サイバーエージェントの年収っていくら?Amebaを運営している会社の実態は?
日本のIT業界でサイバーエージェントの名を知らない人は少ないでしょう。
Amebaブログやインターネット広告事業などで知られるサイバーエージェントは1998年の設立から急速に成長を遂げています。
サイバーエージェントの成功の背景には時代の変化を捉えた事業展開や、多岐にわたるサービスがあります。
サイバーエージェントの社員は一体どれくらいの年収を手にしているのでしょうか。
他のIT企業と比べてどういった給与体系なのか気になると思います。
ここでは、サイバーエージェントの平均年収や福利厚生について詳しく解説していきます。
また、転職を考えている方にとって有益な情報も紹介しますので、最後まで目を通してください。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
サイバーエージェントの給与・年収
サイバーエージェントは多岐にわたるインターネット関連の事業を展開する大手IT企業として知られています。
多くの方がサイバーエージェントの給与や年収に注目しています。
以下では、サイバーエージェントの平均年収や年齢ごとの年収の変動について詳しく見ていきます。
全体の平均年収
サイバーエージェントの2021年度の平均年収は817万円となっています。
年収は817万円は国税庁が発表する日本の平均年収443万円よりもかなり高い数字です。
特に新卒の初任給に注目すると驚くことに年俸504万円と、国の平均を大きく上回る額が設定されています。
サイバーエージェントの給与体系は年俸制を採用しているため、基本的にボーナスは存在しない点が特徴です。
年代別の年収
【年代別の年収】
25歳 | 580万円 |
30歳 | 625万円 |
35歳 | 693万円 |
40歳 | 746万円 |
サイバーエージェントの社員の年齢層ごとの平均年収を見てみると25歳で508万円、30歳で625万円、35歳で693万円、40歳で746万円と年齢とともにステップアップしています。
特に30歳や40歳の平均年収はインターネットやメディア業界の平均年収を大きく上回っており、給与面での魅力が伺えます。
サイバーエージェントはキャリアアップを目指す社員にとって、非常に魅力的な選択肢となります。
サイバーエージェントの福利厚生制度
【福利厚生制度】
家賃補助制度 【2駅ルール】 | 勤務地のオフィスの最寄駅から各線2駅圏内に住んでいる正社員に対して月3万円の家賃補助を支給。 |
家賃補助制度 【どこでもルール】 | 勤続年数が丸5年経過した正社員に対して、どこに住んでいても月5万円の家賃補助を支給。 |
リフレッシュ休暇 | 心身のリフレッシュやさらなるチャレンジを目的に、入社3年目以上の社員が毎年5日間の年次有給休暇を取得出来る。 |
退職金制度 (勤続インセンティブ) | 退職時に支給される勤続インセンティブ制度。30歳から積立を開始し、勤続10年以上、40歳から受け取れる。金額は、業績と連動し営業利益の一定率を配分。 |
CArcle (部活動) | 会社の承認を受けた部活動のこと。料理部、テニス部、ヨガ部、フットサル部などがある。 |
メンタルヘルス 【産業医相談】 | 随時、専属産業医との面談を実施。 |
メンタルヘルス 【カウンセリング】 | 月に一度、希望者を対象に臨床心理士資格を持ったカウンセラーとの面談ができる。プライバシーの保護のため、相談内容について会社側は一切フィードバックを受けない。 |
健康診断 | グループ全社員が年1回の健康診断を受診。 |
予防接種 | 季節性インフルエンザの予防のため、社内で無料の予防接種を毎年実施。過去には流行の兆しがあった、風疹やMR(麻しん風しん混合)ワクチン接種を無料で実施。 |
オフィス環境 | 各オフィス、フロアにアルコール消毒スプレーおよび常備薬を設置。トイレにはうがい薬も設置。 |
テレワーク環境の整備 | 身分証によるセキュリティ管理、ビデオ会議システムの導入など社員がどこにいてもストレスなく業務を継続できる環境を整備。 |
マッサージルーム | 無料で月4回(週1✕4)まで、専属マッサージ師の施術が受けられる。全てのオフィスに完備。 |
医務室 | 就業時間時間中の急な体調不要時に、一時的に休める医務室を各オフィスに完備。 |
