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JAL(日本航空)へ転職(中途採用)は可能か?年収はどの程度?

大企業への転職

今回紹介するのは、航空会社として国内で有名なJALに関する情報です。

JALは従業員数や展開している事業などの規模が大きく、大企業として有名なため、多くの人が転職を希望しています。

そんな他の転職者に負けず、自身の転職を成功させるためにはJALに関する情報をできるだけ集めて、少しでも転職を有利に進められるよう、準備しておく必要があります。

そのため、この記事ではJALが展開している事業や採用職種等、転職に役立つ情報を紹介します。

JALの企業概要

JAL(日本航空株式会社)は主に航空運送事業を展開する日本の航空会社の一つです。

他にも、航空機使用事業や関連するその他の事業なども展開しています。

また、従業員数は10,000人を超え、国内における航空会社の中でも大企業として有名です。

グループ企業も多く、随時従業員を募集しています。

事業内容

JALではメイン事業である航空運送事業以外にもいくつかの事業が展開されています。

JALへの転職を希望する際は、自身が希望する職種だけでなく、展開されている事業を一通り把握して、JALがどのような企業なのか理解しておくことが大切です。

航空運送事業

航空運送事業はJALの売上の約85%を占めており、JALのメイン事業となっています。

事業内容としては、旅客や貨物を国内・海外へ運びます。

この事業は連結子会社(計5社)と関連会社1社が関わる事業です。

ちなみに、航空機は国内線が45.3%、国際線は40.4%の比率で飛んでいます。

空港周辺事業

空港周辺事業では飛行機の機内で食べる食事の調製や、利用者から預かった荷物の宅配などを中心に行われています。

他にも、スマートフォンのレンタルなども行われ、利用者にとって便利なサービスが提供される事業です。

クレジットカード事業

JALではクレジットカード事業も展開されています。

JALで発行されたクレジットカードを利用することで、フライトや買い物をする度にマイルが貯まっていきます。

この事業ではこのような機能が搭載されたクレジットカードを利用者に勧めたり、より使いやすいカードを目指し仕組みを考案したりします。

トップのメッセージ、企業理念

2017~2020年度の中期経営計画を策定するにあたり、私たちは

「フルサービスキャリア事業を磨き上げる」

「事業領域を拡げる」

という2つを、これからの成長に向けたドライバーと位置付けました。

そして、海外マーケットにおけるプレゼンス向上、国内地方マーケットにおける選好性向上、強みを活かした新たな収益源の創造・育成を果たしていく決意です。

代表取締役社長執行役員 赤坂祐二

会社概要

会社名 日本航空株式会社
所在地 東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル
資本金 355,845百万円
事業内容 定期航空運送事業及び不定期航空運送事業、航空機使用事業、その他附帯する又は関連する一切の事業
従業員数 11,449人

JALの採用職種・仕事内容

JALではグループ会社を含めると数十種の職種を募集しています。

メインとなるのは航空機に関わる職種です。

転職時は興味・関心がある職種を探すためにも、どのような職種を募集しているのか一通り確認しておきましょう。

ここからの段落では、JALの採用職種やそれぞれの仕事内容に関して紹介します。

業務企画職(地上職 事務系)

業務企画職(地上職 事務系)では営業企画や運搬管理、マーケティングなど幅広い業務を担当します。

どの業務も主に地上の職場における業務が中心となっています。

仕事内容の例として、運搬管理業務では航空機に何かしらトラブルが発生した場合、適切な対処方法や正常な運行状況に戻すための方法などを考案します。

給与

初任給227,000円 ※参考、経験・能力等を考慮し、当社規定により優遇

業務企画職(地上職 数理・IT系)

業務企画職(地上職 数理・IT系)では、JAL全般に関わるIT関連の業務がメインとなっています。

例えば、デジタルイノベーション推進部の場合、JALが開催するスポーツイベントに参加する方々へ向けてICチップ入りのスマートバンドを提供したり、利用者からのアンケートやマーケティングで得た情報を元に利用者のニーズにあったサポートをITで行う、といった業務があります。

給与

初任給227,000円 ※参考

業務企画職(地上職 技術系)

業務企画職(地上職 技術系)では整備部門に関わる整備技術や品質保証、部品管理などの業務を行います。

例えば、電気技術に関わる部署の場合、運行している航空機をモニタリングしたり、機体の改修や不具合に関する原因究明などが主な仕事です。

航空機を安全に飛ばすために重要な職種となっています。

給与

初任給227,000円 ※参考、経験・能力等を考慮し、当社規定により優遇

運航乗務職(自社養成パイロット)

