「仕事に行きたくない。働きたくない。」
「でも仕事に行くのが当たり前だし自分は甘えてるだけだ。」
このように、仕事のことを考えるとつらくなり、仕事に行きたくないと感じているのであれば、まずは仕事を休みましょう。
仕事に行きたくないと感じているということは、自身の心が仕事に対して拒否反応を起こしているということです。
そのまま自分の感情を抑えて、やりたくもない仕事を無理に続ける必要はあるでしょうか?
つらいときは、自分の気持ちを最優先に考えて行動するべきです。
しかし、自分自身で仕事は休んではいけないと思い込み、仕事を休むという選択肢を自ら削除している人は多いでしょう。
そこで今回は、仕事に行きたくないと思ったらなぜ休むべきなのか、無理したらどうなるのか、そしてそんなときに取るべき行動についてくわしく解説していきます。
前々から「仕事に行きたくないなぁ」と思っているのなら、転職も検討しましょう。
仕事に行きたくないと思ったら会社を休もう
「仕事に行きたくない」そう思ったら仕事を休むという選択肢があります。
特に、その気持ちが一時的なものではなく、前々からずっと「仕事に行きたくないな」と思うようなら仕事を休むべきです。
「仕事に行きたくないなんて甘えだ。」「体調不良でもないのに仕事を休もうだなんて自分はなんてダメなやつなんだ」と思い込み、無理して仕事をすればいずれ体を壊すことになります。
たとえ身体が元気でも、心が病気にかかる可能性があります。
もしかすると、今目に見えない部分で自分の体が悲鳴をあげているのかもしれません。
仮にそんな状況で仕事をして自分を追い込めば、いずれうつ病などの精神的な病気にかかる可能性は十分にあります。
あまり頑張りすぎず、自分の気持ちを一番に優先した行動を取るべきです。
慢性的に仕事に行きたくないと思うようなら、仕事を休んでみてはどうでしょうか?
仕事に行かないのは甘えではない
仕事に行かないのは甘えではありません。
世間的には「仕事に行きたくなくても仕事をするのが当たり前」という風潮があり、周りからも「仕事に行かないのは甘え」といわれることは少なくないでしょう。
また、自分自身でも「仕事を休む=甘え」と思い込んでしまっていないでしょうか?
そんなことはありません。
ストレスの溜まりやすい現代社会で、体は元気であるものの心が疲れてしまう、精神的に怪我をしてしまうということは少なくありません。
心が「仕事に行きたくない」と思い、精神的な病気にかかりかけているのかもしれないのに、周りのために自分の気持ちを否定して、無理して仕事をするのが果たして「甘え」といえるでしょうか?
仕事を休むのは決して甘えではなく、自分を病気から守るための手段の一つです。
仕事に行きたくないと思うのなら、思い切って休むことをオススメします。
仕事に行きたくない理由を具体的に考える
「仕事に行きたくない」と思ったら、その理由を具体的に考えてみましょう。
たとえば、以下のような理由で仕事に行きたくないと思う人は少なくないでしょう。
- 仕事が多すぎていつも仕事を残して帰っている
- いつも上司の顔色を伺いながら仕事をしている
- 流れで就職した会社なので仕事にやりがいが感じられない
- 仕事場では普段の自分が出せていない
- 最近仕事で怒られてばかりで自分の仕事に自信が持てない
など
仕事に行きたくない理由を考えるときは具体性が大切です。
「働くのが嫌い」などと抽象的な理由だと、自分の不満や悩みの本質的な部分がわからず、結局解決方法も見出せません。
具体的になぜ仕事に行きたくないのか、仕事のどんな部分が嫌いなのかを明確にすることが大切です。
たとえば適当に就職活動をして、今の職場がなんとなく流れで決まった人ならば、おそらくその「なんとなく」という部分が、やりがいを感じられない原因だと思われます。
このように、仕事に行きたくないと思うようなら、その具体的な理由を深掘りして考えてみましょう。
仕事に行きたくないときに取るべき行動
仕事に行きたくないと思ったときに取るべき行動には以下があります。
- 会社を休む
- 仕事を割り切って考える
- 生活のルーティンを作る
- 日々の生活に変化を加える
- 仕事の不満や悩みを誰かに話す
- 頑張って仕事をする
- 転職する
このように、ただ会社を休む以外にも対処法はいくつかあります。
「仕事に行きたくない」という思いの強さや、職場環境から考えて、今の自分に最も適切な行動を取りましょう。
ここからは、それぞれの対処法について具体的に解説していきます。
会社を休む
上記でも解説したとおり、仕事に行きたくないときは会社を休むという選択がオススメです。
とりあえず1日休んでみることで、なぜ仕事に行きたくないと思ってしまうのか、自分の人生について向き合う時間を作ることができます。
とはいえ、会社の同僚からの目が気になるから、会社を休むという選択ができない人は多いでしょう。
しかし、自分の人生なので人の目を気にする必要はありません。
