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プロ棋士の年収っていくら?プロ棋士になる方法や仕事内容を解説

プロ棋士の年収っていくら?プロ棋士になる方法や仕事内容を解説 年収/給料

藤井聡太七冠が王座を獲得し、史上初の八冠制覇というニュースが話題になりました。

そんな近年話題に上がることが多い将棋界ですが、プロ棋士がいったいいくら稼いでいるのか気になっている方もいると思います。

本記事では、プロ棋士の平均年収のほか、プロ棋士になる方法やプロ棋士の仕事内容を紹介していきます。

プロ棋士を目指している方は、しっかり確認していきましょう。

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プロ棋士の平均年収

プロ棋士の平均年収は600万円~800万円といわれています。

ただ、名人戦の階級によって月の基本給が変化し、名人は月100万円ですが一番下のC級2組は月17万円となっています。

階級が上のプロ棋士ほど年収が高いといえます。

プロ棋士の仕事内容とは?

ここでは、プロ棋士がどんな仕事をしているのか紹介していきます。

あまり表に出されない仕事もあるので、しっかり目を通していきましょう。

対局

プロ棋士の一番メインの仕事は対局です。

名人戦と呼ばれるリーグ戦を年間通して行いながら、各種タイトル戦、トーナメント戦などを行っていきます。

タイトル戦をどれだけ勝ち抜くかによって年度の対局数が変わりますが、歴代最多の年度対局数は羽生善治九段が2000年度に打ち立てた89局となっています。

将棋の研究

プロ棋士になったからといって、毎日対局がある訳ではありません。

対局がない日にプロ棋士が何をしているかというと、将棋の研究です。

次の対戦相手の研究であったり、研究会に所属し将棋自体の勉強などを行っています。

日頃目にする対局以外にも、裏側ではたゆまぬ努力をしています。

イベントなどの出演

プロ棋士は、将棋大会や将棋教室などのイベントに出演します。

プロ棋士が所属する「公益社団法人日本将棋連盟」は、「将棋の普及発展と技術向上、伝統文化の向上発展に寄与すること」を目的にしています。

そのため、将棋を広めるためにイベントに出演することも重要な仕事になります。

プロ棋士を目指す方法

ここでは、プロ棋士になる方法を紹介していきます。

基本的にルートは1つですが、例外も存在するためしっかり確認していきましょう。

奨励会に入る

プロ棋士になるには、まず「奨励会」と呼ばれるプロ棋士養成機関に入る必要があります。

入るといっても願い出ればすぐに入会できるわけではなく、入会試験に合格しなければなりません。

また、受験にも条件があり、プロ棋士の推薦をもらった19歳以下である必要があります。

プロ棋士の推薦をもらうためにはプロ棋士に弟子入りしなければならないため、実質的な第一歩はプロ棋士への弟子入りです。

リーグを勝ち抜き四段になる

奨励会に入会できた後は、7級になります。

ここでまずは三段になることを目指して対局していきます。

そして三段になると「三段リーグ」に進み、半年ごとに上位2名が四段に昇格しプロ棋士となることができます。

プロ編入試験に合格する

アマチュアの全国棋戦で優秀な成績の人は、竜王戦や銀河戦などの公式戦でプロ棋士と対局する機会を得ることができます。

そこで10戦以上対局のうえ勝率6割5分を超えると、プロ編入試験の受験資格を得られます。

ここで6局中3局で勝利を収めると合格となり、プロ棋士となることができます。

これが、奨励会のルート以外の例外です。

プロ棋士に求められるスキル

ここでは、プロ棋士として活動する中で求められるスキルについて紹介していきます。

どれも必要不可欠なスキルなので、プロ棋士を目指している方はしっかり目を通していきましょう。

強靭な精神力

対局では、一手指すのに数時間考えることもあります。

そういった場合でもしっかり指すことができる強靭な精神力が必要になります。

ひらめき力

将棋はいかに最善の手を打てるかの戦いです。

ですがいつまでも長考しているわけにもいきません。

対局が終盤になると1分で一手打たなければならなくなることもあります。

そういった場面でも最善手を打てるひらめき力は必須です。

集中力

対局中はもちろん、将棋の研究を続けられる集中力は必須です。

対局で勝つには研究は欠かせないものになるので、しっかり行える集中力を持っておきましょう。

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プロ棋士で年収を上げる方法

ここでは、プロ棋士が年収を上げる方法を紹介していきます。

まだプロ棋士ではない方もしっかり目を通していきましょう。

対局に勝ち続ける

まずは基本ですが、対局で勝ち続けることです。

プロ棋士は対局ごとに「対局料」をもらいます。

そのため対局数を増やすためにも勝ち続ける必要があります。

また、タイトル戦やトーナメント戦では勝ち進めば進むほど対局料が上がっていきます。

より多くの収入を得るためにも対局を勝ち続ける必要があります。

タイトル戦で優勝する

タイトル戦に優勝すると、タイトルのほか賞金ももらうことができます。

一番賞金が高いタイトル戦は竜王戦で、4,000万円以上の賞金が設定されています。

タイトルを獲るまでに対局料ももらっているため、非常に収入を上げることができます。

イベントなどに出演する

プロ棋士はイベントに呼ばれることがあります。

そのほか有名になればメディアへの出演依頼も来るようになります。

そういったイベントやメディアへ出演することで年収を増やすことができます。

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【まとめ】プロ棋士の年収は700万円程度!

いかかだったでしょうか。

プロ棋士の平均年収は約700万円となっていますが、タイトル戦をどれだけ勝ち進むかで大きく異なってきます。

またメディアの出演数でも変わってきます。

ですがすべての基本は将棋の強さです。

強い棋士になって有名になり、どんどん年収を上げていきましょう。

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