初めて転職する人は、分からないことも多く不安ですよね。
どうやって転職先を探すのか、面接では何を聞かれるのか等、何から手をつけていいのか分からない人も多いと思います。
今回は、初めての看護師転職を成功させるための具体的な方法をまとめました。
どういう準備をすればいいのか、どういう流れで転職するのか、面接で聞かれること等をかいていますので参考にしてくださいね!
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初めての看護師転職を成功させる方法とは?
初めての転職で看護師転職を成功させる方法を、以下の3つにまとめました。
- しっかり準備をする
- 職場見学をする
- キャリアコンサルタントに相談する
次からそれぞれ解説していきます。
①しっかり準備する
転職が決まって即、転職先探しをしたいところですが、まずはしっかりと準備したほうがいいです。
初めに、自己分析や興味のある職の情報収集をしましょう。
下準備は時間がかかるし面倒なのも分かります。
ですが、情報収集を怠ると、余計な時間を費やすことになりかねません。
看護師の仕事はたくさんあります。
自分がやりたい分野がはっきりしていないと、求人を絞るだけでも膨大な時間がとられます。
さらに、自分に合わない分野に就職すれば、また転職することになる可能性もあります。
そうならないためにも、自己分析をしっかり行いましょう。
転職先でどうなりたいのか、将来的にやりたいことは何なのかをしっかり見極めてください。
分野が絞れたら、転職先を探してみましょう。
看護師専門の求人を使えば探しやすくなります。
同僚や、看護学生時代の友人に意見をもらうのも効果的です。
興味のある職場を見つけたら、レビュー等を徹底的に調べてみてください。
働き始めてから思っていたのと違った、となるのは嫌ですよね。
②職場見学をする
職場見学を実施している職場であれば、行ってみるのも手です。
場所によっては、面接と職場見学を兼ねているところもあります。
実際に行ってみると、ホームページやネットのレビューに書いてあることとは違う印象をうけるかもしれません。
自分の求める条件と違うところに転職しないためにも、自分の目で確認できたほうが安心ですよね!
見学に行った際は院内の清潔さや教育環境も確認してみましょう。
院内に清潔感がなければ、掃除も行き届かないほど過酷な環境ということもあります。
職員の方の対応が丁寧であれば、転職した際の教育もしっかりしていそうですよね。
エントリーする前に聞きたいことがあれば直接聞くこともできますし、ぜひ行ってみることをオススメします!
③キャリアコンサルタントに相談する
初めての看護師の転職は、キャリアコンサルタントに手伝ってもらったほうがいいです。
ハローワークにもいますし、転職エージェントに登録すると相談できます。
キャリアコンサルタントに相談することのメリットは以下の3つです。
- 自己理解を深められる
- 業界の正確な情報を教えてくれる
- 職務経歴書の添削や模擬面接をしてくれる
それぞれ解説します。
自己理解を深められる
キャリアカウンセリングを受けることで自己理解を深めることができます。
キャリアコンサルタントは次の仕事を探してくれるだけではありません。
仕事探しのプロと一緒に自己分析でき、仕事に関する悩みや不安も聞いてくれます。
一人で自己分析しても、自分に向いている分野がイマイチわからない、という人も多いと思います。
キャリアカウンセリングを受ければ、自分にどんなスキルがあるのかが見えてくるかもしれませんよ!
業界の正確な情報を教えてくれる
仕事探しのプロですので、今現在の業界のことを正確に教えてもらえます。
ネットのレビューを参考にするのもいいですが、数年前の情報で、今は変わっているということもありえます。
別の分野で転職したいけど、今の分野のことしか分からない、という人も詳しく聞くことができます。
職務経歴書の添削や模擬面接をしてくれる
職務経歴書の添削や、模擬面接をしてくれるのもオススメポイントです。
職務経歴書や面接は転職活動では絶対に必要になってきますよね。
一人で転職活動していると面接練習はできません。
キャリアコンサルタントは、看護師の面接情報もたくさん持っているので、しっかり対策することができます。
何から始めればいいのか分からない、という方もぜひ相談してみてください。
初めての看護師転職で役立つポイント
初めての看護師転職で役立つポイントは。以下の通りです。
- しっかりと準備して転職活動をする
- 相談できる人を作る
- 転職エージェントを利用する
この3つについて説明していきます。
①しっかりと準備して転職活動をする
事前にしっかり準備をしておくことが、転職成功のカギとなります。
まずは、前職やこれまでの生活を振り返ってみましょう。
転職したいと思った理由を、なるべく深く掘り下げてみてください。
転職理由を明確にしておくことで、今後の転職をスムーズに行うことができます。
転職先を探しやすくなりますし、面接の対策もしやすいですよね!