「ちょっとの体調不良で会社を休むなんて非常識」といわれても、常識の価値観は人それぞれなので、あまり気にする必要はないです。
また、周りの目ばかりを気にして生きても幸福度は上がりませんし、自分が思っている以上に他人は他人に対して興味がないものです。
自分がつらいと思ったら自分の気持ちに正直になって、会社を休むことの方がよっぽど賢明な判断といえます。
会社は忙しくて休めないというのはいい訳
「今は忙しい時期だから会社を休むべきじゃない」といった言い訳をして、会社を休むという選択肢を削除している人は多いでしょう。
しかし、会社が忙しくても有給休暇を取得して休むことはできます。
有給休暇は労働者の権利なので、「仕事を休みたい」と思えば基本的に休むことはできるのです。
また仮に会社が忙しいとしても、それは会社の問題であって、労働者の責任ではありません。
労働者が自分勝手に「会社が忙しいから自分が働かなきゃ」と責任を負う必要はないです。
そのため、会社の忙しさよりも自分の体調や気持ちの状態を優先するべきでしょう。
仕事を割り切って考える
仕事に行きたくないけど、どうしても働かなくてはいけない場合、仕事を割り切って考えるという方法があります。
仕事に対して感情を持たず、私情を持ち込まないことで、仕事がつらいという感情さえも持たなくなります。
仕事を割り切るためには、プライベートを充実させたり、仕事終わりに楽しみな予定を入れるといった方法が有効です。
たとえば、会社の人たちとはプライベートでは付き合わないようにするだけでも、仕事とプライベートを分別することができるでしょう。
仕事に行きたくない理由が、仕事するのがつらいというものであれば、仕事を割り切ることをオススメします。
生活のルーティンを作る
生活のルーティンを作るというのも対処法のひとつです。
「仕事に行く前に〇〇をして気合いを入れる」
「仕事中にストレスを感じたら〇〇をして発散する」
このように、つらいことを乗り切る自分だけのルーティンを作ることで、仕事を頑張ることができます。
しかし、人によってはルーティンを作っても効果がないことがあります。
そのため、自分にルーティンは向いていないと思えば、無理しすぎずに他の手段を取りましょう。
日々の生活に変化を加える
仕事に行きたくないなら、日々の生活に変化を加えましょう。
仕事やプライベートに刺激を与えて、違う毎日を過ごすことで、常にフレッシュな気持ちで生活することができます。
たとえば毎日仕事終わりに様々な予定を入れたり、身に着ける物を変えてみたり、いつもの仕事を別のやり方で試してみたりなどです。
同じ毎日を送らないようにすることで、生きることが楽しくなり、仕事も人生の一部と考えられるようになるでしょう。
「つらい仕事の乗り越え方」という考えから、「つらい仕事の楽しみ方」という風に考え方を変えてみてください。
仕事の不満や悩みを誰かに話す
仕事の不満や悩みを誰かに話すというのも対処法のひとつです。
「仕事に行きたくない」と思うのは、つらいことを吐き出すことができず、自分の中で溜め込んでしまっているだからかもしれません。
誰かに自分の気持ちを伝えて周りから共感してもらうことで、自分の気持ちを落ち着かせ、ネガティブ感情を吐き出すことができます。
ただし、話し相手は選ぶことが大切です。
たとえば「わかる。君は頑張ってる。」と共感してもらいたい部分で、「それはお前が悪い」と否定されれば、返ってネガティブな感情が溜まりやすくなります。
たとえ相手の言い分がが正論だとしても、自分を正当化してくれる、自分が気持ちよくなれる相手を選びましょう。
頑張って仕事をする
「仕事に行きたくない」と思いつつも、頑張って仕事をするのも選択肢の一つです。
しかし、基本的にオススメできません。
きついと思いつつも自分を追い込みすぎれば、精神的な病気にかかる可能性があるからです。
「周りからよく思われよう」「みんなから嫌われたくない」という感情で頑張ろうとしているのであれば、なおさらやめた方がいいです。
自分の気持ちをよくわかっているのは自分だけなので、自分に正直になりましょう。
とはいえ、一時的な気分の落ち込みの場合は頑張って仕事をすることで、解決することもあります。
頑張って仕事をする場合は、「仕事に行きたくない」と思ってしまう理由を考え、それが一時的なものかどうかで判断しましょう。
前々から「仕事に行きたくない」と慢性的に思っているのであれば、頑張って仕事をしても問題は解決できないでしょう。
転職する
最もオススメなのが転職するという選択肢です。
「仕事に行きたくない」という悩みは、その職場や仕事に問題がある可能性が高く、転職することで解決できることがほとんどです。
しかし、転職に対して不安がある人は多いと思います。
「本当に転職が成功するのか。」
「自分なんかを雇ってくれるところは他にもあるのか」
このように、マイナスなことばかりを考えてしまい、転職に一歩踏み出せていないのではないでしょうか?
