美容師として働いている方の中で、「異業種への転職って難しいのかな」と考えている方はいませんか?
私は美容師として5年ほど勤務した後、異業種であるIT業界に転職しました。
私も転職する前は、異業種への転職は難しいと考えていました。
実際、美容師の経験は異業種でも十分活かすことができるので、面接でしっかりアピールすれば転職することは可能です。
今回の記事では、元美容師の私がおすすめの転職先と転職を成功させるポイントをご紹介します。
転職を考えている美容師の方はぜひご覧ください!
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美容師から異業種への転職難易度は意外に低い
美容師から異業種への転職は意外にも難しくないです。
美容師という職業は下記のような、仕事をする上で必須なスキルが身につく仕事です。
POINT
- 接客力
- 提案力
- コミュニケーション能力
- 忍耐力
そのためこれらを身に付けることで、他の職業に転職したとしても、活躍することができます。
また下記ののように過酷な環境で働いてきた経験は、面接官から評価を受けやすいです。
POINT
- 低賃金
- 長時間労働
- 休日が少ない
ただし、異業種への転職であれば、20代か30代かによって難易度は大きく変わってしまうので、注意が必要です。
しかし美容師は営業力、接客力、忍耐力のスキルが高いので、面接でアピールすれば十分30代でも転職が可能となっています。
美容師は25歳前後で転職してしまう人が多いので、30歳まで美容師を続けられた経験はきっと面接官に好印象を与えることができるでしょう。
ここからは美容師から異業種への転職をする際に活かせるスキルを紹介します。
美容師からの転職で活かせるスキル
ここからは美容師が転職する際に活かせるスキルを紹介します。
美容師の強みは主に以下の4つがあります。
POINT
- 提案力
- 接客力
- 忍耐力
- コミュニケーション能力
上記の能力に優れているので、異業種に転職しても活躍することができるのです。
それぞれ順番に解説します。
転職で活かせるスキル①提案力
美容師が日ごろからお客様に行っている「提案」する能力は、転職の際にとても評価を得やすいです。
お客様の状況を理解して、可能な限りお客様の求めているヘアスタイルを提案する能力は他の職業では身につけることができないスキルなのです。
ヘアケア商品などをお客様の悩みに応じて提供し、購入していただくという経験もしている事から「営業力」もみにつきます。
顧客のニーズを引き出し、購入までしてもらう営業職の面接では美容師の経験は高く評価される事でしょう。
転職で活かせるスキル②接客力
美容師の接客スキルは、転職の際にとても評価されるポイントです。
美容師の仕事はお客様に再来店をしてもらえるような感じの良い接客をする必要があります。
「リピートしたい!」とおもわれるような接客をするのは簡単なものではないので、どのような工夫をしてリピート率を向上させたのかを面接で説明できれば、接客スキルは高い評価を得ることができるでしょう。
接客力がしっかりしている元美容師であれば、転職した活動の際に「転職後もスムーズに仕事をしてくれそうだな」という評価を得やすいです。
転職で活かせるスキル③忍耐力
美容師はとても忍耐力の必要な職業です。
POINT
- 低賃金
- 長時間労働
- 休日が少ない
上記のような過酷な労働環境を耐えてきた忍耐力は転職の際に必ず評価されます。
実際に私も転職活動をした際にはとても忍耐力の部分は評価をしていただきました。
美容師は離職率がとても高い職種なので、ある程度の経験のある美容師は忍耐力が強いという判断をしてもらいやすいです。
スタイリストになるまでの長い下積み期間を乗り越えた経験を面接で話せば、かなり好印象を持たれるでしょう。
転職で活かせるスキル④コミュニケーション能力
美容師時代に培ったコミュニケーション能力も転職活動の際に高い評価を得られます。
美容師は施術中でもお客様が飽きないように会話を広げて、次も来店したくなるようなコミュニケーションをとる必要があります。
お客様一人一人に合ったコミュニケーションを取らなければいけないので、相手の気持ちを考える力も養われているのです。
