既卒は就職できない?
既卒が就職活動を成功させるには?
厚生労働省は青少年雇用機会確保指針を改正し、既卒3年目までを新卒枠で応募受付するように企業へ通達しました。
しかしそうはいっても、既卒は新卒と比較して、企業から受け入れられにくい現状です。
特に大手企業では、採用枠が新卒で埋まってしまい、なかなか既卒が採用されないという厳しい実態があります。
とはいえ「既卒は就職できない」「既卒になってしまったら人生終了」というわけではありません。
厚生労働省の「令和4年上半期雇用動向調査結果の概要」によると、令和3年に入社した未就業入職者(新卒以外)の人数は73万1,000人です。
つまり、既卒でも就職はできます。
- 既卒が就職できない原因は、企業から警戒されてしまうからでもあるが、積極性のなさ、準備不足といった自分で解消できる要素も多い
- 既卒が就職を成功させるには、説明会への参加、自己分析、就職エージェントの利用、既卒歓迎と書かれている求人への応募などがおすすめ
しっかり対策と準備をして、既卒の就活を成功させましょう。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
既卒の定義と第二新卒との違い
既卒とは、「学校を卒業して3年間で正社員としての就業経験がない人」のことを意味します。
つまり、大学卒業後に正社員として就職していない方は新卒ではなく既卒です。
第二新卒という言葉がありますが、第二新卒の定義は「大学卒業後に正社員として、就職をしたが、3年以内に離職した人」のことを意味します。
両者の違いは、「正社員としての就業経験が有無」です。
正社員として、就職した経験があれば、第二新卒となります。
正社員として、就職した経験がなければ、既卒となります。
既卒と新卒の就職活動の違いは中途採用に応募できること
既卒と新卒の就職活動の主な違いは「中途採用に応募できるか否か」です。
既卒の場合は、中途採用の求人に応募することができます。
一般的な新卒を募集している企業は新卒の方に合わせて、選考スケジュールを組むでしょう。
一方、「既卒向け」の選考スケジュールはありません。
したがって、既卒の方は新卒と合わせて就活をすることもできれば、合わせず中途採用として就活することもできます。
中途採用は特に解禁日はないので、いつでも募集している求人があるでしょう。
したがって、いつでも求人に応募して就職活動することが可能です。
中途採用は正社員としての経験の有無にかかわらず、応募することができます。
「未経験OK」の求人などであれば、職種の経験がなくても良いので、比較的に就職しやすいです。
なぜなら、未経験の場合は年齢を重視されるからです。
未経験の場合は、年齢が若ければ若いほど就職に有利になるでしょう。
なぜなら、20代前半であれば、体力や将来性があると考えられるからです。
既卒で大学卒業から日が浅いのであれば、一般的な応募者より年齢が若くなります。
したがって、「未経験OK」の中途採用求人ではむしろ選考が有利に進むことも考えられるでしょう。
既卒の就職活動は厳しいが就職はできる
既卒の就職活動は新卒時よりも内定を頂くのが厳しいものとなります。
具体的には、新卒よりも既卒の方が就職率は低くなります。
「新卒」扱いで就職活動していた方が、大学を卒業すると「既卒」扱いで就職活動をすることになるでしょう。
既卒になることで、新卒よりも就職活動で苦戦することが多いです。
理由は、企業側が既卒より新卒の学生を採用したいからです。
しかし、既卒でも就職することはできます。
以下の見出しから、既卒の就職活動の現状と求人状況についての説明です。
既卒で就職できる割合は、3~5割
既卒の就職率は直近3年の値では、「3割から5割」程度です。
特に、2020年度のデータでは、既卒の就職率は3割と例年より下がってしまっています。
それ以前は45%程度だったので、就職活動が数年前より難化しているのが現状です。
難化の原因は、昨今の景気後退や市場の変化による募集人員の削減でしょう。