②相談できる人を作る
初めての転職活動ですし、一人で準備するのは不安ですよね。
また、相談できる人がいることで、客観的な意見をもらうこともできます。
自分の得意ではないと思っていた分野が、他人から見たら向いていると思っていた、ということもあります。
相談できる人は家族でもいいですし、できれば看護関係の知り合いがいると心強いです。
看護師にしか分からない悩み等も話しやすいですよね。
看護学生時代の友人でしたら、オススメの職場を教えてもらえるかもしれません。
現在は、看護師専門の相談窓口や、転職エージェントも多数あります。
相談できる箇所はたくさんありますので、いろんな人の意見を聞いてみましょう!
③転職エージェントを利用する
知り合いに相談できる人がいないという人は、転職エージェントがオススメです。
転職エージェントでしたら、知り合いには相談しづらいという人にも最適ですよね。
看護師専門の転職エージェントもあるので、専門的な相談もできます。
非公開求人も取り扱っていることが多いので、転職の幅が広がります。
転職エージェントを利用して、転職活動を有利に進めましょう!
転職が初めての看護師が活用すべき転職エージェント3選
上では、転職エージェント活用の大切さを解説しました。
とはいえ、転職が初めての看護師にとっては、どの転職エージェントを利用すればよいのかわかりませんよね。
そこでここでは、転職が初めての看護師に強い味方になってくれる転職エージェントを3つ紹介します。
転職が初めての看護師が活用すべき転職エージェント3選
- レバウェル看護
- 看護roo!
- マイナビ看護師
初めての転職には、転職エージェントの力が不可欠です
ぜひ登録しましょう!
レバウェル看護
レバウェル看護の特徴
- アドバイザーのサポートが手厚い
- 累計利用者数の数は40万人
- アドバイザーとの連絡は LINE でも可能
まず初めに、こちらの「レバウェル看護」を紹介します。
これまでの累計利用者数は実に40万人以上を誇り、数多くの転職支援実績を築いてきました。
利用者の希望やスキルに沿った求人を紹介してくれるだけでなく、退職にかかわる不安な点も相談できるので、転職が初めての人も安心です。
アドバイザーとはLINEでのやり取りもできるので、空いた時間の有効活用にも役立ちます。
看護roo!
看護roo!の特徴
- 求人数が多い
- 求人先の情報に詳しい
- コンサルタントの手厚いサポート
転職が初めての看護師の場合、求人を掲載している企業の詳しい情報がわからないと、応募をためらってしまいますよね。
「看護roo!」は人間関係や職場の雰囲気など、求人広告からは読み取りにくい情報をたくさん持っているので、職場の環境をしっかりと理解できます。
また職場の良い点だけでなく、短所や実際に働いている人の口コミなども保有しているため、応募の判断がしやすいですよ!
マイナビ看護師
マイナビ看護師の特徴
- 必ず面談してくれる
- 転職スピードが早い
- 離職率の低い病院を紹介してくれる
- 地方でも相談しやすい環境が整っている
転職が初めての看護師の中には、「有名な転職エージェントを使いたい」という人もいることでしょう。
「マイナビ看護師」は転職支援サービス大手として有名な「マイナビ」が展開する看護師専門の転職エージェントです。
抜群の知名度に恥じないサポート体制と豊富な求人数が好評で、多くの看護師から支持を集めています。
登録手続きも非常に簡単なので、気軽に登録してみましょう!
マイナビ看護師の評判は?利用者の口コミやフル活用するポイントを徹底解説
看護師転職の流れ
看護師の転職の流れは以下のとおりです。
- 転職先を探す
- 書類作成や面接対策をおこなう
- 面接
- 内定
- 現職の引き継ぎ
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①転職先を探す
しっかりと準備を終えたら、転職先を探しましょう!