実は日本で中小企業と呼ばれる会社は380万社もあります。
つまり、自分が働ける場所はいくらでもありますし、自分に適した会社は必ずあるはずなんです。
今の会社がつらいと感じるなら、転職して新しい人生をスタートさせるという対処法をオススメします。
仕事に行きたくないと思ったときはうつ病に注意
仕事に行きたくないと思ったときはうつ病などの精神病を疑いましょう。
仕事に行きたくないということは、心が苦しんでいるということです。
そのまま無理して働き続ければうつ病になり、結果的に働けない状態になってしまいかねません。
また、すでにうつ病を患っているのであれば、病気が深刻化する恐れがあります。
場合によっては自殺に追い込まれたり、10年以上長期にわたって働けなくなることも考えられます。
せっかく頑張って仕事をしても、うつ病になってしまっては元も子もないです。
そのため、仕事に行きたくないと思ったら、まずは自分がうつ病にかかっていないかを疑いましょう。
うつ病の症状
うつ病の症状は大きく分けて「心の症状」と「体の症状」の2種類があり、それぞれの具体的な内容には以下があります。
【心の症状】
- 気分が落ち込む状態が続く
- 消えてしまいたいと思う
- 何に対しても興味が持てなくなる
- 以前より消極的になった
- 自分を責めてしまう
【体の症状】
- 眠れない
- 食欲の低下
- 疲労感や倦怠感がある
- 口が頻繁に乾く
このように、うつ病にはさまざまな症状が現れ、いずれかに心当たりがある場合は病院へ行くことをオススメします。
「うつ病は気持ちの問題」と考えている人も少なくないので、周りから「行く必要はない」といわれても一度医師に相談しましょう。
うつ病にかかりやすい人
真面目で責任感の強い人ほどうつ病にかかりやすい傾向にあります。
うつ病にかかる主な要因は自分を自分で追い込んでしまい、最終的に「自分がいなくなればいい」と悲観的になることです。
真面目で責任感の強い人はたとえば、上司から指示された理不尽なことでも、一人で抱え込んでしまいやすいです。
その結果、頼まれた仕事を完遂させることができず、「自分が悪い」と自分を責めてしまいます。
逆に何事もあまり深く考えない楽観的な人ほどうつ病にかかりにくいです。
そのため、真面目な人は特にうつ病に注意しなければいけません。
自分が真面目で几帳面な人間だと思う人は、自分を減点しすぎず、つらいときは周りの人に頼るなどして責任を一人で抱えないようにしましょう。
うつ病になる前に行動することが大切
うつ病になる前に、「仕事に行きたくない」と思ったらとにかく行動することが大切です。
考えているだけではいつまでたっても現状は変わりませんし、環境が自然といい方向に変わることもありません。
仕事に行きたくないなら自分で行動し、環境を自分で変えなければいけないのです。
また、うつ病になってしまうと精神的に余裕がないため、最善の行動ができなくなってしまいます。
転職しようとしても失敗したり、もっと自分を追い込むような行動も取りやすいです。
そのため、まだかろうじて精神的に余裕があるうちに、とにかく行動することをオススメします。
「仕事に行きたくない」と思ったら、上記で紹介した対処法を試しましょう。
転職する方法は5つ
仕事に行きたくないと思い、それが今の職場に原因があるのであれば転職しましょう。
転職する方法には主に以下の5つがあります。
- 求人誌
- ハローワーク
- 転職エージェント
- 転職サイト
- 企業のホームページ
ここからは、それぞれの転職方法について解説していきます。
求人誌
求人誌は紙媒体の求人広告です。
駅やコンビニなどにフリーペーパーとして設置されていたり、新聞の折り込み、またポスティングされることがあります。
求人誌のメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 地方の求人が多い
- ネット環境不要で求人が見れる
【デメリット】
- 人気な企業の求人がほとんどない
- 転職先の選択肢が狭い
求人誌は地域に密着しているものばかりで、地元の求人情報を効率よく集められることがメリットです。
しかしその一方で、情報量には限界があるために転職先の選択肢が絞られるというデメリットがあります。
さらに、非公開求人など人気企業や優良企業の求人が少ないため、自分の希望通りの転職が難しいというのも難点の一つです。
そのため、地元で転職したいという人には求人誌での転職活動がオススメです。
ハローワーク
ハローワークとは国が運営している職業紹介事業で、正式には公共職業安定所と呼ばれます。
ハローワークのメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 地方の大手企業・中小企業の求人が豊富
- 転職サイトなどではカバーしきれない求人がある
- 就職へのサポートをしてくれる人がいる
