既卒者の就活は難しいと聞いたことはありませんか?
インターネットで検索をしてみると、「既卒 詰み」や「既卒 人生終了」などといった、とてもネガティブなワードが出てきます。
こんなワードを見てしまうと、どうしても就職がうまくいかないのではないかと考えてしまいます。
そこで今回の記事では、既卒者の就活の実態について解説します。
これから就職をしたいと考えている既卒者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
既卒者の定義とは?
まずは、既卒者の定義について解説します。
既卒者とは、一般的に大学在学中に何らかの理由で就職先を見つけられず、卒業後も就職活動をおこなっている方のことを指します。
大学卒業後に社会人経験がない人のことを指す言葉と覚えておきましょう。
似た言葉に「第二新卒」という言葉がありますが、こちらは社会人として働いて3年以内の方のことを指します。
就活・転職市場における既卒と第二新卒は扱いが異なるので気をつけましょう!
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既卒者の就活の実態について解説
では続いては、既卒者の就活の実態について解説します。
そもそもですが、既卒者でも就活や転職の対策をすることで十分に就職可能です!
現代は少子高齢化も進んでいるので、いろいろな企業で新卒が雇いにくくなっています。
そのため、既卒者だろうと採用する企業が増えている傾向にあります!
インターネット上で言われているような、「既卒 詰み」や「既卒 人生終了」などといったことはないので、そこまで悲観しないでくださいね。
既卒者の就職率
では実際に、既卒者の就職率について解説します。
マイナビがおこなっている調査では、既卒者の内定率は約50%となっています。
新卒の就職の場合には80~90%程度あるため、就職率が約半分程度まで落ちていることがわかります。
ただ既卒者でも二人に一人は就職できると考えれば、そこまで悲観する数字ではありませんね。
新卒時と比べると厳しい就職活動にはなりますが、絶対に就職できないわけではないので、就職する努力をしましょう!
既卒者に対する企業側のイメージ
企業側が既卒者に対してどのようなイメージを持っているのか気になりますよね。
結論、既卒でもいい人材だと思ったら採用したいと考えています。
もちろん、企業によって採用方針が異なるので絶対とは言えません。
ただ新卒も既卒者も、ポテンシャル面で言えば変わりませんよね。
そのため新卒者を採用できなかった企業からしたら、既卒者でも採用する気は大いにあります!
悪いイメージばかりではないと覚えておいてくださいね!
就職できていない既卒者の特徴
では実際に、就職できていない既卒者の特徴について解説します。
具体的には以下の通りです。
- 就活に本気で取り組まなかった
- 就職したいと思っていない
- 既卒期間が長い
これらに当てはまっている方が、就職できなかった可能性が高いです。
それぞれ具体的に解説します。
就活に本気で取り組まなかった
既卒者の多くは、就活を本気で取り組まなかった可能性が高いです。
新卒者の80~90%の方が就職できていることを考えると、ほとんどの方が就職できていますよね。
そのため、就活生時代に部活やサークル活動で遊んでしまった場合、取り残されてしまっている可能性が高いですね。
就職したいと思っていない
そもそも就職したいと本気で思っている方は少ないのではないでしょうか。
就活を本気でしたいと考えていれば、就職活動に本気で取り組みますし、バイト先にそのまま就職することも考えられます。
また就職に対する意欲が低いと、面接時に見破られてしまい、最終的に内定をもらえなかったということも…。
働きたくないと考えている新卒を雇いたいとは思えませんよね。
そのため、就職活動がうまくいかなかったとも考えられます。
既卒期間が長い
現在、既卒としての期間が長くなっている場合、どんどん就職できる確率が落ちていきます。
具体的に、既卒としての期間が1年を超えてしまうとかなり難しい状況になります。
既卒として就職活動をおこなうと、「なぜ既卒なのか」「既卒の期間は何をしていたのか」という質問が必ず飛んできます。
理由もなくアルバイトやフリーターをしていたことがばれてしまうと、企業から良いイメージはもらえません。
既卒者の年齢が高まると、その分就職難易度も高くなります。
少しでも就職意欲があるのであれば、今すぐにでも就職活動を始めましょう!
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既卒の就職を成功させるための方法
続いては、既卒の就職を成功させるための方法について解説します。
具体的には以下の通りです。
- 既卒歓迎の求人を見つける
- 既卒になった理由を考える
- 就職活動を本気で取り組む
- 就活サイト・就活エージェントを利用する
これらについてそれぞれ解説します。
既卒歓迎の求人を見つける
求人を探す際に、既卒歓迎かどうかしっかりと確認しましょう。
ここで注意しなければならないのが「既卒可」と「既卒歓迎」の意味が違うという点です。
「既卒可」の場合、既卒の応募を許可しているだけで、優遇されたり歓迎されたりしているわけではありません。
一方で、「既卒歓迎」の場合文字通り、既卒を歓迎していることがわかります。
正社員を目指すのであれば、既卒歓迎の求人を探しましょう!
