転職大手の「マイナビ」が発表した調査によると、2021年に転職した人の割合は7.0%と、過去6年間で最高となっています。
この記事を読んでいる方の中にも、様々な理由から転職を考えている方もいるのではないでしょうか?
しかし転職を考える際、「高卒」と「30代」という要素に不安を覚える方も多いです。
転職活動は、まず不安を払しょくしてから始めたいですよね。
この記事では、転職を考える30代高卒の方に向けて役立つ情報を解説していきます。
ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
30代高卒でも転職は可能!
30代の高卒者であっても、転職を成功させることは十分にできます!
30代の転職市場で重視されるのは、学歴よりも即戦力になれるかどうかです。
転職先が求めている経験やスキルを保有していれば、高卒や専門卒の30代でも、希望した企業に転職できる可能性があります。
書類選考や面接で、具体的なエピソード・数字を交えながら自分の経験を説明できると、「この会社でも活躍してくれそうだ」と高く評価してもらえるでしょう。
なお一口に30代高卒と言っても、30代前半か、30代後半かによって、転職事情が変わってきます。
それぞれの転職事情を見ていきましょう。
30代前半の高卒者には未経験転職のチャンスも
20代の転職者と比較した場合、応募できる求人数は少なくなってしまいますが、30代前半であれば転職市場ではまだ若年層としてとらえられる事も多いです。
加えて30代前半というと、フレッシュさと社会人経験を兼ね備えた年頃です。
転職活動のコツさえつかめば、経験職だけではなく、未経験職にも転職できる可能性があります。
30代後半の高卒者は最後の転職にする事がおすすめ
では、30代後半の高卒者が転職をする場合はどうでしょうか?
結論からいうと、たとえ30代後半の高卒者であっても転職を成功させる事はできます。
しかし30代前半の高卒者と比較すると、難易度は高くなりがちです。
年齢が高くなるにしたがって、そもそも応募できる求人が少なくなってしまうのが主な原因です。
とはいえ、ポイントさえ押さえれば30代後半の高卒者でも転職は可能なので、この記事で解説することをよく理解してくださいね!
30代後半の高卒者が転職する上で大切なのは、「転職は今回が最後にする」という心構えです。
「転職したはいいが、またすぐに転職を検討し始めた」などと言うことのないように、念入りに転職活動を行ってください!
30代高卒の転職が厳しいと言われる理由
「30代高卒の転職は厳しい」と言われることもあります。
30代高卒でも、希望企業への転職を諦める必要は全くありませんが、確かに次の通り、高卒であることが足枷となるケースも存在します。
30代高卒の転職が厳しいと言われる理由
- 「大卒」が応募条件の企業もあるから
- 高卒は大卒より離職率が高いから
「大卒」が応募条件の企業もあるから
募集要項に「大卒以上」と記載している企業もあります。
特に人気企業は、応募者を絞るために、高卒者の採用をおこなっていない場合があるのです。
このような企業に応募しても、高卒者は基本的に、書類選考で落とされてしまうでしょう。
もちろん「学歴不問」としている企業も多いですが、業界や職種によっては、高卒者が応募できる企業をスムーズに見つけられないこともあります。
高卒は大卒より離職率が高いから
高卒は大卒より、約5%離職率が高いというデータがあります。
企業は長く働いている人材を求めているため、離職率の高さをマイナスポイントとして捉えられてしまう可能性も否めません。
厚生労働省が発表した、令和2年度における新規学卒就職者の3年以内離職率は、次の通りです。
最終学歴 | 3年以内離職率 |
---|---|
中学 | 55.0% |
高校 | 36.9% |
短大など | 41.4% |
大学 | 31.2% |
ちなみにこのデータによると、高卒者も大卒者も、就職先企業の人数が多ければ多いほど、離職率は低くなるとわかっています。
30代高卒で転職を成功させるポイント
30代の高卒者が転職を成功させる為には、押さえておかなければならないポイントがいくつかあります。
やみくもに行う転職活動は、失敗のリスクを高めるだけです。
ここでは特に重要なポイントを解説していきます。
30代高卒で転職を成功させるポイント
- 大卒資格を取得する
- 転職の理由を振り返ってみる
- 資格を取得しておく
- 転職活動は在職中にすすめる
- 転職に適した時期を把握しておく
- 転職サービスを活用する
それぞれしっかり押さえておきましょう!
