憧れの東京で働きたい
地元だとやりたいことができないから、上京したい
など、地方から東京に転職を考える人も多いでしょう。
しかし地方から東京に転職はできるのだろうか?そもそもどのように転職活動を進めていけばいいのか?やっておかないといけない準備などは?など、気になることも多いですよね。
また現在の社会情勢などの影響も気になるところです。
今回は地方から東京へ転職をする際に準備しておくことを始め、地方からの転職活動におけるリスクやメリットデメリット、やり方などを網羅的にご紹介していきます。
- 第二新卒やフリーターの転職に特化
- 経歴や学歴に自信がなくても求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
転職サイト・転職エージェント比較ランキング!おすすめの転職サービスについて徹底解説
地方から東京に転職は今がチャンス!
「今の社会情勢だと、東京へ転職するのも難しいのかな…」
確かに社会状況を加味すると、なかなか就職口も無いのかも…と心配になりますよね。
しかしこんな時代だからこそ、東京への転職は今がチャンスだと言えます。
地方からの転職活動の場合、転職活動の際に上京しなければならず、その度に交通費や宿泊費用など莫大なコストがかかってしまいます。
また働きながらでの活動となると、選考があるたびに会社を休まなくてはならず、なかなか転職が決まらなかったり、時間がかかってしまいがちです。
しかし昨今の社会情勢から、オンラインでの会社説明会や面接など、わざわざ東京にまで出向かなくても転職活動を進めやすくなってきました。
つまり今、東京への転職活動を始めるには、うってつけのタイミングなのです。
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地方から東京に転職する前に準備すること
よし、転職しよう!と決めても、実際に転職活動を進めていくにはどのような準備を進める必要があるのでしょうか?
行き当たりばったりで進めてしまうと、いざ上京が決まった後に「住む家がない」「生活費が足りない」「何が足りないかわからない…」など、色々と漏れが生じてしまいます。
東京への転職をスムーズに進めていくためにも、ここでは地方から東京への転職をスタートさせる際にやらないといけない準備を紹介していきます。
POINT
- 転職活動の準備
- 家探し
- 上京資金の用意
- 上京までのスケジュール作成
転職活動の準備
まずは転職活動の下準備を始めましょう。
東京での転職活動を始めるにあたり活動の軸が定まっていないと、行き当たりばったりになってしまいかねません。
まずは下記のポイントを元に、今回の東京進出への自分の活動の軸を設定していきましょう。
東京への転職活動の下準備
- 上京してやりたいことは?
- 転職活動のやり方
- 転職と上京どちらを先にするか
- 今の勤務先をどうするのか
- 上京にかかる費用の準備や工面
転職と上京どちらを先にするか決める
転職活動の下準備ができたら、転職活動と上京、どちらを先に始めるのかを決めましょう。
転職先が決まってから状況をするのであれば、求人探しからスタートをさせなければいけません。
反対に、先に上京をしてしまってから転職活動をするのであれば、退職手続きや引っ越し準備などを進めなくてはなりません。
地方から東京に転職をするのであれば、今の勤務先で働きながら転職活動を行うことをオススメします。
細かい理由は後ほど説明しますが、オンライン面接なども増えてきているため、先に上京をしなくても十分に転職活動を進められるからです。
家探し
転職活動の準備や転職先が決まったのであれば、次に東京での家探しを行う必要があるでしょう。
POINT
- エリア面(配属エリアはきまっているか・会社からどのくらいの距離にするか)
- 金銭面(月の家賃の予算は・会社から住宅手当は出るのか)
転職先が決まったらすぐに決める必要があるでしょう。
また新学期や配置換えの季節は、不動産も争奪戦です。事前に東京の不動産とメールでやりとりをしていても、いざ内見に行こうと上京するとすでに契約済みに…なんてことになりかねません。
選考が進むにつれて、どの辺のエリアに住むのか・予算はなど、ざっくりと決めておくと、内定が出た後に慌てずに済むでしょう。
