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三井住友銀行へ転職(中途採用)は可能か?年収はどの程度?

大企業への転職

三井住友銀行は国内でも有名なメガバンクで、転職希望者が毎年大勢いる企業です。

このような企業の場合、選考を勝ち抜いていくのが難しいと感じているなど、効果的に転職活動を進めるにはどうすれば良いのかわからないといった方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、三井住友銀行への転職は可能かどうかを判断するために必要な情報を紹介します。

中には、転職するかどうかを判断するための、年収や社内の雰囲気といった細かい情報も含めています。

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三井住友銀行の企業概要

株式会社三井住友銀行は国内、海外合わせて450以上の支店を持ち、従業員数は29,000人を超えるメガバンクです。

主な事業は銀行業ですが、他にも様々な事業を展開しています。

事業内容

三井住友銀行では銀行業以外にも、投資関連や海外に目を向けた事業などが展開され、今もなお成長を続けています。

具体的にどのような事業が展開されているのか、この段落で3つ紹介します。

銀行業

銀行業では、三井住友銀行の本店や国内外にある支店において、預金業務や貸出業務、証券投資信託の窓口販売などが行われています。

具体的には、国内の場合、SMBC信託銀行とジャパンネット銀行が国内の預金業務や貸出業務などの銀行業務を行っており、ジャパンネット銀行はインターネット専用の銀行として運用されます。

海外においては、欧州三井住友銀行やブラジル三井住友銀行、ロシア三井住友銀行など世界各地にある支店で預金業務、貸出業務などの銀行業務が行われています。

リース業

リース業ではSMBCリース・ファイナンス会社という企業が業務を行っています。

具体的な事業内容としては、顧客に代わって機械設備などを購入するための資金調達と設備の購入を行い、その設備を長期間顧客に賃貸(リース)することです。

リース期間中は購入代金や金利、保険料などを顧客に支払ってもらい、その代金が利益になっています。

海外事業

海外事業では、海外にあるにある三井住友銀行の支店(SMBCキャピタル・マーケット会社)が投融資業務やスワップ業務などを行っています。

さらに、三井住友ファイナンス・オーストラリアでも投融資業務が行われます。

他にも、これまで三井住友銀行が培ってきた金融サービスの知識・経験を活かしたコンサルティングサービスなども事業の一つです。

トップのメッセージ、企業理念

三井住友銀行頭取の高島でございます。

三井住友銀行の更なる飛躍に向けて、全力を尽くして参りますので、よろしくお願い致します。

経営理念に立ち返り、「最高の信頼を通じて、日本・アジアをリードし、お客さまと共に成長するグローバル金融グループ」を目指すというビジョンをしっかり再確認して、Five Values(Customer First、Proactive and Innovative、Speed、Quality、Team SMFG)に徹底して磨きをかける経営を行っていきます。

三井住友フィナンシャルグループを中心とした経営体制の下、グループ全体の更なる発展に、頭取として、粉骨砕身、最大限の貢献を果たしていきます。

みなさまの一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

会社概要

会社名 株式会社三井住友銀行
所在地 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号(郵便番号100-0005)
資本金 17,709億円
事業内容 銀行業、リース業、海外事業など
従業員数 29,192人