看護師の仕事は病院の他にもたくさんあります。
- クリニック
- 介護施設
- 保育園
- イベントナース
など、上記以外にもたくさんあります。
一口に看護師と言っても、それぞれ勤務形態や業務内容が全く違います。
働きたい条件に合っていそうな転職先を調べてみてください。
自分一人ではよくわからない場合は、ハローワークや転職サイト、転職エージェントを活用して探しましょう。
②書類作成や面接対策をおこなう
働きたい職場が決まったら、書類作成をしましょう。
エントリーのためには、履歴書と職務経歴書が必要です。
看護師の転職では、職務経歴書が重要になってきます。
前職ではどのような仕事をし、どのような経験を積んできたかをベースに、転職先でどのような活躍をするのか等の判断材料にします。
採用に関わる大事な書類なので、しっかり書きましょう。
書き終わったら、看護関係の知り合いや、キャリアコンサルタントに見てもらうとよいでしょう。
面接対策もしっかり行ってください。
次の項目で面接の注意点を書いています。
③面接
面接について以下の4つにまとめました。
- 面接前にしておくこと
- 面接時の注意点
- 面接で聞かれること
- 面接時に確認しておくこと
次からそれぞれ解説していきます。
面接前にしておくこと
面接を受ける前に、会社のホームページをよく見ておきましょう。
特に、何に力をいれているのかなど、その会社特有の看護観や特色はチェックしておきましょう。
そうすれば面接で志望動機をいいやすくなりますよね。
また、調べたときにできた疑問点などは必ずメモしておきましょう。
面接時に聞くことができ、不安点が入社前に解消できるので安心ですよね。
面接時の注意点
面接時の注意点は以下の3点です。
- 清潔感のある服装にする
- ハキハキしゃべる
- 自信なさそうにしない
清潔感のある身なりで面接に臨みましょう。
髪の長い人はまとめて、女性ならナチュラルメイクが望ましいです。
服装はスーツが多いと思いますが、私服で来るように言われた場合は、襟付きのシャツなどの派手でないものにしましょう。
面接は緊張しますが、ハキハキと喋ることを心がけてください。
面接官は採用されたら上司になる人ですので、これから一緒に働きたい、と思ってもらえることが大事です。
自信なさそうな雰囲気ですと、採用側は不安になりますよね。
そうならないためにも、下調べや予行演習などはしっかりと行い、しっかり答えられるようにしておきましょう!
面接で聞かれること
主に面接で聞かれることをまとめました。
- 志望理由
- 退職理由
- これまでの経験
- どんな看護師になりたいか
- はい、いいえで答えられる質問
- 質問はあるか
次からそれぞれ見ていきましょう。
志望理由、この職場を選んだ理由
志望理由は必ず聞かれます。
履歴書にも書きますが、あくまでメモ程度の認識でいてください。
書いた内容に沿って、もっと踏み込んだことを答えるようにしましょう。
これまでの業務経験と絡めて、転職先でどのように活躍できるのかをアピールすることが大切です。
前職とは別分野で転職を希望しているなら、どうしてその分野で働きたいのかを盛り込んでください。
全くやったことのない仕事だとしても、前職で頑張った点などを絡めて、その経験を活かして転職先でどういう人になりたいかを答えましょう。
退職理由
転職の場合は、退職理由も必ず聞かれます。
特に短期間で退職をした場合、採用担当が一番知りたい点だと思いますので、しっかり答えましょう。
退職理由で「職場の雰囲気が合わなかった」「給料が安すぎた」などのマイナス面を言うのはあまり好まれません。
「こういう経験を積みたかった」など、なるべくポジティブな回答を心がけましょう。
もちろん、「育児のために休日を大事にしたかった」などの家庭事情の場合は、転職先も知っておきたいはずなので、素直に答えましょう。
これまでの経験
職務経歴書にも書いたと思いますが、そのまま言うのはあまり好まれません。
今までの職場でどんなことを学んだのか、そこからどんな貢献をしたのかを詳しく話してください。
その経験から、次の職場ではこのように活かしたい、と言えると良いでしょう。
どんな看護師になりたいか
前職での業務経験と絡めてどんな看護師になりたいかを話しましょう。
看護師を目指したきっかけを元に、将来的にどんな看護師を目指しているかを話すのも良いです。
どうして看護師になったのか、事前にしっかり掘り下げておくと考えやすくなります。
はい、いいえで答えられる質問
「うちの職場は残業が多いけど大丈夫?」などの質問をされることも多いです。
ですが、「はい」だけで答えるのは危険です。
「以前の職場では〇〇〇の経験をしてきたので大丈夫です」などの具体的な経験を踏まえて答えるようにしましょう。
ちゃんと受け答えができるかを見ている場合もあります。
質問はあるか
これから働くかもしれない場所なので、疑問点がある場合は聞いておきましょう。
また、何も質問がないと、意欲がないと思われることがあります。
ホームページを見ていて疑問に思ったこと、サイトに載っていなかったことなど、事前に質問を用意しておきましょう。
面接時に確認しておくこと
面接時には、以下のことをしっかり確認しておきましょう。
- 求人に書いてあることと相違がないか
- 給与について
- 残業について
求人の内容を更新しておらず、書いてあることと違う可能性もあります。
入社してから違うと気づくのは嫌ですよね。
給与や残業のことは聞きづらいですが、このあたりは面接時に話してもらえることが多いです。
もし言われなかった場合、「求人にはこう書いてありましたが、間違いないですか」などと聞いてみるのも手です。
④内定
内定がでたら、速やかに返信しましょう。
複数応募していて、断りたい場合もなるべく早く伝えましょう。
入職日の確認などもこの時に行いましょう。
⑤現職の引継ぎ
退職が決まれば、基本的には2~3ヶ月前には退職する旨を伝えましょう。
シフトの調整や引き継ぎのためにも、なるべく前もって伝えることが大事です。
職場によってはもっと早く言わないといけない場合もあります。
就業規則を確認しておきましょう。
また、後任者に引き継ぎや申し送りをしっかり行いましょう。
引き継ぎが甘く、退職後に患者に必要な処置が行われなかった、などということはあってはなりません。
業務内容や、気をつけるポイントを伝えてください。
その際、誰が見ても分かるように丁寧に細かいことまで書いておくことをオススメします。
認識の齟齬が起こらないよう、引き継ぎノートなど見返せるような形態で渡すと良いでしょう。
どうして看護師は転職に失敗するのか?転職を失敗しないためのコツ
初めての看護師転職でよくある質問
初めての看護師転職でよくある質問をまとめました。
- 看護師の経験が浅いけど、転職できる?
