が整っており、長期的に安定して働きたい人に向いています。

未経験からでも、実務と並行して資格取得を目指せます。

1.塗装工
仕事内容 建物の塗装・補修を行う
未経験から始めやすい理由 技能検定が明確
年収の目安 約442万円
向いている人 安定収入を重視する人
>>>塗装工の詳細を見る
2.ビル施設管理
仕事内容 建物設備の管理を行う
未経験から始めやすい理由 資格取得支援が多い
年収の目安 約458万円
向いている人 長く働きたい人
>>>ビル施設管理の詳細を見る
3.溶接工
仕事内容 金属部品の溶接作業を行う
未経験から始めやすい理由 技能講習を受けながら成長できる
年収の目安 約506万円
向いている人 資格取得に前向きな人

年齢・学歴に不安がある人向け

年齢・学歴に不安がある人は、建設・土木作業員、解体工、清掃系の職種がおすすめです。

学歴や職歴よりも、現場での継続力が重視されやすい職種です。

未経験から入りやすく、まずは実務経験を積みたい人に向いています。

1.建設・土木作業員
仕事内容 現場作業全般の補助
未経験から始めやすい理由 未経験前提の募集が多い
年収の目安 約415万円
向いている人 まず働きたい人
2.解体工
仕事内容 建物解体作業
未経験から始めやすい理由 学歴不問の求人が多い
年収の目安 約506万円
向いている人 現場経験を積みたい人
3.清掃系
仕事内容 建物内外の清掃
(ハウスクリーニング、ビル清掃等)
未経験から始めやすい理由 研修が短期間
年収の目安 約286~399万円
向いている人 年齢に不安がある人
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未経験で職人を目指す際の注意点

未経験から職人を目指すこと自体は職種によって可能ですが、事前に知っておくべき注意点もあります。

注意点を把握せずに入職すると、「思っていたのと違った」と早期離職につながる可能性が高まります。

ここでは、未経験者が職人の仕事でつまずきやすいポイントを解説します。

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見習い期間は楽ではない

国土交通省によると、職人が多い建設業や製造業では入職率と離職率が同水準にあることが示されており、職人として定着する難しさが分かります。(参照: 令和6年 雇用動向調査結果の概要 産業別の入職と離職)

見習い期間が厳しい主な理由

  • 技術が感覚的でマニュアル化しにくい
  • 補助作業や下積み業務が中心
  • 上下関係や独自ルールが残る現場もある
  • 現場によっては拘束時間が長い

見習い期間は一般的に1〜3年程度が目安とされていますが、職種や現場によっては一人前と見なされるまで3〜5年以上かかることもあります。

■職種別|見習い期間の目安

見習い期間の目安 職種
1年以下 ・解体工
・建設・土木作業員
・めっき工
・家具職人
・清掃系
・ビル施設管理
・組立作業員
・調理人
1~2年 ・防水工
・溶接工
1~5年 ・鳶職
・型枠大工
・建築板金
3~5年 ・塗装工

参照:jobtag

しかし、見習い期間の環境は厳しく感じられますが、背景には「責任を持って仕事を任せられる人材を育てる」という目的があります。

職人の仕事は建物の安全性や品質、場合によっては人命に関わるため、基礎を徹底して身につけることが重視されている点を理解しておきましょう。

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最初は収入が低いこともある

未経験で職人として働き始めた場合、初年度の収入は高くないケースが少なくありません。

見習い期間中は、即戦力ではない前提で給与が設定されることが多いためです。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」では、建設業や製造業において、経験年数(年齢)が増えるにつれて賃金水準が上昇する傾向が確認されています。

年齢 建設業の月収 製造業の月収
年齢計 36.5万円 34.4万円
19歳以下 20.4万円 20.2万円
20~24歳 24万円 22.2万円
25~29歳 27.6万円 25.6万円
30~34歳 31.7万円 29.5万円
35~39歳 35.2万円 32.9万円
40~44歳 37.4万円 36.3万円
45~49歳 42.4万円 38.7万円
50~54歳 42.6万円 41.2万円
55~59歳 45.3万円 43.1万円
60~64歳 40.3万円 31.9万円
65~69歳 33.6万円 27.2万円

引用:厚生労働省「賃金構造基本統計調査 第5-2表 産業、性、年齢階級別賃金及び対前年増減率

短期的な収入だけで判断せず、数年単位でスキルと収入が連動する職種かどうかを確認しましょう。

また求人を見る際は、見習い期間後の昇給や評価制度にも目を向ける必要があります。

職種選びを間違えると続かない

未経験者が途中で辞めてしまう最大の理由は、「仕事内容が自分に合っていない」ことです。

厚生労働省の調査でも、離職理由として「仕事の内容に興味を持てなかった」「能力・個性・資格を活かせなかった」と挙げる人は一定数存在します。(参照:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要 転職入職者の状況 」)

職人の仕事は一括りにできるものではなく、職種ごとに求められる適性が大きく異なります。

体力が必要な仕事を選んでしまったり、黙々作業が苦手なのに単独作業中心の職種を選んでしまうと、負担が大きくなります。

また、国家資格である技能検定だけでも、建設・製造分野で99職種、全体では130職種が存在し、それぞれ専門性や働き方が異なります。

そのため、職人として成功するかどうかは、能力よりも「最初の職種選び」に左右される部分が大きいと言えます。

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本当に未経験でも職人になれますか?

はい、未経験から職人を目指すことは可能です。

厚生労働省の職業情報提供サイト(jobtag)でも、建設・製造分野を中心に、就業前の実務経験がほとんど不要とされている職種が多数紹介されています。

重要なのは、未経験を前提に育成する環境かどうかを見極めることです。

職人になるのに資格は必要ですか?

最初から資格が必須となるケースは多くありません。

多くの職種では、見習いとして現場経験を積みながら、必要に応じて資格や技能講習を取得するのが一般的です。

求人を見る際は「資格取得支援」や「入社後取得可」の記載があるかを確認すると安心です。

職人は何歳まで未経験で始められますか?

年齢制限が明確に設けられている職種は少なく、30代・40代から始める人もいます。

特に人手不足の業界では、学歴や年齢よりも継続して働けるかどうかが重視される傾向があります。

ただし、体力や作業内容との相性を考慮した職種選びをすることが大切です。

未経験で職人を目指すなら情報収集から始めよう!

未経験で職人を目指す場合、いきなり応募するのではなく、まずは情報収集から始めることが重要です。

職種ごとに仕事内容や求められる適性、見習い期間や収入の考え方は大きく異なります。

まずは自分に合う職種はどれかを見極め、条件が希望と合う求人を慎重に選びましょう。

しっかり情報収集を行うことで、入社後のミスマッチを防げます。

建設・職人に特化した「GATEN職」では、未経験歓迎の求人を無料で確認できるのでおすすめです。

迷っている段階でも、選択肢を知るところから始められます。

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業種 建設業界中心
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