上京資金の用意
転職の準備の際に、上京資金もしっかりと考慮しておきましょう。
POINT
- 資金・貯金はどのくらいあるのか
- 実際に上京するには引っ越し費用の概算
- 上京してからの数カ月の生活費
引っ越し費用などはもちろんですが、上京してからの生活費もいくらか準備しておくと良いでしょう。
すぐに転職先が決まっていても、給料が振り込まれるのは入社してから1カ月~2か月後です。その間の生活費は、貯金などで賄わなければいけません。
また上京してから転職活動を行う場合も、すぐに内定が決まらなかった時のために、いくらか資金を用意しておく必要があるでしょう。
上京までのスケジュール作成
東京に転職するまでのスケジュールをざっくりと決めておくと良いでしょう。
地元で働きながらでの転職活動の場合、今の仕事が忙しく、なかなか転職活動が先延ばしになってしまう…というケースもよくあることです。
ダラダラと転職活動をしてしまうよりは、「1カ月以内に内定を取る!」「夏までに上京する」など、具体的な目標を立てておきましょう。
期限を設定することで自分を追い込むことも大切です。
地方から東京に転職する時は働きながら転職活動をするべき
地方から東京に転職をする際に悩ましいことが、先に上京をするかどうか。
地元でダラダラ転職活動をするよりかは、先に上京して、転職活動に集中をしたほうがいいのでは?と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、断言します。安易に上京せず、まずは働きながら転職活動を進めていきましょう。
この後では、上京してから転職活動をする際と、地元で転職活動を行う際のそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
上京してから転職活動をするメリット・デメリット
東京で転職をする場合、先に上京してから転職活動を行うケースもあると思います。
「先に上京してからの方が、内定が出た後に慌てなくて済むかも」と、安易に上京してしまうのは危険です。
まずは転職前に上京をすることのメリット・デメリットを解説していきます。
メリット
転職前に先に上京をするメリットは、下記の3点です。
POINT
- 転職活動に集中できる
- 転職活動の交通費が安く済む
- 面接などで実際に働くところに出向ける
転職活動に集中できる
働きながらの転職活動となると、終業後の平日の夜や休日での転職活動となってしまいます。
そのため時には、時間が思うように確保できず、なかなか転職活動が進展しない…ということもあるでしょう。
一方で先に上京してしまえば、後は転職活動に集中するだけです。1日転職活動に時間を割くことができます。
人によっては、転職エージェントなどを効率よく活用して、上京して3日で内定が出た、なんてことも。
また先に上京することで自分を追い込むことができるのもメリットと言えるでしょう。
転職活動の交通費が安く済む
上京してしまえば、東京都内や近郊での活動となります。そのため交通費や時間を抑えて転職活動に打ち込むことができるでしょう。
最近はオンライン選考が増えて消えいますが、最終選考に関しては来社して行う企業も多いです。
地方の場合は勤務先への休みの調整や交通の確保が必要となってきますが、上京してしまえばその心配はありません。
面接などで実際に働くところに出向ける
入社までオンライン選考、となってしまうと、初出勤が初出社となってしまいます。やはり実際に働くとなると、実際の職場の雰囲気も見ておきたいところ。
せっかく地方から東京に出てきたのに、いざ入社すると思い描いていたのと違った…なんてことになりかねません。
一方ですでに上京をしていれば、実際に来社での選考になっても対応ができるほか、勤務地の周りの環境なんかもチェックができます。
求人票だけの情報だけでなく、実際の雰囲気などもチェックできるハードルが低いのも、先の上京をしているメリットと言えるでしょう。
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デメリット
メリットと併せて、デメリットについても確認をしておきたいところ。
転職先が決まる前に上京してしまうと、どのようなリスクが生じるのでしょうか?