既卒になった理由を考える
先ほども言いましたが、既卒として就職活動をおこなうと、「なぜ既卒なのか」「既卒の期間は何をしていたのか」という質問が必ず飛んできます。
そのため、既卒者になった明確な理由を考える必要があります。
ネガティブな理由で既卒になってしまった場合、マイナスイメージを与える可能性が非常に高いので、できるだけポジティブな理由にするのがおすすめです。
ただ、どうしてもネガティブな理由で終わってしまう場合には、「既卒になった理由+そこで努力したこと」を伝えましょう。
努力したことが面接を受ける会社の業種に就職するためであれば、ポジティブな理由で伝えられますよね。
今後の仕事に対する熱意を伝えられるので、非常におすすめです!
就職活動を本気で取り組む
もちろんほとんどの方が、就職活動に本気で取り組んだ結果内定を得られなかったのだと思います。
しかし中には、就職活動に本気で取り組まず、内定がもらえなかった方もいますよね。
そのような方は、同じ過ちを繰り返さないためにもしっかりと本気で就職活動に取り組みましょう!
例えば、エントリー数を増やしてたくさんの企業にアプローチするなどですね。
単純に考えれば、エントリーする企業の数が多ければ多いほど、内定をもらえる可能性が上がります。
そのため、新卒時代よりも選考をたくさん受けることになりますね。
ただエントリー数を増やしても、1社1社の選考が雑になってしまったら意味がありません。
それぞれしっかりと履歴書や職務経歴書を作成し、面接の対策をするのがおすすめです!
就活サイト・就活エージェントを利用する
既卒から就職をする場合、新卒時代よりも厳しくなることは理解していただけたかと思います。
そこでおすすめなのが、就活サイト・就活エージェントを利用することです。
特に就活エージェントでは、1人1人にキャリアアドバイザーがついてくれて、就職のサポートをしてくれます。
例えば、希望する求人を紹介してくれたり、履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたりですね。
自分一人ではやりにくいことも、キャリアアドバイザーがしてくれるので既卒の就職でも安心して就職活動ができます!
ぜひ利用してみてくださいね。
既卒者がスムーズに就職するには就職サイト・エージェントを利用するのがおすすめ
では具体的にどのような就活サイト・就活エージェントを利用すればいいのかわかりませんよね。
ここでは具体的におすすめの就活サイト・就活エージェントについて解説します。
具体的には以下の通りです。
- ハタラクティブ
- マイナビエージェント
- ワークポート
これらの就活サイト・就活エージェントについて解説します。
既卒向けの就職サイト・エージェント6選!使いこなすコツや注意すべきポイントとは
ハタラクティブ
ハタラクティブの特徴
- 経歴に自信がなくても転職成功できる
- アドバイザーのサポートが手厚い
- LINEでのカウンセリングが可能
ハタラクティブはニートやフリーターのような方から、既卒・第二新卒のような方まで、幅広く求人を紹介しています。
特に20代向けの転職サイトなので、既卒の方にピッタリですね!
経歴や学歴に自信がなくても就職・転職ができるようになっているため、真っ先に登録するのがおすすめ。
キャリアアドバイザーのサポートも手厚く、既卒者でも安心して利用できます!
またラインでのカウンセリングが可能なので、非常に使い勝手もいいです。
既卒者で利用するサイトやエージェントに困っている場合には、ハタラクティブだけでも登録しておきましょう!
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マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
- キャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれる
- 非公開求人が多い
- サービスが充実している
- 20代など若者の転職に強い
マイナビエージェントは20代向けの転職エージェントです。
マイナビといえば、就活時代に使った方も多いですよね。
そのマイナビが運営しているため、安心して利用できるという方も多いです。
マイナビエージェントでは、キャリアアドバイザーが就職・転職のサポートをしてくれるので、就活時に使っていたマイナビよりも機能が充実しています。
非公開求人も多く、条件のいい求人を見つけられる可能性も高いですね!
ぜひマイナビエージェントを利用してみてください。
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ワークポート
ワークポートの特徴
- IT・WEB分野に強い
- 紹介してもらえる求人量が多い
- コンサルタントの手厚いサポート
ワークポートは、IT・WEB分野に強い転職エージェントです。
最近では、IT・WEB分野の需要が高まっていますが人手不足が続いています。
つまり供給よりも需要のほうが高いということなので、既卒者でも大いにチャンスがあります!
また将来的にもIT・WEB分野は伸びしろがあるので、スキルを身に着けられるのがメリット。
転職のことまで見込むのであればワークポートでの紹介求人も見ておきたいですね。
もちろん、マイナビエージェントのようなキャリアアドバイザーのサポートも受けられるので、とてもおすすめです!
\IT業界への転職におすすめ!/
【まとめ】既卒者の就職は難しくない!実態を知って行動しよう
この記事では既卒者の就職の実態について解説しました。
結論、既卒者でも就職をすることは可能です!
新卒と比較すると就職難易度は上がってしまいますが、就職できないことはありません。
しっかりと就職活動をして、内定をもらってくださいね。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い