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「新型コロナウイルスで仕事がない」「お金もない」生活困窮者はコロナウイルスをどう乗り切る?

生活困窮者はコロナウイルスをどう乗り切る? 転職コラム

新型コロナウイルス騒動で影響を受けてない人はいないはず。

これまでも何度か金銭的に危機的な状況に陥ってきましたが、今回のことは少し違います。

リーマンショックのような、経済のシステムで被害を受けているわけではなく、「ウイルス」という生命そのものの危機によって、強制的に外出を自粛させられて人々の経済が半ば強制的な制限をかけられている状況なのです。

飲食店の営業が自粛することで、そこで働く従業員は仕事がなくなります。

4月7日から出された緊急事態宣言での煽りを受けた飲食店も多いでしょう。

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新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない今、仕事がなくなってしまった方がどのように収入を補填するか。

「仕事がない」とひたすら嘆いていても未来には繋がりません。

どうすれば今回のピンチを前向きに乗り切れるか、現実的に考えていくことにしましょう。

新型コロナウイルスで一番仕事がないのは非正規雇用の人

新型コロナウイルスで仕事がないと一番嘆いているのは、「非正規雇用」の人です。

例えば飲食店で働いているアルバイト・パートの皆さん。

例えば様々な企業で働く派遣社員の皆さん。

そうした「シフト勤務」を行う方々の多くは、新型コロナウイルスで最初に雇用を切られてしまうこともあり、早々に仕事がない状態になくなってしまいます。

非正規雇用では、企業が補償してくれることもないでしょうから、正規雇用の人と比べてかなり苦しい生活を強いられてしまします。

最悪のケースを想定すると、「アルバイトで生計を立てるシングルマザー」なんて、収入がなくなって生活できなくなり、育児に回すお金もなくなるという最悪のパターンです。

助けてくれる親など、別のコミュニティがあればまだマシですが、なかなかそうもいかない人も多いのです。

まるで「派遣村前夜」

リーマンショック直後も多くの企業で売上が落ちて、特に非正規雇用者の雇用が切られる事態になりました。

2008年年末に、職と家を失った費生雇用者が、日比谷公園に建てられた特設テントで生活する人が多くなってしまったのです。

これが当時夜を騒がせた「年越し派遣村」です。

専門家でなくても、私のような多くの一般人が、当時のことを思い出しています。

国からの補償もない、解決の見通しも見えない今、再び多くの人が職と家を失ってしまうことは目に見えています。

新型コロナウイルス感染拡大が止まるか、国から手厚い補償でも出ない限り、派遣村再びの状態は避けられそうにありません。

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バス運転手も仕事がない

新型コロナウイルスで仕事がなくなっているのは、正規雇用でも同じこと。

分かりやすく経済的被害を受けているのが「観光バスの運転手」です。

言うまでもなく新型コロナウイルス感染拡大で、観光業界は大打撃を受けています。

以前より観光バスの運転手だった人は、観光客がいないことで「自宅待機」となり、収入は会社から出る最低限の補償のみ…。

その補償もいつまで続くかわかりません。

観光業界のバス運転手でなくとも、今後緊急事態宣言が強まることなどで、完全に交通網がストップしてしまうこともあり得ます。

そうなるとますます、交通に関わる人の生活は苦しくなる一方です。

航空会社のANAも、四半期決済の損益が大幅赤字が出ていると聞きました。

誰も移動しないわけですから、この結果も無理ないことかもしれませんよね。

参考:ANAホールディングス、594億円の最終赤字 1~3月期

タクシー運転手の仕事はあるが…「収入がない」

タクシー運転手も新型コロナウイルスの被害を受けています。

タクシー運転手の商売相手の多くが外国人観光客だったことを思えば、タクシー運転手の収入がなくなってしまうのもわかるはず。

仕事事態はあっても、乗せる客がいなくなっていることで収入がなくなっているのです。

渋谷のスクランブル交差点のライブ映像を私はたまに見るのですが、普段は若者がたくさん映るこの映像も、今映るのは暇を持て余したタクシーばかり写ります。

タクシーの運転手は多くが歩合で収入を得ていますから、客足が途絶えるのは収入が途絶えるのと等しいのです。

新型コロナウイルスで仕事がない現状をどう乗り切るか

とはいえ、いつまでも新型コロナウイルス騒ぎで「仕事がない」「お金がない」と言っていても仕方ありません。

現実的に、緊急事態宣言、新型コロナウイルスで社会機能が低下している現状をなんとか打破しなくてはいけません…。

「どうすれば新型コロナウイルスで仕事ない状態を乗り切れるか」

考えていきましょう。

とりあえず目先のお金を用意する

新型コロナウイルスで仕事がなくなっている人は、現状目先のお金がなくなっている状況です。

目先のお金を用意しないと、生活がままならない人は今すぐにでもお金を用立てる必要があります。

なるべくリスクがない方法で、生活に必要なお金を用意して下さい。

緊急小口資金で借りる

政府が新型コロナウイルス用の補償をしてくれないなら、もとからある制度でお金を借りるしかありません。

いますぐ生活資金が足りないなら、「緊急小口資金」でお金を借りるのがおすすめです。

そして緊急小口資金は、新型コロナウイルス被害を受けてからさらに利用ハードルが下がっています。

新型コロナウイルスで仕事がなくなっている、収入が減っているなら、すぐにでも緊急小口資金の申請をしてください。

参考:新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた生活福祉資金貸付制度における
緊急小口資金等の特例貸付の拡大について