POINT
- すぐ内定が出ないとブランクが長くなってしまう
- 金銭的に厳しくなることも
すぐ内定が出ないとブランクが長くなってしまう
先に上京をしても、すぐに転職先が決まらなかった場合のリスクもあります。
就職・転職はめぐりあわせでもあります。すぐに内定が出ることもあれな、思うように進まないこともあるでしょう。
万が一、なかなか内定が出なかった場合、長期的にブランクがあればあるほど仕事が決まりにくくなってしまうのが現状です。
金銭的に厳しくなることも
転職活動が長期化してしまうと、その間の収入源が絶たれてしまいます。
家賃や生活費は変わらずかかっているため、貯金の底をついてしまうリスクも。
アルバイトなどをして生計を立てたり、離れて暮らす家族に頼らざるを得なくなるでしょう。
内定が出るまで金融機関にお金を借りれば良いのでは、と考える人もいますが、消費者金融は無職の人には融資をしてくれません。
場合によっては失業保険などに頼るのも検討する必要があるでしょう。
地元で働きながら転職活動をするメリット・デメリット
東京での転職先が決まる前に、先に上京してしまった際のメリット・デメリットを解説してまいりました。
それでは反対にに、転職先が決まってから上京をすると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
併せてチェックをしていきましょう。
メリット
転職先がきまってから上京をすると、下記のようなメリットがあります。
POINT
- 収入源は確保できるので安心して活動できる
- ブランクができないので職歴に傷がつかない
収入源は確保できるので安心して活動できる
働きながらの転職活動の最大のメリットは、収入源を確保したまま活動ができることです。
収入源を確保するということは、自分の選択肢を広げることでもあります。
収入にタイムリミットがある状態での転職活動であると、金銭面が苦しくなった際に、生活費の確保のために、自分の意とは反する選択をしなければならなくなります。
「内定はでたけど、口コミとかでは評判が悪い会社だな…」と感じても、その選択をせざるを得なくなるのです。
自分が納得をする選択をするためにも、働きながら転職活動を進めることをオススメします。
ブランクができないので職歴に傷がつかない
次の転職先が決まってから今の勤務先を退職するため、経歴にブランクが生じてしまうのを防げます。
「多少のブランクがあっても転職はできる」「既卒や第二新卒枠も増えてきているし心配する必要はない」という声もありますが、あくまでこれは『自分の希望を度外視した時』に適用されることだと言えます。
ブランクがある人材は、企業によっては避けたいと考えのところも多いのです。
そのくらいブランクがあるということは、転職においてとてもリスクが高いとされるのです。
転職活動の時間の確保などを考えると大変なこともありますが、そのリスクと天秤にかけたときのことを考えると、働きながら転職活動をすることを推奨します。
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デメリット
それではデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
一緒にチェックをしていきましょう。
POINT
- 来社して選考の際にコストがかかる
- オンラインのみだと実際の雰囲気がわかり辛い
- 選考に時間がかかることも
- 内定してから上京なので忙しい
来社して選考の際にコストがかかる
選考で東京のオフィスへの来社が必要となると、その為の交通費や宿泊費用、日程の調整など手配しなければなりません。
これもまた転職活動が長期化した時に、上京の度にこの費用を捻出しなければならず、負担がおおきくなってしまいますよね。
振り切って腹を切るか、複数の企業の選考で来社する必要があるのならば、出来るだけ日程をまとめてたりし工夫をするのも大切です。
オンラインのみだと実際の雰囲気がわかり辛い
社会情勢の影響から選考のすべてをオンラインで行う企業も増えてきています。
しかし入社してからのギャップを防ぐためにも、実際のオフィスの雰囲気を見ておきたいところです。
選考を担当する人事と実際に上司になる人はやはり違いますし、選考では和やかな感じであったが、入社すると全く違った…なんてこともあります。
転職してからギャップに耐え切れずに再転職…となってしまうのも、経歴にブランクができてしまうリスクになりかねません。
交通費などは痛いところですが、納得して働き続けるためにも、コストを割きたいところです。
選考に時間がかかることも
働きながらでの転職活動となると、なかなか時間が取れないこともあるでしょう。
特に選考の時間が日中のみでなかなか会社を休むことができない…となると、スムーズに選考を進めることができないことも。
次の転職先が決まるまでの時間がかかってしまいやすいのも、働きながらの転職のデメリットとも言えます。
限られた時間の中で最大限に活動をしていくためには、時間のやりくりが大切。平日の夜や休日にフルに活用していきましょう。
また転職エージェントでは、求人紹介だけでなく、企業とのやりとりを代行してもらえます。働きながらでの転職活動の時でこそ、転職エージェントなどのプロの力を借りていきましょう。
内定してから上京なので忙しい
内定が決まった後に、上京をするため、次の会社に入るまでにやるべきタスクがとても多いです。
POINT
- 現在の勤務先の引継ぎ・退職手続き
- 上京してからの住まい探し
- 引っ越し手続き
業種や職種によっては、引き継ぎの関係でなかなかスムーズに退職できない、なんてこともあるでしょう。内定後に少しバタバタしやすいとも言えます。
地方から東京に転職するメリット・デメリット
あこがれの東京での生活…!これで自分も都会人だ!
