終わりが見えない転職活動に、心も体も疲れてしまった。
一念発起して転職活動に挑んだものの、書類で全落ち、なかなか次のステップに進めない。なんてことも多いですよね。
新卒で広告代理店・メーカー事務、そしてライターと2回の転職活動を続けてきた筆者も、なかなか転職活動が上手くいかずに疲れ切っていたうちの一人です。
腹が減っては戦は出来ぬ。疲れてしまう原因をしっかりと理解して、転職活動を行っていくための対処法を紹介していきます。
転職活動に疲れてしまう原因とは
転職活動は、何かと気苦労が多いもの。
気苦労が積み重なって疲れた状態で転職活動を行ったところで、選考は思うように進みません。
そこで転職活動において、何が自分を疲れさせる原因であるかを解明する必要があります。
まずは原因をチェックしていきましょう。
- なかなか次の選考に進まない
- 不採用が続いてしまっている
- 選考対策で疲労感
- いい求人が見つからない
- 面接でコテンパンにへこむ
- 現職でのトラブル
なかなか次の選考に進まない
転職活動が疲れてしまう最大の原因は、なかなか選考に進めないこと。
まず書類審査がなかなか通過しない、1次面接まではこぎつけるものの、次の選考に進むことができない。
なかなか自分の思うように選考が進まず疲れ切ってしまうことも多いです。
筆者も書類はなんとか通過することは出来ていても、その先の1時面接になるとまったく先に進めず、疲れ切っていた時期がありました。
不採用が続いてしまっている
ここは内定を貰えそう!と手ごたえを感じた選考ほど、何故か不採用となってしまい、なかなか採用通知が来ない。
今度こそはと届いたメールを開封しても、悲しみのお祈りメール…何度目のお祈りメールか…。
お祈りメールの数だけ、心がすり減っていってしまうのですよね。
選考対策で疲れる
転職活動は打席を増やすことが大切。
同時に複数の企業に応募をするとなると、各社に送る履歴書やポートフォリオの提出だけで骨の折れる作業です。
めちゃめちゃ頑張って作成しても、お祈りメール一本で片付けられてしまう。
酷いと選考に通らなかったら返信すら来ないなど、精神的にも体力的にもしんどい作業が続いてしまうのも、疲れてしまう原因となりやすいです。
いい求人が見つけられない
求人を見つけるのにも一苦労。
転職サイトに条件を入れても同じ企業の求人ばかりがヒットしたり、正社員で検索しているのによくよく見たら契約社員であったりと、応募までの作業ですでに骨が折れそうになりますよね。
面接でコテンパンにへこむ
やっと書類選考に通過した!と思ったら面接でコテンパンにされてしまい、なかなか立ち直れない…なんてことも良く起こります。
緊張してしまってうまく受け答えられなかったり、やっと面接にこぎつけた焦りからか、面接では空回りしてしまったり。
面接で凹み続けてしまい、転職活動に疲れてしまう人もとても多いのです。
現職でのトラブル
現職で働きながらの転職活動となると、日中が仕事でなかなか活動がし辛いことも多いですよね。
また現職の引継ぎでトラブルが起こり、気持ちが引きずってしまい、選考にも影響を及ぼしていしまうなんてこともザラにあります。
フルで働きながら次の就職先を探すのは、なかなか難しいことですよね。
転職活動に疲れたらどうするべきなのか
疲れた状況を放置してそのまま転職活動を継続しても、なかなか上手くいかないでしょう。
そのた疲れてしまったときの対処法を理解し、対応していくことが大切です。
ここでは、転職活動に疲れてしまった時の対処法を解説していきます。
- 疲れている時はしっかりと休む
- 友人と話してリフレッシュ・情報交換など
- 自分のモチベーションを上げるコンテンツをみる
疲れている時はしっかり休む
疲れがたまっている状態で転職活動を行っても、なかなか上手くいきません。
特に疲れがたまってしまっていると、ナーバスになってしまい転職活動の目的を見失ってしまったり、自分の実力をうまく発揮できないこともあります。
その状態で転職活動を行ったところで、選考に進むことは難しいでしょう。
ガンガン転職活動を進めていくことも大切ですが、しっかり休んで活動を進めていくことも大切です。
友人と話してリフレッシュや情報を得る
転職活動は自分との戦いでもあります。
どうして孤独な戦となってしまうため、息詰まってしまうとなかなか先に進むことも難しいでしょう。
その時は友人と情報交換をしたり、たわいもない会話をすることも大切です。
こういったことは意図的に済ませていくようにしないと、なかなか気持ちの切り替えがうまくいかず、上手くいかない状態でずるずると引きずってしまいがちです。
活動に疲れ切ってしまったときはモチベーションが上がるコンテンツを
疲れをリセットして転職活動を再開!うまく進めるコツは?