三井住友銀行の採用職種・仕事内容

三井住友銀行では国内だけでなく、海外でも活躍できる人材を求めていくつもの職種が募集されています。

この段落では代表的な職種を6つ紹介します。

自分の経歴やスキルに見合った職種があるのかを確認してみましょう。

法人営業

法人営業は企業の経営を支える重要な役職の一つで、主に外資系グローバル企業などニーズに応えて経営課題を解決するのが仕事です。

顧客のために資金調達を行うことはもちろん、アライアンス先の紹介や企業の再生をサポートすることも法人営業仕事に含まれています。

また、社内外の専門知識を持った人たちと協力し、案件をリードしていくことがこの職種の魅力です。

給与

面接後、スキル・経験年数などを踏まえ職務等級、階層等により決定

アナリスト

アナリストは市場や業界内の動向を調査・分析し、金融ビジネスにおいて有益な情報を見出すことがメインの仕事となっています。

具体的には、今後の戦略を練るために業界の将来を予測する業界調査や、企業毎の特徴や強みを調べ経営状況を把握する信用調査などが挙げられます。

アナリストはこれらの業務から得た情報をもとに、法人の顧客に対して課題解決に繋がる戦略をアドバイスします。

給与

面接後、スキル・経験年数などを踏まえ職務等級、階層等により決定

トレーディング

トレーディングは為替や債券などの市場性金融商品の売買を行うことがメインの仕事となっています。

さらに、世界中で起きている出来事を逐一チェックし、金融マーケットの動向をキャッチしながら相場の分析を行い、適切なタイミングで取引を行うことも重要な仕事です。

給与

面接後、スキル・経験年数などを踏まえ職務等級、階層等により決定

アシスタント業務

アシスタント業務は三井住友銀行が行っている金融ビジネスをサポートすることが仕事です。

法事営業部や本店の各部署などをサポートするために、最前線で働いている社員達とコミュニケーションを取り、円滑に業務を進められるように考え実行しています。

給与

面接後、スキル・経験年数などを踏まえ職務等級、階層等により決定

接客・コンサルティング業務

接客・コンサルティング業務は各地にある支店に訪れる顧客への対応の他、顧客が満足できるサービスを提供することが仕事です。

顧客一人ひとりの考え方やライフスタイルなどを考慮し、資産の運用方法をコンサルティングすることも仕事に含まれます。

顧客のこれからの人生を一緒に考え、目標を達成することがこの仕事のやりがいです。

給与

面接後、スキル・経験年数などを踏まえ職務等級、階層等により決定

ファイナンシャルアドバイザー

ファイナンシャルアドバイザーは個人の顧客に対して、資産運用や相続、遺言信託といったお金に関することのアドバイスをすることがメインの仕事です。

金融に関する知識や経験などをもとにして、顧客の資産を有効活用することを考えなければならない職種となっています。

給与

面接後、スキル・経験年数などを踏まえ職務等級、階層等により決定

三井住友銀行の給与・年収

メガバンクである三井住友銀行の年収は気になっている方も多いのではないでしょうか?

ここからは、転職時の参考になるよう、平均年収や年代別の年収などを紹介します。

全体の平均年収

有価証券報告書によると、三井住友銀行の平均年収は882万円となっていました。

過去の年収の推移を見ると、平均年収は上昇し続けており、平成28年度には1,251万円に達しています。

年代別の年収

年代 平均年収
20~24歳 298.0万円~328.0万円
25~29歳 631.3万円~681.3万円
30~34歳 681.3万円~781.3万円
35~39歳 704.5万円~808.5万円
40~44歳 787.5万円~908.5万円
45~49歳 895.5万円~1017.5万円
50~54歳 980.2万円~1090.2万円
55~59歳 971.1万円~1081.1万円
60~65歳 635.9万円~1081.1万円

三井住友銀行の競合企業と平均年収比較

企業名 平均年収
三井住友銀行 882万円
三菱東京UFJ銀行 800万円
みずほ銀行 673万円
りそな銀行 650万円
新生銀行 770万円

三井住友銀行と他の競合企業4社の平均年収を比較すると、三井住友銀行の平均年収が最も高い結果となりました。

銀行としての規模の大きさと、海外に向けた金融ビジネスを積極的に行っていることから、年収に差がついているようです。

給与に関する口コミ・評判

他の一般企業と年収を比べると、かなり高い方だと思っています。30代以降の総合職であれば、年収が900~1,000万円に達する人も多くいるので、給与に関しては満足している方が多いです。

毎月の給与以外に、ボーナスも年二回しっかり支給される他、業績次第で特別給与なども支給されるのは嬉しいです。

職種によってはかなり高額の給与をもらっているようですが、事務職などの場合はそれほど高くないと思います。入社前のイメージと違っていたのは残念です。

三井住友銀行の福利厚生制度

三井住友銀行は業界内でも大きな企業ということもあり、福利厚生制度に関しては充実しています。

具体的に、どのような制度が揃っているのか、ここから見ていきましょう。

退職者再雇用制度

退職者再雇用制度は結婚や育児、介護など様々な理由で退職することになった従業員を再雇用できる制度のことです。

再雇用できる条件として、退職後5年以内に復職を希望しなければなりません。

また、退職時に勤めていたエリア以外への復職も可能です。

勤務地変更制度

勤務地変更制度を利用すると、隔地間転勤のない職種であったとしても結婚や介護、配偶者の転勤などの理由により居住地が変更になる際は勤務地を別の場所に変更することができます。

