山形県と言えば、美味しい果物の名産地ですよね。
特に、サクランボの出荷量は全国トップを誇ります。
今回は、豊かな自然と山形県トップクラスのシャインマスカットの品質を誇る高畠町をご紹介します!
インタビューを通し、魅力をめいっぱいご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
厳選!高畠町で暮らす魅力!【仕事編】
高畠町は、山形県南部の置賜という地区に属する人口2万3千人ほどの町です。
また、「まほろばの里」とも呼ばれています。
古語の「まほら」に由来する「まほろば」は、「山や丘に囲まれた実り豊かな住みよいところ」という意味を持ちます。
この言葉の通り、肥沃な平坦地に黄金色の稲穂が輝き、山間地では瑞々しいぶどうやりんごなどの果物が実っています。
ここでは、高畠町で働く魅力に焦点を当て、ご紹介します!
- 徒歩で会社へ通勤できる地域もあります!
- 有機農業発祥の地と言われている高畠町ならではの多種多様な農業スタイル
徒歩で会社へ通勤できる地域もあります!
高畠町には、新幹線が止まる高畠駅があります。
また、高畠駅付近には、古くからある食品加工や製造業関係の企業が多くあります。
そのため、自家用車を使わずとも、徒歩で通勤ができてしまいます!
新幹線が止まる駅があり、かつ徒歩で通勤ができるのは、山形県内でも非常に珍しいです。
また、近隣には米沢市や南陽市があります。
米沢市には、工業団地があるため、高畠町から通う際の利便性も高く、仕事も生活もしやすい環境が整っています!
他にも、山形市も通勤圏内である高畠町は、ほかの自治体よりもアクセスが良いです。
このことから、ほかの市町村の企業通いやすいことが分かります。
さらに、パートナーができても仕事に通いやすいため、高畠町を居住地に選ぶ若者も非常に多い印象です。
有機農業発祥の地と言われている高畠町ならではの多種多様な農業スタイル
高畠町では、自然に優しい農業方法を取っています。
なんと高畠町は、有機農業の発祥の地と言われています。
有機農業以外にも、化学肥料などの使用を通常の半分以下に抑える、「特別栽培」も盛んにおこなわれています。
高畠町の名産品は、以下の通りです。
- ぶどう(デラウエア・シャインマスカット)
- りんご
- サクランボ
- 西洋なし(ラフランス)
- 畜産
デラウエア生産量全国1位であり、シャインマスカットの品質は山形県随一です!
日本を代表するワイナリーの高畠ワイナリーも、高畠町にあるんですよ。
ぶどう以外にも、安全性と美味しさを追及した米作りもしています。
また、有機農業に憧れて、新規就農のために高畠町へ来る人もいます。
さらに、自身で独立就農したいと考え、移住してくる人も多いです。
高畠町は、食品加工とそれを支える第一次産業が盛んです。
そういった点に魅力を感じ、移住してくる人も多いんですよ。
厳選!高畠町で暮らす魅力!【生活編】
高畠町には、非常に多くの魅力があります。
豊かな自然、美味しい果物、美しい景色と挙げればきりがないです。
また、置賜盆地に位置するため、盆地特有の気候が特徴的です。
夏は暑く、冬は厳冬傾向にあり、四季をはっきり感じることができます。
また、冬季には大陸から季節風が吹くため、山に近い地域では多量の降雪があります。
さらに、昼夜の寒暖差が大きいことで、農作物の成長に好影響が与えられています。
このような気候が、高畠町の美味しい農作物を育んでいるんですね。
ここでは、自然豊かな高畠町で生活する魅力をご紹介します!
- 里山文化が色濃い田園風景が残っている
- びっくりするようなおすそ分けがもらえるかも!
- 冬道の運転もそれほど怖くない
里山文化が色濃い田園風景が残っている
高畠町には、里山文化が色濃い田園風景が残っています。
また、通常では平地にあるはずのぶどう園が、山の傾斜に沿ってある光景も、高畠町近郊だからこそ見られる景色です。
さらに四季がはっきりとした高畠町は、四季折々の景色が堪能できます。
夏には青々とした木々や稲穂を眺めることができ、同時に秋の移ろいを景色から見ることもできます。
また、秋はぶどうの時期であるため、美味しいぶどうに舌鼓を打つこともできますよ。
秋が過ぎ去り、冬になると美しい銀世界が広がります。
高畠町は、季節によって異なる美しい景色を見ることができ、春夏秋冬すべての季節を楽しむことができます。
少し車を走らせると日本三文殊に数えられる亀岡文殊もあります。
亀岡文殊堂のある大聖寺にはお茶屋さんがあり、そこでは名物のこんにゃくを食べることもでき、「文殊様」を訪れる楽しみの1つでもありますよ。
びっくりするようなおすそ分けがもらえるかも!
高畠町では、時折びっくりするようなおすそ分けがもらえるかもしれません!
そう、それが松茸や山菜です!