夢に見た東京で転職ができたとしても、やはり実際に暮らしてみて生じるデメリットもあるでしょう。
「やりたい仕事はできたけど、思わぬところで大変なことがあった…!」
「やっぱり地元に戻りたいかも…」
そんな風に考えてしまい、地方から東京への転職を後悔してしまわないためにも、東京へ転職するメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
メリット
多くの人が行き交う大都会。そんな東京への転職には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
POINT
- 年収が上がる
- 新たな環境ができる
年収が上がる
東京への転職における最も大きなメリットは、年収アップを期待できる点と言えるでしょう。
実際にdodaが調査をした地域別の平均年収ランキングにおいても、東京は全国トップの年収を誇ります。
もちろん業種・職種によっても異なってはきますが、物価が高い分、全国的に見ても高い年収であること期待できるでしょう。
参考文献:doda『平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】』
新たな環境ができる
今まで生活していたところから新たに生活拠点が変わることになります。生活環境はもちろん、交友関係にも変化が生まれるでしょう。
環境を変えたい・あらたな交友関係を築きたいという人には東京への転職でも期待できるでしょう。
デメリット
キラキラした一面だけでなく、東京で暮らす際のデメリットのついてもしっかり把握をしておきましょう。
「年収も上がったし、やりたいことも出来ているけど、地元にいたほうが幸せだったかも…」なんて後悔をしてしまうことを防ぐためにも、事前にチェックをしておき、シュミレーションをしておくことが大切です。
POINT
- 物価が高い
- 通勤ラッシュが大変
物価が高い
東京は全国的に見ても物価がとても高いです。
総務省が発表している『小売物価統計調査(構造編)』のデータにおいても、東京都が最も物価水準が高いとされています。
地方から東京に転職をして、年収が上がった!と喜んだのもつかの間。
地元にいたときよりも生活費がとても高くついてしまった…なんてことも、避けては通れないでしょう…。
参考文献:総務省『小売物価統計調査(構造編) 』-2019年(令和元年)結果-
都内でも物価が安い街を選ぶ
同じ東京都内であっても、エリアによっては物価が安いところもあります。
転職先の通勤なども考慮しながら、物価が安いエリアを選択して上手くやりくりをすることも大切でしょう。
また勤務地が東京都内でも、住む場所は東京近郊を選択するのも一つ有効的な手段と言えます。
自分に合ったエリアを選択肢、上手くやりくりをしていきましょう。
【主なベッドタウン】
東京都下 | 立川市、三鷹市、調布市 |
---|---|
神奈川県 | 藤沢市、相模原市、大和市 |
埼玉県 | さいたま市、和光市、所沢市 |
千葉県 | 松戸市、船橋市、市川市、柏市 |
引用:URくらしのカレッジ『東京の「ベッドタウン」はどんな街』
通勤ラッシュが大変
地方から東京へ上京した際に、一番ギャップが大きいのは、通勤ラッシュでしょう。
東京の通勤時は、全国的に見ても混雑率はトップ。多い時は混雑率が200%を超えることも。
通勤ラッシュを少しでも回避するには転職先が決まってから物件を決める
できるだけ通勤ラッシュを避けたい…!という人は、転職先が決まってから住む場所を選択しましょう。
先に住む場所を決めてしまってから、ラッシュを避けるエリアへの転職活動を行ってしまうと、選択肢が狭まれてしまいかねなくなります。
通勤ラッシュを避けて働く環境の選択肢を確保するためにも、まずは転職先を決めてから引っ越し先を決めることも大切です。
地方から東京に転職を考える理由
そもそも地方から東京に転職を考える人は、どのような理由があるのでしょうか。
自分以外にも、他の人がどんな希望をもって上京を決意するのか気になりますよね。
ここでは、地方から上京する人に良くある理由をチェックしていきましょう。
POINT
- 東京に憧れがある
- 地元ではやりたいことができない