運航乗務職(自社養成パイロット)は航空業界の花形とも言える、飛行機を実際に操縦する仕事です。

この職種は応募資格が厳しく決まっています。

身体能力の面では、各眼の矯正視力が1.0以上であることや、航空機の乗務に支障がない身体であることなどが条件です。

また、操縦士として機長を目指す場合は、運行に関わるスタッフ全員をコーディネートする能力が求められます。

給与

初任給217,000円 ※参考、昇給・賞与あり

客室乗務職(正社員)

客室乗務職(正社員)は航空機内における利用者へのサービス提供や、機内でのトラブル発生時の対処などが仕事です。

この職種も応募資格が厳しく決められています。

まず、TOEIC600点以上、もしくは同程度の英語力が必要であったり、身体的な異常が無い(呼吸器や循環器、耳鼻咽喉などに問題がない)こと、などが条件です。

給与

初任給187,000円 ※参考

ナビゲーションスタッフ

ナビゲーションスタッフはJALグループの一つである、JALナビアが募集している職種です。

この職種は利用者の問い合わせに対応し、利用者の要望を汲み取りながら適切なナビゲートを行うことが仕事となっています。

問い合わせ内容は、航空券予約やパッケージツアーに関することが挙げられます。

地域 時給制
東京 1461円
大阪 1411円
福岡 1306円
札幌 1306円

JALの給与・年収

転職時の判断材料として大きな要素となっている給与・年収。

転職後の自身の年収がおおよそどのくらいになるのか把握するためにも、チェックしておくことをおすすめします。

ここからは、JALの平均年収や競合企業との年収を比較した情報などを紹介します。

全体の平均年収

JAL全体の平均年収は771万円となっていました。

JALは2011年に会社更生を行い民間企業となったため、この年収はそれ以降の平均です。

会社更生直後は年収が低い傾向ですが、2017年以降は平均年収が上昇傾向にあります。

年代別の年収

年齢 年収
20~24歳 322.0万円~352.0万円
25~29歳 545.6万円~595.6万円
30~34歳 583.0万円~683.0万円
35~39歳 602.8万円~706.8万円
40~44歳 673.1万円~794.1万円
45~49歳 767.4万円~889.4万円
50~54歳 843.0万円~953.0万円
55~59歳 835.0万円~945.0万円
60~65歳 543.2万円~945.0万円

JALの競合企業と平均年収比較

 