サイバーエージェントは多岐にわたる福利厚生を提供することで知られる大手IT企業です。
特筆すべきは家賃補助制度で近隣に住む正社員に月3万円、勤続5年以上の社員には住所不問で月5万円が支給されます。
リフレッシュのための特別な有給休暇や勤続10年、40歳以上の社員向けのインセンティブ制度が確立されています。
オフィス環境も整えられており健康診断・心のケアを支えるカウンセリング・テレワークのサポートなど社員の健康とワークライフバランスの維持に注力しています。
サイバーエージェントはどんな企業?サービス内容や仕事内容を紹介
サイバーエージェントはインターネットを核に様々な事業を展開する先進的な企業として知られています。
テレビ放送・ゲーム・AI技術まで多岐にわたるサービスを提供しているのが特徴です。
ここでは、サイバーエージェントの幅広い事業内容を分かりやすく紹介します。
メディア事業
サイバーエージェントのメディア事業は多くの人々に親しまれています。
「AbemaTV」は革新的なインターネットテレビ放送として注目され、「タップル」や「Abemaブログ」も多くのユーザーから支持を受けています。
特に「タップル」は恋愛だけでなく趣味のつながりなど多様なコミュニケーションの場として利用されています。
インターネット広告事業
1998年の創業以来、サイバーエージェントはインターネット広告事業で一貫して成長を遂げてきました。
市場を超える成長率を誇り、2020年以降はその成果が顕著になっています。
インターネット広告のトップ企業として実績と信頼性は国内外で高く評価されています。
ソーシャルゲーム事業
ゲーム事業もサイバーエージェントの強みの一つです。
「グランブルーファンタジー」や「ウマ娘プリティーダービー」は大ヒットとなり、数々のファンを魅了しています。
「グランブルーファンタジー」や「ウマ娘プリティーダービー」は高いクオリティと独自性がユーザーから評価されています。
エンタメテック事業
「ABEMA」を中心にサイバーエージェントはエンタメテック事業で新しいエンターテイメントの形を提案しています。
オンラインライブ・映画・アニメ制作など、デジタル技術を駆使したコンテンツが多数あります。
サイバーエージェントの先進的な取り組みは多くのユーザーから注目されています。
AI事業
サイバーエージェントが展開するAI事業は国内外での注目度が非常に高いです。
特に「AI Lab」の設立はサイバーエージェントの技術力と研究開発への取り組みを物語っています。
広告やマーケティング分野でのAI活用は、サイバーエージェントの今後更なる成長が期待される分野です。
DX事業
デジタルトランスフォーメーションの波に乗り、サイバーエージェントは医療から行政まで多岐にわたるDX事業を推進しています。
特に医療分野でのオンライン診察や地方自治体のデジタル化支援など、日常生活のあらゆる面でのDX推進が進行中です。
スタートアップ(新規事業)
新規事業開発の精神もサイバーエージェントの特徴です。
「TechKidsSchool」やeスポーツ大会「RAGE」は、斬新なアプローチで多くの人に支持されています。
サイバーエージェントはこれからも新しい事業を切り開く姿勢を持ち続けるでしょう。
サイバーエージェントの採用情報
サイバーエージェントは多彩な事業領域を持つ先進的な企業として知られています。
新卒や既卒の方が活躍できるフィールドを広げ、独自の福利厚生や評価制度を持つ同社の採用情報を以下の3つのコースに分けて紹介します。
ビジネスコース
ビジネスコースではマーケティングや企画提案をはじめ、ゲームやサービスの企画立案からプロジェクトマネジメントまで多岐にわたる業務を担当するチャンスがあります。
人事・法務・経理など経営をサポートする本社機能部門でも求められるポジションがあります。
給与は年俸制504万円を基本とし、住居に関する特別な補助制度も利用することができます。
エンジニアコース
サイバーエージェントが手がけるメディア事業やゲーム事業・AI関連事業など幅広い領域でエンジニアとして活躍の場が提供されています。
サービスの新機能開発や新規事業立ち上げ時の技術選定など、多岐にわたる開発業務に携わることができます。