「転職後も感じの良いコミュニケーションをとってくれそうだな」と思わせることができれば転職活動は上手くいきやすいでしょう。
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美容師から転職しようか迷った際にどうすればよいか
美容師から転職を決めた方は良いですが、まだ転職するか悩んでいる方もいると思います。
「せっかく美容師免許を取って今まで頑張ってきたし」「普通の会社で働く自信がない」など、色々と迷うことが多いですよね。
専門学校に進学した時には「美容師になりたい」という憧れだけで、美容業界の問題などは考えていなかった人が多いはずです。
私も「何となくかっこいいから」という理由だけで美容師になったので、実際の労働環境や離職率などは気にしていませんでした。
ある程度美容師として経験してくると、「このままでいいのかな」「将来が不安」など様々な悩みが出てきてしまい、私は転職することを決意しました。
ここからは転職しようか迷っている方に向け、考えるべきポイントをご紹介します。
自分のキャリアプランをしっかり考える
美容師から転職しようか迷っている方は、まず自分が仕事に何を求めるのかを考えてみましょう。
家庭を大事にしながら働きたい人、将来起業してバリバリ働きたいという人では転職の考え方も大きく違いますよね。
「プライベートも充実させたい」という方だったら美容業界よりも休日日数が多く、労働時間が短い職業はたくさんあるので転職を検討した方がよいかもしれません。
「将来起業してバリバリ働きたい」という方だったら独立開業しやすい美容師を続けるのもありだと思います。
自分が将来どうなりたいかをよく考えてみましょう。
転職で目的をかなえられるかを考える
生活するためには働く必要がありますが、お金だけが目的でない人も多いですよね。
「給料は低くても、感謝される仕事がしたい」「厳しい環境で自分の力を試してみたい」など、仕事に何を求めるかは本当に人それぞれです。
自分の目的がかなえられる転職ができたならば、仕事にやりがいを感じることができ、幸せを感じられるでしょう。
私もIT業界に転職して、毎日やりがいを感じながら楽しく働く事が出来ています。
今の会社で目的が叶えられず、毎日苦しいと考えているのならば、積極的に転職を検討しても良いかもしれませんね。
悩んでいるなら一歩踏み出してみよう!
転職するか迷っている間にも、どんどん時間は過ぎていきます。
もし、異業種への転職を悩んでいるのであれば、早いうちに行動しましょう。
転職では20代後半になると経験者との競合が増えてきて、年を重ねるごとに未経験者にとっては不利になります。
未経験分野の転職は30歳を過ぎると途端に求人数が激減します。
早めに転職すれば、「転職先の仕事が合わないな」「また美容師として働きたいな」と感じたとしても、まだ若いのでいつでも美容師に戻ることができるのです。
なので、転職しようか悩んでいる方は人生一度きりなので、後悔しないように行動してください。
美容師が異業種へ転職するメリット
20代、30代の若い方であれば、異業種に転職することは十分可能です。
実際私の美容師の友人でも、異業種に転職している方はとても多いです。
ここからは、美容師から異業種に転職することで得られるメリットを紹介します。
給料が増える
美容師の平均年収は全体で280万円ほどと言われています。
日本全体の平均年収は420万円ほどなので、美容師の年収は低いと言わざるを得ません。
特にアシスタント時代の年収は200万円前後という方が多いのではないでしょうか。
売れっ子スタイリストになれば給料はかなりもらえるようになりますが、そこまで行ける人は本当に一握りです。
そのため、現在低賃金で悩んでいる美容師さんは、転職すると給料が増える可能性はとても高いです。
労働時間が減る
美容師はお店の営業時間だけでなく、開店前や閉店後に練習を強いられるので、他の職種と比べてとても労働時間が長い職種です。
転職することで労働時間は圧倒的に減る場合が多いです。
私も美容師時代は朝8時くらいから夜12時までお店にいましたので、転職してだいぶ労働時間は減りました。
労働時間に悩んでいる方は積極的に転職活動をしてみましょう!