大卒資格を取得する
どうしても入りたい企業や、就きたい職業があるものの、「高卒者を採用対象としておらず厳しい」という場合もあります。
そんなときは、大卒資格を取得することを検討してみてください。
ただ、中卒認定試験や高卒認定試験はありますが、「大卒認定試験」はないので、きちんと大学に通って124単位を取得しなければなりません。
しかし必ずしも今の仕事を辞めなければ大卒資格が取れない、というわけではなく、夜間学部がある大学や、通信教育をおこなっている大学もあります。
働きながら大卒資格を取りたい方は、日中に大学へ通うより、夜の時間を活用して学ぶほうが現実的です。
転職の理由を振り返ってみる
押さえておきたいポイントの2つめは、「転職の理由を振り返ってみる」という事です。
30代まで続けた職場を離れるには、それだけ重要な理由があるでしょう。
転職するにあたっては、まずは転職を決意した理由が明確になっていないと、転職先にどのような要素を求めるべきかが曖昧になってしまいます。
そんな状態で求人広告に目を通しても、転職活動は進みませんよね。
加えて応募先の企業の面接では、必ずと言って良いほど転職理由について質問されます。
この質問への返答がキチンとできないと、「この会社もすぐに退職してしまうのではないか…?」と面接官は大きな不信感を抱いてしまうでしょう。
このような事態にならない為にも、転職を決意した理由は明確にして下さい。
思いついた理由を一つ一つリストアップする事もオススメです。
頭の中だけで考えるよりも、よりスムーズに転職理由についての考察がすすみますよ!
資格を取得しておく
転職先の企業が未経験のお仕事であった場合、関連する資格をあらかじめ取得しておくことも大切です。
とくにIT業界などの専門性の高いお仕事の場合は尚更と言えます。
資格を取得しておくことで、面接官に自分のスキルを分かりやすく伝えられるだけではなく、転職に対する熱意や本気度などもアピールできるでしょう。
また、未経験OKの求人であっても資格取得の重要さは変わりません。
未経験OKとは、多くの場合「実務経験がなくても応募可能」という意味で、スキルや知識が全くなくても大丈夫という意味では決してないのです。
資格取得は自分へ投資する意味でも、大変重要な要素と言えるでしょう。
転職活動は在職中にすすめる
転職を検討している人の中には、転職活動をいつ始めるべきなのか迷っている人も少なくありません。
結論から言うと、「転職活動は在職中に行うことがベスト」です!
転職活動に集中するために、さっさと退職をしてしまう人もいますが、これは堅実とは言えません。
退職をしてしまうと、当然その分の収入がなくなりますよね。
そのような状態では、もし転職活動に予想以上に時間がかかってしまった場合、生活が大きく困窮してしまう可能性があります。
結果、設定した条件とは程遠い会社に転職してしまうこともあるのです。
また退職した場合には、それだけ空白期間を作ってしまうと言うことです。
転職活動が長引いて空白期間が大きくなってしまうと、面接で空白期間について質問をされたときに、返答がしづらくなってしまいます。
そのような場合には、面接官に「計画性のない人間」と受け取られてしまう事も多いのです。
以上の事から、退職してから転職活動を始めるのは非常にリスキーであると言えます。
転職活動はじっくりと腰を据えて取り組むことがなにより大事なので、かならず在職中に転職活動を行うようにしてください。
転職に適した時期を把握しておく
転職にあたっては、適した時期がある事も覚えておきましょう。
一般的には年間を通じて3月から4月にかけて、9月から10月にかけての時期が求人が多くなる傾向があります。
というのも、これらの時期は年度切り替えにともなう退職者が増えたり、新規プロジェクト立ち上げにあわせて人員を補充したりする事が多いからです。
逆に、決算前や人員補充が完了した時期は、求人の数が減少します。
これらの時期を理解して、現職を退職するまでの期間を逆算して転職活動を行えば、より有利になるでしょう。
ただし、理想的な求人が見つかった場合は、時期を問わずどんどん応募してください!
せっかく良い求人をみつけても時期を逃してしまうのはもったいないですよね。
目の前に転がっているチャンスは積極的に拾っていきましょう!
転職サービスを活用する
30代高卒者の転職に不可欠なものの一つが、「転職サービスの活用」です。
先ほど解説したように、転職活動は在職中に行う事が理想的です。
しかし、仕事の片手間に自己分析や求人探しを進めるのは、予想以上に困難なもの。
転職サービスを利用することで、自分が仕事をしている最中でもプロのエージェントが代わりに転職先を探してくれます。
それだけではなく、自分一人では難しい自己PRの作成やスキルの棚卸しなどもサポートしてくれますよ!