- 恋人・パートナーが東京に行くから
- 新たな環境に飛び込みたい
東京に憧れがある
コ口ナが収束したら一人暮らししたい。あわよくば上京したい。でもアラサー女が今更上京って、ねぇ。
午後9:35 · 2021年6月14日引用:Twitter
@ColorZeroMKZ
上京したいけど特に目的がない とにかく北海道から出て一人暮らししたい
午後9:11 · 2021年6月14日引用:Twitter
東京への漠然とした憧れから、上京しての転職を決める人も多いでしょう。
地元ではやりたいことができない
自分のやりたいことが地元ではできない・求人が少ないことから、東京に出たいと考える人も多いでしょう。
多くの大企業の本社や様々な業種の企業が集まる東京であれば、求人の選択肢が増えることも理由に挙げる人が多いでしょう。
恋人・パートナーが東京に行くから
中には恋人やパートナーが上京を希望していたり、転勤などについていくために東京への転職を考える人も多いです。
上記の動画のぷに子さんも、地方から東京に上京した人の一人。
当時お付き合いしていた同僚の男性が東京に転勤となり、自分も異動願をだして上京をしたもの、あることをきっかけに婚約破棄をしてしまいます。
異動願のため転職ではないものの、新たな環境に身を投じることはリスクが伴うもの。
一大決心をして上京したのにも関わらず、このような結果となってしまったのは悲しいことですが、このようなリスクがないとも言い切れないですよね。
新たな環境に飛び込みたい
新たな環境に身を投じたい・新たな挑戦をしたいと考え、地方から東京に転職を考える人も多いでしょう。
地方から東京に転職した人の経験談
今回はSNSに寄せられてたコメントの他にも、地方から東京に転職を経験したことがある人に伺ってまいりました。
大学卒業後は地元北海道の人材会社で働いていましたが、地元の友達が東京で起業したことを聞き、刺激を受けました。
今の環境ではこれ以上の成長を見込めなかったこと、もっと自分の力を試せる環境に移りたいと考え、憧れだった東京に上京をしました。
とにかく先に上京をしたものの、2カ月くらいはなかなか決まらずにいました…。ご縁があってなんとか内定をもらえましたが、やはり先が見えないまま見知らぬ土地で1からスタートをさせるのはしんどいこともありました…。
(25歳・男性・北海道・システムエンジニア)
関西でタウン誌のライターをやっていました。ただ担当していた媒体が廃刊になったタイミングで先行きが不安でしたので、WEB系に転換したいなと考えていました。たまたま以前からあこがれていた東京のメディア系の企業の求人が出たので採用試験を受けたところ、内定を頂き上京をしました。
はじめのうちは慣れない環境に戸惑いもありましたが、今ではこの選択をしてよかったなと感じています。
(28歳・女性・京都・ライター)
東京に出たいという気持ちや、めぐりあわせで上京をすることになったケースなど、様々なきっかけで上京を決意していることがわかります。
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地方から東京への転職を成功させるポイント
地方から東京に転職を考える人は多いものの、無計画に上京・転職活動を進めていってしまうのは大変危険です。
思い切りが大切なシーンもありますが、行き当たりばったりで進めてしまうと「上京なんかしなきゃよかった」と後悔してしまいかねなくなるでしょう。
上京に転職と、自分の周りの環境が大きく変化する時こそ、しっかりと準備をしておくことが大切です。
ここでは、地方から東京への転職を後悔しないために、押さえておきたいポイントを解説していきます。
POINT
- 上京する理由を明確にする
- 自己分析をしっかりとしておく
- スケジュールをしっかりと計画しておく
- 転職エージェント・サイトを活用する
ポイントごとに解説していきます。
上京する理由を明確にする
上京する理由を明確にしておき、選考で質問をされたときにはっきりと答えられるようにしましょう。
「東京が憧れで」「なんとなく」といった回答であると「軸が無いのかも」と判断されてしまいかねません。
なぜ上京をしたのかを根拠をもって説明をできるようにしておきましょう。