コロナウイルスが収束し、景気回復の見通しがつくまでは就職活動が厳しいという状態は続くと考えられます。
既卒でも新卒枠の求人に応募できる
既卒でも新卒枠の求人に応募はできます。
およそ7割程度の新卒求人が既卒でも応募可能です。
既卒者を新卒者の方と同様の扱いで採用する方式は、大企業でも中小企業でも行われています。
あなたの志望企業が既卒を募集しているかどうかを確認するには、求人票を見てみましょう。
求人票の募集要項および募集対象の欄を確認すると、既卒での応募が可能かどうかを確認することができます。
募集対象で既卒での応募が可能な場合は、難しく考えずに応募しましょう。
既卒が就職できない原因8選
既卒が就職できない原因には8点の原因が考えられます。
内定をもらえなかった人は、以下の原因で該当することがないか確認しましょう。
その問題を明確にすることで、改善するための具体的な方法が考えられます。
明確にしないと、改善できず新卒の時と同様の失敗をするでしょう。
この章を読んで、原因を明確にし、弱点を克服するための行動を考えていきましょう。
原因①:自己分析が明確にできていない
原因の1つ目は自己分析をしっかりしていないことです。
自己分析をしていないと軸ややりたいことが不明確になってしまいます。
自分はどんな価値観を重視しているのか(軸)が明確でなければ、自分の話す内容に根拠が持てません。
したがって、自信をもって面接でアピールすることがしづらくなります。
自分のやりたいことが不明確だと、会社を志望する基準があいまいになってしまいます。
面接時にもやりたいことを論理的に説明することができないため、面接官からの評価を得るのが難しいでしょう。
原因②:失敗から学ばない
原因の2つ目は、過去の失敗から学ばないことです
POINT
- 面接で失敗しても、失敗の原因を明確にしない
- 具体的な改善策を考えない
- 相手のせいで、自分に責任が全くないと思っている
以上のような意識の場合、同じ失敗を繰り返してしまうことになります。
改善しないと、同じ場面に遭遇した時に、同じ結果になってしまいます。
面接での不採用理由も何度も同じ結果になってしまいます。
不採用にならないためにも、失敗したときは原因を洗い出すことが必要でしょう。
原因③:就活に対して行動力や積極性がない
原因の3つ目は就活に対して行動力や積極性がなく、消極的なことです。
消極的だと、行動量でほかの就活生に劣ってしまいます。
単純に量が少ないので、その分失敗すらもできません。
失敗すらできないと、成長もできないでしょう。
積極性がないと、企業からの評価を得にくいです。
積極性がない学生とある学生の2人の学生がいた場合、当然積極性のある方が評価されます。
なぜなら、積極性のある方が「活躍が期待できる」からです。
企業の面接官は「活躍が期待できるか」、「一緒に働きたいか」といったところを重視して、面接をします。
積極性がない学生は、活躍を期待しづらいために内定をもらうことが難しいでしょう。
原因④:理想が高い
原因の4つ目は志望先の理想の基準が高いことです。
大手企業や年収の高い会社など、人気度の高いブランド企業ばかりに応募している方がこれに該当します。
たとえ、あなたが入りたいと思っていたとしても、企業側に「欲しい」と思われなければ、就職できません。
「大手じゃなきゃ嫌だ」、「年収が高い会社じゃなければ受けない」といった考えを既卒の方で持っている人は要注意です。
新卒時より既卒の方が、求められるものが高くなるので、相手の期待に見合う能力を持っているかを確認しましょう。
原因⑤:準備不足
原因の5つ目は就職活動の準備が不完全であることです。
例えば、
- 企業の分析ができていない
- 志望理由を言語化できていない
- 自分の強みや弱みを知らない
がこれにあたります。
- 企業がどんな人材を求めていて、自分がマッチしていることを証明できない。
- 証明できる根拠を持ち合わせていない状態で就活をしてしまっている。
この場合、企業側は「何を根拠に内定を出す」のでしょうか?
なぜ、その人を雇うのでしょうか?