勤務地を変更する理由に関しての制限はなく、やむを得ない場合は誰でも申請することが可能です。

育児休業制度

育児休業制度は子供のいる家庭に適用され、子供が1歳6ヶ月になるまでは育児を理由に休業することができます。

さらに、保育所への入所ができない場合は子供が2歳になるまで制度を延長することが可能となっています。

また、勤務歴が1年以上の社員に限られますが、保育所への入所時期に合わせて職場復帰するタイミングを調整することもできます。

介護支援制度

介護支援制度は要介護の家族と暮らしている社員が、家族の介護を理由に休暇を取得できたり、勤務時間を短縮したりすることができる制度です。

具体的には、介護休暇の場合は5日間、介護休業では1年、短時間勤務であれば3年間はこの制度を利用して働き方を調整できます。

また、介護に関する相談ができるように、24時間体制の相談窓口まで設置されています。

福利厚生に関する口コミ・評判

福利厚生の中に健康診断やインフルエンザの予防接種を受けられる制度があるのは良いと思います。さらに、社員の優待サービスや社食があることも嬉しいポイントです。

福利厚生に関しては、非常に充実しているので満足です。他の企業で導入されている福利厚生制度はほとんど揃っていると思います。

家庭を持つ社員や、小さい子供がいる社員への理解がある福利厚生が整っていて助かります。特に時短勤務に関しては、子供の送り迎えや家事をこなすことができるので素晴らしいです。

資産形成のための住宅預金や財形などがあり、個人的には嬉しい福利厚生制度となっています。他の福利厚生に関しても充分揃っていると思うので、不満はありません。

勤務時間・休日休暇

転職活動中の企業研究では、志望企業の勤務時間や休日休暇に関しても細かくチェックしておきましょう。

入社後の働き方に関するミスマッチを防ぐためにも必要なポイントです。

ここからは、三井住友銀行の勤務時間と休日休暇の情報を紹介します。

勤務時間

三井住友銀行の標準的な勤務時間は8:40~17:10の休憩1時間となっており、業務の状況によっては時間外勤務も発生します。

時間外勤務が発生する場合は、法律で定められた時間以内を厳守するようになっています。

短時間勤務

子供がいる家庭の場合、短時間勤務を申請することができます。

申請できる条件として、小学校6年生までの子供がいることです。

申請後に調整できる時間は、1日1.5時間短縮、1日1時間短縮、1日30分短縮となっています。

半日休暇

半日休暇は年次有給休暇や看護休暇、介護休暇などを半日単位で取得することができます。

休暇の取得理由や目的には決まりがなく、どのような事情であっても取得することが可能です。

ちなみに、多くの取得理由は、子どもの送り迎えや家族を病院へ連れて行くなどです。

看護休暇

看護休暇は小学校6年生までの子どもがいる家庭に適用される休暇制度で、子供の看護(負傷や健康診断、予防接種)により休まなければならない場合は特別休暇として休むことができます。

取得できる休暇の基本的な日数は年10日ですが、子供が2人以上いる場合は年20日、半日単位の取得も可能です。

勤務時間・休日休暇に関する口コミ・評判

有給休暇をしっかり取得することができるので、プライベートを充実させられます。取得しようと思えば最大で10日間連続取得することができます。

勤務時間に関しては細かく管理されています。自分が使っているPCのログイン・ログオフで勤怠管理がされているので、無駄な残業は発生しません。

勤務日数はほとんどカレンダー通りに行われ、休日出勤もあまり発生しません。私が配属された部署では、年に数回程度は休日出勤が発生しました。

育児休暇や連続休暇などを取得しやすい環境が整っている、良い会社だと思います。プライベートの時間をしっかり取れるのは嬉しいです。

社内の教育・研修制度

  • 法人基礎プログラム
  • 個人基礎プログラム
  • SMFG合同研修
  • グローバル人材の育成
  • 銀行業務基礎プログラム

三井住友銀行には、新人用の基本的な研修からキャリアを意識した高度な金融知識を学ぶためのプログラムなど、教育・研修制度が揃っています。

中には、海外事業も意識した研修もあり、社員は様々なスキルアップが可能です。

教育・研修制度に関する口コミ・評判

仕事に関する知識は自分から学びに行く姿勢が求められますが、教育制度は充実しているので積極的に学びにいけば、しっかりと自分の力をつけることができます。

新人研修では学ぶ内容が多く、苦労することも多くあります。しかし、フォローアップ研修があるため、研修の内容を着実に身につけられます。

教育・研修制度に関しては、充分整っているように思います。OJTも実施されるので、困ったことがあってもすぐに対処してもらうことができ、安心感を持ちながら働けます。

 