もちろん憧れで上京をするのも、悪いことではありません。ただ転職の選考では、しっかりと回答をできるようにしておくことが大切です。
「やりたいことがありましたが、今の環境ではできなかったから」
「御社に惹かれて、上京をいたしました。」
など、あくまでその企業・仕事に就くための上京であることを強調する必要があるでしょう。
自己分析をしっかりとしておく
新たに環境が変わる転職活動の時こそ、自己分析をしっかりと行うことが大切です。
自分の強みや弱みや能力、またどのようになりたいかなど、思考を整理することが大切です。
⇒転職活動における【自己分析】の考え方。課題解決の経験を思い返してみよう
スケジュールをしっかりと計画しておく
上京・転職活動のスケジュールもしっかりと考えておきましょう。
もう転職をすることを決意しているのであれば問題はないでしょう。
しかしなんとなく一歩を踏み出せず躊躇している場合、なかなか先のステップに進めない…なんてことになりかねません。
いつまでに上京し、転職をするのか。自分がどのようになっていたいかなど、実際のスケジュールと自分の人生設計についてもしっかりと考えておきましょう。
転職エージェント・サイトを活用する
地元に残って働きながらの転職活動となると、時間の確保が難しい方も多いでしょう。
限られた時間の中で最大限に力を注ぐためにも、転職エージェントを利用することをオススメします。
面談などはオンラインや地元の相談会場などで対応してもらえるため、働きながらでも東京への転職活動に打ち込むことができます。
転職エージェントで受けられるサービスとは
実際に転職エージェントを利用するとなると、どのようなサービスを受けることができるのでしょうか。
POINT
- 転職に関する相談
- 求人紹介
- 企業との連絡代行
- 企業への推薦
- 面接対策・指導
- 内定後の条件交渉
- スムーズに退職するためのアドバイス
求人紹介だけでなく、企業とのやりとりなども全てエージェントが行います。
そのため、自分は面接練習や提出する書類の作成に時間を割くことができるため、限られた時間の中でもしっかりと転職活動を進めていくことができるのです。
地方から東京に転職におすすめのサイト・エージェント
地方から東京に転職活動を行う場合。特に働きながら転職活動を進めていくとなると、やらないといけないことが多すぎて手一杯となってしまいかねなくなります。
割くべきところに自分のリソースを使うためにも、転職エージェントを利用し、プロの支援を受けましょう。
ここでは、地方から東京に転職活動を行う場合にも利用しやすい、おススメの転職エージェントをご紹介してまいります。
POINT
- dodaエージェントサービス
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
dodaエージェントサービス
求人数 | 約260,000件 |
---|---|
対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
地方から東京に転職をする際におすすめの転職エージェント、一つ目は、大手総合転職サイトのdodaが提供する『dodaエージェントサービス』です。
dodaのおすすめポイントの一つ目は、非公開求人数が多いこと。
保有求人の約8~9割は非公開求人となり、他社のエージェントには卸していない独占案件も多いのが特徴的です。取り扱い数も多いので、応募の母数を増やすことができるのも魅力でしょう。
またdodaのエージェントでも、求人紹介に面接までの手続きの代行も担当してもらえます。
内定後の条件交渉も行ってもらえるため、安心できますね。
ただ転職させるというだけではなく、その後も継続して働き続けやすい環境を目指してもらえまるのも嬉しいポイントです。
マイナビエージェント
求人数 | 非公開 |
---|---|
対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 | |
東京都内の求人数 | 公開求人数9709件 非公開求人数9250件 |
マイナビエージェントは、人材大手のマイナビが提供する転職エージェントです。