休日が増える
美容師として働いていると、休みは週一日だけというケースも珍しくないです。
なぜなら美容師の給与形態は歩合制のお店が多いので、休んでしまうとその分売り上げが減ってしまい、給料に還元されなくなってしまうのです。
なので、週休2日もらえるお店で働いていたとしても、休まない美容師が多いのが現状となっています。
他業種であれば、残業が少な目で完全週休二日制で正社員として働ける会社がたくさんあるので、休日がしっかりほしい方は転職を考えてみてはいかがでしょうか。
手荒れ、腰痛に悩まされなくなる
美容師として働いていると、手荒れ、腰痛に悩まされる人はとても多いです。
「美容師の仕事は好きだけど手荒れがきつい」と悩んでいる方はとても多いです。
手荒れしやすいのは体質の問題なので基本的に改善されることはないため、どうしても我慢できない方は転職を検討しましょう。
オフィスワークであれば、手荒れ、腰痛から解放され快適に働く事が可能です。
売り上げのノルマがなくなり、精神的に楽になる
サロンによっては、売り上げの個人ノルマがあり、プレッシャーに感じている方も多いです。
個人目標が達成できずに上司から怒られたりするとつらいですよね。
実際美容師は売り上げを出してなんぼの世界なので、売り上げを常に気にしないといけないプレッシャーに押しつぶされて病んでしまう方も多いです。
そういった方は転職してノルマがない職場に転職することで、のびのび働く事ができるかもしれませんね。
美容師が異業種へ転職するデメリット
ここからは美容師が異業種へ転職する際に考えられるデメリットをご紹介します。
転職しても後悔してしまっては転職する意味がないですよね。
ここから考えられるデメリットを紹介しますので、このデメリットを頭におきつつ、転職活動に取り組んでください。
収入が減る可能性がある
異業種への転職となると未経験採用なので、初年度は給与が美容師時代より下がることは覚悟する必要があります。
ただし、年数を重ねることで昇給するのが一般的なのでそこまで心配する必要はないです。
また、営業職の様に結果を出せば給料がどんどん上がるような職種であれば、初年度から美容師時代の給料を大きく上回る事も十分可能です。
初年度だけの年収だけに惑わされず、今後の昇給の可能性も考慮して転職活動をしましょう!
仕事内容が合わない可能性がある
異業種に挑戦しようと考え転職したが、仕事内容が合わずにつらい思いをする方もいます。
これは自己分析ができていないことが原因の場合が多いです。
転職前に自己分析をし、実際にその職業が自分に合っているかをよく考えてから転職活動をするようにしましょう。
人間関係に苦労してしまう可能性がある
これはどの職場に行ってもそうですが、会社の方と合わずに会社に行くのがつらくなってしまう可能性があります。
美容室と一般企業だとコミュニケーションの取り方も若干違うため、転職後に苦労する方が多いです。
入社前に会社の人と合うか合わないかを見極めるのは難しいですが、面接の際に面接官の方に社内の雰囲気を聞いたり、社員の方と喋る機会を設けてもらったりできるといいですね。
なるべく入社前に会社の方と交流をもつことで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
ブラック企業に入社してしまう可能性がある
「労働時間が長い」という理由で異業種へ転職したのに、転職した会社でも残業がかなり多く、同じ悩みを抱えてしまう方もいます。
せっかく転職したのに同じ悩みを抱えてしまうのは、とてもつらいですよね。
「未経験歓迎」という求人の会社では人手不足の会社が多い傾向にあるので、一人当たりの業務量が多くなりがちで、結果としてブラックな環境になってしまう事があるようです。
面接を受ける前にその会社の評判をチェックするなどして、評判の悪い会社は避けるようにしましょう。
美容師からの転職でおすすめの職種
ここからは美容師からの転職でおすすめの職種についてご紹介します。
実際に私の美容師時代の知り合いでもこれから紹介する職種に転職している人が多く、皆さんしっかり活躍をしています。
どの職種も美容師時代の経験が活かせる仕事なので、少しでも興味が湧いたらぜひ実際の求人を調べてみてください。
美容ディーラー
美容ディーラーは美容師の経験がとても活かせる仕事です。
理由としては、美容師時代に培った美容知識がそのまま仕事に使えるからです。
