今回お話を聞くのは、30歳にさしかかったばかりの女性、Kさんです。
Kさんは、結婚相手にも仕事で活躍してほしいという願いのもと婚活に励んでおられるようですが、なかなか結婚できずに悩んでいるようです。
今回話を聞いた方
Kさん:30歳
東京都出身
共働き希望の男性を求めて婚活中。
「共働き希望」同士のマッチングサイトで婚活する日々
--Kさんは結婚のために婚活に励んでいると思うのですが、現在はどんな活動を?
Kさん:今は主に、「キャリ婚」という共働き希望の男女をマッチングさせるサイトに登録してます。
--Kさんは結婚相手にどんなことを求めているのでしょうか?
Kさん:わたしも結婚相手もフルタイムで働くこと。私が憧れていた仕事に転職できて仕事を楽しんでいるので、家に帰ってきて仕事の不満ばかり鬱々と話す人は嫌ですね。
--共働き希望が一番の希望なんですね。
Kさん:そうですね。ほかも細々と希望はありますけど、一番はそこかな。お互い家事することを求めないこと、外で仕事に生きがいを持つことが何より大切です。私自身身なりにも気をつかってるつもりだし、年収だってそれなりだけど、私の「働き続けたい」ってだけで、結婚のハードルが上がってる気がします…。
共働きを希望するのは「仕事をエンジョイしていたいから」
--Kさんが婚活に力を入れ始めたのはどうしてでしょうか?
Kさん:ついこのあいだデートしていた男性の口から、「結婚後は自分で家事をやりたくない」とか、「子育ても基本は嫁に任せたい」だとか、共働きの未来が見えないことを言われて、それで気持ちが萎えたんですよね。
--それは確かにKさんの希望からするとミスマッチですね。
Kさん:そうなんです。それで「ああ、ちょっと本腰入れようかな」って。私は今の仕事を楽しんでるので、正直家事は外注をフル活用したい。なんなら掃除とか料理も最低限で良いし、現状すぐに子供が欲しいとも思わないので、なんとか同じ気持ちの異性と出会いたいなと。
専業主夫と結婚する選択肢はないのか?
--Kさんはご自分の仕事を優先して結婚生活を送りたいということですかね。
Kさん:そうですね。転職したばかりですし。
--「専業主夫と結婚する」という選択肢はないのでしょうか?
Kさん:それは無いですね。わたしはお互い外で仕事を楽しんでるって価値観を共有したいので。でも夫は別に収入が多くなくてもいいんです。旦那の収入目当ての結婚ではないですし。ただ、都内で自分の生活を切り盛りできるくらいには稼いでてほしいってくらいですね。だから理想としては私と同じくらいの年収だとうれしいです。
--Kさんとしては、「稼いでほしい」とも、「家のことをやってほしい」とも思ってないわけですよね。
Kさん:そうなんです。週1程度の掃除洗濯くらいなら自分でやるし、料理だって頻度は多くないけどそれでもいいし。
子供は作らないのか?
--結婚生活と切って話せないのが子供だと思うのですが、子供は今後も欲しくなることはないでしょうか。
Kさん:ふだん子供と接する仕事をしているので、子どもとの触れ合いとか子育ても仕事で間に合ってるところがあるんですよね。それに、私は世の中の子どものために一生働きたいと思ってて、そこにやりがいを見出すタイプなので。べつに自分の子じゃなくてもいいんですよ。
--なるほど、じゃあ子供も現時点欲しいとは思わないと。
Kさん:でも、もし結婚した後子どもができたらその子は絶対大事に育てる自信があるし、それも妻である私の仕事の一部だとも考えています。
自分より全然稼ぎがない男との結婚は可能なのか?
Kさん:私自身の年収が年相応+αなくらいにもらっていることを考えると、相手も別に800万円とか1000万とかの年収なんて求めない。生きる上で必要な額を、楽しく仕事で稼いでてくれればそれでいいんです。
--自分より年収が低い男性との結婚、いわゆる下方婚でも構わないわけですかね?
Kさん:年収200万円とかだと、一人で都内の生活を切り盛りできなさそうだし…。アラサーとかになって年収200万とかってのもフリーターとかですかね。それもちょっと。
--最低限正社員で働いていてほしいってことですかね。
Kさん:正社員でもブラック企業勤務とかだと会社に身を沈めるような気がして、病んでそうとか、将来病みそうなのでちょっとやだな。ホワイトな会社で正社員しててほしい。
--具体的な額でいう年収の希望はありますか?年収300万円なら?
Kさん:300万あればなんとか都内一人暮らしできそうだからありだと思います!わたし難しいこと言ってるんですかね…。
Kさんは「価値観を共有できる相手」との結婚を望んでいる
--ちょっとお話をまとめますね。
--Kさん自身、家事を積極的にやる気はないし、同時に結婚相手にも家事を強く求めない。多くの稼ぎも求めないし、子どもに焦ってもないということですね。
Kさん:そうですね。仕事とか生活の中で同じくらいの苦しみを抱えてて、その苦しみを二人で平等に分かち合いたいって思いですね。
--……なんだか、勝手なイメージだと結婚できそうだなと思ってしまいますが…。
Kさん:それが現時点できてないんですよねー。条件はいくつか出してるとは思いますが、そこまで無理難題なテーマではないと思っているつもりなんですが…。
--Kさん、今回は正直な気持ちを聞かせて頂いて、どうもありがとうございました。Kさんの思いが実る日を祈っております。
Kさんのインタビューを終えて
今回は、憧れの業界への転職後、理想通りの結婚ができないことで悩んでいるKさんにお話を聞きました。
Kさんは他の女性と同じ、ただ「価値観を共有できる相手」を求めているだけでした。
しかしいかんせん、現代日本の男性は、Kさんのように金銭的にも意識的にも独立した女性を良しとしない人も多いです。
「家内」なんて言葉がその「女は家にいるもの」という古い価値観をよく表してますよね。
だからといって、Kさんに「結婚の条件を甘くしろ」とも言いづらいので難しい問題です。
この記事を書いたライター
占い師からライターという異色の経歴を持つ男。
占い師時代の経験と勘であらゆる問題に切り込む。
苦手なものは移動時間。