新卒向けの就職支援のイメージを持つ人も多いでしょう。実際にマイナビエージェントでは、20代~30代の若年層への転職支援を強みとしています。
新卒の就職支援で培った企業とのパイプや支援実績を元に、手厚いサポートをしてもらえるのも特徴の一つです。
初めての転職活動でも、自信をもって活動ができるようにしっかりとサポートをして貰えます。
またマイナビエージェントITなど、各業種や専門領域に特化した転職支援も行っています。進みたい方向が決まっている人でも利用しやすいサービスと言えますね。
\無資格・未経験でも転職可能!/
リクルートエージェント
求人数 | 約20万件 |
---|---|
対象エリア | 全国 |
総合評価 | |
スタッフの質 | |
東京都内の求人数 | 公開求人数41444件 非公開求人数64703件 |
リクルートエージェントは、人材大手のリクルートが提供するエージェントサービス。
東京への転職活動にもおススメの転職エージェントです。
特にリクルートでは求人保有数が他社を圧倒しています。
競合のエージェントサービスでは取り扱い数が約10万件程度の求人数に対し、リクルートでは公開・非公開求人を含めてトータル20万件もの求人数を誇ります。
納得のいく転職活動となるように、とにかく色々な求人をチェックしたい…!という人にはリクルートエージェントがおススメでしょう。
リクルートエージェントの評判は?口コミから見るメリット・デメリット・使い勝手を徹底解説!
地方から東京への転職サービスを利用する時のポイント
地方から東京へ転職活動でエージェントを利用する場合、ただなんとなく受け身で利用をしていてはもったいないです。
東京への転職を納得のいくものにするためには、エージェントを使いこなすポイントを押さえて、フル活用をしたいところです。
ここでは東京への転職活動時でエージェントを活用する際に、押さえておきたいポイントを解説していきます。
POINT
- 全国展開している大手サービスを利用する
- サポート体制が整っているかをチェック
- 転職希望時期についてもしっかり相談する
- 紹介された求人の企業研究もしっかり行う
- 担当のコンサルタントと合わないときはチェンジを依頼する
- 複数の転職エージェントを活用する
各ポイントについてもう少し詳しく解説をしていきます。
全国展開している大手サービスを利用する
地方から東京への転職活動を行うのであれば、全国展開をしているエージェントを利用しましょう。
その理由には下記のような背景があります。
POINT
- 全国各地に面談の拠点を持っている
- 全国の求人を保有しているため地方からでも転職活動を進められる
地域特化型の転職エージェントの場合、地元で転職活動はできるものの「東京都の求人は保有していない…」「ほとんどが地方求人ばかり」なんてケースも多いです。東京都内の求人を紹介してもらえない…なんてことになりかねなくなります。
一方でdodaやマイナビエージェントの場合、各地の求人を一括で管理をしているため、地方からの転職活動でも東京都内の求人をチェックすることができます。
そのため働きながら地元で転職活動を進めていくのであれば、全国展開をしている転職エージェントを活用していきましょう。
サポート体制が整っているかをチェック
利用するエージェントのサポート体制についてもしっかりと確認をしておきましょう。
特に働きながら転職活動を進めていかなければならなくなった場合、スムーズ進めていくためにもできるだけ手厚いサポートを受けられるサービスを利用したいところです。
また自分がエージェントに対してどのようなサポートを希望しているのか、希望するサポートを受けられるかどうかもチェックを行いましょう。
転職希望時期についてもしっかり相談する
エージェントでの転職活動が始まると、担当のコンサルタントから転職の希望時期についてのヒアリングも行われます。
東京への転職はいつごろまでに完了したいのか、それともいい会社があればすぐにでも上京をするつもりなのかなど、自分の希望を整理しておき、コンサルタントに相談をしましょう。
希望時期によっては、コンサルタントとしても優先度下がってしまい、なかなかスムーズに転職活動が進められない…なんてことになりかねません。