また、元美容師の肩書きがあると提案した際に説得力が増し、営業がスムーズにいくことが多くなるでしょう。
営業成績が良ければ出世もしやすい職種で、高給取りを目指すことも十分可能となっています。。
アイリスト・ネイリスト
同じ美容業界ですが、女性であればアイリスト、ネイリストはとてもおすすめの職種となっています。
美容師と給与水準は変わらないが、労働環境は美容師より整っている場合が多いです。
また、経験を積めば独立開業もしやすい職種なので、独立志向の強い方にもおすすめです。
美容は好きだが手荒れや立ち仕事で体力的にきつい、という方にはとてもおすすめできる職種なので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
営業職
営業職は、美容師で培った「提案力」「営業力」が活かせる仕事です。
営業の成績が良ければ給与はどんどん上がっていくので、美容師よりも収入は上がりやすい傾向にあります。
未経験歓迎の求人も多いので、転職難易度は比較的低いです。
バリバリ働いて稼ぎたい、という方はぜひ営業職を検討してみてはいかがでしょうか。
不動産業界
美容師から不動産業界に転職する方が多いのはご存知でしょうか?
求人情報を見ると、「元美容師在籍」という記述が良く書いてあります。
不動産業界への転職者が多い理由として、引っ越しの機会でお世話になることが多いので、仕事のイメージが沸きやすいことが挙げられます。
不動産業界もお客様とのコミュニケーションがかなり求められる職種なので、美容師の経験を活かせる職業の一つです。
IT業界
IT業界はどんどん進化しているので、IT系のエンジニアの求人はとても増えています。
私も美容師からこのIT業界に転職しました。
人手不足の業界なので、独学で勉強をある程度してきた方ならポテンシャル採用をしてもらえる可能性も高いです。
美容師と同じく技術職なので、日ごろから技術向上に努めている美容師なら、スキル向上の努力はできると判断してもらいやすいです。
スキルを身につければ待遇面のアップも見込めるので、新たなキャリアとして検討する価値は十分にあるでしょう。
美容師からの転職を成功させるポイント
ここまでおすすめの職種を紹介してきましたが、ここからは転職を成功させるためのポイントを紹介していきます。
転職するからには成功させたいですが、失敗してしまう方が多いのも事実です。
転職に成功するためにはどのような点に気をつければよいのでしょうか?
ここからは転職に成功するためのポイントを解説していきます。
自己分析をして本当にやりたい事をみつける
美容師からの転職を成功させるためには、自己分析をして本当にやりたい仕事を見つけることが一番大事です。
美容師の方はずっと美容師を頑張ってきたため、他の選択肢を考えたことがない人が多いです。
転職を成功させるには「自分は何をやりたいのか」「自分はどういう性格なのか」「どんな労働環境で働きたいか」をしっかり考えてみましょう。
自己分析をしっかりすることで、やりたい事が明確になり、満足のいく会社を見つけることができます。
転職先は妥協して決めない
転職先を妥協して決めてしまうと必ずといっていいほど後悔します。
自分の中の譲れない条件はそれぞれあると思いますが、その条件を妥協して入社してしまうと、転職した後に必ず妥協した所が不満点となります。
一度入社してしまうとなかなか辞められないので、自分の希望する条件の会社に内定をもらうまで諦めずに転職活動を続ける事が大事です。
知り合いに相談してみる
知り合いに相談することはとてもおすすめです。
悩みを人に話すだけで頭がすっきりして、新たなアイディアが見つかる可能性があります。
また、第三者から客観的なアドバイスをもらえるので、1人では気づけなかったことに気づく可能性があります。
家族、友人など誰でもいいので、一人で抱え込みすぎずに相談してみてください。
転職エージェントに相談する
美容師から異業種への転職をする場合は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントはプロなので、あなたの悩みに沿った転職活動のサポートをしてくれます。
また、様々な企業と関りがあるので、紹介してくれる会社の内部の雰囲気などの情報も教えてくれる可能性があるのです。