職場の雰囲気や社風

転職時に気になることの一つとして、職場の雰囲気や社風があります。

長く勤めたいと考える場合、雰囲気と社風が自分に合っているかどうかは重要なポイントです。

ここからは、三井住友銀行における職場の雰囲気や社風について紹介します。

顧客の立場に立って仕事をする

三井住友銀行では、顧客の資産運用や金銭的な融資なども行っており、顧客の状況に応じて適切なサポートができるような対応が求められます。

そのため、社員の多くは顧客目線で仕事を行っており、何が最適な方法かを考えながら仕事をする風潮があります。

メンバー同士で助け合う職場

多くの部署では、一つのチームが一丸となって仕事していて、先輩と後輩が一緒に仕事を行うことがあります。

もし、チーム内の誰かが困っていたり、トラブルを抱えていたりするときは助け合いながら問題を解決しよう、という雰囲気があり働きやすい環境となっています。

また、部署によっては、アットホームな雰囲気があり、メンバー同士で食事に出かけることもあるようです。

職場の雰囲気や社風に関する口コミ・評判

私が働いている部署はメンバー同士の仲がよく、温かい雰囲気があります。新人の頃はわからないことが多くありましたが、先輩方が優しく指導してくれました。

働いている人が温かいと思います。みんな必ず挨拶をしてくれる他、毎月部署内の飲み会が開かれるのでコミュニケーションが取れます。

この会社は新人教育に力を入るように感じるので、困っていれば上司や先輩が必ずフォローしてくれます。さらに、社内の繋がりを大切にする風潮があるので、部署間の仲も良いです。

社内はコンプライアンスへの意識が非常に強いので、どの社員も真面目に働いています。問題が起こりそうな要素があれば、みんなで対処します。

三井住友銀行への転職で役立つ転職サイトorエージェント

大きな企業への転職を検討する際は、転職サイト・エージェントを利用して、十分な準備をしておくことが重要です。

企業研究はもちろん、面接対策やスキル・知識の効果的なアピール方法なども把握しておく必要があります。

では、具体的にどのような転職サイト・エージェントが役に立つのか紹介していきます。

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JAC Recruitmentは金融業界への転職のサポートに強い転職エージェントで、質の高い独占求人を紹介してもらうことができます。

転職希望者へのサポートも充実しており、キャリアプランの相談や面接対策、キャリアの棚卸しなどを無料で行ってもらえます。

これからキャリアアップを狙いたい方や、金融業界の専門職で活躍したいという方は登録しておきましょう。

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リクルートエージェントは国内でもトップクラスの転職エージェントで、豊富な求人数が特徴的です。

求人数が多いため、自分に合った職種の求人を見つけやすくなっています。

また、在籍する転職コンサルタントに希望求人への応募資格があるかどうかを確認することができるので、転職に自身が持てない方は利用してみましょう。

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日経キャリアNETは日本を代表する企業や外資系企業の求人を多数取り扱っており、三井住友銀行の求人も取り扱っています。

提供されているサービスにはスカウト機能があり、自身の経歴やスキルを登録しておくと企業側からスカウトされることがあります。

他にも、転職支援ガイドや転職活動マニュアルなども掲載されているため、これから転職活動を始める方はまず登録しておきたい転職サイトです。

日経キャリアNETの口コミ・評判サービス内容
優良求人の多さで名を馳せている日経キャリアNET。転職希望者にとって、転職しやすいサービスが多く揃っており、利用者の満足度が高い転職サイトでもあります。

まとめ

三井住友銀行では事務系やサポート系の職種なども募集されていますが、多くは金融系の知識が必要な職種がメインで募集されています。

専門的な知識が求められるため、面接や履歴書では自身の経歴・スキルなどを効果的にアピールして、充分な能力があることを企業側に伝えなければなりません。

そこで、上手なアピール方法を把握して、自分に合った職種を見つけるためにも、転職サイトやエージェントは利用しておくことが大切です。

転職に関する適切なサポートを受けながら、上手に転職活動を進めていきましょう。

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