また転職サービスの多くは、一般には公開されていない「非公開求人」をもっています。
自分一人では見つけられなかった優良求人を紹介してもらえる事もあるので、ぜひ活用してくださいね!
企業が30代高卒の転職者にもとめるもの4選
新卒者や20代の転職者に対しては、企業は主にポテンシャルを重視することが多いです。
では転職を考えている30代高卒者に対する場合は、企業はどのような事を求めているのでしょうか?
以下に主なものの例を4つ挙げてみました。
企業が30代高卒者に求めるもの
- 即戦力が期待できる実務経験
- リーダー経験
- スキル
- 仕事習得のスピード
- 謙虚な姿勢
企業のニーズをしっかり理解することは、転職成功に欠かせない要素です。
一つ一つしっかり理解してください!
①即戦力が期待できる実務経験
まず第一に重視されるものの一つに、「即戦力が期待できる実務経験」があります。
30代の転職者に対しては、企業はまず「即戦力になれるかどうか」という点に注目するのです。
先ほども触れた通り、新卒者や社会人経験が浅いことが多い20代の転職者に対しては、採用後は手厚い研修や業務指導を行う事を前提にしている企業も多くあります。
一方30代という年齢は、新卒者や20代と比較して社会人経験が豊富なため、採用直後から戦力になってくれることを期待することから、若年層と同様の研修を行う企業は少ないです。
「前職の経験を即戦力として活かせるかどうか」という点は、30代の高卒者の採用において、企業がもっとも気になる点と言えます。
②リーダー経験
20代の方と比較した場合、30代はプロジェクトのリーダーや、業務の責任者などの経験を積んでいることが多い年齢です。
将来重要なポストにつけるためにも、30代の転職者にはこうした経験を問われることもあります。
③スキル
転職先の業務に活かせるスキルをもっているかという点も、30代の転職では大きなポイントです。
大切なのは、「業務と関連性の高いスキルをもっている」ということ。
たとえば事務職への転職を考えている方にとって、調理師免許があってもあまり役に立ちませんよね。
スキルや資格を豊富に持っている人であっても、業務と関連性の薄いものである場合はあまり役に立ちません。
④仕事習得のスピード
転職先の業務をいかにスピーディーに習得できるかという点も、企業にとっては重要です。
30代の転職者の場合、前職のクセがぬけなかったり、仕事に対する考え方が固まっていたりする事があります。
そういったケースでは20代の転職者と比較した場合、仕事を習得するスピードに差が出てしまう事があるのです。
たとえ前職での勤務期間が長かった人でも、新しい職場でのお仕事を素早く習得できる人は、企業から歓迎されます。
⑤謙虚な姿勢
就職してから様々な経験を経ることで、仕事や生き方に自信を持っている30代の人もおおいです。
しかしいくら自信があっても、転職先では新米であることを忘れてはいけません。
これまでの経験や実績を鼻にかけることなく、謙虚な姿勢で仕事に望める人は多くの企業のニーズと合致するでしょう。
30代高卒で転職するメリット2選
30代高卒者の転職には、新卒者や20代の転職者にはないメリットもあります。
これらを理解しておくことで、より自信をもって転職活動に臨むことができますよ!
- 即戦力になれる
- 自分の適性に合ったお仕事に就ける
順番にみていきましょう!
①即戦力になれる
まず一つ目のメリットは、「即戦力になれる」という点です。
多くの新卒者の場合、いくら就職先に関連する資格やスキルをもっていても、現場での仕事は初めての経験です。
そのため、企業は新卒で入社した人に対してさまざまな研修を行う必要があります。
一方30代の高卒者の場合は、既に社会人経験をつんでいてビジネスの基礎は習得できていることが多いです。
そのため企業は新卒者に向けたような研修を行う必要がなく、採用直後から現場での即戦力として業務に従事させることができます。
②自分の適性に合ったお仕事に就ける
新卒者の場合、入社後の研修や実際の業務を経て、それぞれの適性にあった業務へ割り振られます。
そのため、就活時に希望していた業務に携われないこともあるのです。
結果、入社前と入社後のイメージに大きなギャップを感じてしまうことも…。
しかし30代高卒者の場合、求人票に記載されている職種や業務にピンポイントで従事できます。
自分の適性にあったお仕事に、求人票を通じて直接携われるのは嬉しい点ですね!