履歴書、職務経歴書の作成サポートや添削をしてくれ、行きたい業界の情報も教えてもらえるので、異業種への転職でも安心して転職活動に臨むことができます。
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面接対策をする
面接対策を行うことも、転職を成功させるためには必要な事です。
いくら面接を受けても、面接官に好印象を残せなければ内定をもらえることはできません。
面接では、ハキハキと笑顔で話す事を心がけましょう。
志望動機、転職理由などは面接の際にほぼ必ず聞かれる内容なので、スラスラと答えられるようにしましょう。
美容師からの転職面接でよく聞かれること
ここからは、美容師から異業種へ転職した私が転職活動した際に感じた、転職面接でよく聞かれたことを紹介します。
なぜ美容師を辞めたの?
なぜ美容師を辞めたかという質問は必ずされると思った方が良いです。
答える際のポイントは、キャリアプランやあなたの働く目的と一貫性をもたせてポジティブに話す事です。
例えば私の場合だと、下記のように答えていました。
「プログラマーになりたいと考えており、現在独学で勉強しています。美容師として働いているとプログラミングに携わることはできないので、プログラマーになるべく現在転職活動をしています。」
このように「キャリアプランを実現するため」という理由であれば面接官にとって納得しやすいです。
ネガティブな理由を話して好印象を持たれることはないので、ポジティブな理由を話して好印象を持ってもらえるようにしましょう!
なぜこの業界を志望するの?
「なぜ異業種から転職しようと思ったか」という志望理由は必ずと言っていいほど聞かれます。
これは「何となくの憧れや強い志望動機もなく、現職に不満があるから転職活動をしているか」を確認するための質問です。
面接官が求めている形で回答するためには、下記のような内容を織り交ぜて回答することが大事です。
POINT
- 業界に興味を持ったきっかけ
- 未経験だが独学で勉強している、業務内容に理解がある
- 不足している知識はどのように今後身につけていくか
「興味がある」と言っているのにも関わらず、まだ勉強を一切していなく業界知識もないとなると、「この人は本当に興味があるのかな」と思われてしまいかねません。
なので、すでに学習していて、足りない知識はどんどん自主的に学んでくれそう、というイメージを持ってもらうことができれば内定にグッと近づきます。
興味を持った業界があれば、その分野の事を必ず学んでから面接を受けるようにしましょう。
美容師の仕事での成功体験を教えてください
成功体験も私はかなりの割合で聞かれました。
ここで、「成功体験は特にありません」と答えてしまうと、面接官の方は下記のような判断をされてしまいます。
POINT
- 目標意識が低い
- 仕事に対するスタンスが低い
かといって、これまでの実績を自慢げに話すのもあまり印象は良くないです。
あくまで謙虚な姿勢を忘れずに、事実を伝えて応募企業にもこんな事で活かせる、という様な具体的な内容で伝えましょう。
未経験ですが入社してどのように会社に貢献してくれますか?
「会社にどのように貢献してくれますか」この質問も多いです。
ここでは自分の強みをどのように活かせるかを伝える事が大切です。
自分の持っているスキルが、その企業でどのように貢献できるかを明確に伝えましょう。
どんな理由で貢献できると考えているのかを詳細に伝えないと、上手く伝わらないのでなるべく具体的に伝えるようにしましょう。
過去の経験などの事例を織り交ぜると説得力が増すので、実体験を踏まえてアピールしましょう。
現在の自分自身の課題
この質問の意図は、下記のポイントを見極める事が重要です。
POINT
- 自分の事を客観的に観察できている人なのか
- 自分の課題を改善するべくアクションをしている人なのか
異業種への転職であれば、スキルがないのは当然です。
ですので「自分自身の課題に対してどう改善しようとアクションを起こしているか」を面接官は知りたいでしょう。
POINT
- 現在の自分自身の評価
- 今後の目標設定
- 現在行っているアクション
これらを具体的に伝える事で、「自主性をもって業務に取り組んで成長してくれそう」という印象を相手に与えることができます。
相手に好印象をもってもらえるように、しっかり準備して面接に臨みましょう!