【デメリット】
- 企業に関する情報量が少ない
- 地雷求人も含まれている
ハローワークは地方の大企業や中小企業などの求人が多く掲載されており、地方の人気企業への転職が有利という点がメリットです。
しかし、ハローワークの求人情報は精査されていないため、いわゆるブラック企業とよばれる質の悪い求人も含まれているので注意しなければいけません。
また、ハローワークに掲載されている求人から得られる情報量が少なく、優良企業を見つけるためには企業の実態を自分で調べる必要があります。
そのためハローワークでの転職活動は、地方で就職したい人で、かつ優良企業かどうかを見極められる人にオススメです。
転職エージェント
転職エージェントとはプロのキャリアコンサルタントが、求職者へ求人の紹介をしてくれる無料のサービスです。
転職エージェントのメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 手厚い転職支援サービスが受けられる
- 全て無料
- 質の高い求人が多い
- 最適な転職先が見つかりやすい
【デメリット】
- 転職するまでに時間がかかる
- 担当のコンサルタントによっては転職に失敗することがある
転職エージェントは、求職者のヒアリングを行って最適な求人を紹介してもらえるだけでなく、面接対策や書類の添削などといった転職支援サービスを全て無料で受けられます。
また、転職エージェントから紹介される求人には非公開の優良なものも多いので、転職に失敗したくない人にはオススメの転職支援ツールです。
しかしその一方で、担当になったコンサルタントによっては、担当者のキャリアのために求人を紹介され、不本意な転職をしてしまう可能性があるという点がデメリットです。
そのため転職エージェントを利用するなら、担当者に流されるのではなく、しっかり自分の意思を持って取り組みましょう。
転職サイト
転職サイトは多くの求人情報が掲載されているサイトです。
転職エージェントとは異なり、求人のチェックや応募、面接等の転職活動を全て自分だけで進めていきます。
転職サイトのメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 求人情報が豊富
- PCやスマホからいつでも転職活動ができる
- 自分のペースで転職活動ができる
【デメリット】
- 転職活動の全てを自分で行う必要がある
- 転職後のミスマッチ率はやや高い
転職サイトは求人情報が豊富で、スマホからいつでもアクセスできるので、オフラインの求人媒体よりも簡単に転職活動ができます。
しかしながら、優良求人かどうか、また選考に通過できるかどうかは自分次第なので、転職初心者なら転職に失敗する可能性があるという点がデメリットです。
そのため、過去に転職経験がある人や、また自分のペースで転職活動をしたい人には転職サイトの利用が向いています。
企業のホームページ
転職活動をするときは、企業のホームページから直接応募するという方法もあります。
自社ホームページで採用情報を掲載している企業は少なくなく、自分が気になっている企業、働いてみたいと思う企業があれば直接応募するというのも選択肢の一つです。
企業のホームページから直接応募するときのメリットとデメリットは以下のとおりです。
【メリット】
- 条件の交渉など自分で直接問い合わせができる
- 転職サイトには掲載されていない企業の応募ができる
【デメリット】
- 企業が採用を募集していないことがある
- 採用のハードルがやや高い
企業のホームページから直接応募すれば、企業の採用担当者と直接条件の交渉や、採用に関する問い合わせが行えます。
その一方で、自社ホームページに採用情報を掲載していない企業があり、また一定のスキルを求められるなど採用のハードルが高いことが一般的です。
しかし企業によっては、コストの関係から転職サイトを利用していないことがあります。
そのため、すでに転職したい企業が決まっている人には直接企業ホームページから応募することをオススメします。
オススメの転職エージェント4選
転職活動をするなら、プロのサポートが無料で受けられる転職エージェントがオススメです。
中でもオススメの転職エージェントには以下4つのサービスがあります。
- マイナビエージェント
- パソナキャリア
- doda
- リクルートエージェント
ここからは、それぞれの転職エージェントについてくわしく解説していきます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは転職大手「マイナビ」が提供する転職支援サービスです。
2015年に厚生労働省の委託事業者から、求職者の適正把握や情報管理の徹底が認められ、「職業紹介優良事業者」の認定を受けています。
マイナビエージェントは比較的20代の若い層に適した求人が多く、第二新卒の転職に強い点が特徴です。