先輩移住者によると、多く収穫できた年には、松茸やとれたての山菜がもらえたりするようです。
高畠町では、ご近所さんとの交流が密接なため、そういったおすそ分けの文化が残っているのかもしれませんね。
冬道の運転もそれほど怖くない
四季がはっきりしている高畠町では、冬季には雪が降ります。
しかし、移住者の方によると、道路が広めに作られているので、雪道の運転もそれほど怖くないとのことでした。
雪があるから車で走りにくいな
雪で滑らないか怖い…
なんていうことも、他の市町村より少ないようで、ちょうどよい雪を楽しめるかもしれませんね。
高畠町の自慢に感じるポイント
様々な市町村には、独自の自慢ポイントがあります!
それは名産品や、お祭りなどの行事など多岐にわたるでしょう。
ここでは、高畠町の自慢に感じるポイントをご紹介します!
- 美味しい地元の果物が食べられる
- 子育て支援が充実している
- お水が美味しく食文化がユニーク
美味しい地元の果物が食べられる
山形県は、サクランボなどの果物が有名です。
高畠町も、多くの果物を作っています!
作っている果物の生産数ランキングは、以下の通りです。
- ぶどう
- りんご
- 西洋なし(ラフランス)やサクランボ
高畠町では、初夏から秋にかけて旬の美味しい果物が食べられます!
また近年話題になった皮ごと食べられるシャインマスカットは、山形県内トップクラスの品質を誇っています。
さらに、果物そのもののおいしさをより引き出す食品加工業者も、地元のものを使う意識を強く持っています。
そのため、町ぐるみでブランド化をしている点が、高畠町の自慢ポイントと言えます。
子育て支援が充実している
子育て支援が充実している点も、高畠町の自慢ポイントです。
無料で利用できる屋内遊戯場「もっくる」が、山形県内でも早い段階で作られ、多くのご家族に利用されています。
また、2023年の3月には病児保育施設「まほろん」もオープンし、共働き夫婦が子供を預けやすい環境が整えられてきました。
こういった支援が手厚い理由としては、高畠町が共働きが多い地域であることが挙げられます。
高畠町は、女性の方が多く活躍している環境があるようです。
そのため、子どもを預けたり、遊ばせることのできる施設の着手が早く、高畠町の強みとなっています。
お水が美味しく食文化がユニーク
山形県がラーメン文化を持つ県であることをご存じでしょうか?
実は総務省の調査では、山形県がラーメンの消費量日本一と発表されています!
このラーメン文化は、高畠町にも根付いています。
特に高畠町は、豊かな自然のおかげで水が美味しく、それに伴い美味しいラーメン屋さんも多く存在しています。
また、「夏苅ふき」などの伝統野菜が現代にも残っており、高畠町独自のユニークな食文化を持っている点も、魅力の1つです。
実際にIターンして良かった点は?
今回、実際にIターンをされたインタビュイーの阿部さんに、Iターンして良かった点をお伺いしました!
Iターン者だからこそ感じたポイント盛沢山です!
高畠町へ移住を考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 近隣の方との距離
- 町全体で取り組むまちづくり
- 暮らすにはちょうどいい町
近隣の方との距離が近い
最初に実感したのは、人との距離の近さだったそうです。
都会では見ることのできない、近隣の方と相談し合える関係が作られている点は、非常に魅力的です。
また、「日本のアンデルセン」と呼ばれる童話作家・浜田広介さんを生んだ高畠町には、「思いやり」や「温かいこころ」が息づいています。
そんな「人のぬくもり」や「近隣の方との距離の近さ」が、高畠町の魅力です!
町全体で取り組むまちづくり
まちづくりは、一般的に役場の方が主体となっておこなうイメージがありませんか?
高畠町では、役場と農家さん、企業や地域の方々が一体となり「まちづくり」をおこなっているという印象を受けました。
近年では、組織や地域において中心的に役割を担う人材を育成するため、「リーダー経営人材育成塾」が開校されました。
この塾では、町内の若手リーダーが中期経営計画を役場職員や、監査法人のデロイト・トーマツさんをお招きし、半年かけて一緒に作り、一般の方に発表する機会を設けました。
こういった役場職員と企業が、一緒に経営して議論できる環境は、ほかの自治体ではそう簡単にはできないように思います。
まさに地域一体となって町のために動くことができる点が、阿部さんが高畠町にIターンして良かったと感じた点でした。
暮らすにはちょうどいい町
高畠町は、暮らすのに非常にちょうどいい町です。
高畠町内には、カラオケ店や飲食チェーン店はありません。
しかし、車を走らせれば10分~15分程度で繁華街へ出ることが可能です。
里山に近いところで暮らしながら、自分の行きたいときに気軽に繁華街へ行ける点は、暮らすのにちょうどいいと言えるでしょう。
また、立地的にもちょうどいいです。
高畠町は山形市や福島市に近く、山形県内の市町村では唯一、宮城県と福島県どちらにも接しています。
そのため、どちらの県にも行きやすい立地となっています。
田舎暮らしをしながらも、新幹線が止まる駅があり、駐車場も無料なため利便性がいいです。
暮らしていて特段の不便はなく、ストレスなく暮らせる点が、高畠町にIターンした決め手だと阿部さんは教えてくださいました。
高畠町にUターン・移住した場合はどんな支援があるの?