逆質問
逆質問は面接の最後に必ずと言っていいほど聞かれるものとなっています。
最後だからといって「おまけみたいなものだろう」と甘く見てしまうのはNGです。
実は面接を受ける側にとって、印象を上げる大きなチャンスなのです!
採用担当者も「応募者が会社にどれだけ興味を持ってくれているか」を知りたいと考えています。
なので、逆質問を積極的にすることにより、「この人は興味を持ってくれている」という印象を与える事ができるので、印象アップにつながります。
よくありがちなのが、「特にありません」と答えてしまう事です。
会社への関心、やる気が感じられないので、面接官の印象はとても悪くなってしまいます。
かといって調べればわかるような内容を質問するのも印象が悪いので注意しましょう。
美容師の転職での履歴書の書き方
美容師からの転職で悩むのが「履歴書」の書き方ですよね。
履歴書というのは頻繁に準備するものではないので、よくわからない方も多いと思います。
これから履歴書の書き方をご紹介します。
履歴書のサイズはA4かB5の2種類がある
市販の履歴書やインターネットからダウンロードできる履歴書には、A4サイズとB5サイズの2種類があります。
サイズの指定がない場合、どちらを選んでも特に問題はないです。
A4サイズの方がB5サイズに比べ記入スペースが大きいため、内容を充実させたい方はA4 サイズを選ぶようにしてください。
手書きかパソコンか
履歴書の作成を手書きにするかパソコンで作成するかを悩んでしまう方が多いです。
提出方法が指定されていないなら、基本的にどちらでも問題ありません。
しかし、書き損じによって履歴書を一から作り直すのはとても大変なので、複数エントリーする場合はデータを保存、編集できるパソコンの方が便利と言えます。
特にIT業界への転職を考えている方にとっては、パソコンスキルを証明することにもつながるので、パソコンを使って履歴書を作成するようにしてください。
志望理由の欄は美容師時代の強みを書く
履歴書の志望理由の欄には、その業界への興味を記載するのはもちろん、美容師の強みである「コミュニケーション能力」「接客力」「営業力」などを組み込んでアピールするのが良いです。
今までの経験から活かせる事を記載することで、よりアピール度が高まります。
また、「この会社でなければ実現できない事」も記載しましょう。
どこにでも当てはまるような志望理由だと、「うちじゃなくてもいいじゃないか」と思われてしまう可能性があるのです。
志望理由はとても大切な項目なので、しっかり考えて記載しましょう。
誤字脱字のチェックを忘れない
履歴書作成における大切なポイントは、「読みやすさ」「正確さ」です。
不自然な日本語になっていないか、手書きの場合だと走り書きのようになっていないか気をつけましょう。
書き終えた後には、一度声に出してみて読んでみることがおすすめです。
声に出してみることで見逃しがちな少しのミスに気づくことができます。
もし可能であれば第三者にも履歴書を読んでもらい、気になる点を指摘してもらうとより良い履歴書に仕上がります。
よく考えて後悔しない転職をしよう!
現在美容師として働いていて異業種への転職を考えている方も、転職できるイメージが沸いたのではないでしょうか。
現状に悩みがある方は、よく考えて自分に合う職業を考えてみてください。
私自身、異業種への転職を成功させていますし、きっと皆さんも転職を成功させることができるはずです!
皆さんの転職活動が上手くいくことを願っています。
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- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い