企業側のあなたを採用するメリットや求めているものを明確にした上で、就職活動はしなければなりません。
原因⑥:既卒による不信感を持たれている
原因の6つ目は既卒なので、採用側に警戒されてしまうことです。
一般的な学生は新卒で内定をもらって就職します。
既卒で就職活動をしているということは、「この人には何か問題があるのではないか?」と警戒されるでしょう。
企業側は、あなたを採用したいと思う前に、あなたの問題点がどこかに着目するようになることも考えられます。
新卒で就職できないことは、何か問題があるのではないかと思われがちです。
問題を払拭できるように、伝えたいことは洗い出すことで回避できます。
原因⑦:コミュニケーション能力やマナーに問題がある
原因の7つ目はコミュニケーション能力やマナーなどの一般常識や能力に問題があることです。
コミュニケーション能力は多くの会社・職種で必須のスキルとなります。
コミュニケーションが適切に取れないと、業務が円滑に進まない場合や指示内容と理解内容に齟齬が生じてしまう恐れがあるためです。
マナーが悪い人は一緒に働くと、周りを不愉快にさせてしまいます。
不愉快になると、他の社員が不機嫌になる可能性があり、社内の雰囲気が悪くなるでしょう。
社内の雰囲気が悪くなると、業務効率が落ち、結果を出せない社員が増える恐れがあります。
だから、能力があったとしても、マナーやコミュニケーションに問題がある方は企業から採用されません。
原因⑧応募書類の作りこみが甘い
原因の8つめは、応募書類の作りこみが甘いことです。
既卒で就職活動を行う場合、職務経歴書や履歴書などの応募書類の作成には新卒者以上に気を遣う必要があります。
というのも、既卒の状態での転職活動には「空白期間」というネックになりやすい要素を、いかには少しでもはねのけるかといったことが重要だからです。
加えて、空白期間中に後の解説で触れるような留学や部活動と言った、プラスにしやすい要素がない場合は尚更と言えます。
中でも自己PRや志望動機などの欄は、既卒就活者に抱かれがちな偏見やマイナスのイメージを少しでも払拭するために、応募書類の中でも大変おおきなウェイトを占めています。
特に、書類選考で落とされてしまう事が多い人は、現在の応募書類の内容に満足せず、推敲を重ねましょう。
応募書類は、採用担当者がごく初期の段階で応募者のイメージを思い描くものです。
応募者の第一印象は応募書類で決まることも多いということを忘れないでくださいね!
既卒でも就職活動を成功させる方法5選
既卒でも就職活動を成功させる方法はいくつかあります。
既卒でも「懸念点を解消すること」と「一緒に働きたいと思われること」さえできれば、内定をもらえる可能性がグンと上がるでしょう。
では具体的に、既卒で就職活動を上手くいかせるにはどうすればよいのでしょうか?
以下から、就職活動を成功させる方法をご紹介いたします。
この方法を学ぶことで、企業側からの印象を改善することができ、内定をもらうことができます。
理解して、実践するようにしましょう。
方法①:行動量を増やす
成功させる方法の1つ目は行動量を増やすことです。
具体的には、「自分で足を運ばせ、説明会に参加する」や「積極的に質問して、企業側に志望意欲があることをアピールする」などでしょう。
原因の見出しで説明した通り、既卒の就活生に足りていないものの一つとして、行動力が上がります。
どこの会社を受けたいのかが分からない場合は、ひとまず説明会に参加してみましょう。
説明会に参加して、話を聞いてみるだけでも、志望度が上がる場合もあります。
志望度が上がる場合も、下がる場合も根拠があるはずです。
その根拠は言語化して、ノートにメモをしておきましょう。
メモにして可視化することで、自分は「どういった部分を重視しているのか」や「何に関心があるのか」が今までより明確になります。
このように、行動することで新たなことを発見できるようになるでしょう。
また、行動することで自信が湧いてきます。
自信を持っている学生と自信を持っていない学生では、当然ながら自信のある学生が採用に有利に進みます。
方法②:自己分析をする
成功させる方法の2つ目は自己分析をすることです。
自己分析をすることで、少しでもやりたいことを明確にしましょう。
また、「なぜやりたいのか(根拠)」を論理的に、説明できるようになることが重要です。
自己分析をして、その企業で自分がどう活躍できるのかを明確にしましょう。
自己分析が不十分だと、面接で話す内容に論理性や一貫性が見られなくなる恐れがあります。
論理性や一貫性がないことが見抜かれると、企業側からの印象は落ちてしまいますし、発言内容を信用できなくなるでしょう。
根拠をもって説明するうえで、自己分析で一つ一つの自分の特性を言語化することはとても大切です。
方法③:就職エージェントを利用する。
成功させる方法の3つ目はエージェントを活用することです。
新卒の就職活動がうまくいかなかった方は、個性が強い場合があり、客観的に自分を見ることができない方もいます。
エージェントを利用すると、面接や社会人マナーについて教えてくれます。
また、就職活動がうまくいかなかったときは、原因を一緒に分析してくれるでしょう。
エージェントは就職について、専門的な知識や経験を保有しています。
エージェントを通して、一般的なマナーから面接でのアピール方法を習得しましょう。
方法④:「既卒歓迎」求人を探す
成功させる方法の4つ目は「既卒歓迎」の求人を探して、応募することです。
「既卒歓迎」の求人は、通常の求人より「既卒の方に対して、採用意欲がある」と考えられます。
また、既卒だからと言って、「書類審査で落とす」といったようなことも少ないでしょう。
既卒だからと言って、警戒せずに興味をもってくれるので、書類や面接も通過する確率が高いと考えられます。
こういった企業であれば、少しでも興味があれば応募するようにしましょう。
既卒にも強みがある!