家族に頼み込んで借りる

やはり最後に頼れるのは肉親です。

子供が「新型コロナウイルスで仕事がなくなった」と言っているのを、何も助けてくれないことはないでしょう。

もちろん、親子関係がうまくいっている場合に限りますが…。

ともかく、頼れるところはすべて頼って乗り切りましょう。

トラブルを避けるためにも、近親者からお金を借りる際にも「借用書」を作っておくことをおすすめします。

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クレジットカードを活用する

今手元にお金がないなら、クレジットカードを活用して支払うのがおすすめです。

カード払いなら、実際の支払いを後回しにできるので、今手元に現金がなくてもなんとか現状を乗り切ることができます。

一括払いができずとも、何回かに分けて支払うことで、新型コロナウイルスで収入が途絶えた現状を乗り切ることも可能です。

しかしクレジットカードで払って今はお金が減らないとしても、あとで実際にお金が引かれるのは同じです。

なんとか資金のやりくりをすることは忘れないようにしてください。

新型コロナウイルス騒動で仕事がなくなってもやってはいけないこと

新型コロナウイルス騒動で、仕事がなくなっている人は多いです。

特にアルバイトや派遣社員など、非正規雇用の人はわかりやすく仕事と収入がなくなっています。

しかしそういったお金のないピンチにこそ、頭を使って乗り切ることを求められるのです。

現状すぐはお得でも、後で金銭的に苦しくなるような行動はやめてください。

こういった人々のピンチに漬け込んで、お金を騙しとろうとする人にも気をつけてください。

リボ払い

クレジットカードを上手に使えとは言いましたが、クレジットカードの支払い方法で「リボ払い」を行うのはやめてください。

リボ払いは支払い額を少額にする代わりに、支払いが基本的に終わらない方式です。

その形式は、キャッシングの返済と同じです。

リボ払いの返済が終わらない様は、時に「地獄」と言われるほど。

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甘い誘い文句に乗らない

この時期、様々な甘い誘惑があります。

しかし今の時期誰しも困っているのは同じ。

あなたに「儲かる」など甘い言葉をかけてくるのはあまりにも怪しいです。

基本的に今持ちかけられる甘い言葉は、すべて疑ってかかるくらいのほうが良いです。

新型コロナウイルスで詐欺被害も増えている

新型コロナウイルスで詐欺被害がすでに続々上がっています。

例えば、「マスクを無料で送付する」だったり、「コロナ関連の補助金が出る」だったり、お金なり個人情報を抜き取ろうとする人が多くなっており、すでに被害件数は1万件に登るそうです。

参考:「コロナ給付金」便乗の特殊詐欺が横行、相談件数はすでに1万件

仕事がない、お金がないという状況では、ついつい助かる方に手を伸ばしてしまいがちです。

しかしそれは詐欺に引っかかる第一歩です。

気をつけながら、詐欺被害に合わない努力も必要ですね。

新型コロナウイルスで不安なときこそ落ち着いて

新型コロナウイルス騒動でお金がなく、収入もない今は「どうしよう」「どうなるんだ」と不安でいっぱいだと思います。

脳科学的にも、お金がない状況はIQが下がってしまうという研究結果があるほどです。

参考:お金がなくなるとIQが下がる!衝撃の事実

しかし、新型コロナウイルス騒動で生活が困っているときこそ、落ち着いて自分の生活の改善策を考えるべきでしょう。

自分の生活を長い目でみる

新型コロナウイルスがおさまったあともあなたの生活は続きます。

ですから、わかりやすく言えば、今多くの借金をしたとしたら、返済するのは新型コロナウイルスがおさまった後です。

新型コロナウイルスで苦しくなっている生活を改善するための方法は、なるべく今後の未来を考えてください。

なるべくノーリスクで、生活に師匠がない方法で問題を解決しましょう。

働き方を変える検討をする

今あなたにお金がないのは、働き方にも問題があります。

収入源がひとつである今の働き方は、今回のようなことが起きた時に対応できません。

新型コロナウイルス騒動を機に、働き方を変えるのを検討してください。

別の職に転職する、または副業するなど、今以上にお金を得られる働き方を模索してください。

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コロナウイルス前とコロナウイルス後で世界は変わる

今回のコロナウイルス騒動は、それまでの社会のあり方をすべて変えてしまうほどの衝撃があります。

コロナウイルスでこれから社会がどのように変わるのか?

そこまで今回考えておきましょう。

政府のあり方

今回のことで、政府は国民を窮地で助けてくれないことがはっきりしました。

補償はしてくれず、くれるのはせいぜい虫がついたマスク2枚です。

国民は今後、今以上に政府への不信感でいっぱいになるでしょう。

人々はこれ以上に、政府なしで自分で助かる方法を模索するようになることでしょう。

仕事の需要

仕事の需要、働き方も今後変わってくるでしょう。

新型コロナウイルス騒動が治まっても、しばらくは贅沢品への需要は収まり、旅行のニーズもなりを潜めるでしょう。

そして今後ますますオンラインでできることへのニーズは高まるはず。

今以上に機械化、AI化が進む近代社会化がこれまで以上に進むでしょう。

教育のあり方

現在オンライン教育のニーズが高まっています。

セミナー、授業、そういった教育分野も遠隔化が進む…そんな世の中になっていくでしょう。

登校する、授業を受けにいく…そういった必要も今後なくなっていくでしょう。

新型コロナウイルスで仕事がない まとめ

新型コロナウイルスで仕事がなくなっている人は今後どうしていくべきなのか。

現状仕事がないということは、お金もなくなっていることでしょう。

新型コロナウイルス騒動でお金がなくなっているなら、現状とりあえず目先のお金を用意することにしましょう。

そして新型コロナウイルスが治まったあとの世界を生き残る生き方を、考えてください。

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