国税庁の調査によれば、「平成29年分民間給与実態統計調査」によれば、日本人全体の平均年収は432万円という結果が出ています。
しばらく日本人の平均年収は横ばいが続いていましたが、社会情勢の変動で今後はさらに下がる可能性もあります。
ただでさえ新型コロナウイルスの影響がどれほどまでに及ぶか予想もつけらえません。
しかしこの432万円という数字もあくまで平均の数値。
もっと多くの年収をもらっている人もいれば、年収がもっと少ない人だっています。
最近特に叫ばれることも多い「貧富の差」。
どうして多くの年収をもらっている人がいるなかで、年収が低いままの人が一定数いるのか。
今回は特に、「年収が低い人の特徴」について考えてみます。
もし自身の年収に満足がいっておらず、「自分の年収が低い」「もっと年収を上げたい」と考えているなら、年収が低い人の特徴をこれから説明するので自分と特徴が合致してないかを考えてみてください。
また、年収を上げたいなら、「年収が低い人の特徴」の逆をいけば理屈的に年収アップを狙うことができます。
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年収が低い人の特徴
それでは早速、年収が低い人の特徴を調べていきましょう。
年収が低い人には、低いなりの理由があります。
ですからまずは「どうして低いのか?」を考えるのは大切なのです。
「めんどくさい」気持ちが強い
年収が低い人は総じて行動力がありません。
勝間和代さんも、お金がない人は「ものぐさコスト」をへらすことで低収入帯を抜けられると話していました。
「めんどくさい」と感じて放棄したその行動ひとつで、多くのお金を稼げるチャンスの機会損失を起こしています。
年収が低い人というのは得てして、めんどくさがり屋が多いです。
ですが当然、めんどくさがってばかりでは問題は解決しません。
お金にかかわる問題というのは得てして、めんどくさいものが多いからです。
身だしなみがだらしない
年収が低い人というのは得てして身だしなみがだらしないです。
何も「高級品で身を固めろ」と言っているのではないです。
たとえ安い衣類を身にまとっていたとしても、清潔感のある格好を意識してほしいものです。
年収が低い人は、「人からどう見られるか」を意識できない人が多いです。
髪の毛、服装は意外と年収との相互関係が強いです。
時間・約束にルーズ
時間や約束を守れない人ほど、年収が低い傾向にあります。
時間を守れる人は、人と人との関係を大事にしているので、必然的に仕事能力も高い人が多いです。
しかし時間や約束にルーズな人は、だんだん人から信用されなくなってくるので、お金を稼げなくなってきます。
「自分は時間にルーズではないか?」
一度考えてみてはいかがでしょう。
ネガティブな言葉を口にする
年収が低い人ほど、ネガティブな言葉を口にしがちです。
基本的にネガティブ思考なので、すぐ人の悪口を口にしますし、自分の状況に文句ばかり。
そして基本的に自分に悪いことがあると、「他人のせい」にしがちです。
情報リテラシーが低い
年収が低い人というのは、基本的に知識に乏しいです。
また、新しい情報にも疎いので、それによって行動を移すのが下手です。
これも、「知識を集めるのがめんどくさい」だとか「新しい情報を集めるのがめんどくさい」だとか、めんどくさがっているから、という問題にも共通しているのがわかります。
人の意見に流される
年収が低い人の特徴として、「人の意見に流されがち」というのもあります。
少し困ったらすぐ誰かに話しを聞いて、その人の言うとおりにする。
そこに自分の思考はまったくありません。
「誰かの話に振り回されながら生きる」
をやっていては、いつまで経ってもあなたの年収は低いままです。
貯金ができない
年収が低い人というのは得てして、お金を貯めることができません。
自分の収入はすべて生活の中でつぎ込んでしまう思考では、いつまで経ってもお金は貯まらず、出ていくばかりです。
自分のお金を管理できない、金融リテラシーの低い人ほど、年収が低いままです。
仕事に真剣さがない
当然、仕事で成功している人ほど年収が高い傾向にあります。
ということは、仕事に真剣な人のほうが年収は高いです。
逆に、仕事で成果を上げることに真剣さが足りない人は、比較的年収が低くなる傾向にあります。
年収を今より上げるには、今より真剣に仕事に打ち込む決意と熱意が必要なのです。
年収が低い人は知らず知らずのうちに自分の年収を下げている
当然ですが、年収が低い人は、「年収が低い生活を送ろう」と思って生きているわけがありません。
年収が低い人というのは、知らず知らずのうちに年収を下げる生活を送っており、気がついたら年収の低い地点にいる…という感じです。
ですから年収の低い人は、まず自分の行動を変えるために思考回路から変えていく必要があるのです。
まずそのためにも、年収が低い人の思考から学んで、変えていくのはその後にしましょう。
周囲が見えてない
自分のことばかり、または自分の近くの周囲しか見えてない、視野の狭い人ほど年収が低い傾向にあります。
もっと視野を広くもって、周りの情報を集めて、適切な行動を取らないといつまで経っても年収は低いままです。
情報リテラシーにも通じる部分ですが、適切な行動を取れるか取れないか。
ここで年収の額が大きく左右されるのです。
時間選好が弱い
年収が低いひとは、「目先の快楽に心が惑わされがちです。
「今我慢すれば、あとで楽しいことが待っている」
と考え、現在多少苦しくとも、今我慢する思考ができないとずっと年収が低いままです。