ここまでは主に、既卒就活者のネックになる部分について多く触れてきました。
しかし、既卒就活者にはネックしかない訳では決してありません!
新卒にはない、既卒ならではの強みも存在するのです。
就活がなかなか思うようにいかない中で、就職への意欲が薄れてきてしまう事もあるでしょう。
就職活動にモチベーションは欠かせません。
以下に解説する既卒ならではの強みをよく理解して、自信をもって就職活動をおこないましょう!
- 内定から働くまでの期間が短い
- ポテンシャルを期待される事も
それぞれ詳しく解説していきます。
内定から働くまでの期間が短い
既卒者の就職活動においてまず第一に挙げられる強みが、「内定から働くまでの期間が短い」ということが挙げられます。
新卒者の場合、企業から内定をもらえたとしても、実際に働き始めるのは卒業した後です。
一方既卒者は、内定をもらえた直後から卒業をまたずに、すぐにでも働き始めることができます。
また、応募した企業がすぐにでも社員が欲しい場合には、内定から勤務開始まで時間があく新卒者よりも、既卒者の方が歓迎される場合すらあるのです。
ポテンシャルを期待される事も
空白期間が長い既卒者の場合、多くの企業では一般的に長い空白期間にプラスなイメージを抱くことはありません。
しかし、未だに他の職場のクセや慣習が身についていないという点では、企業によっては、「研修や指導が行いやすい」と判断することもあります。
長く働いた企業から転職する人材は、前職のクセや個人の仕事に対する考え方などが新しい職場に転職してもなかなか抜けず、企業の理念や経営方針などが摺りあわないことがあるのです。
一方既卒者の場合は、ほかの企業の流儀や教育などにそまっていない、いわば真っ白な状態。
新入社員を教育、研修する企業としては、既卒者は育てやすい人材と言えるのです。
ただし、だからといって漫然と指導を受けているだけではいけません。
まじめに指導をうけて、どんどん技術やスキルを身につけていきましょう!