企業名 年収
JAL 771万円
ANA HD 789万円
スカイネットアジア航空 459万円
日本貨物航空 795万円
AIRDO 558万円

JALと競合企業の平均年収を比較すると、年収は高い傾向にあります。

スカイネットアジア航空やAIRDOは運行している便数や事業数などが少ないことで平均年収が低いようです。

一方でJALやANA、日本貨物航空などは日本を代表する航空会社ということもあり、展開している事業も豊富で売上が高くなっています。

中でも、JALは2011年に会社更生したばかりということもあり、平均年収が他の2社より低いのかもしれません。

給与に関する口コミ・評判

就業年数が長い人よりも、職位が高い人の方が給与が高い傾向にあります。

乗務時間によって、しっかり手当が加算されます。

賞与もしっかりと支給されます。

JALの福利厚生制度

安心して働くためにも必要な福利厚生制度。

事前にチェックしておいて、疑問があれば志望企業に確認することが大切です。

ここの段落では、JALで導入されている福利厚生制度に関して、代表的なものを4つ紹介します。

無料航空券の利用

JALで働く社員は、1親等の家族まで対応した無料の航空券を利用することができます。

この航空券はJALだけでなく、海外で提携している航空会社でも利用することができます。

注意点として、提携会社で利用する際は、無料ではなく9割引などの値引きした価格での利用となっています。

健康診断

JALでは全社員を対象に、休職中であっても全国で健康診断が受けられるようにしています。

健康診断にかかる費用は会社に負担してもらうことができます。

この制度を利用する際、オプションの健康診断は対象外となっていることに注意しましょう。

寮・社宅制度

東京都内にはJALが社員に提供している寮や社宅があります。

遠方の方であっても、家賃の負担を気にすることなく職場から近い場所に住むことができます。

また、寮・社宅に入れなかったとしても、家賃を負担してもらえる制度もあるため、社員の金銭的な負担は少なくなっています。

保養提携施設

JALは国内に3箇所の保養提携施設を持っており、社員であれば旅行の際に利用することができます。

保養提携施設の中には、その土地の美味しい料理や温泉が楽しめるリゾート施設も含まれています。

中には、スポーツのできる環境が整っている施設など、様々な目的で利用可能です。

福利厚生に関する口コミ・評判

社員とその家族の搭乗制度があるので、国内外問わず旅行などに行きやすいです。

安い金額で飛行機に乗ることができます。

休みの時でも健康診断を受けることができます。

勤務時間・休日休暇

転職志望先の企業で働く上で、勤務時間や休日休暇などは長く働くためにも重要なポイントです。

希望条件に合っているかどうかを確認しておきましょう。

ここからは、JALの勤務時間・休日休暇に関する情報を紹介します。

基本的な勤務時間

原則、勤務時間は8:45~17:45 の1日8時間、週40時間となっています。

この時間には休憩も1時間含みます。

また、社員が柔軟に働けるように、勤務時間選択制度やフレックス勤務制度なども導入されています。

フレックス勤務制度は部署ごとに異なるので、自身が希望する部署に確認しておきましょう。

休日休暇

JALでは完全週休2日制(土・日曜が休日)が導入されています。

さらに、祝日や年末年始も休日とされている他、産前・育児休職制度や介護休職制度なども導入され、社員の生活環境に合わせて休暇が取れるような配慮があります。

残業時間

社員が無理なく働けるように、JALでは働き方の見直しを図り、残業時間をあまり取らないよう工夫されています。

そのため、社員一人あたりの平均残業時間は11.8 時間/月です。

また、ノー残業デーの設定や、定時退社を促すメールを配信するなど、勤務時間に関して様々な取り組みがされています。

仕事とプライベートが両立できるよう配慮されている

JALでは社員一人一人が仕事とプライベートを両立できるよう、在宅勤務制度や積立休暇(失効年休)を導入しています。

また、女性だけでなく男性でも育児のために休暇が取れるような取り組みがあります。

具体的には、育児特別休暇を導入したり、気軽に育児休暇が取れるよう実際に休暇を取得した方の体験談を発信するなどが行われています。

勤務時間・休日休暇に関する口コミ・評判

長期休暇をとることができません。

職場での勤務時間が10時間以上になることもあり、大変です。

人手不足で有給休暇をほとんどとれません。

社内の教育・研修制度

配属される部署ごとに教育・研修の内容は多少異なりますが、下記の内容は多くの部署で受けることになります。

  • 安全教育
  • JALフィロソフィ教育
  • JALブランド教育
  • 各階層別研修
  • 自己啓発プログラム

JALの社員として働く上で必要な知識・スキルを身につけるための教育・研修内容となっています。

さらに、これらの教育・研修が終わっても自分で成長するための自己啓発が積極的に行われます。

教育・研修制度に関する口コミ・評判

飛行機に関する安全性やサービスを丁寧に教えてくれます。

OJT制度で先輩が一人ついてくれて、しっかりとサポートしてくれます。

新人に対する教育は厳しく、英語の試験もほぼ強制的に受けなければいけません。

職場の雰囲気や社風

転職時の理由や原因には職場の雰囲気・社風が合わなかったという内容を挙げる方がいます。

そのため、転職を失敗しないためにも志望先の雰囲気・社風は必ずチェックして、自分に合うかどうかを考えることが大切です。

ここからの段落では、JALの職場における雰囲気・社風に関して紹介します。

風通しの良い社風

JALの社内では年功序列が敷かれていますが、若手社員であっても意見が言える雰囲気があり、気兼ねしない職場環境となっているそうです。

そのため、若手社員でも積極的に業務に関わりながら成長することができます。

しかし、若手社員の業務は多岐にわたり、本来の業務以外にも雑務や先輩・上司からの依頼された仕事などをこなす必要があります。

若いうちから活躍したい場合は根気強く業務をこなしていくことが大切です。

社員を積極的に育てる社風

JALの教育・研修制度は充実しており、実際に働いている方々からも好評です。

この教育・研修制度は新入社員だけでなく、中堅の社員を対象としたものまで用意されています。

このように、JALでは年代やキャリアに合った教育・研修を施しているので、積極的に社員を育てていく社風があると言えます。

職場の雰囲気や社風に関する口コミ・評判

堅実な社風で、社員の能力は高いと感じています。

チームのまとまりがなく、新しいことに挑戦しにくいです。

海外転勤が頻繁にありますが、しっかり生活面をサポートしてくれます。

JALへの転職で役立つ転職サイトorエージェント

JALのような大企業へ転職を希望する方は、まず転職サイトや転職エージェントへの登録を忘れないようにしましょう。

これらのサービスでは企業ごとの転職の進め方や、具体的なアドバイスをもらうことができます。

また、転職・就職希望者の多い大企業は敷居が高いため、事前の準備が特に重要です。

転職サイト・エージェントに登録して、必要な準備を整えておきましょう。

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まとめ

国内でも有名な航空会社JALに関する情報を紹介してきましたが、もし疑問が湧いた場合は転職サイト・エージェントのコンサルタントに質問してみましょう。

自分だけでは解決できないことや、自分で探す情報だけではわからないことも解決に導くことができます。

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