中にはそこまで東京へ転職に対する熱量がなかったとしても「とりあえず登録しておくか~」と言ったようなノリでエージェントに登録をする人もいます。
エージェントとしてもその熱量の人に良い求人を紹介したところで、内定辞退を刺されかねず、求人紹介をするリスクが高くなってしまいます。
転職の意思があることをアピールする必要があるでしょう。
紹介された求人の企業研究もしっかり行う
エージェントで紹介された東京の求人に対して、自分でもしっかりと企業研究を行うようにしましょう。
特にオンライン選考などとなり、入社までオフィスに行く機会が無い場合。オンライン選考での感触と、コンサルタントからの情報のみが頼りになってしまうのです。
中にはネットでのクチコミが悪い企業を紹介されてしまい、入社してからその企業のヤバさに気づいた…なんてケースもあります。
もちろんブラック企業であったり違法な悪事を働いている企業であれば、エージェント側でも取り扱い企業について精査を行うでしょう。
しかし企業とのフィーリングは自分自身しかわかりません。
東京での転職を後悔してしまうことが無いように、自分自身でもしっかりと企業研究を行いましょう。
担当のコンサルタントと合わないときはチェンジを依頼する
エージェントでの転職活動を成功には、担当のコンサルタントとの相性がカギを握っていると言えます。
その理由には、基本的に求人紹介は担当のコンサルタントから行われます。
こちらの希望条件などが上手く伝わらないと、なかなか自分にあった求人を紹介してもらえない…なんてことになりかねません。
もしもエージェントでの転職活動が進められていく中で、コンサルタントと合わないと感じるのであれば、担当のコンサルタントを変えてもらいましょう。
転職活動がなかなかうまく進まない…という人でも、担当者が変わっただけで流れが変わって内定までたどり着くことができた、というケースもあります。
複数の転職エージェントを活用する
より選択肢を広げるためにも、エージェントは複数のサービスを利用しましょう。
エージェントでは、独自で保有している『非公開求人』があります。この非公開求人は、人気の求人や大手・ホワイト企業など「採用を行っていることを競合他社に知らたくない」という企業が利用しており、お宝求人が眠っていることが多いです。
そのエージェントの独占求人としての取り扱いであることも多いため、特に転職活動を開始して間もないころは、複数のエージェントで求人紹介をしてもらうことをオススメします。
地方から上京する際に多く聞かれる質問
では最後に、地方から上京する際に多く寄せられる質問に答えていきます。
見落しのないようにチェックしてくださいね。
Q.上京するべきかどうか結論がでない…。
A.一人だけで悩まず、信頼できる人に相談しましょう。
地方から東京に転職するのは、非常に大きな決断です。
時には決心が揺らいだり、本当に上京すべきか悩むこともあるでしょう。
そうした時は第三者からの客観的なアドバイスを受けることで、自分が気づかなかった道が開くこともありますよ。
Q.転職エージェントが無料でできる理由を知りたい!
A.運営側と企業側とで仲介手数料のやり取りがあるからです。
転職エージェント経由で利用者が内定を獲得した場合、掲載企業からエージェントに仲介手数料が支払われます。
このため、利用者はお金を払わずにサービスを受けられるのです。
転職エージェントが無料でできることに不安を感じる人もなかにはいます。
しっかり疑問を解消して、安心して活用してくださいね!
地方から東京への転職は入念な下準備が大切!
地方から東京に転職をする場合、しっかりと準備をしておくことが大切です。
特に先に上京をするのか、転職活動をするのかを決める必要があるでしょう。
ここがスケジュールとしてしっかりと決められていないと、行き当たりばったりになってしまいかねません。
先に上京をするのか、転職活動をするのかなど、それぞれのメリット・デメリットなどを把握し、今後の流れを決めていきましょう。
⇒中小企業への転職は後悔に終わることがほとんど?リスクを回避して成功させるのコツとは
⇒中小企業への転職にオススメの転職サイト・エージェントとは?
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