エキスパートとしての認定制度もあり、技術力を高く評価される方にはさらに魅力的な条件が提供されています。
クリエイターコース
クリエイターコースではデザインの全体設計やユーザー体験を向上させるUI・UXデザイン、ゲームのグラフィック制作など、多様なクリエイティブな業務が待っています。
2Dイラストや3DCG制作業務・映像クリエイターとしての役割もあるため、自分の得意分野で活躍できます。
給与は年俸制504万円を基本としており、住居の補助制度も利用可能です。
サイバーエージェントに転職する方法
サイバーエージェントへの転職を考える方にとって、適切な応募方法を知ることは非常に重要です。
サイバーエージェントへの応募は複数方法があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
企業HPから自己応募する
サイバーエージェントの公式キャリア採用ページを利用する方法です。
希望する職種を選び、必要な要件を確認した上でエントリーを行います。
公式キャリア採用ページからエントリーのメリットは、公式の情報を元に応募ができることですが、人気が高い企業であるため競合が多く、書類選考が厳しくなる可能性が考えられます。
特に第二新卒採用の場合、倍率が高いことも知られています。
転職サイトの求人から応募する
多くの転職サイトでサイバーエージェントの求人情報を見ることができます。
転職サイトを利用するメリットは、多くの求人情報を比較しながら選べる点です。
しかし、転職サイトを通じた応募は手続きが煩雑で、書類選考が厳しい傾向にあることが知られています。
転職エージェントの紹介で応募する
転職エージェントを通してサイバーエージェントへの推薦を受ける方法です。
エージェント経由の応募は書類通過率や面接通過率が高いとされており、特に転職活動初心者にはおすすめです。
エージェントはキャリアアドバイザーが個別にサポートをしてくれるため、選考の流れ・対策・非公開求人へのアクセスも可能となります。
多くの方が転職エージェントの利用を検討しています。
サイバーエージェントへの転職を目指せる転職エージェント3選
サイバーエージェントは国内のIT業界で名高い企業の一つであり、多くの転職希望者が目指すところです。
転職活動を有利に進めるためには信頼できる転職エージェントの選択が不可欠です。
doda
dodaは国内でも長い歴史をもつ大手転職エージェントの一つです。
IT関連の求人が豊富で、サイバーエージェントの情報もしっかりと掲載されています。
キャリアアドバイザーが細かくサポートを提供し、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など転職をトータルでサポートしてくれます。
doda独自の非公開求人も多数保有しているのが特徴です。
ビズリーチ
ビズリーチはハイクラスな転職を目指す中高年層やマネージメント層からの支持が高いエージェントです。
サイバーエージェントをはじめとする大手IT企業の上級職の求人も多数扱っています。
特定の職種や業界への転職を希望する方に向けた専門的なアドバイスが受けられるのも、ビズリーチの強みです。
ハタラクティブ
ハタラクティブは比較的新しい転職エージェントではありますが、斬新なアプローチで注目を浴びています。
特に20代〜30代の若手層に人気で、サイバーエージェントなどの若手を積極採用する企業との繋がりが深いです。
ユーザーフレンドリーなインターフェースと、丁寧なサポートが魅力的です。
キャリアアップを真剣に考える方向けのセミナーやワークショップも頻繁に開催しています。
【まとめ】サイバーエージェントの年収は800万円程度!
サイバーエージェントは日本を代表するIT企業として知られ、高い事業成果は給与にも反映されています。
多くの調査結果からもサイバーエージェントの平均年収は約800万円と言われています。
年収約800万円は業界平均に比べても非常に高い水準に位置しており、魅力的な給与体系が多くの転職希望者の注目を集めている要因の一つと言えます。
給与はポジションや業務内容・経験年数などによって異なるため、800万円が全員のスタンダードというわけではありませが、企業としての安定性やブランド力を考慮するとサイバーエージェントでのキャリアは非常に魅力的な選択と言えます。