時間の価値がわかってない人、といおうのが年収が低い人に共通している特徴ですね。
人の悪いところばかり見る
他人との関わり方にも、年収の差が出ます。
他人と関わるなかで、他人の悪いところばかり挙げ連ねて、悪いところばかり指摘する人は年収が低い傾向にあります。
関わった人の良いところばかり見て、他人を褒めるのが上手な人は、不思議とたくさんお金を稼いでるもの。
人との関わり方でも「稼げるか」「稼げないか」で二極化してしまうのです。
他人から得られるメリットばかり気にする
人間関係のギブアンドテイク。
「与える側」と「与えられる側」で分かれるときにも差が出ます。
他人と関わる時、「自分はがんばっているから、人から利益をもらって当然」という考え方では、いつまで経ってもうまくいきません。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代という本の中には、「もらう側」より「与える側」のほうが成功すると書かれていました。
いつまでも「もらう」考え方ではうまくいきません。
成功するためには、「与える」ことを優先してこれから生きていくべきなのです。
まずは「年収の高い人の真似」からはじめましょう
自分の年収が低いと感じている方はこれから、「年収の高い人の真似」からはじめてください。
目標とする人の真似をしていると、いずれそれが自然と自分の身体になじんで、自分自身の所作にできるはずなのです。
年収の高い働き方
年収の高い人は働き方が違います。
たくさん稼ぐには、お金周りの良い業界で、たくさん稼げる仕事に就く必要があります。
年収が高い人とまったく同じ仕事で働くのが無理でも、お金が稼げる業界で働くことはできるはず。
とにかく、今の仕事はたくさんお金が稼げる仕事かどうかは、今一度考えてみてください。
年収の高い人と付き合う
不思議と自分の年収は、一緒にいる人の年収に左右されます。
一緒にいる人が年収の高い人ばかりなら、不思議とそれに釣られて自分の年収も上がっていくもの。
逆に、周りの人が低所得者層ばかりなら、いつしか自分の年収も下がっていくはず。
これは、年収の高い人といると、良い影響を受け合うので、自分にとっての行動力の元になるからだと思います。
自分というのは、他人と何を話したかで構成されるもの。
人と影響を与え合うのが、人生なのです。
年収の高い人の時間の使い方
年収の高い人は、時間の使い方が違います。
お金を持っている人ほど、時間がお金で買えないことなど、時間の重要性を理解しています。
そのため、時間を無駄に浪費しません。
自己練磨、将来への投資など、自分の未来につながるお金の使い方をします。
ですからまずは、自分の年収が低いと感じるなら「年収が高い人と同じ時間の使い方」からはじめてください。
日々の生活費を構成する要素
あらためて、自分の年収を決める構成要素をおさらいしておきましょう。
年収を決めるのは、単純に自分がもらっている収入だけではありません。
どの要素が年収に強く相関するのか理解すれば、正しく自分の年収を上げるための行動が取れるはずです。
収入
当然収入は年収を決める上で大きな要素です。
どれくらいの収入をもらっているのか、同業者と比べてどうか、年齢の近い人と比べてどうかを調べてみて、必要なら「転職」する必要があります。
自分のスキルを最大限活かして、最大の収入を得ることができる仕事で働くべきです。
出費
収入がどれだけあっても、出費が多くては結局手元にお金が残りません。
ですから、収入から目減りする出費を減らす努力も同時に必要なのです。
実は私達は、日々の生活で必要ない出費をたくさんしています。
例えば普段みない動画の配信サービス。
例えば必要以上に高い携帯電話料金。
外食ばかりでかさむ食費。
収入を増やす努力と出費を減らす努力を同時に行うことで、手元にお金が残ります。
時間
時間の使い方如何で、年収の額が変わります。
年収を増やすための時間の使い方をするか、無駄にだらだらして時間を浪費するか、同じ価値の時間です。
少しでも年収を上げられる時間の使い方をしたいですね。
年収を上げるためには何より「行動」
年収を上げるためにどうすればいいか?
ということですが、まとめると年収を上げるためには「行動する」ということでした。
もちろん、無意味な行動を起こしても意味がありませんから、「年収を上げられる行動」を選びぬいて行うこと。
ここでどれだけ意味のある行動を取れるかが、その後のあなたの年収を決めるのです。
今が人生で一番若いとき
ある程度年齢を重ねてしまうと、過去の様々な積み重ねもあり「今から行動しても…」と思ってしまうものです。
しかしいつだって今が一番若い時代です。
今からはじめておそすぎるということはないのです。
もちろん、「未経験のことに挑め」と言っているのではありません。
しっかり準備して、勝てる勝負に挑めと言っているのです。
まずは行動しましょう
何はともあれ、まずは行動です。
少しやってみて、だめなら次に移ればいい。
行動でうまく成果を出せなかったとしても、「今回はだめだった」という知見が残るのです。
その知見を活かしながら、次は成功させればいいだけです。
転職するのがおすすめ
年収を上げるための一番の近道は転職です。
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年収の低い人の特徴 まとめ
年収の低い人の特徴を、年収の高い人の特徴と交えながら解説しました。
年収が今低かったとしても、行動次第でその後の年収を上げられます。
年収が高い人と年収の低い自分はどこがどのように違うのか考えてみて、その差を埋める努力をしてください。