30代高卒で転職するデメリット3選
30代高卒者が転職する際には、デメリットもあります。
デメリットにもキチンと目を向けないと、「職場を変えたい一心で転職をしたものの、頭で思い描いていたイメージとギャップを感じてしまった。」という事にもなりかねません。
ここでは、30代高卒者が転職する上で考えられる主なデメリットを3つ解説します。
- 相応の実績がないと難しい
- 年収が減ってしまう可能性も
- 上司が年下になる可能性も
しっかり押さえてくださいね!
①相応の実績がないと難しい
先ほども解説した通り、30代という年齢は年相応の経験や実績を積んでいる事がほとんどです。
そのため、リーダー経験や業績アップに貢献した実績がない人は、採用担当者にいいイメージを植え付ける事が難しい場合もあります。
特に有名企業へ転職したい場合は尚更で、優秀な人材が数多くそろっている職場で埋もれてしまわないだけの実績をもっていないと、採用されるのは難しいでしょう。
②年収が減ってしまう可能性も
デメリットの一つとして忘れてはならないのが、「年収が下がってしまう可能性がある」という点です。
たとえ前職で役職がついていたとしても、転職先ではまた1からの再スタートとなります。
そのため、前職と比較すると年収が下がってしまう事が多いのです。
特に研修期間中は給料を安く設定している企業も珍しくありません。
30代の高卒者が転職をする上では、新しい職場での地位が確立されるまでは、年収が下がってしまう可能性があることを、あらかじめ覚悟しておく必要があるでしょう。
③上司が年下になる可能性も
30代で転職をした場合、年下の上司の元で仕事を行うケースも少なくありません。
前職では部下に指示を出す立場だった人が急に年下の上司の元で仕事を始めると、前職で培った経験やプライドが邪魔をして、業務に集中できないことがあります。
特に前職が年功序列を重んじる社風であった場合は尚更です。
先ほど触れた通り、前職での経験にかかわらず、転職先では1年生からのスタートとなります。
「年下の上司の元で働くことは自尊心がゆるさない!」という人は、転職前に企業の平均年齢についても押さえておく必要があるでしょう。
30代高卒者が面接を通過するためのコツ4選
無事応募した企業の書類選考に通ったら、次はいよいよ面接です。
これまでの苦労を水の泡にしてしまわないためにも、何としても通過したいですよね!
ここでは、面接に通過するためのコツを4つに絞って、それぞれ詳しく解説していきます。
- 前職の悪口は厳禁
- 自信をもって自己PRをする
- 前職での実績を明確に伝える
- 企業が自分を採用することのメリットを簡潔に伝える
せっかく面接までこぎつけたチャンスをフイにしてしまわないよう、一つ一つしっかりと押さえてください!
①前職の悪口は厳禁
面接の場では、前職の悪口ともとれる発言は厳禁です!
たとえ転職を決意した理由がネガティブなものであっても、それを直接伝えるのはやめましょう。
もし「前職では上司が仕事が出来ない人間であったばかりに、部下である私たちが大変迷惑しました」などと口走った場合、採用は絶望的とみて間違いありません。
面接の場では、退職理由がネガティブなものであった場合は、いかに言い回しを工夫するかがとても重要なポイントです。
「私は前職ではチームワーク向上のために和やかな職場づくりに励んできましたが、実力主義を重んじる上司と価値観のズレを感じました。」
という具合に、可能な限り言い回しや言葉選びを工夫してください。
②自信をもって自己PRをする
面接の場では、自己PRがとても重要な意味を持ちます。
書類だけでは伝わらない強みや熱意をいかに面接官に届けるかは、自己PRにかかっているといっても過言ではありません。
そのため、自己PRは自信をもって堂々と行ってください。
普段謙虚な姿勢で生活している人にとっては、自分の強みを口に出して人に伝える事は難しいかもしれません。
しかし、謙虚な事と、頼りなさげな態度を取ることは全くの別物です。
自分が心掛けていた事や、自分が強みと思う部分については堂々と話してください。
③前職での実績を明確に伝える
30代高卒者の面接の場合、若年層の転職者と違い、前職での実績について質問をされることが非常に多いです。
30代という年齢は多くの場合、プロジェクトリーダーの経験や何らかの役職の経験を持っていることが多いため、それらの経験にかかわる実績を明確に伝える事が重要と言えます。
「私は前職ではあるプロジェクトのリーダーを任されました。個性の強い若手が多いチームだったため、それぞれの個性を活かそうと適材適所を心掛けた結果、無事プロジェクトは成功し、結果その期の会社の業績が〇〇%アップしました。」
と言ったように、第三者がきいても客観的に理解できる内容を心掛けましょう。
④企業が自分を採用することのメリットを簡潔に伝える