既卒の面接で聞かれることと対策
既卒の面接は、新卒採用の面接と質問内容が異なります。
なぜなら、既卒で就職活動をしている人に、警戒心を抱いているからです。
企業は懸念点を明確にするために、既卒の人にのみ質問する内容があります。
この質問に適切に回答することで、あなたの会社からの印象は非常に良くなるでしょう。
この章では、その質問内容と質問に対する対策について、ご紹介いたします。
しっかりと対策を考えた上で、面接に臨むようにしましょう。
既卒で聞かれる質問は2つ
既卒応募者が面接でよく聞かれる質問の1つ目は「なぜ、新卒で就職していないのか」です。
こちらの質問は、どの会社でも聞かれるほど多く、定番の質問です。
2つ目は、「空白期間は何をしていたのか」です。
空白期間が長期になると、その期間でどんなことをしていたのかを確認されます。
この2つの質問の意図は、「人間性に問題があるのか」や「仕事への意欲が低いのではないか」といった懸念点を確認するためです。
「仕事をすぐやめてしまう人」や「付き合いづらい人」を採用することを企業は拒みます。
この質問を通して、「しっかり働いてくれる人なのか」を確認しています。
質問に対する適当な理由は2種類
面接での質問に対する回答で大切なことは嘘をつかないことです。
事実情報が確認できる内容については、嘘がないようにしましょう。
嘘をつくと、一貫性がなくなってしまい、あなたへの信頼度が下がってしまいます。
一貫性を意識して説明する上で、論理的に説明することが重要です。
論理的に説明するには、何事も根拠がなければなりません。
上記の質問に対する理由を面接で伝えるなら、以下の2つの理由のいずれかが良いでしょう。
理由①:就職活動していたが、内定をもらえなかった。
理由の1点目は頑張って就職活動をしていたが、うまくいかなかったという理由です。
もちろん、好印象になる回答ではありませんが、あなたの正直さが伝わるといった点でプラスになります。
ここでのポイントは、うまくいかなかった原因と改善点を伝えることです。
たとえば、「大手の企業にフォーカスして就職活動をおこなってきましたが、大手企業に勤務するだけが仕事ではないと気づき就職の幅を広げるようにしました。」のように、失敗した原因を分析し、改善に努められていることをアピールすると良いでしょう。
アピールすることで、面接官からは「問題と向き合える人」だといった印象を持てるようになり、警戒心を取り除くことが期待できます。
理由②:他にやるべきことがあり、タイミングを逃してしまった
理由の1点目は熱中していることがあり、タイミングを逃したという理由です。
例えば、「部活動や留学をしていて、就職活動をする時期が遅れてしまった」などがそうですね。
留学をする学生や部活動で熱心に取り組む学生は、企業側も「主体的に行動できる人間」や「一つのものに熱心に取り組める人間」という印象を抱くことにつながります。
また、目的をもって就職活動を先延ばしにしているので、マイナスとして評価されません。
「既卒でも就職しやすいお仕事」
既卒者が就職活動をする上で、「どのようなお仕事であれば就職が成功しやすいか」といった事は知っておくべきでしょう。
やみくもに自分の理想ばかりを追いかけるだけではなく、社会には既卒者ということがネックになりにくいお仕事もある事を知れば、就職先選びの幅も広がります。
ここでは既卒者でも比較的就職しやすいお仕事を2つご紹介します。
就職先選びの参考にしてみてくださいね!
営業職
候補の一つとして考えておきたいお仕事の一つが、営業職です。
営業職とは、自社のサービスや商品を取引先に提案したり(提案営業)、取引先を増やすために取引をしていない企業や個人などに対して営業活動(新規営業)をするお仕事の事です。
営業職は多くの場合、取引が成立したり新たな顧客を獲得したりすると、それらの成果に応じて「歩合給」が支給されます。
応募条件として専門的なスキルが求められる事もすくなく、成果次第では給料アップも狙えるという点で、コミュニケーション能力に自信がある人であればねらい目のお仕事といえるでしょう!
製造業
製造業は未経験者OKの求人や、既卒OKの求人が多くあり、既卒者が応募しやすい業界と言えるでしょう。
また土日休みの工場もおおいため、お休みをしっかりと確保したい人にも向いています。
工場での作業はマシニングセンタや旋盤などの工作機械を使うものから、製品の検査や事務職などさまざまありますが、工作機械を使うお仕事はある程度の知識や実務経験が求められることもおおいです。
そのため、まずは手仕上げや品質管理など、未経験でも就職しやすいお仕事を探しましょう。
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既卒の就活にはプロのサポートも必要!
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まとめ:既卒でも就職はできる
結論ですが、新卒より難しいですが既卒でも就職できます。
以下がこの記事のまとめです。
- 既卒の就職活動は難易度が高いが、就職できる
- 成功させる秘訣は問題から逃げず、行動すること
- 面接時に、理由を相手に伝わるように話し、警戒心を解くこと
- 自己分析をしてやりたいことを言語化すること
- 面接では嘘をつかず、根拠を持った発言を心がけること
- 自分の身の丈を理解して、就職活動をすること
就職活動は長くやればいいというものではありません。
むしろ短期で、自分の志望に合った会社から内定をもらうことが大切です。
既卒だからと落ち込んでいても、事態は良くなりません。
今、あなたが理想に近づくためにできる行動をすることが成功のカギとなります。
事実を受け入れ、とにかく行動と改善を繰り返していきましょう。
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