さらに、キャリアコンサルタントのサポート体制が強いことに定評があり、求職者のヒアリングから最適な求人を紹介してもらえます。
しかしその反面ハイクラス求人が少ないため、30〜40代よりも20代の転職に力を入れているといえるでしょう。
そのため、第二新卒を考えている人や20代で転職を考えている人が、安心して転職活動をしたいならマイナビエージェントがオススメです。
パソナキャリア
パソナキャリアは大手派遣会社の「パソナ」が運営する、転職エージェントのサービスです。
過去に取引を行った企業の数は16,000社以上と業界トップクラスの実績があります。
口コミや評判でも求人の質が高いことに定評があり、人材派遣会社としての実績やコネクションから、パソナキャリアだけの求人情報も多く存在します。
また、人材派遣の事業とともに女性の社会進出に力を入れているため、女性の転職も強いのが特徴です。
しかし、求人数だけでいえばdodaやマイナビエージェントには劣り、求人は全国展開されているものの、首都圏や都心部に集中している点がデメリットです。
そのため、特に首都圏に在住の女性ならパソナキャリアの利用をオススメします。
doda
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaは転職活動をするなら、はじめに登録したい転職エージェントです。
豊富で幅広い求人が特徴で、あらゆる選択肢から自分に適している企業を見つけられます。
中でもIT系・通信・営業・企画系の求人が豊富です。
しかし、登録後に企業から届くスカウトメールが他転職エージェントよりも多いため、あまり転職を積極的に考えていない人にとってはしつこく感じるかもしれません。
その一方で、数多くの企業をきちんと見定めて転職先を決めたいと考えている人には、スカウトメールが非常に役に立つでしょう。
また、dodaでは転職のセミナーなどのイベントを頻繁に開催しており、イベントに参加すれば企業の採用担当者と直接話をすることができます。
そのため、IT系や通信系などを中心に転職を考えていて、転職先をしっかりと見定めたい人にはdodaがオススメです。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは膨大な求人数が強みの転職エージェントです。
日本全国に求人を展開する転職エージェントはいくつもありますが、中でもリクルートエージェントは地方の求人が豊富で、U・Iターン転職に強いです。
リクルートエージェントが扱う求人のうち非公開求人が大多数を占めており、その数は2019年9月現在で20万件以上となっています。
しかし、求人の数が多すぎるために中には質の低い求人も含まれています。
また、担当になるコンサルタントによっては対応にも違いがあるため、転職エージェントとしての安定感に欠けるという点がデメリットです。
そのため、選択肢は多いほうがいいという人や、地方在住で適した求人が見当たらないという人にはリクルートエージェントをオススメします。
退職を伝えるのが恐いなら退職代行サービスを利用しよう
今の職場に退職を伝えるのが恐いなら、退職代行サービスを利用しましょう。
退職代行とは上司などに退職することをいえない人、あるいは退職を拒否されるときに、代わりに退職の意思を伝えてくれるサービスです。
退職代行サービスを利用すれば、ブラック企業でもほぼ確実に退職することができ、そのまま会社に行くことなく退職できることがほとんどです。
しかしその一方で、3〜5万円の費用がかかり、円満退社が望めないというデメリットがあります。
そのため、会社をどうしても辞めたいと思っているのに、自分から言い出せないというときに退職代行サービスを利用しましょう。
なお法律上、退職代行者が条件の交渉をすることができないため、未払い賃金の支払いなどを求めることはできません。
もし未払い賃金があり、その支払いなどを会社に求める場合は弁護士に依頼しましょう。
まとめ
「仕事に行きたくない」と思ったら、まずは会社を休むことを検討しましょう。
会社を休むことは甘えではありませんし、そのまま無理し続ければうつ病といった精神的な病気にかかってしまうことも懸念されます。
また会社を休む以外にも、仕事に行きたくないときに取るべき行動は以下のものがあります。
- 仕事を割り切って考える
- 生活のルーティンを作る
- 日々の生活に変化を加える
- 仕事の不満や悩みを誰かに話す
- 頑張って仕事をする
- 転職する
特に、前々から慢性的に「仕事に行きたくない」と感じている人には転職がオススメです。
仕事に行きたくないということは、今の職場や仕事に対して何らかの問題を抱えていることが原因と考えられます。
そのため、仕事に行きたくなくてつらいのであれば、転職エージェントをはじめとしたサービスを利用して、今の職場から離れましょう。