いくら前職での経歴が輝かしいものであっても、転職先の企業でどのように活かせるかを伝えられないと、採用者の目には魅力的には映りませんよね。
30代の高卒者の面接では、「自分を採用することで企業にどのようなメリットがあるか」という点を簡潔に伝える事が不可欠な要素です。
「私は前職ではスピードよりも、仕事の質に重きをおいて業務に従事していました。御社も『顧客に対して絶対の自信をもってサービスを提供する』という経営理念を掲げており、この理念は質を重視する私の仕事に対する考え方と合致していると考えております。」
といったように、企業のニーズや自分の強みなどを照らし合わせる事で、面接官に採用のメリットを分かりやすく伝える事ができるでしょう。
30代高卒者のオススメの転職先3選
ここまでは30代高卒者が転職する上での心構えなどを主に解説してきました。
では、30代高卒者の転職先には、具体的にどのようなお仕事がオススメなのでしょうか。
30代高卒者のオススメの転職先を考える上では、以下の様な要素が重要になります。
①学歴を重視しない
②ニーズがある
③キャリアアップが見込める
これらの要素を踏まえ、ここでは30代高卒者にオススメの転職先を3つ紹介します。
- 製造業
- 宿泊業
- 介護・福祉
転職先選びの候補として、ぜひ参考にしてみてくださいね!
①製造業
製造業は、高卒の人が活躍しやすい職場の一つです。
適性が非常に重要なお仕事なので、学歴を重視する職場は少ないでしょう。
また一口に製造業といっても、工作機械を使って製品を作るお仕事もあれば、機械では加工できない細かい部分を担当するお仕事もあります。
このように工場で携わることが出来るお仕事は非常に多岐にわたるため、自分の適性にあったお仕事をピンポイントで選択できるのも嬉しい点です!
「昔から機械をいじるのが大好きだった」という人はマシンオペレーター、「集中してコツコツと作業を行うのがすき」という人は手仕上げ加工担当など、自分の適性をよく見極めて応募しましょう。
②宿泊業
人と話すことが好きだったり、普段から家に友人や客人を呼ぶことがすきだったりする方には、宿泊業がオススメです。
先程の製造業とおなじく、宿泊業も、予約対応やお客様のご案内を行うフロント担当や、お客様をお部屋までご案内したり、料理を運んだりする仲居担当、夜間の館内の見回りや点検などを行う夜警担当など、さまざまなお仕事があります。
いずれのお仕事も、お客さまと直接触れ合う機会が多いため、コミュニケーション能力に自信がある人にとってはうってつけのお仕事といえるでしょう。
③介護・福祉
採用されやすさという点では、介護・福祉のお仕事もオススメです。
現在日本の介護・福祉業界は慢性的な人手不足に悩まされています。
主な理由として、「体力を使う」、「夜勤が多い」、「仕事の内容と比べると給料がやすい」などが挙げられます。
このような事から、最近では特に若い人の手が足りていないのが現状で、介護・福祉業界においては若年層の人材は非常に貴重な存在なのです。
30前半であれば、転職の市場ではまだ若年層と取られることも多く、介護業界では採用されやすいといえるでしょう。
また、国の取り組みとして介護・福祉業界全体の待遇改善がすすめられています。
将来的には働きやすさが大きく改善する可能性もあるため、30代高卒者の人は、候補の一つにいれてみてはいかがでしょうか!
30代高卒者にオススメの転職サービス4選
先ほど解説した通り、30代高卒者の転職には転職サービスの活用がとても大切です。
しかし、いざ転職サービスを利用しようと思っても、数ある転職サービスの中からどれを選ぶべきか迷ってしまう人もいる事でしょう。
そんな人に向けて、ここでは特にオススメの転職サービスを4つ紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
高卒におすすめの転職サイト・転職エージェント!選び方や利用するコツも解説
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リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)の評判の真相は?サポートの充実性や口コミも解説
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まとめ〜30代高卒でも転職はできる!〜
この記事では、30代の高卒者が転職するために覚えておきたい事やオススメの転職先などを様々解説してきました。
「30代」「高卒」といったキーワードに不安を感じて、なかなか転職に踏み切れない人も多いことでしょう。
しかし、極度に恐れる必要は全くありません!
この記事で解説した内容を参考に、ぜひよりよい職場への転職を成功させてくださいね!
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