転職活動に疲れてしまったときは、気持ちをリセットすることが大切です。
また気持ちをリセットした後は、これまでの転職活動を振り返り、やり方を見直していくことも大切です。
そこでここでは、転職活動の成功への確立を上げる為に、転職活動をうまく進めていくためのコツを解説していきます。
- メリハリをつけて転職活動を行う
- 短期決戦で進めていく
- 闇雲に進めずPDCAを回す
- 転職フェアなどに足を運んでみる
- 転職エージェントを利用して活動を行う
メリハリを付けて活動を行う
転職活動は、やろうと思えば際限なく進めてしまうことができます。
一方で、いくらでもできてしまうため、ダラダラと続けてしまう…なんてことになると、転職活動の長期化にもなりかねません。
週のこの日とこの日は転職活動に充てる!逆に企業も休みの日曜日は転職活動を休みにする、といったように、メリハリを付けて活動をしていきましょう。
短期決戦が成功のカギ
転職活動にはメリハリが大切とお伝えしましたが、決めた期間内でがっつり活動をする、ということも大切です。
自分を追い込んで、その期間だけ集中して取り組むことで、スムーズに転職活動が進むケースもあります。
また前職を退職せずに転職活動を進めている場合や、まだ退職の決意が出来ていない状態だと、ずるずると転職活動を進めてしまうため、危機感も無いため、なかなか次のステップに進まない、結果行動できていない自分に病んで疲れてしまう、なんてループに陥ってしまうのです。
そのため、転職すると決めたのであれば、いつまでに転職を決めると自分で期間を設定することで、追い込まれた状態になり、転職活動に集中しやすい環境が出来ます。
闇雲に進めずPDCAを回す
特に何も考えずに、転職活動を行っても、なかなか次のステップに進むことができません。
なぜ今回の選考に落ちてしまったのか。
原因追究を行わずに活動を進めていても原因を解明できていないと、また同じ理由で選考に落ち続けてしまうことになりかねません。
選考に落ちたときはなぜ選考に落ちてしまったのか、次の選考に生かすにはどのようなことを行うべきなのかをしっかりと考えて進めていくことが大切です。
その為にはPDCAを使って次の選考に生かすための思考が大切となってきます。
PDCAとは
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
面接でどのような受け答えをするかを考え、実行する。選考落選通知がきたら、面接内容を振り返りをお行い、どこが悪かったのかの仮説を立てましょう。
その後は次は今回の結果をどのように改善をするのかを考えて、また実行に戻ります。
PDCAはもうすでに古い、なんてことも言われていますが、転職活動においてはとても大切なフローです。
またここでしっかりとPDCAをまわせていれば、転職後の仕事でも生かすことができるでしょう。
転職フェアなどに足を運ぶ
転職活動を行う際には、転職フェアなどに足を運んでみるのも一つの方法です。
転職活動を行うとなると、リクナビやマイナビなどで登録を行い、求人検索を行う方が多いでしょう。
しかし転職サイトで求人をチェックするだけでは、その企業の温度感がわかりませんよね。
また求人票ではとても魅力的にみえた企業でも、実際に面接に足を運んでみるとイマイチだった…なんてこともあります。
そこで、転職サービスが開催している転職フェアに参加してみることがおススメです。
よく電車の車内広告などでも見かけますよね。
大きいイベントホールで複数の多くの企業のブースが参加しています。各企業の採用担当者が常駐しており、その企業の説明や簡易的な採用面談が行われたりしています。
自分で求人検索をして探すのも良いですが、一回で複数の企業の雰囲気を一気にチェックすることができるので、効率よくチェックでき、企業へのイメージのギャップが起こりにくいのもメリットの一つでしょう。
転職エージェントなどを利用してみる
転職活動は何かと孤独になりやすいもの。
選考に通らないならPDCAを回せといたっところで、自分のなにが悪かったのかもイマイチ分かり辛かったりしますよね。
そこで、転職エージェントの利用がおススメです。
転職エージェントとは、専門のアドバイザーから転職支援を受けることができるサービスです。
具体的には下記のような支援を受けることができます。
- 求人紹介
- 書類添削
- 面接練習
求人紹介から、応募する企業との日程調整、面接練習まで、内定するまでのフローを全部支援を受けることができます。
転職サイトで求人を探しても同じようなところばかりで疲れてしまった…なぜか毎回面接で落とされてしまうけど、なんで落ちてしまうのかがわからない…。
そんな方には、転職エージェントを利用することがおススメです。
エージェントによっては、面接を受けた企業から不採用になった理由などをフィードバックをしてもらえるため、今回落ちてしまった原因を解明し、次に生かしていくことも出来ます。
一人で転職活動を行うよりもより原因追究がやりやすいため、確実に前に進んでいけるでしょう。
また転職エージェントにも、様々な業界を取り扱っている総合的なタイプや、IT業界専門・看護師専門問いったような業界特化型タイプの転職エージェントがあります。
自分の業種や職種にあった転職エージェントを利用していきましょう。
焦りは禁物。疲れている時こそ転職活動を見直して
早く転職しなきゃと焦るばかりに、なかなかうまく進まずに疲れてしまうことはよくあります。
転職活動に疲れた状態で対策を行っても、上手く選考に進まない…という状態になりやすいです。
そういう時は、まずは疲れをリフレッシュしたうえで、これまでの転職活動のやり方を見直してみることが良いでしょう。
また時には転職フェアやプロのエージェントを利用して、人の力を借りることも大切です。
使えるものは全て使って、転職活動の成功を目指しましょう。