では、実際に高畠町にUターンや移住した場合、どのような支援があるのでしょうか。
ここでは、3つの支援についてご紹介します。
- 住まいの支援
- 奨学金の返還支援
- その他の支援
住まいの支援
高畠町は、有機農業を縁として移住してくる人を受け入れてきた歴史を持ちます。
そのため、複数の支援制度があります。
ここでは、それら支援制度をご紹介します。
空き家バンク | 売買・賃借を希望する空き家の所有者が登録 ↓ 空き家を利用したい人へ情報を提供 (情報提供を受ける際は事前登録が必要) |
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若者定住推進事業 | 町外から町内へ定住する目的で住宅を取得する若者家族世帯に最大50万円の助成 (満40歳以下の若者とその世帯員の全てが40歳以下の世帯) |
住宅リフォーム支援事業 | 住宅リフォーム工事をおこなう人が対象 →工事要件や世帯要件に応じて助成 (助成は予算内で先着順) |
移住世帯向け食の支援事業 | 山形県外から町内に移住した世帯が対象 (1回のみ) ・米 60キロ/世帯 ・味噌 3キロ/世帯 ・醤油 3リットル/世帯 ※単身世帯の場合は込め40キロ、味噌と醤油は2キロ |
他にも、山形県と共におこなっている移住支援金があります。
状況 | 支援金額 |
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世帯での移住の場合 | 100万円 |
単身での移住の場合 | 60万円 |
18歳未満の世帯員がいる場合 | 18歳未満1人当たり30万円加算 |
支援対象者は、移住前、東京23区内に在住、または東京23区に通勤している人や、東京圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のうち条件不利地域以外に在住している人です。
そのほかにも条件がありますので、山形県のホームページをご確認ください。
奨学金の返還支援
山形県では奨学金の返還支援もおこなっています!
支援事業 | 対象 | 金額 |
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若者定着奨学金返還支援事業 | 山形県内の高校から大学・専門学校等に進学・卒業し、 町内の対象産業分野へ就業した人 |
(最大)1月あたり2万6千円 |
ほかにも条件がありますので、山形県のホームページをご確認ください。
その他の支援
他にも、子育て支援が充実しています。
支援・事業 | 内容 |
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子育て支援医療給付制度 | 18歳まで医療費の自己負担分(保険適用分)が無料 |
児童手当 | 0歳~中学校卒業までの児童を養育している人が対象 出生の翌日~15日以内の手続きが必須 |
幼児教育・保育の無償化 | 3歳~5歳までの保育所、認定こども園、児童館等を利用する子どもの利用料が無償化 (0歳~2歳までの住民税非課税世帯の子どものみ) |
まだまだ、多くの子育てに関する支援がありますよ。
また、高畠駅に近い旧中学校のグラウンドを整備し、「フォーチュンタウン駅西」として、2023年5月16日から分譲販売を開始します。
最大で310万円が補助されるようなので、ぜひ高畠町のホームページをご覧ください。
Uターンや移住を考えている人へ伝えたいメッセージ
最後に、Uターンを考えている人へ阿部さんよりメッセージをいただきました!
高畠町は適度な田舎暮らし、
地方暮らしができ、
豊かな自然に囲まれながらも利便性も確保できるような暮らしができます。
また豊かな果物やお米、
素晴らしい地域の旬の農作物を味わいながら暮らせる町でもあります。
食生活や健康に気を使っている方などには、ぜひ高畠町にお越しいただき、
どういう暮らしをしているのか、
暮らしが自分に合っているかをご自身の目で確かめていただきたいです。
移住体験などの事業は、高畠町でもこれから進めていくので、
どうぞ、高畠町へお越しください。
まとめ~高畠町にU・Iターンや移住してストレスフリーな暮らしを手に入れよう!~
いかがでしたでしょうか?
今回は、山形県高畠町のUターンや移住に関した魅力をご紹介しました!
旬の果物を味わうことができ、さらに子育て支援も充実している高畠町へのUターンや移住は、非常に魅力的と言えます。
また、程よい自然に囲まれた高畠町は、都会の喧騒のない穏やかな環境です。
今の暮らしに納得していない人は、ぜひ高畠町でストレスフリーな暮らしを手に入れてくださいね!
高畠町へのUターン・移住に関するお問い合わせ
担当課 | 企画財政課 企画調整係 |
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住所 | 〒992-0392 山形県東置賜郡高畠町大字高畠436 |
TEL / FAX | 0238-52-1112 / 0238-52-1534 |