- 転職したいけど、今辞めるべき?
- 最適な転職時期はいつ?
- 面接時に給料のことを聞いたり、交渉してもいい?
以下に回答を書いていきます。
Q1:看護師の経験が浅いけど、転職できる?
看護師の経験が浅くても転職はできます。
看護師の需要は高く、求人はたくさんあります。
ただ、転職先を探す際は、必ず教育や研修がしっかりしているところを選んでください。
看護師の経験があるということで、即戦力になることを期待して採用される場合もあります。
経験が浅いのに、入社してすぐにほったらかしにされたら困りますよね。
職場体験や面接の際には、教育環境がしっかりあるかどうかを確認しましょう。
また、面接対策の際には、これまでの勤務でどういう点に力を入れてきたかをしっかり思い返して見てください。
面接では、その経験から、次の職場でどんなことをしたいかを答えましょう。
アピールポイントが見つからない場合は転職エージェント等を活用して転職活動を進めて行きましょう!
Q2:転職したいけど、今辞めるべき?
パワハラがあったり、過重労働で心身ともに限界の場合は、転職をしたほうがいいです。
強いストレスがある環境では、パフォーマンスが下がり、本来できることができなくなります。
そうなると、昇給やスキルアップなども難しくなりますよね。
体調を崩し、仕事に復帰できなくなるかもしれません。
そうなるまえに、早めに転職をすることをオススメします。
それ以外の場合は、本当に辞めるべきなのか、今何に不満を感じているのかをしっかり見つめ直してください。
看護関係の知人に相談するのもよいでしょう。
異動で環境が改善したり、業務経験が浅い場合は慣れていないだけ、ということも考えられます。
しっかり考えて、その不満点が転職でしか改善できないのであれば、転職を検討しましょう。
Q3:最適な転職時期はいつ?
1〜2月、もしくは7〜8月です。
この時期は看護師が辞めて人手が足りなくなっているので求人が増えます。
理由としては、6月、12月にボーナスが支給され、それを受け取って辞める人が多いからです。
人手が足りず困っている現場が多いので、採用されやすくなります。
また、2月には業務が他の月と比べて少なく、6月頃には新人研修も終わります。
1〜2月、7〜8月なら、転職後の教育もしっかりしてもらえるためオススメです。
Q4:面接時に給料のことを聞いたり、交渉してもいい?
面接時にすぐに給料の話をするのはあまり印象がよくありません。
ですが、金額が書いていない場合はどれくらいもらえるのか気になりますよね。
事前に知りたい場合は転職エージェントに聞いてみると良いでしょう。
転職エージェントが把握している求人であれば、調べてくれる可能性があります。
また、求人に載っている給料が希望より少ない場合は、交渉したくなりますよね。
給料の話はなるべく避けたいですが、生活する上で重要です。
直接交渉というよりも「扶養家族がいるのでできれば前職よりも下げたくないのですが・・・」などの聞き方なら良いかもしれません。
准看護師が使うべき転職サービスはこれ!転職時に気を付けるポイントとは
【まとめ】初めての看護師転職を後悔しないように行動しよう
今回は、初めての看護師の転職に必要なポイント等を解説しました。
転職前にしっかりと準備することの大切さが分かったと思います。
転職エージェントを利用すると、様々なサポートを受けられるのでおすすめです。
より良い職場環境を求めての転職ですので、後悔のないように行動しましょう!